その川越観光ちょっと待った! 地元民イチオシの"裏"川越さんぽ

  • 更新日: 2020/10/15

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年々、観光色が強くなってくる川越駅構内。休日は賑わいもひとしお。

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ようこそ、埼玉、ようこそ、川越!



申し遅れました。色々なところで「スニーカーだいすき!」って叫んでいるTAKE・スカイウォーカーと申します。



今日の相棒はこちら。asicsから出ております、GEL-MAI(ゲルマイ)です。
個人的なアドバイスですが、散歩や歩いて観光するときは「ランニングシューズ」または「ランニングシューズ由来」のスニーカーをチョイスすると疲れにくいです。


スニーカーを愛好しているとやはり外に出て、歩く、散歩するっていうのがセットになります。履く楽しみっていうのがあるんですよね。普段、デスクワークの私ですが、毎日1.3万歩は歩いてしまいます。同時に散歩や街歩きが趣味のようになってきました。

そんな私が今回、サンポーにてご紹介したいのはここ、川越です。



実は私が生まれ育った地元で、約四半世紀この街を徘徊してきました←
友人や職場の先輩などの観光案内を買って出ることも多く、皆さん満足して帰っていただいている誇らしい地元ではあるんですが、1点だけはっきりと言っておかなければならないことがあります。


「「「川越駅から小江戸・川越までは30分かかる!」」」

そうなんです。皆さんがよく目にする「小江戸・川越」は川越駅からは徒歩で約30分ほど離れているのです。

皆さんが川越駅から出て目にする景色はこれです。



ちなみに鋭意改装工事中。完成するとこうなるらしいです。



ここで絶望した観光客は駅から出るバスで小江戸・川越へ向かうことが一般的。しかし、それはもったいないことです。そこへ向かう道中には観光地とは違う、”裏”川越があるのですから!

今日はそんな裏川越を一緒に歩いて見ませんか?
小江戸・川越の観光はその後でも十分楽しめますので。




ここがメイン通り。クレアモールです。
地域住民はもちろん、観光客も楽しめるほど賑わう通りです。
ここをまっすぐ進むだけで小江戸・川越には到着します。

しかしここは通りません。今日私たちが散歩するのは裏。



ということでこの通りを進みます。

地域掲示板がありました。のぞいてみましょう。



圧倒的に情報が少ない。ワクワクしてきませんか?




何か試されてる気分になる張り紙です。どうせなら何か拝借したいところですが、散歩は始まったばかりなので、一旦ここは見なかったことにしましょう。←ビビり


もう引き返したくなった人もいると思いますが、安心してください。メインの通りにも負けないお店があるんです。それがこちら。



バニトイベーグルさんは川越を代表するベーグル屋さん。常時、20種類近くのベーグルがスタンバイ。優柔不断キラーの名をほしいままにしているおすすめのベーグル屋さんです。





そして実は、小江戸・川越にも店舗を構えております。そう、どメジャーなお店が裏でこっそりやってくれているのでここ、穴場なんです。

そしてここ少し先にさらなるポテンシャルを秘める裏スポットが待っています。
前半にある程度盛り上がりを見せることで観客を引き込むという手法をわかっているかのような裏川越。シビれますね。

それがこちら。



川越八幡神社です。日本に1万5000社あるという「八幡神社」の一社。なんでも、2030年で創建1000周年を迎える由緒正しい八幡神社です。




鳩?が可愛い




モジモジしている人の足型。ではなく、八幡神社の「八」にちなんでいるとか。末広がりの未来や足腰が丈夫になると言う意味もありそうです。

末長く好きなスニーカーで歩き回りたい私にはありがたい神社です。






とても整った山道を抜けると神社がお目見え。皆さんもこれからの裏川越の散歩が無事に終わるようお祈りしていきましょうね。

境内を見渡すと面白いものがいくつか。





そのハチマキ?目の部分を綺麗に切り取ったのかな。




干支が大きく描かれています。毎年ここには地元の中学生が描いた干支が境内に彩りを加えています。今年は子年。ここでも創建までのカウントダウンがされていますね。
創建千年の担当ではない干支が精一杯盛り上げています。

