アトラクションに乗らず生駒山上遊園地を散策してみる

  • 更新日: 2018/10/02

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遊園地の異なる楽しみ方


「遊園地とは、いろんな乗り物に乗る場所だ」
おそらく多くの方がこういったお考えをお持ちでしょう。
だからこそ、遊園地の運営はアトラクションの充実に注力するのです。

しかし、今日はアトラクションに乗らないで一日やりすごそうと思います。
遊園地の意図を全部無視するのも、たまにはいいのではないかと。
やってきたのは「生駒山上遊園地」。奈良県と大阪府の県境にある山の上の遊園地ということで、県民にも府民にもなじみ深い場所です。

場所はここ↓らへん







ここは生駒ケーブル「鳥居前」駅です。
生駒山へ登るには、ケーブルカーを使います。



生駒山上か宝山寺かを選択するしくみ。今日は「生駒山上」です。
分岐しているわけではなく、宝山寺駅は生駒山上の途中駅です。
今居る「鳥居前」という駅名は、宝山寺の一の鳥居が昔ここにあったからなのだそう。



朝8時台までは15分おき、日中は20分おきに来る。
朝から来る人が多いのか、通勤需要か。

ところで生駒山ケーブルとは日本最初のケーブルカーとして大正7年に開業した由緒あるケーブルカーです。
どんな車両なのか、わくわくしますよね。



最古感の一切ないやつ。
生駒ケーブルのマスコット兼乗り物の「ブル」。
電人ザボーガーのブルガンダーだと思う。



土曜日昼だけど車内は空いていた。
と思ったら、おっちゃんおばちゃんがたくさん乗り込んできた。
今日は遊園地へ行くからいいのですが、宝山寺の参拝客もこれに乗るのかと思うと胸が熱くなりますね。
ところでブルってもしかしてケーブルから来てるんでしょうか。



など思っていると、もう一匹のマスコット「ミケ」が向こうから来ます。
ケーブル関係なさそうです。
ところで、向こうから来るということはこのケーブルカー、複線です。



「宝山寺」駅に到着。
ここからもうひとつケーブルカーに乗ります。
こんどはどんな動物が来るのか。



スイーツですね。動物ですらなくなりました。
昨日飲んできた自分としてはこのスイートなデザインがつらい。



道中停車した「霞ヶ丘」なる駅。
見たところ山の中で、周りには何もないようですが……。
ちなみに後日調べてみたところ、いわゆる秘境駅として知られていることが分かりました。



というわけで終点「生駒山上」を経て生駒山上遊園地に到着。
ここへ来るのは多分25年ぶりぐらい。
ちなみに入園料は不要。



あのロケット発射台みたいなのはなんだろう。
あとで行ってみる。





入り口のそばにあった古い建物。
外装や扉のシールを見るにおそらくワンちゃん関連のアトラクションが開催されていたようですが、現在は資材置き場になっている模様。
街で言えば、駅前ビルが資材置き場になっている異常事態です。



人々の歩みを感じる地面。
この遊園地は道を赤で表現しているようです。



園内マップを確認。
駐車場の車がまばらなのが奥ゆかしさを感じます。






1歳、2歳、3歳は、ヒヨコの数で表されているようです。
4歳から1羽の親鳥になります。



見上げるとパンダが空を飛んでいました。
パンダ飛びましたっけ。





かなりの敷地の広さを持つ野外劇場。
ここでイベントをやるみたいですが、とくにプログラム表的なものは見つけられず。



先ほどから空を飛んでいるパンダはここから発進していた模様。
個人的には、言うほどプカプカしてないと思う。等速直線運動だと思う。



プラザショップという施設があります。
手垢がつきすぎて雑にも思える「プラザ」という言葉はもともとスペイン語で広場という意味。
ここはそれほど広場の感じはないのですが、園のだいたい中央、プカプカパンダレールの内側に位置します。
山手線の内側が特別な意味を持つように、ここは遊園地内のいろいろな方向から集まってくる土地、そういう意味では、正しいプラザの使い方なのではと思います。

