タクシー運転手だけどボロ市通りを歩いてみるよ
- 更新日: 2018/06/19
代官屋敷はパイロンも古風
いつもタクシーをご利用頂きありがとうございます。
タクシードライバーのぜつです。
突然ですがボロ市というのをご存知でしょうか?
古くは北条氏政の時代の楽市だったそうで、古着の売買が盛んだった事からボロ市と呼ばれるようになった古物市ですね。
そういや知り合いのどうしようもないタクシードライバーのおっちゃんは、会社の制服をリサイクルショップに売りに行こうとして値段が付かなかったと残念がっていましたが、要はそういう感じの事ですかね。
あれもほとんどボロ市でしたから。
見た目からしてかなりボロ市だったから。
見た目からしてボロ市で賑わってたから。
ボロ市の主だった会場は東急世田谷線の上町駅から世田谷駅の間で年末に2日間、年始にも2日間行われるんですけど、まぁとにかく周辺道路がやたら混雑するイベントなんですよ。
無形民俗文化財に指定されるような由緒ある伝統なんですけど、タクシードライバーから見たら只々道路が混雑するイベントっていう感じで。
それはそうとこちらを見て頂きたいんですが。
こちら上町駅付近に世田谷区の教育委員会が設置した地図。
ここ。
通称ボロ市通りってのがあります。
今日はボロ市の日ではないのですが、実際にボロ市やっていてもやっていなくても、ボロ市通りという通りは普遍的に存在しているんです。
男にも乳首はあるみたいな事ですよね。
まじラッキー。
そんな訳で今回はこの、男の乳首ことボロ市通りを練り歩いてみたいと思います。
世田谷通りから東へ伸びるボロ市通り。
こちらの西側の入り口から歩いてみますよ。
桜門って名前が付いていますが、門の感じ全く無いです。
これが門で良いんだったら寺門ジモンも門でいいです。
圧が漏れてる。
でも保険ってぐいぐい来られないと決断しきれない部分もあるよね。
これさえ近所にあれば永久に生きられるでお馴染みのオリジン。
しかし量り売りの大根とゆで卵と角煮の煮物みたいなやつの角煮だけを不自然に多めに入れてしまいがち。
たまたまお玉ですくったら角煮ばっかり乗ってきたっていう顔でレジに持っていくから。
オリジンは顔でもっていくお店だから。
シフォンケーキで作ったラスクですって。
育ちが良すぎるだろこのラスク。
こちらホームメイドシフォンケーキのお店、ロンアンドメリーさん。
この珍しいラスクが気になったので入ってみました。
しかもなんと店内の撮影とweb掲載も快諾して下さいました。
シフォンケーキのような優しさ!
もう褒めちぎる以外の選択肢は無い。
とにかく原材料こだわっています。
寺門ジモンの焼き肉くらいこだわっています。
そして世田谷みやげに認定されております。
可愛い店内にイートインスペースもあったりで、とても居心地の良いお店でした。
しかも先日もアド街っく天国の取材を受けた所だというお話を頂きまして。
まま、図らずも見立ての良さはアド街かサンポーかってな感じになっちゃいましたかね。
もちろん購入させていただきました。
美味しいのはもちろんだけど、とにかく軽い!
若干宙に浮いてたから。
カール爺さんもこれ使って家飛ばした方が良かったんじゃねーかってくらいよ。
さてさて、お店を出ましてまだまだ歩きます。
近くには何とも言えないラインナップのお店がありました。
来賓が想定以上に押し寄せた場合にこのパイプ椅子はありがたい。
来賓が強めに押し寄せたらボロ市通りにパイプ椅子を買いに行きましょう。
ハイウルソ推し。
こちら世田谷代官屋敷。
ボロ市通りのコアみたいなもんですね。
ボロ市通りにある程度ダメージを与え続けると代官屋敷が露出するので、そこにフルチャージした主砲をぶち込めばボロ市通りは木っ端微塵です。
代官屋敷は露出させてなんぼみたいなとこあるから。
こう言われちゃうと何も文句は言えないよね。
四百三十年なんてぶちかまされたら何も言えずに只々舌を噛み切るくらいしか我々に出来ることは残されていませんよ。
ボロなのはこっちの方ですよ。
たぬき。
ちょっと白くない?
アングロサクソンの血入ってない?
