雪が降ったので、高尾山に行く
- 更新日: 2023/04/12
大人になっても雪が好きでいいじゃん
こんにちは。ライターの宇佐美 涼です。
先日(2月10日)、東京で雪が降りました。僕は八王子に住んでいるので、都心よりは結構積雪量は多め。
せっかく東京で雪が降ったのに、何もしないのはもったいない!
ということで……
高尾山にやって来た。
うだうだしていたら、雪が降ってから二日が経ってしまいました。
ここならまだ雪が残っていると思うので、雪を存分に堪能出来るでしょう。
今回の登山ルートは雪がたくさん残っていそうなルートにします。
長考した結果、登りは稲荷山ルート。下りは6号路ルートにしました。
日曜日ということもあり、思っていたより人がいます。
みんな雪が忘れられないのかな……
ここの道をまっすぐ進むと、高尾山の登山道1号路です。
路肩に雪がちらほら残っていますね。
これなら頂上辺りにはもっと雪が残ってるかも!
ただ、今回は1号路は使わないのでスルー。
多くの人が使用している、ケーブルカーも使いません。
鉄モモンガに別れを告げ、稲荷山ルートに行きます。
ケーブルカー乗り場から左へ行くと、あまり日が当たらないのか、雪がまだまだ残っていました。
「み」ののぼり旗。
これから登山する僕の「み」を案じているのでしょうか。
更に奥に進み……
ありました。
稲荷山ルートの入口です。
※後でわかったのですが、ここは稲荷山ルートではありませんでした。このルートは多分自然研究路でした。詳しいことが分かる人は僕に教えてください。
登り始めていきなり、木の枝で通せんぼされていました。
これも雪の影響でしょうか?
1号路は舗装されている場所が多いのですが、このルートはほとんど舗装されていません。
地面は雪解けの影響なのか、ぬかるんでいる場所もちらほら。
今更ですが、キチンとした装備で来るべきでした。
冬の山なのでどこもかしこも枯葉ばかりだと思っていたのですが、想像より緑が生い茂っています。
木の根っこがまるで階段のようになっています。
足を取られそうに見えますが、意外とただの上り坂より登りやすいです。
中腹には、左右に並んでいるお地蔵さんが。ポケモントレーナーが並んでいるみたいですね。
そして、地面も乾いていて登りやすくなってきましたが、逆に雪は減ってきました。日当たりが良いからでしょうか?
3つの分かれ道。
僕は、見えづらいですが右側の道から登ってきました。
立札を見てみると、右に行っても左に行っても高尾山口駅。どういうこと!?
更に登り進めると、階段風の木の根っこに加えてゴツゴツした岩も足場に出てきました。
ザ・登山道みたいですね。
ねじれ木。
真ん中に穴が空いていて、雨の日は小動物が雨宿りに来ているのかもしれません。(リスとかいるのかは分からないですが)
一番岩がすごかった場所。
どういう経緯でここが道になったのか。
今まで階段みたいになっていた根っこですが、ここは登山者をわざと転ばせるために露出しているのでは? と思うくらい歩きにくかったです。
ポケモンの技、「ハードプラント」もこんな感じなのかな。
2キロほど登ってきてやっとベンチらしきものがありました。ただ木の板が乗せられているだけですが、休憩したかったのでありがたい。
また雪がちらほら見え始めてきました。
ここは岩場だけの道。雪がもっと多かったら滑って危なかったかもですね。
ここの標識を見て、稲荷山ルートを登っていないことに気が付きました。
奥の方に建物が見えて来ました。
どこに出るのか分からないのでドキドキです。(前を歩いているのは友人です)
完全に登山道っぽいところが終わり、どうやらケーブルカーの駅やお店がある場所に出てきたみたいです。
良い景色!
もうここが頂上で良いんじゃないか。
ここから1号路で頂上を目指します。
さる園・野草園。さるは分かるけど野草は何を見るんだろう……登ってくる途中で、嫌というほど野草は見てきたけど。
お山の家系図。こんなに細かく管理されているんですね。
ボスザル中心の相関図も。昼ドラみたいで良い。
さる園の横に忘れ去られたようなさるの像が。
この子も相関図に入れてあげて。
有名なタコ杉。
この杉の前に道を通す際、この杉を切り倒すことになったらしいのですがその話を聞いた杉は、一晩のうちに根をくるくると曲げ、参道の邪魔にならないように道をあけたという伝説があるらしいです。
正面から見ると本当にタコみたいですね。
怖いステッカー。
こんなところまで来て貼るな。
立派な門。浄心門と言うらしい。
先程の登山道は余り人はいませんでしたが、薬王院に向かう参道にはかなり人がいます。
苦抜け門、三密の道。三密ということは最近できたのでしょうか。こういうモノは、勝手に歴史あるモノだと思っていたので驚きました。
調べてみたところ「三密」というのは密教用語(秘密仏教の略)の言葉らしく、この三密の門も2014年に造られたらしいです。まさか作った当初は別の意味になるとは思ってもいなかったでしょう。
よく見たら門の入口に「苦」と書いてありますね。文字通り苦抜け。
山火事防止の看板。
フォントもイラストも良い。
モンキーセンターと天狗のイラスト、雑っぽいけどかわいい。
ここから薬王院らしいです。
「霊気満山 高尾山」一気に言うとリズミカルで楽しい。
残りの登山が安全に過ごせるように、お参りしていきましょう。
手すりの下、全部ヤクルト。反対側も全部ヤクルトでした。
薬王院を奥へ進むと、ついに高尾山山頂方面の看板が。
頂上も近そうです。
中が全部空洞になっている、スカスカ赤樫。
どんどん雪が増えてきました!
