中央区の境界を徒歩で一周する
- 更新日: 2024/01/23
何かを一周してるとき人に会うと「○○を一周中です」と話したくなる
次はどこ散歩しようかな〜と地図を眺めていて、勝どきに行った記憶が無いことに気付きました。東京湾岸エリアはすべて踏破しておきたい欲があるのでここは行くしかない。
同時に馬喰町にて用事があることも思い出しました。勝どきも馬喰町も東京都中央区で、これらはほぼ南端と北端に位置しています。せっかくなので、中央区ごと徒歩で一周したら私のいろんな欲求を満たせて楽しいのではとなりました。ちょっと大変そうですが、中央区は23区で2番目に小さいらしいので何とかなるでしょう。
中央区の場所はこの辺です(画像は地理院タイルを加工して作成)。東京のど真ん中。がんばるぞ。
スタートは東京駅の八重洲口です。ちなみに駅の住所は中央区お隣のギリギリ千代田区にあたるらしい。
ルートはこの辺です。まずは馬喰町まで(画像は地理院タイルを加工して作成)。
タワークレーンが好きです。ジブ(腕部分)の赤白カラーリングは法律で決まっているらしい。
中央区側に移動しました。これから先はできるだけ中央区の境界を進みたいと思います。
いかにして座ってやろうか考えるなど。
都会の避暑地。ちなみに取材日は11月でしたが何故かめちゃくちゃ暑かったです。
幻みたいな東京駅に別れを告げる。
日本橋川を渡ります。この石碑は江戸時代、迷子探しのために作られたものらしいです。私も人生の迷子なので助けて欲しい。
押すなよ押すなよ看板。
川が区の境になっている場合が多いので、必然的にこの記事も橋の登場率が高いです。こちらのオシャレな橋は1877年に架けられた常磐橋。
高架を境に街がゴチャゴチャしている気がする。
看板の集合体がありました。前衛的なアートみたい。
こちら、何も無さそうに見えますよね。実は中央区と千代田区の境界があります。基本は川や道に沿って境があるのですが、なぜかこちらは道をぶった斬るように区切られているので私は警戒しているところです。
こちらの雰囲気ある路地裏、この道を境に千代田区(左)と中央区(右)が分かれています。
千代田区と中央区を跨ぐ人。
道中で見つけた路地裏です。この日に見た中で一番雰囲気が良かったかもしれない。全体の色味や洗濯物などすべてが良い仕事をしています。
仲間に入れてもらえなかったんだね。
ラーメンで栄養を補給します。おそらくまだ行程の1/10も進んでいない。
神田駅がうっすら見えますが中央区からはみ出すぎてしまうため行けません。この辺から区の境に囚われすぎておかしくなってきました。
1本の直方体から作りました感がある。
千代田区と中央区の境界はひたすら良い感じの路地になっている。
ビルの隙間神社もあります。
この日に見た中で一番良かった壁面。※ただし千代田区。
別の何者かにお辞儀している最中に横目でチラ見してくる人の絵。
境界にある千代田区の公衆トイレ。私は使えません(皆さんは普通に使ってください)。
重力に抗う植木。
かわいいね。鉢に収まらなくなって引っ越したのかしら? 区の境界が街のギャラリーのように思えてきました。
秘密の空間。
境界の道が広くなってきた。
サングラスセンター。名前も文字デザインも良いなあ。
神田川に架かる左衛門橋。中央区の最北端です。こうして馬喰町に到着。
知り合いの方が個展をやっているのでしばらく滞在。区の境界を歩くのは楽しいですよという話をする。
次は区の境界沿いに流れる隅田川をひたすら下って月島を目指します。
まずは隅田川へ行くためにデカい交差点を渡らねばなりません。横断歩道がないので地下に潜ります。
なんだこれは……
三角コーンのダンジョンになってました。三角コーンの聖地はここです。
ダンジョンを脱出して両国橋へ。スカイツリーが見える。
川岸の小さな公園。なにをどうしたら中央区立両国橋際児童遊園がプチ広場になるのでしょう。
ここから月島までひたすら川岸を歩きます。隅田川テラスといってきれいに整備されている。
やはり区の境界は街のギャラリーなんだな。
14年前の子どもたちの作品。
お前は寝たほうが良い。
住民はヨーグルト食べ放題だったらいいな。
ドッグラン(わんわん広場)もあるのか。川岸には何でもある。小さな映画館とか作って欲しい。
江東区の清澄白河へと繋がる清洲橋。川と空の中間色だ。
花守さん募集中。三浦市と違って連絡先の案内が丁寧である。
椅子より机の区切りの方が多い。一蘭の味集中カウンターに影響されたのかな。
花守さん頑張りすぎている。
良いなと思ったビル。情報が無いので。
衝突した後のことを予知して先に泣いているのかと思いました。
佃(つくだ)の高層マンション群が見えてきました。「あー自分は東京にいるんだ」と思い起こさせるようなハッとする風景でした。
ニューヨークやバンクーバーの沿岸部を思い出す。
めちゃくちゃ幹が分かれている木。
めちゃくちゃケーブルが分かれている中央大橋。
ここでやっとこさ行程の半分ぐらい。月島に上陸です!