もう半分は過ぎましたね。
ボロ市通りは短い通りです。
全身粘液ベトベトで這うようにしか進めない時に散歩するならここで決まりですね。
ブラジリアン食堂BANCHO。
ボロ市とブラジルは切っても切れない関係ですからね。
確かあの松本零士氏もブラジルはボロ市であり、ボロ市もまたブラジルでなければならないみたいな事言ってましたもんね。
コインパーキング価格はこんな感じ。
最大料金設定があるのは良心的。
ボロ市通りはこちらの信号で突き当たります。
突き当りの道路は駒沢公園通りですね。
駒沢大学を越えて等々力の方まで繋がっています。
そしてその角地にあるのがこちらの世田谷中央病院。
入り口に停車させると信号付近な為に交通の邪魔になるのでお客さん乗せてタクシーで来る場合は付け場所に悩むんです。
足の不自由なお客さんもいますしね。
さて、これでは短いのでこのまま折り返しましょうか。
粘液でベトベトですが、どうにかスタート地点まで這って戻ろうと思います。
ボロ市通りは途中に信号機が一つも無いんですよね。
近くを並行する世田谷通りは信号機だらけなのに。
それだけで交通量の違いが分かるもんです。
信号機が無いからと言って車両は飛ばさないように。
ボロ市通りには430年の歴史を継承しうる小さな希望がいますからね。
抜け道に使われがちな道路は居住者専用道路の規制があったりします。
標識は見落とさないように。
先程代官屋敷は露出させてなんぼだとかフルチャージした主砲がどうとか言って流してしまったのですが、やっぱボロ市通り散歩でここは外せませんよ。
ボロ市通りで代官屋敷無視したらどうかしてますよほんと。
そんなやつは殺人カピバラに腕をへし折られてしまえって話ですよ。
何言ってるのか自分でも分からなくなってきましたので取り敢えず中に入ってみましょう。
代官を肌で感じましょうよ。
まずこの門のサイズを縮小してレール引き直したような感じ。
これこそが代官のバイブスだからね。
代官つったらレール引き直しで知られてるから。
レール引き直させたら彼の右に出るものはいないね。
そしてこちら、大場家住宅。
大場って誰だよって思ったらこの方がお代官様だったようですね。
徳田新之助って誰だよって思ったら吉宗だった時の悪代官のリアクションみたいな感じですかね。
ここで悪代官の例え出しちゃ駄目でしたね。
ここは後で時間のある時に目を通しておいてください。
(会議中にたまに言われるけど後じゃ絶対読まないやつ)
倉庫っぽい建物には釜みたいのとか切り株みたいな椅子とか色々。
いやーさすが大場代官だよね。
ここに切り株椅子を配置するというセンスはもう大場代官でしか思いつかないよ。
さすが代官の器!
ひんやりした倉庫みたいな所。
"そでがらみ"とか"さすまた"とかが代官感を出してるよね。
まさしく代感。
大切に。
あの黒いのめちゃくちゃ開けたいな。
あんな開けたい物代官屋敷以外じゃ見れませんよ。
敷地内には綺麗な資料館もあって色々展示されています。
上に掛かってる何とも可愛い顔したやつは奥沢神社の大蛇なんですって。
大蛇、目の位置合ってる?
確かに奥沢神社に行った時も大蛇がどうとか書いてあった気がします。
これは目の位置正常。
本番には仕上げてくるタイプの大蛇。
これすごいんですよ。
今回歩いたボロ市通りをイラストレーターの方が精巧に模写しているんです。
たまにひっくり返して展示してあげないと反対側が可哀相な気もしますね。
資料館の外には巨大なくすのきが。
代官パイロン。
和製パイロンみたいのがあった。
たけし「ママ!クラスのみんながパイロン持っているんだよ!買ってよ!」
ママ「買いません。よそはよそ、うちはうち!」
お爺ちゃん「たけしや、ワシが用意してやろう」
たけし「やったぁ!ありがとうお爺ちゃん!」
で用意されたのが爺ちゃん手作りのこれね。
たけしこれ蹴り飛ばして粉砕するよね。
全生命エネルギーをパイロン重ねる時に使い果たした結果かな。
死に絶えたかもしれないけどパイロンは有り得ない重なり方をした。
和製パイロンの材料あった。
さっきも見たレトロな薬局。
おしゃれさろん純子。
攻めの店名が素晴らしい。
820円お得なミドリムシ。
スタートの桜門が見えてきました。
赤いやつの方、山切りカットのビトイーンじゃない?
そんな感じでスタート地点の世田谷通りまで戻ってきました。
ボロ市通り散歩は以上で終わりです。
丁度夕方でなんだかエンディングっぽさも出ましたね。
ビトイーンで終わるつもりかよって話ですけども、道路に別にオチとかないですからね。
なんせ道路ですから。
なんせ道路ですから。
タクシードライバーのぜつです。
突然ですがボロ市というのをご存知でしょうか?