都内でここまで雪が残っているのは、ここと奥多摩くらいでしょう。
ザクザクと雪を踏む感触が気持ち良い!
そして、ついに……
登頂!!
ですが、頂上には思っていたより雪は少なかったです。ここも日当たりが良いからでしょうか。
せっかくなので、富士山を撮りました。
薄っすらですが、右側に富士山が見えます。
ここから下山開始です。
登りより下りの方が怪我をしやすいとどこかで聞いたので、気を付けて下山したいと思います。
山頂から少し降りると、6号路の入口がありました。
ちゃんと舗装されていますが、雪は全くないです。ちょっと残念。
ですが、これなら楽に下山出来そうです。
しかし……
調子が良かったのは最初だけ。
すぐに舗装されていない登山道になり、さらに雪解け水が登山道に流れていて小川のようになっていました。
雪も段々増えてきました。
すでに足は泥だらけ。(皆さんはキチンとした装備で登山しましょう)
さらに雪で足元が滑るので、安全を優先し写真はあまり撮れませんでした。
注意の看板の端に謎の言語のステッカー。
分かれ道。
安全な方を選びました。
標高が下がってきているのに、雪がどんどん増えてきました。
誰かが作った雪だるま。
緊張しっぱなしでしたが、少し心が休まりました。
小川に落ちていた倒木。
東京都であることを忘れそうになります。
滝が流れていました。琵琶滝と言うらしい。
琵琶湖との関係性は?
すごい説得力の落石注意の看板。
落石だけじゃなくて、木も落ちてきそうです。
岩屋大師。
雪のせいもあるのか、とても神秘的に見えます。
ついに建物が見えてきました!
転んだり怪我をすることもなく、無事に下山することができました。良かった。
下山を終えた足。
今回は雪を追い求めて、高尾山に登ってみました。遊び感覚で山を登るのはやめた方が良い!!次に雪が降った時は、それなりの装備で行きます。
……やっぱり平地で、一瞬の雪に心踊らしている方が良いかもしれません。
先日(2月10日)、東京で雪が降りました。僕は八王子に住んでいるので、都心よりは結構積雪量は多め。
せっかく東京で雪が降ったのに、何もしないのはもったいない!
ということで……
高尾山にやって来た。
うだうだしていたら、雪が降ってから二日が経ってしまいました。
ここならまだ雪が残っていると思うので、雪を存分に堪能出来るでしょう。
今回の登山ルートは雪がたくさん残っていそうなルートにします。
長考した結果、登りは稲荷山ルート。下りは6号路ルートにしました。
日曜日ということもあり、思っていたより人がいます。
みんな雪が忘れられないのかな……
ここの道をまっすぐ進むと、高尾山の登山道1号路です。
路肩に雪がちらほら残っていますね。
これなら頂上辺りにはもっと雪が残ってるかも!
ただ、今回は1号路は使わないのでスルー。
多くの人が使用している、ケーブルカーも使いません。
鉄モモンガに別れを告げ、稲荷山ルートに行きます。
ケーブルカー乗り場から左へ行くと、あまり日が当たらないのか、雪がまだまだ残っていました。
「み」ののぼり旗。
これから登山する僕の「み」を案じているのでしょうか。
更に奥に進み……
ありました。
稲荷山ルートの入口です。
※後でわかったのですが、ここは稲荷山ルートではありませんでした。このルートは多分自然研究路でした。詳しいことが分かる人は僕に教えてください。
登り始めていきなり、木の枝で通せんぼされていました。
これも雪の影響でしょうか?
1号路は舗装されている場所が多いのですが、このルートはほとんど舗装されていません。
地面は雪解けの影響なのか、ぬかるんでいる場所もちらほら。
今更ですが、キチンとした装備で来るべきでした。
冬の山なのでどこもかしこも枯葉ばかりだと思っていたのですが、想像より緑が生い茂っています。
木の根っこがまるで階段のようになっています。
足を取られそうに見えますが、意外とただの上り坂より登りやすいです。
中腹には、左右に並んでいるお地蔵さんが。ポケモントレーナーが並んでいるみたいですね。
そして、地面も乾いていて登りやすくなってきましたが、逆に雪は減ってきました。日当たりが良いからでしょうか?
3つの分かれ道。
僕は、見えづらいですが右側の道から登ってきました。
立札を見てみると、右に行っても左に行っても高尾山口駅。どういうこと!?
