遊園地に1日10回行った日のこと
- 更新日: 2021/11/30
遊園地?
遊園地。
その名前を聞いて、どんな場所を思い浮かべるでしょうか?
プール?メリーゴーランド??ジェットコースター???
そして、遊園地が家の近所にたくさんあったとしたら…
実は、近距離にたくさんの遊園地がひしめき合っている街、あるんです。
それが、長野市。
なんと長野市内だけで遊園地が500ヶ所越え。長野市、どんな世界観なんだ?
というわけで、早速遊園地を巡る旅に出てみようと思います。
今回は、駅から徒歩圏内に多数の遊園地がある川中島駅からスタート。
川中島といえば多くの方がその後ろに「戦い」という単語を思い浮かべると思います。戦いの地に、現在は多数の遊園地が…ということでなんだかワクワクしますね。
早速、最初の遊園地に行ってみましょう。
遊園地…?これ、公園…住宅街によくある…公園…。
鉄棒と動物…それだけ…?それだけなの…???
ねぇねぇヒヨコちゃん、君遊園地の遊具って自覚ある?
ほら、ウサギちゃんもさ、どうなん?そこんところ。
「遊園地」とは
…ごめんなさい。取り乱しました。
そう、長野市における「遊園地」とは、「都市公園以外の小規模な公園や緑地」のことです(長野市ホームページより引用)。
つまり、住宅街にあるようなちょっとした遊具のある公園なんかを「遊園地」というわけですね。
初めて知ったときは衝撃だったのですが、長野県内出身の友人に聞いてみると「小さいころから普通に“遊園地”に行っていた」とのことで、逆に僕が驚いたことを驚かれました。僕は友人に驚かれなくて驚いたよ。
とはいえここは気を取り直して、せっかくなので遊園地を10ヶ所回るまで散歩を続けてみようと思います。
まあ、こちらの敷地も小さいこと。
遊園地の基本パターンは、小さい敷地に2,3個の遊具というスタイル。ここから、鉄棒と砂場が幾度となく登場していきますよ。
遊園地と言っても住宅地の中の公園ですからね。ご近所さんと挨拶を交わすことだってあると思います。
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」…まあ分かるとして、
外を歩いていて「おやすみなさい」って挨拶するシチュエーションってある?
こちらの遊園地は、もはや公民館の庭と化しています。
この日は日曜日だったので公民館には人影がありませんでしたが、平日の夕方なんかに大人ひとりで立ち寄ろうものなら、不審者扱い不可避ですね。大人の遊園地めぐりは、そういったリスクと隣り合わせなのです。
「遊園地あり」の看板。
知らずにこの道に迷い込んだドライバーが、「は?遊園地どこやねん」とか言いそうです。いや、そもそも地元民しか通らないだろうからそうはならないか。
さすがは安全運転で名高い長野県民。
遊園地で遊ぶ子供たちを守るためにこれでもかとドライバーに徐行を求めてきます。まあそもそもここヘアピンカーブだから、そんなにスピードが出ることもないだろうが…。
迷惑になるのはサッカーボールだけ?(屁理屈)
バレーボールでサッカーをして、「これはサッカーボール遊びじゃない」と言い張るガキが現れても不思議ではないですね。
「ノ」がちょっと小さくて可愛いね。
おや、異世界にワープできそうな穴があったぞ。遊園地のアトラクションだろうか?
ちょっと近寄って見てみます。
勝手に期待してごめん。防火水槽だったわ。「ブラジルの皆さーん!聞こえますかー!」ってやる穴じゃなかった。
実際のところ、長野市の遊園地は防火水槽があったりゴミ置き場を兼ねていたり、住宅地に必要な設備のための場所となっていることも多いです。
「のぼるのはやめましょう。」
フラグかな?
(…フェンスの向こうは住宅なので、ガチでやめましょう)
こちらの遊園地は、三角形の土地にすべり台が一つあるだけの、とってもシンプルな構造になっています。
…ってあの、すべり台の場所おかしくない?端っこすぎない?
