北の大地の水族館に行ってきました
- 更新日: 2023/01/17
川の魚や世界の熱帯淡水魚がたくさん!
こんにちは。ライターの愛らしゅーです。
皆さんは水族館に行ってますか?
僕は好きですが最近行ってません。そこで面白そうな水族館に行きたいな~と調べていると、『北の大地の水族館』という水族館を見つけました。
この水族館は北海道の北見市にある水族館で、北海道の淡水魚などを展示しているそうです。
面白そう!という事で行ってきます。
また、記事の後半には館長さんにインタビューをさせていただいた様子も書いています。ぜひ最後までみてくださいね。

あいにくの雨!雲がどんよりとしちゃってますが、奥に見える施設が北の大地の水族館です。そこに向かいます。

道中に石のポールを見つけました。

ですがなぜか一番奥のだけ三角コーンでした。ポールが一個足りなかったんですかね?

近くまで来ました。何やら大きな塔のようなものがあります。

どうやらこちらは鳩時計だそうです。デカい!なんでこんなものがあるの?

というのも、北の大地の水族館は他にもいろんな施設も一緒に併設されているようです。果夢林ショップや、クラフト体験工房など色々ありますね。
看板には山の水族館と書かれていますが、山の水族館の愛称が北の大地の水族館になります。

水族館以外にも沢山施設がありますね。

あとなんにも旗がかかってないのぼりもありました。雨だからかな?なんかシュールだ。

他にも施設の周りをウロチョロしていると、こちらの看板を見つけました。水族館はすぐそこ!

本当にすぐそこでした。

入口付近には、顔はめパネルもありました。ドデカ魚に食われそうになってる。

それでは入っていきます。

北の大地の水族館に入ると、まずは『北海道の大地と川』のエリアがあります。ここからは北海道にいる生き物を中心に見ることができます。

まずはこちら。入るといきなり変わった形の水槽がありました。こっち側に曲がってきてますね。

どうやらこの水槽は、滝つぼを下から見れる水槽のようです。

上を見上げると、水が落ちてきて気泡が大量に出てますね。

逆光になっていて魚のシルエットがカッコいい。

そして滝つぼの水槽にいるのは、オショロコマという魚です。面白い名前ですね。オショロコマ。口に出して言いたくなる。

体の模様が面白い。点々があったり縦じまがあったり。こんなにまじまじと魚の模様を見たことなかったな。

そしてめちゃくちゃいる。

綺麗でした。

お次は四季の水槽というところに行きます。一体どんな水槽なんでしょうか。

めちゃくちゃ外!なんと外にそのまま設置されている水槽です。鳥とかに襲われないんですかね?また、外に設置されているので冬になると水面が凍るそうです。凍る水槽ってすご。

中には様々な魚がいました。すぐ近くにあるこちらの『おさかな見分けチャート』を使えば、種類を判別できるのでこちらを使って写真を紹介したいと思います。

まずはヤマメです。体の斑点が特徴的。

顔がキリっとしてる。

目の周りもキラキラしてますね。

これはアメマスです。

アメマスってあんまり知らないな。

体に白い斑点がありますね。

これはニジマスです。結構デカい。

ニジマスって普通に食べ物として好物なんですけど、泳いでいるのは初めて見たかも。

ピンク色の体のラインがオシャレですね。

次はこちらの大きな水槽に来ました。奥に木があってなんか神秘的。どんな魚がいるんでしょうか。

ぬっ

大きな魚、登場です。こちらはイトウという魚で体長が1メートルぐらいありました。

イトウは珍しい魚だって聞いたことがあるんですけど、ここにはめちゃくちゃいます。

なかなかキュートな顔をしていますね。

前から見るとこんな感じ。唇がぷにぷにしてそうでかわいい。

なぜか水槽の一部に集まっていました。そこがお気に入りポイント?

次はこちら。水槽のそこが岩肌のようになっており、水が勢いよく流れています。

中にはヤマメがいました。運がいいと水流に歯向かって遡上するかのような泳ぎを見ることができますよ。

水槽の水位は一定時間で変化するそうです。

今までは北海道の生き物でしたが、ここからは『世界の熱帯淡水魚』のコーナーです!