ここからは埋立地エリアをぐるっと周りますよ。
わざわざ中央の大通りから離れて晴海運河沿いへ。これが「中央区一周」のつらいところだな。
なんか独特の沈み方をしていますね。
独特な沈み場所にいる鴨。
区の境界があるように川と公園の境界もある。
あれは豊洲の高層ビル群でしょうか。次から次へと新しい都会が現れるので東京スゴイ。
日本一、運河沿いにある喫煙所ではないでしょうか。他にあったら教えてください。
宮城県の松島的なヤツ!?
とうとう川沿いの歩きやすい道が終わってしまいました。また内陸で境界に近い道を探さないと。
さきほどの行き止まりからちょっと戻ったところです。めちゃくちゃ良い雰囲気の道がある。
謎に区画が分かれて各々がガーデニングによる表現をしている。私も一区画もらって茶室を作りたいです。
海水館の碑。区の境界さんぽ、街の歴史を学べたり隠れ神社があったりと観光的にも普通にオススメです。
塗装が剥がれて目のハイライト&浮き出た血管となっている。あと写真だと伝わりづらいですが、この滑り台これまで見てきた中で一番小さくて感動しました。
巨人の手に押される子ども。街の注意看板はツッコミどころの宝庫だなあ。
こちら本日のベスト隙間です。実際に歩くと「え〜通れるかな?」「意外と通れたわ」となります。是非とも現地で味わって欲しい。
なんとも言えない場所にある地下鉄月島駅の1番出口です。ここで月島ともお別れ。名前がカッコよくて好きだぞ!
朝潮大橋を渡って晴海に上陸です。
晴海と勝どきの間にある朝潮運河から港区方面を望む。高層ビルが大量。私の心はいつでも地方民、いまだにワクワクする光景です。
江東区との境界である運河沿いを進みます。左手は豊洲でこれまた好きな街なんですが、中央区外のため残念ながらスルーです。
Googleマップの口コミが約150件もついてるような巨大マンションの脇を抜けますと……
晴海南東側のなが〜いテラス道です。めちゃくちゃ景色良いのですが、こういう道をずっと歩いてきたので正直ちょっと飽きた感じがあります。
足も痛いです。晴海大橋の下で10分休憩。その間はソシャゲしてました。巨大運河でやるソシャゲは良いぞ。
鈴江組3号上屋という謎の建物の屋上にある謎の青い空間。マニア間では有名っぽいですがこの辺って鉄道跡地らしいですね。建物自体は倉庫的な用途みたいですが、この青い空間はホントに謎。ちなみに中は空洞です。詳しい方いたらぜひ教えてください。中央区の謎。
水産庁らしき船もたくさん停まっています。中央区の境界はいろんな顔を魅せてくれるなあ。
中央区の最南端、晴海の端っこにあるバスターミナル。背後には巨大マンション群。ちなみにこれ、世間で話題にもなった東京オリンピックの元選手村です。まるで人類が絶滅した後かのように空っぽの建物が並ぶ無機質なその姿が、全国の写真好きの血を騒がせたことでも有名です(私も過去に行きました)。この辺は五輪関係者と思われる海外勢のクチコミが多いのも特徴。
こんな感じのかっこいい景色がたくさん見れます。ただ時は経って昔ほどの虚無空間は味わえないかも。住民の方も増えたのだと思います。
写真で伝わるでしょうか。このショベルカー、皆さんのご想像の5倍はデカいです。この子たちにも家はあるのだろうか。
こちらは晴海ふ頭公園。だいぶ新しい公園で飲食施設もあり、家族連れで賑わっていました。一人で中央区を一周してるのたぶん自分だけ。
これは中央区最南端の電話ボックス。
おそらく一般人が行ける中央区の最南端of最南端です。この日は休日で工事関係者の方もいませんでしたので、リアルに中央区で一番南にいた人物になれたかもしれない。頑張って生きてきた甲斐がありました。
最南端といってもゴールではありません。次はこのクネクネの道を進みながら勝どきへ向かいます。日が暮れちゃいそうだよ。
レインボーブリッジは港区です。
東京タワーも港区です。港区の観光資源、強い。
中央区の選手村も良いぞ。
朝潮ふ頭側まで来ました。勝どきへ渡る橋を探します。