神社を出て駐車場に目をやるとさらに大きな絵をみることができます。



こちらは高校生の力作。先ほどと同様に毎年干支が描かれており、地元では名物になっています。



何枚もの板に描いたものが合わさって1枚の作品になっています。皆さんの地元にもこのように、学生が地域へ何かしらの形で貢献してることがあるかもしれませんね。
そんなことを感じながら裏川越を進みます。




大きな建物が出てきました。ここは川越を代表する百貨店。丸広百貨店です。
百貨店と言うと”裏”らしからぬ建物に思えますが、安心してください。こちらはあくまでも裏側。駐車場が広がっております。




でも、この裏だからこそお目見えするのがこちら。



常人では到底考えられない表記をしている自動車整備工場。
歴としたメーカー指定工場です。初見の方はだいたい声に出して読むんですよ。

「カトゥジドゥシャ」



なんであんな名前つけたんだろ。インパクトでかいけど、読みにくいから意外と覚えにくいし。。。と考えながら先を進みます。




すると、なんと蔵の裏側が現れます!もう小江戸・川越についたのでしょうか?
いいえ、安心してください。まだ歩き始めて20分ほど。裏川越はあと10分ほどあります。



ここは蔵里(くらり)といって比較的新しい施設。観光のど真ん中ではしゃぎすぎてお土産を買い忘れた人の、最後の受け皿として各店舗のお土産が集結するやさしさの塊、そんな施設。



表から見た蔵里。「観光施設だよ」っていうのがわかりやすい。ぜひ帰りに寄っていただきたい。


先に進むと突き当ります。何に突き当たるかというと・・・





樹齢約650年の大樹に突きあたります。
少しだけ悠久の時に思いをはせたら左に曲がりましょう。




かわいい看板をみつけました。
おむすびって響きがローカル感が出ていいですね。そそります。




案内に従ってお店に到着。あいにくラストオーダー終わってました。。。事前に調べないで歩いている散歩ならではの展開です←
信号待ちをしていると、とんでもない大きさの上半身を見つけました。






クリーニング屋さんの店舗デザイン(?)としてはだいぶ攻めてる。顔の部分には窓があります。あそこから顔だけ覗かせてはしゃいだりしないのかなぁ店主。しないか。




もう終盤になってくると”表”の道が。飲みこまれてしまいそうだ。”裏”の終わりが見えてきましたね。




ここは通称、大正ロマン通り。その名のとおり古き良き大正ロマンな雰囲気が楽しめる通り。”表の中の表”につき、避けて通ります。ここまで行くと、もはや意地ですね。


これまでと同じ時間、同じエリアの写真か?ってくらい人がいるのがわかると思います。
少し、表にあらがって進んでみましょう。

すると個人的に”推し”のお寺がお目見えします。




ここは蓮馨寺(れんけいじ)、小江戸・川越の入り口直前の歴史ある寺院。
先ほどの大正ロマン通りの賑わいとは打って変わって落ち着いた雰囲気が境内に広がっている、まさにオアシスです。







絶対に寄ってもらいたいのがこちらの茶屋。「名代焼きだんご松山」。境内に香ばしい魅惑の香りを解き放っている。ここの焼きだんごは必修科目です。
既に30分近くも歩きました。ダイエットを意識している人も1本くらい大丈夫。ほらパクっと。




ここをで出てちょっと出るともうここは小江戸。
皆さんがテレビや雑誌、ポスターで見た「小江戸・川越」の街が広がっています。



散歩はここまで。これから観光。
お買い物や歴史的ランドマークをぜひご堪能ください。
どうやら”裏案内人”の役割はそろそろおわりのようです。



でも、これだけは忘れないでください。
バスでここに来た観光客では知りえなかった、私と一緒に歩いた少し湿った感じの裏川越を。









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TAKE・スカイウォーカー

スニーカー偏愛家。「スニーカーを知り、履いて歩くこと」を日々の楽しみにしている変態。そのおかげで「積極的に街を徘徊する30代男性」が誕生した。Youtube、Voicyにて自分の趣味趣向を撒き散らしており、友人にはいつも「お前楽しそうだな」という評価を得ている。本人も認めている。

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