わざわざそんな、道路に一番近いところに設置しなくても。
こちらは「ボール遊び禁止」になっています。
バレーボールでサッカーをするような屁理屈ガキ対策もバッチリです。ここで屁理屈を突き通すなら蹴鞠をやるくらいしかないですね。
奥に何かいます。
ウサギとネコです。
遊園地にいる動物シリーズ、やはりウサギは人気のようです。こちらの動物たちは経年劣化の感じがしないところも興味深いところです。
遊園地には、団地の名前を冠するものも時々あります。
基本的には住宅街の開発とセットで、空いた区画?を小さな公園として利用しているものが、遊園地であるといえます。
こちらの乗り物は…バイクと、イモムシ?
イモムシも一応乗れる形にはなっているけれど…果たして子供たちからの人気はどうなのか、観察してみたいものです。
少し広めの遊園地の反対側、すべり台と砂場を見守るイモムシさんです。
イモムシの視線を感じながら遊ぶ子供たちの気持ちはいかに。
例によって遊園地には子供の姿はなかったものの、砂場には大きな穴が残されていました。
そういえば自分が幼稚園の頃、砂場を掘り続けた結果砂場の底に達してしまったことがあり、地球の反対側まで行けないことを知ってテンションが下がった記憶があります。
砂場はコンクリート製の箱だということを、この時初めて知ったのでした。
ウサギ、ネコ、バイク、そしてイモムシ…と、様々なバリエーションを見せてきた遊園地の乗り物シリーズですが、今回は恐竜です。
しかしこちらの恐竜さん、ぼっちです。
少し傾きかけた太陽に照らされるその姿は、哀愁すら感じさせます。
岡崎体育は「ワニさんも仲間に入れておくれ」と歌っていたけれど、僕はこの恐竜さんを仲間に入れてあげたいです。
子供たち、恐竜さんに会いに来てあげて。。
恐竜さんはいつでも、君が遊びに来るのを待っているよ。
名前は遊園地だけど、注意書きは「ここは公園内です」。編集者から指摘を受けそうな看板です。
まあ普通の人からしたら、ここが遊園地だろうが公園だろうが、どうでもいいもんな…。
一つひとつの遊園地にはそれぞれ特徴があるとはいえ、ブランコと砂場を見たくらいではこちらのコメントもネタ切れになってきます。
遊園地のある団地は、戸建てがメインの少し古めのものが多いのですが、若葉町では個人情報ダダ洩れの案内板が健在です。
やっぱり挨拶を推してきます。街でおやすみなさい、言うかなぁ(2回目)。
とうとう、今日1日で巡った遊園地の数が10を越えてきました。
それにしてもこの若葉町、今回の散歩のなかでも特に遊園地が密集しているエリアになっています。
この近辺だけでも「若葉町東遊園地」「若葉町東北遊園地」「若葉町北遊園地」が隣接して、もはや暗号状態です。
こいつは誰なんでしょうか。コアラ?色の手がかりもないので、ちょっとよく分かりません。
つぶらな瞳で何かを訴えかけてきます。
ベンチに忘れ物が。
HITACHI Inspire the Next…
工具箱か何かだと思うのですが、ここにあって大丈夫なんでしょうか。まあ、大丈夫ではないよなぁ…。
そんなHITACHIに想いを馳せながら、今回の散歩は終わりにしたいと思います。
こんな感じで、日々長野市の遊園地を巡っています。Twitterで「#長野市遊園地めぐり」と検索してみてください。
市内に500ヶ所以上存在する遊園地を、全て回りきる日は訪れるのだろうか。
その名前を聞いて、どんな場所を思い浮かべるでしょうか?
プール?メリーゴーランド??ジェットコースター???
そして、遊園地が家の近所にたくさんあったとしたら…
実は、近距離にたくさんの遊園地がひしめき合っている街、あるんです。
それが、長野市。
なんと長野市内だけで遊園地が500ヶ所越え。長野市、どんな世界観なんだ?