古くは北条氏政の時代の楽市だったそうで、古着の売買が盛んだった事からボロ市と呼ばれるようになった古物市ですね。
そういや知り合いのどうしようもないタクシードライバーのおっちゃんは、会社の制服をリサイクルショップに売りに行こうとして値段が付かなかったと残念がっていましたが、要はそういう感じの事ですかね。
あれもほとんどボロ市でしたから。
見た目からしてかなりボロ市だったから。
見た目からしてボロ市で賑わってたから。
ボロ市の主だった会場は東急世田谷線の上町駅から世田谷駅の間で年末に2日間、年始にも2日間行われるんですけど、まぁとにかく周辺道路がやたら混雑するイベントなんですよ。
無形民俗文化財に指定されるような由緒ある伝統なんですけど、タクシードライバーから見たら只々道路が混雑するイベントっていう感じで。
それはそうとこちらを見て頂きたいんですが。
こちら上町駅付近に世田谷区の教育委員会が設置した地図。
ここ。
通称ボロ市通りってのがあります。
今日はボロ市の日ではないのですが、実際にボロ市やっていてもやっていなくても、ボロ市通りという通りは普遍的に存在しているんです。
男にも乳首はあるみたいな事ですよね。
まじラッキー。
そんな訳で今回はこの、男の乳首ことボロ市通りを練り歩いてみたいと思います。
世田谷通りから東へ伸びるボロ市通り。
こちらの西側の入り口から歩いてみますよ。
桜門って名前が付いていますが、門の感じ全く無いです。
これが門で良いんだったら寺門ジモンも門でいいです。
圧が漏れてる。
でも保険ってぐいぐい来られないと決断しきれない部分もあるよね。
これさえ近所にあれば永久に生きられるでお馴染みのオリジン。
しかし量り売りの大根とゆで卵と角煮の煮物みたいなやつの角煮だけを不自然に多めに入れてしまいがち。
たまたまお玉ですくったら角煮ばっかり乗ってきたっていう顔でレジに持っていくから。
オリジンは顔でもっていくお店だから。
シフォンケーキで作ったラスクですって。
育ちが良すぎるだろこのラスク。
こちらホームメイドシフォンケーキのお店、ロンアンドメリーさん。
この珍しいラスクが気になったので入ってみました。
しかもなんと店内の撮影とweb掲載も快諾して下さいました。
シフォンケーキのような優しさ!
もう褒めちぎる以外の選択肢は無い。
とにかく原材料こだわっています。
寺門ジモンの焼き肉くらいこだわっています。
そして世田谷みやげに認定されております。
可愛い店内にイートインスペースもあったりで、とても居心地の良いお店でした。
しかも先日もアド街っく天国の取材を受けた所だというお話を頂きまして。
まま、図らずも見立ての良さはアド街かサンポーかってな感じになっちゃいましたかね。
もちろん購入させていただきました。
美味しいのはもちろんだけど、とにかく軽い!
若干宙に浮いてたから。
カール爺さんもこれ使って家飛ばした方が良かったんじゃねーかってくらいよ。
さてさて、お店を出ましてまだまだ歩きます。
近くには何とも言えないラインナップのお店がありました。
来賓が想定以上に押し寄せた場合にこのパイプ椅子はありがたい。
来賓が強めに押し寄せたらボロ市通りにパイプ椅子を買いに行きましょう。
ハイウルソ推し。
こちら世田谷代官屋敷。
ボロ市通りのコアみたいなもんですね。
ボロ市通りにある程度ダメージを与え続けると代官屋敷が露出するので、そこにフルチャージした主砲をぶち込めばボロ市通りは木っ端微塵です。
代官屋敷は露出させてなんぼみたいなとこあるから。
こう言われちゃうと何も文句は言えないよね。
四百三十年なんてぶちかまされたら何も言えずに只々舌を噛み切るくらいしか我々に出来ることは残されていませんよ。
ボロなのはこっちの方ですよ。
たぬき。
ちょっと白くない?
アングロサクソンの血入ってない?
