世田谷【2020.4.24/5.1の日記】

  • 更新日: 2020/05/20

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世田谷はつつじが満開です

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しばらくの間、散歩者の生活と街の様子を日記として記録しています。


2020年4月10日(金)世田谷|ジモトぶらぶらマガジン サンポー

しばらくの間、散歩者の生活と街の様子を日記として記録しています。


退勤散歩を続けています。



4/23

というわけでこの日も退勤散歩。



緊急事態宣言が発令されてから、退勤時間が1時間早くなり、
おかげで余裕を持った散歩ができるようになった。ありがたい。





初夏の良い天気。
そういえば春って、どこ行っちゃったんだろうね。
ちょっと感じた気がするけど、「春かな?」くらいで終わっちゃったな。





好きなラーメン店がテイクアウトを始めたので買った。

買い支えたい/店には極力入りたくないという気持ちをうまく消化してくれるのがテイクアウト。
「個人経営のラーメン屋だから、テイクアウトは難しいかもしれない」と心配していたけど、
ちゃっかり始めていてくれたので助かった。嬉しい。
スープと麺に加えて、チャーシューとメンマも入っていて感激。



商店街はテイクアウトを始めているお店も多く、
「久々に街に出た」とか「久々にお店を開けた」みたいな人も多かった。
「お久しぶりです!お元気ですか?」という会話をしている人を見かけ、
そうか、今は普段会えていた人にもなかなか会えないんだよなあ、としみじみ思う。





今日は遊歩道を多めに通ろうと思う。
世田谷はとにかく歩けばすぐに遊歩道がある。いたるところにある。

なんでこんなにたくさん遊歩道があるんだろうか、と思って調べてみたら、
多くの河川が暗渠になって、それを有効活用するために緑道が生まれたらしい。
途中途中に「○○橋」と表示されているのは、かつてそこに橋があったという名残なのか。なるほど。



密です!

水道の箱、再利用するんだろうか。こういう箱が放置されているの、趣深いな。

前回も書いたが、こういう無の地(何かがあったのに壊されて。何かになろうとしている土地)が本当に多い。
友人に話したら「相続税が高いせいで相続できず、古い家を壊して、そのまま放置していることが多いんじゃないか」ということだった。そうなのかな?



脱走シーチキン。
どこから来て、どこへ行くのか。





また遊歩道。マジで遊歩道だらけだな世田谷。

このあたりは住宅街だが、わりと個性的な家が多かった。
「家の形が変!」とかではなくて、道と住宅が溶け込みすぎているというか、
家の雰囲気が道路までにじみ出ているような感じ。

窓やドアの装飾が個性的だったり、ガードレールに洗濯物が干してあったり、
道路の花壇に個人的な荷物が置いてあったりと、なんというか、歩いているだけでお宅訪問をしているような道だった。気まずかった。



謎のバリケード。

なんで通れないんだろうか、と思って建物を確認すると、
某宗教団体の施設だった。なんかわかんないけど、あまり調べないほうが良さそうだなと思って逃げた。





どこでも掲示板。





道路脇の土地に生えているチューリップ。

世田谷には「みどりと花いっぱい協定」という緑化活動がある。
学校や道路、商店街、未活用区有地に花を植えて管理するもので、
3人以上のグループなら誰でも参加できるらしい。

中学生くらいのころは「みどりと花いっぱい協定(笑)」と笑っていたが、
このご時世に花を見ると癒される。
15年前の自分に「お前が鼻で笑っている活動に癒されるんだからな!
中二病だからって言っていいことと悪いことがあるんだぞ!」と怒りたい。



商店街は多少混んでいるものの、
住宅街を歩いていると宅急便か、家の建築/取り壊しを行う人しか見かけない。
血は流れているけど、手足は動いてないみたいな感覚だ。



家に帰って、早速テイクアウトしたラーメンを作ってみた。
スープは冷凍なので解凍して注ぐだけ、麺は茹でるだけで完成する。



お店のラーメンには野菜がいっぱい載っていて、なおかつ素敵な盛り付けなのだが、この日は冷蔵庫にレタスしかなかったので、レタスだけ載せた。
見た目が悪い。なんかダサい。けど美味しかった。