更に登り進めると、階段風の木の根っこに加えてゴツゴツした岩も足場に出てきました。
ザ・登山道みたいですね。
ねじれ木。
真ん中に穴が空いていて、雨の日は小動物が雨宿りに来ているのかもしれません。(リスとかいるのかは分からないですが)
一番岩がすごかった場所。
どういう経緯でここが道になったのか。
今まで階段みたいになっていた根っこですが、ここは登山者をわざと転ばせるために露出しているのでは? と思うくらい歩きにくかったです。
ポケモンの技、「ハードプラント」もこんな感じなのかな。
2キロほど登ってきてやっとベンチらしきものがありました。ただ木の板が乗せられているだけですが、休憩したかったのでありがたい。
また雪がちらほら見え始めてきました。
ここは岩場だけの道。雪がもっと多かったら滑って危なかったかもですね。
ここの標識を見て、稲荷山ルートを登っていないことに気が付きました。
奥の方に建物が見えて来ました。
どこに出るのか分からないのでドキドキです。(前を歩いているのは友人です)
完全に登山道っぽいところが終わり、どうやらケーブルカーの駅やお店がある場所に出てきたみたいです。
良い景色!
もうここが頂上で良いんじゃないか。
ここから1号路で頂上を目指します。
さる園・野草園。さるは分かるけど野草は何を見るんだろう……登ってくる途中で、嫌というほど野草は見てきたけど。
お山の家系図。こんなに細かく管理されているんですね。
ボスザル中心の相関図も。昼ドラみたいで良い。
さる園の横に忘れ去られたようなさるの像が。
この子も相関図に入れてあげて。
有名なタコ杉。
この杉の前に道を通す際、この杉を切り倒すことになったらしいのですがその話を聞いた杉は、一晩のうちに根をくるくると曲げ、参道の邪魔にならないように道をあけたという伝説があるらしいです。
正面から見ると本当にタコみたいですね。
怖いステッカー。
こんなところまで来て貼るな。
立派な門。浄心門と言うらしい。
先程の登山道は余り人はいませんでしたが、薬王院に向かう参道にはかなり人がいます。
苦抜け門、三密の道。三密ということは最近できたのでしょうか。こういうモノは、勝手に歴史あるモノだと思っていたので驚きました。
調べてみたところ「三密」というのは密教用語(秘密仏教の略)の言葉らしく、この三密の門も2014年に造られたらしいです。まさか作った当初は別の意味になるとは思ってもいなかったでしょう。
よく見たら門の入口に「苦」と書いてありますね。文字通り苦抜け。
山火事防止の看板。
フォントもイラストも良い。
モンキーセンターと天狗のイラスト、雑っぽいけどかわいい。
ここから薬王院らしいです。
「霊気満山 高尾山」一気に言うとリズミカルで楽しい。
残りの登山が安全に過ごせるように、お参りしていきましょう。
手すりの下、全部ヤクルト。反対側も全部ヤクルトでした。
薬王院を奥へ進むと、ついに高尾山山頂方面の看板が。
頂上も近そうです。
中が全部空洞になっている、スカスカ赤樫。
どんどん雪が増えてきました!
都内でここまで雪が残っているのは、ここと奥多摩くらいでしょう。
ザクザクと雪を踏む感触が気持ち良い!
そして、ついに……
登頂!!
ですが、頂上には思っていたより雪は少なかったです。ここも日当たりが良いからでしょうか。
せっかくなので、富士山を撮りました。
薄っすらですが、右側に富士山が見えます。
ここから下山開始です。
登りより下りの方が怪我をしやすいとどこかで聞いたので、気を付けて下山したいと思います。
山頂から少し降りると、6号路の入口がありました。
ちゃんと舗装されていますが、雪は全くないです。ちょっと残念。
ですが、これなら楽に下山出来そうです。
しかし……
調子が良かったのは最初だけ。
すぐに舗装されていない登山道になり、さらに雪解け水が登山道に流れていて小川のようになっていました。
雪も段々増えてきました。
すでに足は泥だらけ。(皆さんはキチンとした装備で登山しましょう)
さらに雪で足元が滑るので、安全を優先し写真はあまり撮れませんでした。
注意の看板の端に謎の言語のステッカー。
分かれ道。
安全な方を選びました。
標高が下がってきているのに、雪がどんどん増えてきました。
誰かが作った雪だるま。
緊張しっぱなしでしたが、少し心が休まりました。
小川に落ちていた倒木。
東京都であることを忘れそうになります。
滝が流れていました。琵琶滝と言うらしい。
琵琶湖との関係性は?
すごい説得力の落石注意の看板。
落石だけじゃなくて、木も落ちてきそうです。
岩屋大師。
雪のせいもあるのか、とても神秘的に見えます。
ついに建物が見えてきました!
転んだり怪我をすることもなく、無事に下山することができました。良かった。
下山を終えた足。
今回は雪を追い求めて、高尾山に登ってみました。遊び感覚で山を登るのはやめた方が良い!!次に雪が降った時は、それなりの装備で行きます。
……やっぱり平地で、一瞬の雪に心踊らしている方が良いかもしれません。