中央清掃工場の煙突が晴海のランドマークみたくなっています。
朝潮小橋を渡って勝どきに上陸します。
高層マンション群がかっこいい。夜のおしゃれ散歩。
本日の水深も知れるぞ。
近未来の散歩道だなあ、全部光っている。
クレーンの群れ。境界を攻める必要があるため勝どきのお隣の豊海町へ。
あまりにエネルギー不足のため、腹を満たすためだけのパンを購入。この辺は工場関係者しかいないため、歩きながらパンを食べる不審者となっています。
強いメッセージだ。
中央区はしっこの豊海水産埠頭です。勝どきへ戻る。
こちらは勝どきの端っこ。
東京タワーの隠れ鑑賞スポットです。あなただけの角度。
どうなっているのかよく分からないスロープを登りますと……
勝どきと築地をつなぐ築地大橋です。ライティングが超クール。ゴールも近づいてきました。
最後は東京のシティーエリアを抜けたらゴールの東京駅です。
まずは築地に上陸しました。水上の長い旅から戻ってきた感あります。環ニ通りは車じゃないと通れなかったので、脇の人工物っぽさが強い道を進みます。
この道がなんかスゴイ。戦争や異常気象で地球上の生物は半減し、生き残った人間が荒地の真ん中に作った都市に今から突っ込みますみたいな感じでスゴイ。中央区を一周してないと気付かなかった道だ。
「THIS IS TOKYO」だなあ。
ただ中央区の境界ギリギリまで攻めるのであれば、先ほどのスゴイ道から浜離宮恩賜庭園まで周らないといけません。夜は閉まってるので許して欲しいです(いいよ)。
ほぼ汐留です。駅は港区になってしまうのですが。
前から気になっていた地下駐車場にある中華料理屋の看板を発見。中央区の端っこにあったんだ。
ドン・キホーテ銀座本館。港区と中央区の境界に位置しますが住所的には後者です。
銀座の街並み。住む世界が違いすぎて肩身が狭い。誰か飲みに連れて行ってください。
小さい看板の密集度が日本一と私の中で評判。上の方の看板は読めなくても感じろということかな。
新橋から有楽町にかけてのびる赤煉瓦アーチの道。夜は人でギュウギュウ。
高架下にはスーパーオシャレロードがあるのですが、がっつり千代田区に入るため進めません。
千代田区と中央区の境界の道。左手の賑やかなお店はすべて千代田区です。中央区一周マンが外を歩いているとは誰も思うまい(ホントは仲間に入れて欲しい)。
こちらも千代田区と中央区の境界の道。区の境界を意識しながら生活している人はどれぐらいいるのだろう。疲労のせいか哲学的な問いが脳内をグルグルし始めました。中央区のわたし、千代田区のあなた。
YURAKUCHO。
ボタン科タマウサギ(Nike Air)。
オーケーストアって銀座にもあるのか。庶民的な街にしか存在しないと思っていました。攻めの姿勢だな。
西銀座ジャンクション近くの桜の木、インスタの住民たちによく撮られている気がする。
丸ノ内鍛冶橋駐車場(ギリギリ千代田区)。東京発着の夜行バスが集まることで地方民に有名。
東京駅へと続く道。ここまで来るとウイニングランですな。子どもが成人したぐらいの家族連れが、建設現場の法令許可票を見ながら笑顔で立ち話していたのが何故かジーンときました。
そんな感じで東京駅へ帰還。無事に中央区を徒歩で一周できました。約3万歩の道のり。地元の福岡に帰省したら自慢しようと思います。
同時に馬喰町にて用事があることも思い出しました。勝どきも馬喰町も東京都中央区で、これらはほぼ南端と北端に位置しています。せっかくなので、中央区ごと徒歩で一周したら私のいろんな欲求を満たせて楽しいのではとなりました。ちょっと大変そうですが、中央区は23区で2番目に小さいらしいので何とかなるでしょう。
中央区の場所はこの辺です(画像は地理院タイルを加工して作成)。東京のど真ん中。がんばるぞ。
東京駅から馬喰町へ
スタートは東京駅の八重洲口です。ちなみに駅の住所は中央区お隣のギリギリ千代田区にあたるらしい。
ルートはこの辺です。まずは馬喰町まで(画像は地理院タイルを加工して作成)。