いきなり大きな水槽がありました。中にいる魚たちも結構デカい。

この魚はレッドテールキャットです。たしかに尻尾が赤い。でもキャットってなに?

お顔は結構シュッとしています。

二匹一緒に佇んでいました。かわいい。

レッドテールキャットの顔をよく見ると、模様がヒョウの柄のようになっていました。ヒョウがネコ科だから名前にキャットって付いているんですかね?と思ったんですけど調べたら全然違いました。そもそもナマズのことを英語でキャットフィッシュって言うそうです。ナマズは猫みたいに髭が生えてるからだって。へー。

こちらはコロソマという魚です。なかなか面白い顔をしてらっしゃる。

結構かわいいかも。キューティーフェイス。

でもコロソマにはめちゃくちゃとんでもない捕獲方法があるそうです。可愛い顔してとんでもない事しやがる。噛み切るなよ。

これはピラルクです。いかつい顔をしてますね。

いかついフェイス

それにしてもピラルク。本当に大きいです。全然体全体の写真が撮れなかった。大きい。

そしてなぜか同じ水槽にはグッピーが泳いでいました。大きさのギャップが凄いな。

他の水槽にはこちらの魚。

ご存知、ピラニアだ!なかなか怖い顔をしてますね。

水槽内にはピラニアがなぜか一匹しかいませんでしたが、どうやら共食いをするかららしいです。

強者は孤独って事ですか…

でも体はオレンジにキラキラしていて綺麗ですね。

次はトゲモモヘビクビガメという亀をみます。名前に要素が多いですね。

飼育員さんが書いた説明によると、いろいろカワイイ!でカッコイイ!らしいです。それなら見るっきゃない!

こちらがトゲモモヘビクビガメの水槽です。めちゃくちゃ真ん中でプカプカ泳いでる。分かりますか?

近くで写真を撮ってみると、たしかに首とかトゲトゲしてますね。あと表情が可愛い。

もっと近くから撮るとこんな感じ。首がトゲトゲがわかりやすい。そして他の亀よりも首が長いように感じます。

水中からでもすぐに顔が出せるように、首が長く進化したそうです。これがヘビのように長いからヘビクビって事ですね。

お腹からの写真も失礼しますよ。水面に甲羅が反射している。

カメさんとお別れした後、次のエリアに行くとなにやら怪しく光る水槽を発見しました。どんな魚がいるんでしょうか。

小っちゃい魚がいました。

あとスケスケの魚もいる!なにこれ!?

骨までスケスケですね。なんでこういう風に進化したんだろう。

トランスルーセントグラスキャットと言うそうです。ナマズの仲間だとか。名前にキャットって入ってますね。

バグか?ってくらい透けている。もしかしたら本当にバグかもしれない。

お次はこちらの魚。名前をレッドフィンバルブといいます。右後ろに何かいますね。

アロワナでした。大きな瞳。そしてオシャレな髭。

さらに同じ水槽には、オオウナギとカメさんがいました。またカメ!

オオウナギは隅っこでじっとしている。

眠いですか?

そしてオオウナギと一緒にいたカメは、ブタバナガメという名前だそうです。すごい名前ですね。本当にブタバナのカメなんでしょうか?

本当にブタバナでした…。

というか鼻、外に突き出てない?

お次はこちらの水槽です。ここにはどんな生き物がいるのかな?と思って見てたらこんなものを見つけました。

ヤマトヌマエビというエビを紹介しているどこかで見たことがあるような四コマです。こんなこと水族館でやっちゃっていいんですね。面白い。

近くには別のヤマトヌマエビの紹介がありました。下の『ココがニクい!』のところに『うまく撮影できない』って書いてありますね。

ヤマトヌマエビ「写真か?俺は構わんが上手く撮ってくれよな。」
ですってよ奥さん。絶対に上手に撮ってやる。ここからはヤマトヌマエビ写真コンテストです。

まずはこれ、大きさがちょっと小さいかな?