やっぱりお店で食べるほうが美味しいなあとは思うが、テイクアウトならではの気楽さもある。
次はいろいろアレンジしてみようと決心。



5/1

連休前の金曜日。心なしか歩いている人が多い。





ということで、今週もテイクアウト。
前回は何も言われなかったが、
今回は「タレは先にお皿に入れて、スープを解凍して、麺は茹でて入れてください」という説明が加わった。
お店側もいろんなことを少しずつブラッシュアップしているのだろう。





世田谷はとにかく、つつじが満開です!
どこを歩いていてもつつじ。もともと生えている量が多いのもあると思うけど、とにかくつつじ。

これは本当に気のせいだと思うが、街に咲いている草木が生き生きとしている感じがする。
母も「家の前で育てているバラが、今年はやたらと咲いた」と言っていた。

交通量が減って排気ガスが減った影響か、あるいはただ天気が良いせいなのかわからないが、とにかく、世田谷はつつじが満開です。



つつじVS雑草。
もはやこれはこれで新しい生命体っぽい。



柵の中から溢れんばかりのつつじ。
マンションや民家の庭にもつつじが植えられていることに気づく。



ピンク色のつつじ。

ちなみにこれは母校(小学校)の周りに咲いていたやつ。
2~3年前に建て替え工事があってかなりキレイになってしまったので、「母校だ!!!」という気持ちは薄れてしまった。

わたしが通っていた時代は、フェンスにお祭りの案内や「思いやりを持とう!」とか「ゴミを拾おう」みたいなチラシが貼ってあったが、
今はやたらと「写真・動画撮影禁止!」と書かれていて現代の闇を感じる。

しかし、30年近く母校の近くで暮らしていると、情緒が安定しなくなる。
思い出深い場所はたまに歩く程度が良い。
毎日思い出と一緒に歩いていると、変な感じになる。



これは遊歩道のつつじ。秩序がある。



ここでもつつじVS雑草。

そういえば、「雑草という名前の草はない」というのを何かで見たけど、この草が何かをきちんと調べて、つつじとの関係性とか考えたら面白そう。



つつじの向こうにまたつつじ。





無の地に残されたシリーズ:ガス管





他の区はどうかわからないが、世田谷はアスファルトに咲く花が多い気がする。
最近はやたらと道路計画地が増えたけど、アスファルトで塗り固められた道路予定地を見ると、たいてい雑草がアスファルトを破って生えている。

これもちゃんと植物の種類調べて、
「草対抗!アスファルトで咲きやすい花は!?」とか
美しさで競う「アスファルトに咲く花選手権」とかやったら楽しそう。



野暮用があって駅前の銀行ATMへ。
指紋認証のシステムは封鎖されていた。

商店街を歩くと、いつもより人が多かった。
マスクをしていない人もおり、いつもの日常が戻ってきたみたいだ。

商店街では独自のポスターを用意したらしく、「テイクアウトやってます!おうちでプロの味を」というポスターが張られた店がたくさんあった。
呼び込みをする店も多く、あらゆるところから良い匂いがするので、お祭りみたいだ。変な感じ。





これは遊歩道にあるカッスカスのつつじ。
伐採されたのか、動物に食べられたのかわからないが、まれにある。





壊れたポール。

この近くに保育園予定地(現在工事中)がある。
事情はよく知らないが、どうやら3階建てで屋上庭園付きの保育園らしく、
近隣の住宅には「屋上から覗き見されてしまう!」「2階建てにしろ!」という横断幕が掛かっていた。

どの程度の規模なのかはわからないが、基礎工事まで進んでいた。
うまく折り合いがつくといいなと思う。

ちなみにこのポールはその工事現場から逃げ出したっぽいやつだった。
こう考えると急に哀愁を感じる。頑張ってほしい。



閑静な住宅街に入ると本当に静か。
わたしが住む家の周辺は同じような道が続くので、「俺は永遠に世田谷から抜け出せないのでは」という気持ちになって落ち込みがち。





アスファルトに咲く雑草マシマシ。



家に帰ってラーメンを作った。
今回はスーパーでいろんな野菜も買ってきたので気合十分である。



完成!!豪華!!!

美味しかったが、手間をかけすぎたせいで麺が伸びてしまった。
一進一退という感じ。

お店の人はこういう試行錯誤を繰り返して、「これだ!」というのもを販売しているんだろう。
プロの味ってやっぱりすごい。早くお店で食べたい。

参考:
世田谷区ホームページ 緑道

世田谷区ホームページ 区民参加の花づくり活動



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北枕ふか子

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