タワークレーンが好きです。ジブ(腕部分)の赤白カラーリングは法律で決まっているらしい。
中央区側に移動しました。これから先はできるだけ中央区の境界を進みたいと思います。
いかにして座ってやろうか考えるなど。
都会の避暑地。ちなみに取材日は11月でしたが何故かめちゃくちゃ暑かったです。
幻みたいな東京駅に別れを告げる。
日本橋川を渡ります。この石碑は江戸時代、迷子探しのために作られたものらしいです。私も人生の迷子なので助けて欲しい。
押すなよ押すなよ看板。
川が区の境になっている場合が多いので、必然的にこの記事も橋の登場率が高いです。こちらのオシャレな橋は1877年に架けられた常磐橋。
高架を境に街がゴチャゴチャしている気がする。
看板の集合体がありました。前衛的なアートみたい。
こちら、何も無さそうに見えますよね。実は中央区と千代田区の境界があります。基本は川や道に沿って境があるのですが、なぜかこちらは道をぶった斬るように区切られているので私は警戒しているところです。
こちらの雰囲気ある路地裏、この道を境に千代田区(左)と中央区(右)が分かれています。
千代田区と中央区を跨ぐ人。
道中で見つけた路地裏です。この日に見た中で一番雰囲気が良かったかもしれない。全体の色味や洗濯物などすべてが良い仕事をしています。
仲間に入れてもらえなかったんだね。
ラーメンで栄養を補給します。おそらくまだ行程の1/10も進んでいない。
神田駅がうっすら見えますが中央区からはみ出すぎてしまうため行けません。この辺から区の境に囚われすぎておかしくなってきました。
1本の直方体から作りました感がある。
千代田区と中央区の境界はひたすら良い感じの路地になっている。
ビルの隙間神社もあります。
この日に見た中で一番良かった壁面。※ただし千代田区。
別の何者かにお辞儀している最中に横目でチラ見してくる人の絵。
境界にある千代田区の公衆トイレ。私は使えません(皆さんは普通に使ってください)。
重力に抗う植木。
かわいいね。鉢に収まらなくなって引っ越したのかしら? 区の境界が街のギャラリーのように思えてきました。
秘密の空間。
境界の道が広くなってきた。
サングラスセンター。名前も文字デザインも良いなあ。
神田川に架かる左衛門橋。中央区の最北端です。こうして馬喰町に到着。
知り合いの方が個展をやっているのでしばらく滞在。区の境界を歩くのは楽しいですよという話をする。
隅田川をひたすら下る
次は区の境界沿いに流れる隅田川をひたすら下って月島を目指します。
まずは隅田川へ行くためにデカい交差点を渡らねばなりません。横断歩道がないので地下に潜ります。
なんだこれは……
三角コーンのダンジョンになってました。三角コーンの聖地はここです。
ダンジョンを脱出して両国橋へ。スカイツリーが見える。
川岸の小さな公園。なにをどうしたら中央区立両国橋際児童遊園がプチ広場になるのでしょう。
ここから月島までひたすら川岸を歩きます。隅田川テラスといってきれいに整備されている。
やはり区の境界は街のギャラリーなんだな。
14年前の子どもたちの作品。
お前は寝たほうが良い。
住民はヨーグルト食べ放題だったらいいな。
ドッグラン(わんわん広場)もあるのか。川岸には何でもある。小さな映画館とか作って欲しい。
江東区の清澄白河へと繋がる清洲橋。川と空の中間色だ。
花守さん募集中。三浦市と違って連絡先の案内が丁寧である。
椅子より机の区切りの方が多い。一蘭の味集中カウンターに影響されたのかな。
花守さん頑張りすぎている。
良いなと思ったビル。情報が無いので。
衝突した後のことを予知して先に泣いているのかと思いました。
佃(つくだ)の高層マンション群が見えてきました。「あー自分は東京にいるんだ」と思い起こさせるようなハッとする風景でした。
ニューヨークやバンクーバーの沿岸部を思い出す。
めちゃくちゃ幹が分かれている木。
めちゃくちゃケーブルが分かれている中央大橋。
ここでやっとこさ行程の半分ぐらい。月島に上陸です!