正面からのポーズもいいんだけど、出来れば横から見たい。それにピントがズレている。

これはちょっと暗すぎるかな。テクニックが足りない

おしいのぉ…またピントが合ってない!

これで勘弁してください。

ある程度館内を歩いていくと、開けた場所に出てきました。大きな水槽がある!

北の大地の水族館は、リニューアルして今年で10周年だそうです。おめでとうございます。

また、この水槽には写真をSNSにアップすると(水族館が)幸せになれるとの伝説があるそうです。
というわけでツイートしときました。これで幸せになってくれたら嬉しいです。

そしてこの水槽にはこちらの金魚がいるみたい。金魚って沢山種類いますよね。名前のテイストの振り幅がすごい。

めちゃくちゃ泳いでる。

近くにはふれあいタッチコーナーもありました。

なんとドクターフィッシュに触れるそうです。これは嬉しい。

ドクターフィッシュって初めてみました。かわいい!

近くには別の水槽もありました。まずはこちらの青い水槽から手を突っ込んでいきたいと思います。

ちゃんと手を洗ってから…

手を入れます…ってめっちゃ来る!

手を水に入れた瞬間に沢山群がってきます。というかなんなら入れる前から集まってきます。感覚としては吸盤のような口でハムハムされている感じで全く痛くないです。というか超気持ちよかったです。本当にドクターフィッシュ可愛すぎる。めちゃくちゃ最高。

こっちの水槽のドクターフィッシュの方も、手を入れたいと思います。

こっちもすぐ来る!本当に手を入れた瞬間来ます。そしてものすごい勢いでハムハムしてきます。食いっぷりが凄い。

なんなら食いっぷりが凄くて水面より上に来ちゃう。喰われる!

ここからは小さな水槽が沢山あるエリアを見ていきたいと思います。

こちらはカワサバという魚。自然界で偶然アメマスとヤマメが混ざると生れる魚のようです。背中の模様が海のサバとそっくりです。

次はヌマガレイ。カレイなのに体が左向きなんですね。普通カレイは右向きです。

問題です。この砂地のどこにヌマガレイがいるでしょうか。分かりますか?一匹だけじゃないですよ。

この水族館には魚以外にもシマヘビもいるんですね。

かわいい
というわけでいろいろ水族館を堪能させていただきましたが、ここからはありがたいことに、館長さんにインタビューをさせていただけることになりました。

館長の山内さんです。
短い時間でしたが、丁寧に対応してくださいました!

愛らしゅー:
はじめまして。早速ですが、ここに展示されている生き物の特徴というのを改めて教えてもらっていいですか?
山内さん:
はい、北海道に生息している淡水魚類と、温泉水を使って育てた世界中の熱帯淡水魚、合わせて50種類300匹ほど展示しております。
愛らしゅー:
50種類もいるんですね!さっき館内をいろいろ見させていただいたんですが、魚以外にも生き物がいましたね。
山内さん:
はい。両生類、甲殻類、爬虫類、昆虫類も展示しています。
愛らしゅー:
様々な生き物が展示されていますが、こちらの生き物たちはどうやって取り寄せたんでしょうか。
山内さん:
北海道の淡水生物の方であれば、例えば我々が川に行って捕まえて捕まえてくるとか、協力していただいた漁協さん、漁師さんといった方からいただいたり、地域の方がこんなの獲れたけどいるか?って持ってきてくださったりとかが大体です。
愛らしゅー:
地域の方から声がかかるという事もあるんですね!
山内さん:
そうですね。北海道の生物に関しては購入というのはほとんどないです。世界の熱帯淡水魚の方に関しては基本的には購入ですね。
愛らしゅー:
熱帯魚の方も見させていただいたんですが、結構な大きさありますよね。あれって売ってるんですか?
山内さん:
大きいものに関しては小さいものを購入して大きく育ててます。
愛らしゅー:
なるほど。それであの大きさまで育つんですね。
山内さん:
そうですね
愛らしゅー:
ああいった熱帯魚とかだと、ペットして育てたけど大きくなりすぎて飼いきれなくなった話も聞きますが、あそこまで大きくなるとは驚きですね。
山内さん:
私としては、調べてから飼ってくれっていうのはありますけどね。
愛らしゅー:
気軽に飼っちゃだめだという事ですね。
山内さん:
そうですね。基本的に水族館は、生き物のことを知ってほしいという大きな目標なのがあるので、生物の展示を通して様々なことを知ってもらって、魚の中にはこういう大きくなる種類もいるんだなと知ってもらうと、ペットとして購入する際も一回立ち止まってそういったことを知っていただきたいですね。