というわけで、早速遊園地を巡る旅に出てみようと思います。
今回は、駅から徒歩圏内に多数の遊園地がある川中島駅からスタート。
川中島といえば多くの方がその後ろに「戦い」という単語を思い浮かべると思います。戦いの地に、現在は多数の遊園地が…ということでなんだかワクワクしますね。
早速、最初の遊園地に行ってみましょう。
1ヶ所目 川中島駅西遊園地
最初は川中島駅からすぐの「川中島駅西遊園地」へ。駅近の遊園地、さぞ栄えているのだろうと思って行ってみると…遊園地…?これ、公園…住宅街によくある…公園…。
鉄棒と動物…それだけ…?それだけなの…???
ねぇねぇヒヨコちゃん、君遊園地の遊具って自覚ある?
ほら、ウサギちゃんもさ、どうなん?そこんところ。
「遊園地」とは
…ごめんなさい。取り乱しました。
そう、長野市における「遊園地」とは、「都市公園以外の小規模な公園や緑地」のことです(長野市ホームページより引用)。
つまり、住宅街にあるようなちょっとした遊具のある公園なんかを「遊園地」というわけですね。
初めて知ったときは衝撃だったのですが、長野県内出身の友人に聞いてみると「小さいころから普通に“遊園地”に行っていた」とのことで、逆に僕が驚いたことを驚かれました。僕は友人に驚かれなくて驚いたよ。
とはいえここは気を取り直して、せっかくなので遊園地を10ヶ所回るまで散歩を続けてみようと思います。
2ヶ所目 上河原遊園地
川中島駅から歩いて5分ほど、早速2ヶ所目の遊園地です。まあ、こちらの敷地も小さいこと。
遊園地の基本パターンは、小さい敷地に2,3個の遊具というスタイル。ここから、鉄棒と砂場が幾度となく登場していきますよ。
遊園地と言っても住宅地の中の公園ですからね。ご近所さんと挨拶を交わすことだってあると思います。
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」…まあ分かるとして、
外を歩いていて「おやすみなさい」って挨拶するシチュエーションってある?
3ヶ所目 本町遊園地
こちらの遊園地は、もはや公民館の庭と化しています。
この日は日曜日だったので公民館には人影がありませんでしたが、平日の夕方なんかに大人ひとりで立ち寄ろうものなら、不審者扱い不可避ですね。大人の遊園地めぐりは、そういったリスクと隣り合わせなのです。
「遊園地あり」の看板。
知らずにこの道に迷い込んだドライバーが、「は?遊園地どこやねん」とか言いそうです。いや、そもそも地元民しか通らないだろうからそうはならないか。
さすがは安全運転で名高い長野県民。
遊園地で遊ぶ子供たちを守るためにこれでもかとドライバーに徐行を求めてきます。まあそもそもここヘアピンカーブだから、そんなにスピードが出ることもないだろうが…。
迷惑になるのはサッカーボールだけ?(屁理屈)
バレーボールでサッカーをして、「これはサッカーボール遊びじゃない」と言い張るガキが現れても不思議ではないですね。
4ヶ所目 瀬ノ窪遊園地
「ノ」がちょっと小さくて可愛いね。
おや、異世界にワープできそうな穴があったぞ。遊園地のアトラクションだろうか?
ちょっと近寄って見てみます。
勝手に期待してごめん。防火水槽だったわ。「ブラジルの皆さーん!聞こえますかー!」ってやる穴じゃなかった。
実際のところ、長野市の遊園地は防火水槽があったりゴミ置き場を兼ねていたり、住宅地に必要な設備のための場所となっていることも多いです。
「のぼるのはやめましょう。」
フラグかな?
(…フェンスの向こうは住宅なので、ガチでやめましょう)
5ヶ所目 長田遊園地
こちらの遊園地は、三角形の土地にすべり台が一つあるだけの、とってもシンプルな構造になっています。
…ってあの、すべり台の場所おかしくない?端っこすぎない?
