北九州の採石場まるでグランドキャニオン散歩
- 更新日: 2025/09/04
North 9 Grand Canyon Sanpo
お笑い芸人ロバートさんの動画で「NORTH 9 RESORT MY LOVE」という地元PVがありまして。わずか3分間で北九州の魅力を誰よりも紹介できているのでは、と私は思っています。
同じ北九州の出身として一番シンパシーを感じたのが「採石場まるで Grand Canyon」という歌詞。幼少期から何度も目にした光景なのですが、特に意識することもなく九州を飛び出し現在は関東の海沿いで暮らしております。そんな採石場を大人になった今、改めて見に行く散歩です。
PVに出てるのはおそらく田野浦(九州本土の最北端あたり)の採石場ですが、徒歩の民にはアクセスが大変すぎるので、今回は慣れ親しんだ小倉・平尾台のエリアにお邪魔します。

呼野駅に到着。ここからお隣の石原町駅まで歩くと、横目に採石場が見れそうです。というか、駅前にすでに石が積まれている。

まずは怒りに触れます。

改めて見ると石にもいろんな色があるなあ。人間の罪だけ石が積まれていたらどうしよう。

反対側にはグランドキャニオンがあります。懐かしくも見慣れた風景です。

向かいにあるのは旧駅ホームでしょうか。昔はスイッチバックがあったらしいです。今はすべて自然になりました。

駅前の様子です。電話しかできなくて最高すぎる。もっと文明を手放していこう。

駅から抜けて北上していきます。写真は仲間の残骸を見ているソファー。

彩度が低い公園を発見しました。炎天下で人もいません。天国みたいでした。

グランドキャニオンはいつも見守ってくれている。

抉られた左側にポツンと木みたいなものがありました。この辺で暮らしたら目が良くなる気がします。
子どもの頃にこういう風景を見て「(山が)痛そう」と思ったことがある。実際、採石場は環境問題と隣り合わせな面もあるらしい。この記事でも触れておく。

町の標語だ。たしかに右左を見て道路は横断した方が良いです。それにしてもバットマンってどういうこと?

すべての標語にバットマンの名が記されていました。ゴッサム・シティの姉妹都市か?