愛らしゅー:
先ほど50種類ほどの生き物がいるとおっしゃられてましたが、特に見てほしい生き物とかっていますか?
山内さん:
イトウですね。イトウは日本最大の淡水魚と呼ばれていて1メートル50センチほどまで成長する魚なんです。今の日本では北海道にしか住んでいない魚で、絶滅危惧種に指定されているし、北海道の魚と河川を象徴する淡水魚ですね。
愛らしゅー:
北海道にしかいない魚なんですね。
山内さん:
うちでは道北、幌加内町(ほろかないちょう)の朱鞠内湖(しゅまりないこ)という湖の漁協さんと、イトウを保護保全しているNPO法人さんと一緒に、イトウの保護保全に関する情報を発信、保護保全のお手伝い、といったことをしています。基本的には北海道を代表する大きな魚で、イトウという魚を頂点に北海道の河川生態系というのは作られているんです。
愛らしゅー:
イトウがトップなんですね。
山内さん:
そうですね。川の中の生態系でいえばダントツでトップなので、イトウを守ることが北海道の健全な河川環境に繋がるという風に考えています。そういう種だともいわれていて、アンブレラ種と呼ばれていますね。
愛らしゅー:
アンブレラ種ですか。
山内さん:
はい。イトウが健全に暮らせる川っていうのはそれ以外の生き物も豊かに暮らせる。そういうことを指す、アンブレラ種という言葉があるんです。そのイトウのすばらしさをまず見てもらう事によって北海道の自然環境はやっぱりすごいなと思って欲しいので、一番見てもらいたいのはイトウになりますね。
愛らしゅー:
イトウが住めるような環境を広げていくってことですかね。
山内さん:
イトウを放流することは遺伝子汚染の問題があるので止めたほうがいいですけど、イトウが住めるぐらい豊かな自然環境が戻ってくるといいなと思っています。
愛らしゅー:
なるほど。そういったことがあるんですね。ありがとうございました!
というわけでそろそろ水族館とはお別れです。非常に沢山の魚を見ることが出来ました。
展示の方法もユニークでとても楽しかったし。まだまだ紹介しきれていない生き物も沢山いるので、ぜひ近くにいる方は行ってみてください!
個人的にはドクターフィッシュが本当に最高でした。めちゃくちゃ可愛すぎる。

あとこれは、併設されていたショップで買ったお土産です。魚が好きな人はぜひ!
皆さんは水族館に行ってますか?
僕は好きですが最近行ってません。そこで面白そうな水族館に行きたいな~と調べていると、『北の大地の水族館』という水族館を見つけました。
この水族館は北海道の北見市にある水族館で、北海道の淡水魚などを展示しているそうです。
面白そう!という事で行ってきます。
また、記事の後半には館長さんにインタビューをさせていただいた様子も書いています。ぜひ最後までみてくださいね。
水族館に行こう

あいにくの雨!雲がどんよりとしちゃってますが、奥に見える施設が北の大地の水族館です。そこに向かいます。

道中に石のポールを見つけました。

ですがなぜか一番奥のだけ三角コーンでした。ポールが一個足りなかったんですかね?

近くまで来ました。何やら大きな塔のようなものがあります。

どうやらこちらは鳩時計だそうです。デカい!なんでこんなものがあるの?