わざわざそんな、道路に一番近いところに設置しなくても。
6ヶ所目 寺町西遊園地
こちらは「ボール遊び禁止」になっています。
バレーボールでサッカーをするような屁理屈ガキ対策もバッチリです。ここで屁理屈を突き通すなら蹴鞠をやるくらいしかないですね。
奥に何かいます。
ウサギとネコです。
遊園地にいる動物シリーズ、やはりウサギは人気のようです。こちらの動物たちは経年劣化の感じがしないところも興味深いところです。
7ヶ所目 中ノ島団地遊園地
遊園地には、団地の名前を冠するものも時々あります。
基本的には住宅街の開発とセットで、空いた区画?を小さな公園として利用しているものが、遊園地であるといえます。
こちらの乗り物は…バイクと、イモムシ?
イモムシも一応乗れる形にはなっているけれど…果たして子供たちからの人気はどうなのか、観察してみたいものです。
少し広めの遊園地の反対側、すべり台と砂場を見守るイモムシさんです。
イモムシの視線を感じながら遊ぶ子供たちの気持ちはいかに。
例によって遊園地には子供の姿はなかったものの、砂場には大きな穴が残されていました。
そういえば自分が幼稚園の頃、砂場を掘り続けた結果砂場の底に達してしまったことがあり、地球の反対側まで行けないことを知ってテンションが下がった記憶があります。
砂場はコンクリート製の箱だということを、この時初めて知ったのでした。
8ヶ所目 中島東遊園地
ウサギ、ネコ、バイク、そしてイモムシ…と、様々なバリエーションを見せてきた遊園地の乗り物シリーズですが、今回は恐竜です。
しかしこちらの恐竜さん、ぼっちです。
少し傾きかけた太陽に照らされるその姿は、哀愁すら感じさせます。
岡崎体育は「ワニさんも仲間に入れておくれ」と歌っていたけれど、僕はこの恐竜さんを仲間に入れてあげたいです。
子供たち、恐竜さんに会いに来てあげて。。
恐竜さんはいつでも、君が遊びに来るのを待っているよ。
9ヶ所目 若葉団地遊園地
名前は遊園地だけど、注意書きは「ここは公園内です」。編集者から指摘を受けそうな看板です。
まあ普通の人からしたら、ここが遊園地だろうが公園だろうが、どうでもいいもんな…。
一つひとつの遊園地にはそれぞれ特徴があるとはいえ、ブランコと砂場を見たくらいではこちらのコメントもネタ切れになってきます。
遊園地のある団地は、戸建てがメインの少し古めのものが多いのですが、若葉町では個人情報ダダ洩れの案内板が健在です。
やっぱり挨拶を推してきます。街でおやすみなさい、言うかなぁ(2回目)。
10ヶ所目 若葉町東南遊園地
とうとう、今日1日で巡った遊園地の数が10を越えてきました。
それにしてもこの若葉町、今回の散歩のなかでも特に遊園地が密集しているエリアになっています。
この近辺だけでも「若葉町東遊園地」「若葉町東北遊園地」「若葉町北遊園地」が隣接して、もはや暗号状態です。
こいつは誰なんでしょうか。コアラ?色の手がかりもないので、ちょっとよく分かりません。
つぶらな瞳で何かを訴えかけてきます。
ベンチに忘れ物が。
HITACHI Inspire the Next…
工具箱か何かだと思うのですが、ここにあって大丈夫なんでしょうか。まあ、大丈夫ではないよなぁ…。
そんなHITACHIに想いを馳せながら、今回の散歩は終わりにしたいと思います。
こんな感じで、日々長野市の遊園地を巡っています。Twitterで「#長野市遊園地めぐり」と検索してみてください。
市内に500ヶ所以上存在する遊園地を、全て回りきる日は訪れるのだろうか。