奈良のファミリー公園前駅を一人で散歩してきた

  • 更新日: 2019/01/22

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家族向け施設の周辺を一人でさすらう


今回の散歩の舞台となるのは、近鉄橿原線にある「ファミリー公園前」駅です。その名の通りこの駅のすぐそばには大型娯楽施設が存在し、家族での利用が想定されています。

名前からして「ファミリー向けですよ(ニッコリ)」とでも言いたげなこの駅周辺で、孤独な人間はいったい何を発見することができるのでしょうか。

場所はここ↓らへん





12月29日正午、「ファミリー公園前」駅に到着。
構内にファミリーの姿はないものの、遠くからわずかながら男児のさわぐ声が聞こえてきます。
ちなみに気温は7度。



この暗いトンネルを抜ければ、素敵なファミリーの地へ。



ファミリーっぽいカラフルさの屋根。
この駅、構内にトイレがないようです。
(駅から徒歩数分のところにありました)



駅電話。
非常用のものでしょうか。
向こうには絶滅危惧種の緑電話も。



すぐ近くにある大型娯楽施設「まほろば健康パーク スイムピア奈良」までの通路には屋根が設けられていました。



これがスイムピア奈良。
屋内屋外両プールだけでなく、フィットネススタジオにテニスコート、野球場にサイクリングステーションや大型公園などさまざまな設備が揃えられているファミリー向けの人気スポットです。
ファミリー公園前駅も元々はこの施設のために臨時駅として造られたとのことで、屋外プールが営業している夏季にはたくさんの人でにぎわうのだとか。

その反面、冷え込みが激しい冬季には同路線の中でもっとも少ない400人前後までに利用者数が激減してしまうようです。(その次に少ないのは「石見」駅の2136人)

(参考:https://www.kintetsu.co.jp/tetsudo/c.html#02)

今は年末真っただ中な上、すでに年内の営業が終了したころに来てしまったので閑散としていますが、シーズン中に訪れるとまた異なった風景が見られるかもしれませんね。



「油掛け地蔵」!
なんだかすごくダーティそうなネーミング。
イタズラをした子どもの家を油まみれにしたりなんかするんじゃないでしょうか。
ぜひとも足を運びたかったのですが、今回は見つけられず断念。

ちなみに上の「起点」というのは「大和中央自転車道」のスタート地点という意味らしいです。
地図を見た限りでは工場が多いので、マニア向けなサイクリングロードなのかも。



えっ奈良に新幹線が!?
しかも激安!







これがミニ新幹線の乗り場。
地方の無人駅を彷彿とさせられます。
路線には踏切も完備。
大人の方にとってはいささかルールが厳しく感じられるかもしれませんが、安全のためだからね、仕方ないね。





ミニ新幹線乗り場の近くにはファミリープールが。
赤い■はいったい何に使うのでしょうか。
ちなみに営業は8月31日まで。



「ここで一句」みたいに言われても。



バルーン型工事中看板。
近づくと「ゴオオオオ」と音がしてなんだかこわい。







数組の家族が寒さに負けず遊んでいたアスレチック遊具を撮影。
一見ただの巨大滑り台のようで、実はジャングルジムに通信機器まで備えているという優れもの。
欠点は冬場になると金属部分が異様に冷たくなると言ったところでしょうか。
ちなみにこれを撮ってる間、周囲からものすごい視線を感じました。


 
何かのゴールに到着。
でも散歩はまだまだ続きます。







公園の入り口前には謎のオブジェが。
なんでも、30年前に奈良市内で開催されていた「なら・シルクロード博覧会」の展示物だったのだとか。
テーマは「民族の英知とロマン」で、当時は春日大社の参道に置かれていたようです。
英知とロマン、そして時代の流れを感じさせられますね。



オブジェに紛れてあの標識も並んでいました。
首が錆で切断されてるように見えてなんだかホラーな雰囲気。



公園でくつろいでいるようにも、寒さに歯を食いしばっているようにも見えるおっさんの像。
看板にはうっすらと「チンギス・ハーン」と書かれていました。
奈良はモンゴル帝国の一部だった?



中身を見る気にはなれません。



たまたま謎の林道を見つけたので歩いてみる。



はいっちゃだめ!



意味ありげな十字路。
ひとまず直進。



さっきからやたらこの看板が目につく。
なにかのメッセージか?
しかもどこかしら、同じような錆び方をしているような……。



ボロボロのベンチ。
最後に使われたのはいつごろでしょうか。



なぞの白いもの。
材質はプラスチックと思われます。
ベンチ代わりか?



管制塔のようなものを発見。
調べてみたところ、この施設は「奈良県流域下水道センター」とのこと。
施設全体を見回すためのものでしょうか。



林道を離れ、今度は枯れ木が立ち並ぶ街路を歩いてみる。



何を捨てては行けないのか、みんなでよく考えてみましょう。





突如現れた、この地域の伝統行事に関する説明文。
参考にはなりますが、いったいなぜこんなところに……。



このあたりはやたら雲が近い気がします。



寒空の下プカプカ川行くカルガモ一家。



民家が立ち並ぶ一帯へと入っていきます。



もうすぐ食べられてしまいそうな白菜。



股関にモザイクがかかっているように見える飛び出し坊や。





通り道にポツンと存在していた灯籠のようなもの。
「西城」というのは旧初瀬川あたりにあった集落のことを指すようです。
「太神宮」という言葉が彫られているということは、神道に関連した遺物かもしれません。





公民館前に設けられたバス停。
個人的には「スーパーおくやま前」が好き。



パッと見公道に見えるのですが、通り抜け禁止と言われても……。



こういうのって誰か書き直したりしないのでしょうか。



角にあったポンプのようなもの。
近くの畑で獲れた野菜を洗うのに使うのでしょうか。





廃屋となっていた古民家。
玄関には年齢の書かれたしゃもじが。
調べてみたところ、これは正月における願掛けのひとつで、長寿や健康を祈願するもののようです。
地域によって形式に細かい違いがあるみたいですね。



地方の民家等でしばしば見かける「マルフク」の看板。
電話回線設置のために必要となる「電話加入権」を担保として融資を行う会社でしたが、現在はすでに解散してしまっているようで、看板のみがあちらこちらに遺されています。
マルフクの看板を追い求めるマニアもいるとかなんとか。
ちなみに、同じ場所に何枚も看板を設置するのは他社看板設置への対策らしいです。



こんなところにえべっさん!





大手自動車メーカーと某オカルト雑誌の意外なつながり。



あの有名な「幸楽」がこんなところに!
実は和食屋だったみたいです。



近鉄橿原線「結崎(ゆうざき)」駅に到着。
一駅分ではありますが、かなり長い距離を歩きました。
今回の散歩はこの辺でおしまい。



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関西在住のフリーライター。
大阪や兵庫、京都奈良などに眠る散歩の秘境を探し出すため、日夜さまよっている。

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