というのも、北の大地の水族館は他にもいろんな施設も一緒に併設されているようです。果夢林ショップや、クラフト体験工房など色々ありますね。
看板には山の水族館と書かれていますが、山の水族館の愛称が北の大地の水族館になります。

水族館以外にも沢山施設がありますね。

あとなんにも旗がかかってないのぼりもありました。雨だからかな?なんかシュールだ。

他にも施設の周りをウロチョロしていると、こちらの看板を見つけました。水族館はすぐそこ!

本当にすぐそこでした。

入口付近には、顔はめパネルもありました。ドデカ魚に食われそうになってる。

それでは入っていきます。
北海道の大地と川

北の大地の水族館に入ると、まずは『北海道の大地と川』のエリアがあります。ここからは北海道にいる生き物を中心に見ることができます。

まずはこちら。入るといきなり変わった形の水槽がありました。こっち側に曲がってきてますね。

どうやらこの水槽は、滝つぼを下から見れる水槽のようです。

上を見上げると、水が落ちてきて気泡が大量に出てますね。

逆光になっていて魚のシルエットがカッコいい。

そして滝つぼの水槽にいるのは、オショロコマという魚です。面白い名前ですね。オショロコマ。口に出して言いたくなる。

体の模様が面白い。点々があったり縦じまがあったり。こんなにまじまじと魚の模様を見たことなかったな。

そしてめちゃくちゃいる。

綺麗でした。

お次は四季の水槽というところに行きます。一体どんな水槽なんでしょうか。

めちゃくちゃ外!なんと外にそのまま設置されている水槽です。鳥とかに襲われないんですかね?また、外に設置されているので冬になると水面が凍るそうです。凍る水槽ってすご。

中には様々な魚がいました。すぐ近くにあるこちらの『おさかな見分けチャート』を使えば、種類を判別できるのでこちらを使って写真を紹介したいと思います。

まずはヤマメです。体の斑点が特徴的。

顔がキリっとしてる。

目の周りもキラキラしてますね。

これはアメマスです。

アメマスってあんまり知らないな。

体に白い斑点がありますね。

これはニジマスです。結構デカい。

ニジマスって普通に食べ物として好物なんですけど、泳いでいるのは初めて見たかも。

ピンク色の体のラインがオシャレですね。

次はこちらの大きな水槽に来ました。奥に木があってなんか神秘的。どんな魚がいるんでしょうか。

ぬっ

大きな魚、登場です。こちらはイトウという魚で体長が1メートルぐらいありました。

イトウは珍しい魚だって聞いたことがあるんですけど、ここにはめちゃくちゃいます。

なかなかキュートな顔をしていますね。

前から見るとこんな感じ。唇がぷにぷにしてそうでかわいい。

なぜか水槽の一部に集まっていました。そこがお気に入りポイント?

次はこちら。水槽のそこが岩肌のようになっており、水が勢いよく流れています。

中にはヤマメがいました。運がいいと水流に歯向かって遡上するかのような泳ぎを見ることができますよ。

水槽の水位は一定時間で変化するそうです。
世界の熱帯淡水魚

今までは北海道の生き物でしたが、ここからは『世界の熱帯淡水魚』のコーナーです!

いきなり大きな水槽がありました。中にいる魚たちも結構デカい。

この魚はレッドテールキャットです。たしかに尻尾が赤い。でもキャットってなに?

お顔は結構シュッとしています。

二匹一緒に佇んでいました。かわいい。

レッドテールキャットの顔をよく見ると、模様がヒョウの柄のようになっていました。ヒョウがネコ科だから名前にキャットって付いているんですかね?と思ったんですけど調べたら全然違いました。そもそもナマズのことを英語でキャットフィッシュって言うそうです。ナマズは猫みたいに髭が生えてるからだって。へー。