ここでランチを食べたかったのですが、あいにく休業日だった模様。
定休日とかあるんでしょうか。



カウンターが壊れちゃってます。



ウサギでいいんだろうか。



「キャッチ ザ フラッシュ」
70年代SF映画みたいなタイトルがステキ。
全然内容が想像できませんが、「体育会系新ゲーム」と看板に書いてありました。





隣の「4Dシアターマックス」ではヒーローたちがせいぞろい!
プリキュア、仮面ライダー、そして稲川淳二の活躍が4Dで楽しめるらしいです。



飛んでいく誰かの青い風船。



能勢の棚田を彷彿とさせる、段々状に設置されたベンチ。
そういえばここも生駒山の斜面です。



お腹が空いたので「生駒山ビューレストラン」へ。
園の北西の端に位置します。
ふつう街はずれになかなかレストランはできませんが、遊園地だと眺め優先で成立します。





食堂的雰囲気の強い店内。



券売機にて「しょうゆラーメン(630円)」と「生ビール(小)(400円)」を購入。
しめて1030円也。





ビューテラスにて、醤油ラーメンと生ビールを食べる。
ラーメンいかにも「しょうゆ!」的な匂いがする王道的なもの。
麺は黄色く、そしてやや硬め。
チャーシュー二枚は好ポイント。
生ビールはちゃんとサーバーから注がれたもので、平均的な味。
どうでもいいけど、隣の家族がずっと稲川淳二の話をしていたのが気になる。
4Dの稲川淳二、見たんでしょうか。



そういえば入口で見た発射台のようなもの。あれ何なんでしょう、ちょっとあそこを目指してみます。



ああ、これ。子どもの頃にチャレンジしてトラウマになってしまった「生駒ホワイトハウス」。
いわゆるドッキリハウス的なもので、すごく怖かった思い出があります。
こうして撮影している間にも子どもが泣きながら出てきました。



錯覚、ハイテク、恐怖。
それぞれのフォント選択の正しさ。



かわいいアヒルさんに騙されるな!



園内のゲームセンター。



「乗られたら」の使用意図について。



二昔前ぐらいに流行ったボクシングゲーム。
前のレバーをガチャガチャやって勝負するタイプ。
投入口が塞がれてプレイできなくなっていました。



相変わらず発射台を目指していますが、なんだか遊園地らしからぬ通りに遭遇。
ここは西のはずれ。道も遊園地ルールの赤色ではなく、ふつうのアスファルトです。治外法権の感じがします。
遊園地も長く続けると、こういうアウトローなスポットが誕生するのか。



宝 山。
最初に見た宝山寺のことでしょうか。





手書きと思われるフラミンゴ、そして正体不明のイラスト。
いったい何のために。





妙な新しさが違和感ある電光掲示板。
コンセントには接続されているので、何かを表示する準備はできているようですが……。



一番端の家屋には明かり、そしてカレーっぽい匂いが!
あとで調べると、宝山という名前のレストランでした。かき氷が有名らしい。宝山寺近くにも姉妹店があるとのこと。



不思議なエリアを抜け、目的の場所が近づいてきました。







生駒山上遊園地が誇る(?)大お化け屋敷「地獄門」の前を駆け抜けます。
価格も500円とやや割高に設定されています。
中央の賽銭箱にはちゃんとお金が入れられるようになっていますが、ここに500円を入れても入場料とは見なされないので注意。



お化け屋敷の惰性で、これもなんだか人の顔に見えます。





問題の場所へ到着。
よみうりテレビのテレビ塔というオチでした。

調べてみたところ、他にもABCテレビや関西テレビなどのテレビ塔を発見。
こういった施設が遊園地と直につながってるというのは面白いですね。



というわけで、最後に「100円入れると動くやつ」の姿を見ながらお別れしましょう。



200円でした。





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関西在住のフリーライター。
大阪や兵庫、京都奈良などに眠る散歩の秘境を探し出すため、日夜さまよっている。

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