もう半分は過ぎましたね。
ボロ市通りは短い通りです。
全身粘液ベトベトで這うようにしか進めない時に散歩するならここで決まりですね。
ブラジリアン食堂BANCHO。
ボロ市とブラジルは切っても切れない関係ですからね。
確かあの松本零士氏もブラジルはボロ市であり、ボロ市もまたブラジルでなければならないみたいな事言ってましたもんね。
コインパーキング価格はこんな感じ。
最大料金設定があるのは良心的。
ボロ市通りはこちらの信号で突き当たります。
突き当りの道路は駒沢公園通りですね。
駒沢大学を越えて等々力の方まで繋がっています。
そしてその角地にあるのがこちらの世田谷中央病院。
入り口に停車させると信号付近な為に交通の邪魔になるのでお客さん乗せてタクシーで来る場合は付け場所に悩むんです。
足の不自由なお客さんもいますしね。
さて、これでは短いのでこのまま折り返しましょうか。
粘液でベトベトですが、どうにかスタート地点まで這って戻ろうと思います。
ボロ市通りは途中に信号機が一つも無いんですよね。
近くを並行する世田谷通りは信号機だらけなのに。
それだけで交通量の違いが分かるもんです。
信号機が無いからと言って車両は飛ばさないように。
ボロ市通りには430年の歴史を継承しうる小さな希望がいますからね。
抜け道に使われがちな道路は居住者専用道路の規制があったりします。
標識は見落とさないように。
先程代官屋敷は露出させてなんぼだとかフルチャージした主砲がどうとか言って流してしまったのですが、やっぱボロ市通り散歩でここは外せませんよ。
ボロ市通りで代官屋敷無視したらどうかしてますよほんと。
そんなやつは殺人カピバラに腕をへし折られてしまえって話ですよ。
何言ってるのか自分でも分からなくなってきましたので取り敢えず中に入ってみましょう。
代官を肌で感じましょうよ。
まずこの門のサイズを縮小してレール引き直したような感じ。
これこそが代官のバイブスだからね。
代官つったらレール引き直しで知られてるから。
レール引き直させたら彼の右に出るものはいないね。
そしてこちら、大場家住宅。
大場って誰だよって思ったらこの方がお代官様だったようですね。
徳田新之助って誰だよって思ったら吉宗だった時の悪代官のリアクションみたいな感じですかね。
ここで悪代官の例え出しちゃ駄目でしたね。
ここは後で時間のある時に目を通しておいてください。
(会議中にたまに言われるけど後じゃ絶対読まないやつ)
倉庫っぽい建物には釜みたいのとか切り株みたいな椅子とか色々。
いやーさすが大場代官だよね。
ここに切り株椅子を配置するというセンスはもう大場代官でしか思いつかないよ。
さすが代官の器!
ひんやりした倉庫みたいな所。
"そでがらみ"とか"さすまた"とかが代官感を出してるよね。
まさしく代感。
大切に。
あの黒いのめちゃくちゃ開けたいな。
あんな開けたい物代官屋敷以外じゃ見れませんよ。
敷地内には綺麗な資料館もあって色々展示されています。
上に掛かってる何とも可愛い顔したやつは奥沢神社の大蛇なんですって。
大蛇、目の位置合ってる?
確かに奥沢神社に行った時も大蛇がどうとか書いてあった気がします。
これは目の位置正常。
本番には仕上げてくるタイプの大蛇。
これすごいんですよ。
今回歩いたボロ市通りをイラストレーターの方が精巧に模写しているんです。
たまにひっくり返して展示してあげないと反対側が可哀相な気もしますね。
資料館の外には巨大なくすのきが。
代官パイロン。
和製パイロンみたいのがあった。
たけし「ママ!クラスのみんながパイロン持っているんだよ!買ってよ!」
ママ「買いません。よそはよそ、うちはうち!」
お爺ちゃん「たけしや、ワシが用意してやろう」
たけし「やったぁ!ありがとうお爺ちゃん!」
で用意されたのが爺ちゃん手作りのこれね。
たけしこれ蹴り飛ばして粉砕するよね。
全生命エネルギーをパイロン重ねる時に使い果たした結果かな。
死に絶えたかもしれないけどパイロンは有り得ない重なり方をした。
和製パイロンの材料あった。
さっきも見たレトロな薬局。
おしゃれさろん純子。
攻めの店名が素晴らしい。
820円お得なミドリムシ。
スタートの桜門が見えてきました。
赤いやつの方、山切りカットのビトイーンじゃない?
そんな感じでスタート地点の世田谷通りまで戻ってきました。
ボロ市通り散歩は以上で終わりです。
丁度夕方でなんだかエンディングっぽさも出ましたね。
ビトイーンで終わるつもりかよって話ですけども、道路に別にオチとかないですからね。
なんせ道路ですから。
なんせ道路ですから。