東京湾岸の埋立地エリア
ここからは埋立地エリアをぐるっと周りますよ。
わざわざ中央の大通りから離れて晴海運河沿いへ。これが「中央区一周」のつらいところだな。
なんか独特の沈み方をしていますね。
独特な沈み場所にいる鴨。
区の境界があるように川と公園の境界もある。
あれは豊洲の高層ビル群でしょうか。次から次へと新しい都会が現れるので東京スゴイ。
日本一、運河沿いにある喫煙所ではないでしょうか。他にあったら教えてください。
宮城県の松島的なヤツ!?
とうとう川沿いの歩きやすい道が終わってしまいました。また内陸で境界に近い道を探さないと。
さきほどの行き止まりからちょっと戻ったところです。めちゃくちゃ良い雰囲気の道がある。
謎に区画が分かれて各々がガーデニングによる表現をしている。私も一区画もらって茶室を作りたいです。
海水館の碑。区の境界さんぽ、街の歴史を学べたり隠れ神社があったりと観光的にも普通にオススメです。
塗装が剥がれて目のハイライト&浮き出た血管となっている。あと写真だと伝わりづらいですが、この滑り台これまで見てきた中で一番小さくて感動しました。
巨人の手に押される子ども。街の注意看板はツッコミどころの宝庫だなあ。
こちら本日のベスト隙間です。実際に歩くと「え〜通れるかな?」「意外と通れたわ」となります。是非とも現地で味わって欲しい。
なんとも言えない場所にある地下鉄月島駅の1番出口です。ここで月島ともお別れ。名前がカッコよくて好きだぞ!
朝潮大橋を渡って晴海に上陸です。
晴海と勝どきの間にある朝潮運河から港区方面を望む。高層ビルが大量。私の心はいつでも地方民、いまだにワクワクする光景です。
江東区との境界である運河沿いを進みます。左手は豊洲でこれまた好きな街なんですが、中央区外のため残念ながらスルーです。
Googleマップの口コミが約150件もついてるような巨大マンションの脇を抜けますと……
晴海南東側のなが〜いテラス道です。めちゃくちゃ景色良いのですが、こういう道をずっと歩いてきたので正直ちょっと飽きた感じがあります。
足も痛いです。晴海大橋の下で10分休憩。その間はソシャゲしてました。巨大運河でやるソシャゲは良いぞ。
鈴江組3号上屋という謎の建物の屋上にある謎の青い空間。マニア間では有名っぽいですがこの辺って鉄道跡地らしいですね。建物自体は倉庫的な用途みたいですが、この青い空間はホントに謎。ちなみに中は空洞です。詳しい方いたらぜひ教えてください。中央区の謎。
水産庁らしき船もたくさん停まっています。中央区の境界はいろんな顔を魅せてくれるなあ。
中央区の最南端、晴海の端っこにあるバスターミナル。背後には巨大マンション群。ちなみにこれ、世間で話題にもなった東京オリンピックの元選手村です。まるで人類が絶滅した後かのように空っぽの建物が並ぶ無機質なその姿が、全国の写真好きの血を騒がせたことでも有名です(私も過去に行きました)。この辺は五輪関係者と思われる海外勢のクチコミが多いのも特徴。
こんな感じのかっこいい景色がたくさん見れます。ただ時は経って昔ほどの虚無空間は味わえないかも。住民の方も増えたのだと思います。
写真で伝わるでしょうか。このショベルカー、皆さんのご想像の5倍はデカいです。この子たちにも家はあるのだろうか。
こちらは晴海ふ頭公園。だいぶ新しい公園で飲食施設もあり、家族連れで賑わっていました。一人で中央区を一周してるのたぶん自分だけ。
これは中央区最南端の電話ボックス。
おそらく一般人が行ける中央区の最南端of最南端です。この日は休日で工事関係者の方もいませんでしたので、リアルに中央区で一番南にいた人物になれたかもしれない。頑張って生きてきた甲斐がありました。