こちらはコロソマという魚です。なかなか面白い顔をしてらっしゃる。

結構かわいいかも。キューティーフェイス。

でもコロソマにはめちゃくちゃとんでもない捕獲方法があるそうです。可愛い顔してとんでもない事しやがる。噛み切るなよ。

これはピラルクです。いかつい顔をしてますね。

いかついフェイス

それにしてもピラルク。本当に大きいです。全然体全体の写真が撮れなかった。大きい。

そしてなぜか同じ水槽にはグッピーが泳いでいました。大きさのギャップが凄いな。

他の水槽にはこちらの魚。

ご存知、ピラニアだ!なかなか怖い顔をしてますね。

水槽内にはピラニアがなぜか一匹しかいませんでしたが、どうやら共食いをするかららしいです。

強者は孤独って事ですか…

でも体はオレンジにキラキラしていて綺麗ですね。

次はトゲモモヘビクビガメという亀をみます。名前に要素が多いですね。

飼育員さんが書いた説明によると、いろいろカワイイ!でカッコイイ!らしいです。それなら見るっきゃない!

こちらがトゲモモヘビクビガメの水槽です。めちゃくちゃ真ん中でプカプカ泳いでる。分かりますか?

近くで写真を撮ってみると、たしかに首とかトゲトゲしてますね。あと表情が可愛い。

もっと近くから撮るとこんな感じ。首がトゲトゲがわかりやすい。そして他の亀よりも首が長いように感じます。

水中からでもすぐに顔が出せるように、首が長く進化したそうです。これがヘビのように長いからヘビクビって事ですね。

お腹からの写真も失礼しますよ。水面に甲羅が反射している。

カメさんとお別れした後、次のエリアに行くとなにやら怪しく光る水槽を発見しました。どんな魚がいるんでしょうか。

小っちゃい魚がいました。

あとスケスケの魚もいる!なにこれ!?

骨までスケスケですね。なんでこういう風に進化したんだろう。

トランスルーセントグラスキャットと言うそうです。ナマズの仲間だとか。名前にキャットって入ってますね。

バグか?ってくらい透けている。もしかしたら本当にバグかもしれない。

お次はこちらの魚。名前をレッドフィンバルブといいます。右後ろに何かいますね。

アロワナでした。大きな瞳。そしてオシャレな髭。

さらに同じ水槽には、オオウナギとカメさんがいました。またカメ!

オオウナギは隅っこでじっとしている。

眠いですか?

そしてオオウナギと一緒にいたカメは、ブタバナガメという名前だそうです。すごい名前ですね。本当にブタバナのカメなんでしょうか?

本当にブタバナでした…。

というか鼻、外に突き出てない?

お次はこちらの水槽です。ここにはどんな生き物がいるのかな?と思って見てたらこんなものを見つけました。

ヤマトヌマエビというエビを紹介しているどこかで見たことがあるような四コマです。こんなこと水族館でやっちゃっていいんですね。面白い。

近くには別のヤマトヌマエビの紹介がありました。下の『ココがニクい!』のところに『うまく撮影できない』って書いてありますね。

ヤマトヌマエビ「写真か?俺は構わんが上手く撮ってくれよな。」
ですってよ奥さん。絶対に上手に撮ってやる。ここからはヤマトヌマエビ写真コンテストです。

まずはこれ、大きさがちょっと小さいかな?

正面からのポーズもいいんだけど、出来れば横から見たい。それにピントがズレている。

これはちょっと暗すぎるかな。テクニックが足りない

おしいのぉ…またピントが合ってない!

これで勘弁してください。

ある程度館内を歩いていくと、開けた場所に出てきました。大きな水槽がある!

北の大地の水族館は、リニューアルして今年で10周年だそうです。おめでとうございます。

また、この水槽には写真をSNSにアップすると(水族館が)幸せになれるとの伝説があるそうです。
#北の大地の水族館 に行ってきました!いろんな魚がいて楽しかったです!
— 愛らしゅー|ライター (@airasyuu) November 30, 2022
特にドクターフィッシュがめちゃくちゃ可愛かった。 pic.twitter.com/74GC4ihbrv
というわけでツイートしときました。これで幸せになってくれたら嬉しいです。

そしてこの水槽にはこちらの金魚がいるみたい。金魚って沢山種類いますよね。名前のテイストの振り幅がすごい。

めちゃくちゃ泳いでる。

近くにはふれあいタッチコーナーもありました。

なんとドクターフィッシュに触れるそうです。これは嬉しい。

ドクターフィッシュって初めてみました。かわいい!