文字が見切れてるけど、たぶんバットマンだろうな。学習しました。

採石場まで関係者しか通れない道があるのかな。

ちなみにびっくりするほど暑いです。都会と違って日陰もありません。

見事な台形だ。台形の面積いつ習う問題みたいなの、昔ありましたよね。何だったんだあれ。

穴を覗きます。他に何もないから。

ドラクエと違って現実の壺は割っても戻らないので、割らない方が良いということを大人になって学んだ。

たしかに。そういえば、すれ違った小学生全員から「こんにちは」と言われました。歩き慣れた通学路でも、私みたいなイレギュラーがいるからみんな気をつけた方が良い。

小学校跡記念碑がありました。マンモス校だった地元の小学校もクラス数が減っているらしい。

文字部分が色あせて読めなくなったことにより、考える余地が生まれていた。

住友系列の小倉鉱業がある辺りまで来ました。さっき見たのはUBE三菱セメントでしたね。残りの国内セメントTOP3の太平洋セメントもどこかにないかな。


おそらくこの建物自体は使われていないようです。ここだけ映画の世界。

近くに神社もありました。

神楽殿っぽいのがある。拝殿はさらに奥の階段を登ったところにありました。

神社の敷地内から採掘の現場がよく見えます。

ここで取れた石灰石はセメントやコンクリートになるらしい。

バットマンって書かなくていいのかな。大人は許されるのかな。

構造が複雑で楽しそう。子どもの頃、川で拾ったビニール袋にナメクジがたくさん付いていたのがトラウマです。川を見るたびこの話を思い出す、たぶん死ぬまで。

冒険のスタート地点みたいだ。

歴代勇者の石みたいなやつ。

ただただ絶景である。

茂みが幅を利かせている。

歩道は歩きやすいと当たり前に思っている人に体験してもらいたい歩道。

写真から幸福度が伝わってくるなあ。

これがかの有名なカルスト台地である平尾台の入り口です。ママチャリで平尾台を登るのはこの辺の若者が通る儀礼の一つと言われております。

これがかの有名なとんがり山です。正式な名前は知らない。

当たり前に山がある。そして抉れている。

昔この辺にエロ看板があって、それが「HOTEL SUNSPOT 平尾台」のものだった気がする。ホテル自体はもう営業していない。人々の記憶に残る。

なんだかこの湾曲もエロく見えてきた。

さわやか運動で煩悩を浄化しましょう。

かっこいい看板を見つけました。次の時代は読めないデザインが来ます。

今は関東で暮らしているがグランドキャニオンは九州から見守っているぞ。

石原町駅です。かわいい駅舎。周囲にはJAぐらいしかないのですが、普通に外国人観光客っぽい人がいてびっくりしました。採石場を見に来たのかな。

行き先は人任せなバス停。
同じ北九州の出身として一番シンパシーを感じたのが「採石場まるで Grand Canyon」という歌詞。幼少期から何度も目にした光景なのですが、特に意識することもなく九州を飛び出し現在は関東の海沿いで暮らしております。そんな採石場を大人になった今、改めて見に行く散歩です。
PVに出てるのはおそらく田野浦(九州本土の最北端あたり)の採石場ですが、徒歩の民にはアクセスが大変すぎるので、今回は慣れ親しんだ小倉・平尾台のエリアにお邪魔します。
呼野駅から石原町駅まで歩く

呼野駅に到着。ここからお隣の石原町駅まで歩くと、横目に採石場が見れそうです。というか、駅前にすでに石が積まれている。

まずは怒りに触れます。

改めて見ると石にもいろんな色があるなあ。人間の罪だけ石が積まれていたらどうしよう。

反対側にはグランドキャニオンがあります。懐かしくも見慣れた風景です。

向かいにあるのは旧駅ホームでしょうか。昔はスイッチバックがあったらしいです。今はすべて自然になりました。

駅前の様子です。電話しかできなくて最高すぎる。もっと文明を手放していこう。

駅から抜けて北上していきます。写真は仲間の残骸を見ているソファー。

彩度が低い公園を発見しました。炎天下で人もいません。天国みたいでした。

グランドキャニオンはいつも見守ってくれている。

抉られた左側にポツンと木みたいなものがありました。この辺で暮らしたら目が良くなる気がします。
子どもの頃にこういう風景を見て「(山が)痛そう」と思ったことがある。実際、採石場は環境問題と隣り合わせな面もあるらしい。この記事でも触れておく。

町の標語だ。たしかに右左を見て道路は横断した方が良いです。それにしてもバットマンってどういうこと?

すべての標語にバットマンの名が記されていました。ゴッサム・シティの姉妹都市か?

文字が見切れてるけど、たぶんバットマンだろうな。学習しました。

採石場まで関係者しか通れない道があるのかな。

ちなみにびっくりするほど暑いです。都会と違って日陰もありません。

見事な台形だ。台形の面積いつ習う問題みたいなの、昔ありましたよね。何だったんだあれ。

穴を覗きます。他に何もないから。

ドラクエと違って現実の壺は割っても戻らないので、割らない方が良いということを大人になって学んだ。

たしかに。そういえば、すれ違った小学生全員から「こんにちは」と言われました。歩き慣れた通学路でも、私みたいなイレギュラーがいるからみんな気をつけた方が良い。

小学校跡記念碑がありました。マンモス校だった地元の小学校もクラス数が減っているらしい。

文字部分が色あせて読めなくなったことにより、考える余地が生まれていた。

住友系列の小倉鉱業がある辺りまで来ました。さっき見たのはUBE三菱セメントでしたね。残りの国内セメントTOP3の太平洋セメントもどこかにないかな。


おそらくこの建物自体は使われていないようです。ここだけ映画の世界。

近くに神社もありました。

神楽殿っぽいのがある。拝殿はさらに奥の階段を登ったところにありました。

神社の敷地内から採掘の現場がよく見えます。

ここで取れた石灰石はセメントやコンクリートになるらしい。

バットマンって書かなくていいのかな。大人は許されるのかな。

構造が複雑で楽しそう。子どもの頃、川で拾ったビニール袋にナメクジがたくさん付いていたのがトラウマです。川を見るたびこの話を思い出す、たぶん死ぬまで。

冒険のスタート地点みたいだ。

歴代勇者の石みたいなやつ。

ただただ絶景である。

茂みが幅を利かせている。

歩道は歩きやすいと当たり前に思っている人に体験してもらいたい歩道。

写真から幸福度が伝わってくるなあ。

これがかの有名なカルスト台地である平尾台の入り口です。ママチャリで平尾台を登るのはこの辺の若者が通る儀礼の一つと言われております。

これがかの有名なとんがり山です。正式な名前は知らない。

当たり前に山がある。そして抉れている。

昔この辺にエロ看板があって、それが「HOTEL SUNSPOT 平尾台」のものだった気がする。ホテル自体はもう営業していない。人々の記憶に残る。

なんだかこの湾曲もエロく見えてきた。

さわやか運動で煩悩を浄化しましょう。

かっこいい看板を見つけました。次の時代は読めないデザインが来ます。

今は関東で暮らしているがグランドキャニオンは九州から見守っているぞ。

石原町駅です。かわいい駅舎。周囲にはJAぐらいしかないのですが、普通に外国人観光客っぽい人がいてびっくりしました。採石場を見に来たのかな。

行き先は人任せなバス停。