最南端といってもゴールではありません。次はこのクネクネの道を進みながら勝どきへ向かいます。日が暮れちゃいそうだよ。
レインボーブリッジは港区です。
東京タワーも港区です。港区の観光資源、強い。
中央区の選手村も良いぞ。
朝潮ふ頭側まで来ました。勝どきへ渡る橋を探します。
中央清掃工場の煙突が晴海のランドマークみたくなっています。
朝潮小橋を渡って勝どきに上陸します。
高層マンション群がかっこいい。夜のおしゃれ散歩。
本日の水深も知れるぞ。
近未来の散歩道だなあ、全部光っている。
クレーンの群れ。境界を攻める必要があるため勝どきのお隣の豊海町へ。
あまりにエネルギー不足のため、腹を満たすためだけのパンを購入。この辺は工場関係者しかいないため、歩きながらパンを食べる不審者となっています。
強いメッセージだ。
中央区はしっこの豊海水産埠頭です。勝どきへ戻る。
こちらは勝どきの端っこ。
東京タワーの隠れ鑑賞スポットです。あなただけの角度。
どうなっているのかよく分からないスロープを登りますと……
勝どきと築地をつなぐ築地大橋です。ライティングが超クール。ゴールも近づいてきました。
中央区の一周まで
最後は東京のシティーエリアを抜けたらゴールの東京駅です。
まずは築地に上陸しました。水上の長い旅から戻ってきた感あります。環ニ通りは車じゃないと通れなかったので、脇の人工物っぽさが強い道を進みます。
この道がなんかスゴイ。戦争や異常気象で地球上の生物は半減し、生き残った人間が荒地の真ん中に作った都市に今から突っ込みますみたいな感じでスゴイ。中央区を一周してないと気付かなかった道だ。
「THIS IS TOKYO」だなあ。
ただ中央区の境界ギリギリまで攻めるのであれば、先ほどのスゴイ道から浜離宮恩賜庭園まで周らないといけません。夜は閉まってるので許して欲しいです(いいよ)。
ほぼ汐留です。駅は港区になってしまうのですが。
前から気になっていた地下駐車場にある中華料理屋の看板を発見。中央区の端っこにあったんだ。
ドン・キホーテ銀座本館。港区と中央区の境界に位置しますが住所的には後者です。
銀座の街並み。住む世界が違いすぎて肩身が狭い。誰か飲みに連れて行ってください。
小さい看板の密集度が日本一と私の中で評判。上の方の看板は読めなくても感じろということかな。
新橋から有楽町にかけてのびる赤煉瓦アーチの道。夜は人でギュウギュウ。
高架下にはスーパーオシャレロードがあるのですが、がっつり千代田区に入るため進めません。
千代田区と中央区の境界の道。左手の賑やかなお店はすべて千代田区です。中央区一周マンが外を歩いているとは誰も思うまい(ホントは仲間に入れて欲しい)。
こちらも千代田区と中央区の境界の道。区の境界を意識しながら生活している人はどれぐらいいるのだろう。疲労のせいか哲学的な問いが脳内をグルグルし始めました。中央区のわたし、千代田区のあなた。
YURAKUCHO。
ボタン科タマウサギ(Nike Air)。
オーケーストアって銀座にもあるのか。庶民的な街にしか存在しないと思っていました。攻めの姿勢だな。
西銀座ジャンクション近くの桜の木、インスタの住民たちによく撮られている気がする。
丸ノ内鍛冶橋駐車場(ギリギリ千代田区)。東京発着の夜行バスが集まることで地方民に有名。
東京駅へと続く道。ここまで来るとウイニングランですな。子どもが成人したぐらいの家族連れが、建設現場の法令許可票を見ながら笑顔で立ち話していたのが何故かジーンときました。
そんな感じで東京駅へ帰還。無事に中央区を徒歩で一周できました。約3万歩の道のり。地元の福岡に帰省したら自慢しようと思います。