近くには別の水槽もありました。まずはこちらの青い水槽から手を突っ込んでいきたいと思います。

ちゃんと手を洗ってから…

手を入れます…ってめっちゃ来る!

手を水に入れた瞬間に沢山群がってきます。というかなんなら入れる前から集まってきます。感覚としては吸盤のような口でハムハムされている感じで全く痛くないです。というか超気持ちよかったです。本当にドクターフィッシュ可愛すぎる。めちゃくちゃ最高。

こっちの水槽のドクターフィッシュの方も、手を入れたいと思います。

こっちもすぐ来る!本当に手を入れた瞬間来ます。そしてものすごい勢いでハムハムしてきます。食いっぷりが凄い。

なんなら食いっぷりが凄くて水面より上に来ちゃう。喰われる!

ここからは小さな水槽が沢山あるエリアを見ていきたいと思います。

こちらはカワサバという魚。自然界で偶然アメマスとヤマメが混ざると生れる魚のようです。背中の模様が海のサバとそっくりです。

次はヌマガレイ。カレイなのに体が左向きなんですね。普通カレイは右向きです。

問題です。この砂地のどこにヌマガレイがいるでしょうか。分かりますか?一匹だけじゃないですよ。

この水族館には魚以外にもシマヘビもいるんですね。

かわいい
というわけでいろいろ水族館を堪能させていただきましたが、ここからはありがたいことに、館長さんにインタビューをさせていただけることになりました。

館長の山内さんです。
短い時間でしたが、丁寧に対応してくださいました!
いろんな種類の生き物がいる

愛らしゅー:
はじめまして。早速ですが、ここに展示されている生き物の特徴というのを改めて教えてもらっていいですか?
山内さん:
はい、北海道に生息している淡水魚類と、温泉水を使って育てた世界中の熱帯淡水魚、合わせて50種類300匹ほど展示しております。
愛らしゅー:
50種類もいるんですね!さっき館内をいろいろ見させていただいたんですが、魚以外にも生き物がいましたね。
山内さん:
はい。両生類、甲殻類、爬虫類、昆虫類も展示しています。
愛らしゅー:
様々な生き物が展示されていますが、こちらの生き物たちはどうやって取り寄せたんでしょうか。
山内さん:
北海道の淡水生物の方であれば、例えば我々が川に行って捕まえて捕まえてくるとか、協力していただいた漁協さん、漁師さんといった方からいただいたり、地域の方がこんなの獲れたけどいるか?って持ってきてくださったりとかが大体です。
愛らしゅー:
地域の方から声がかかるという事もあるんですね!
山内さん:
そうですね。北海道の生物に関しては購入というのはほとんどないです。世界の熱帯淡水魚の方に関しては基本的には購入ですね。
愛らしゅー:
熱帯魚の方も見させていただいたんですが、結構な大きさありますよね。あれって売ってるんですか?
山内さん:
大きいものに関しては小さいものを購入して大きく育ててます。
愛らしゅー:
なるほど。それであの大きさまで育つんですね。
山内さん:
そうですね
愛らしゅー:
ああいった熱帯魚とかだと、ペットして育てたけど大きくなりすぎて飼いきれなくなった話も聞きますが、あそこまで大きくなるとは驚きですね。
山内さん:
私としては、調べてから飼ってくれっていうのはありますけどね。
愛らしゅー:
気軽に飼っちゃだめだという事ですね。
山内さん:
そうですね。基本的に水族館は、生き物のことを知ってほしいという大きな目標なのがあるので、生物の展示を通して様々なことを知ってもらって、魚の中にはこういう大きくなる種類もいるんだなと知ってもらうと、ペットとして購入する際も一回立ち止まってそういったことを知っていただきたいですね。
イトウとはどんな魚?

愛らしゅー:
先ほど50種類ほどの生き物がいるとおっしゃられてましたが、特に見てほしい生き物とかっていますか?
山内さん:
イトウですね。イトウは日本最大の淡水魚と呼ばれていて1メートル50センチほどまで成長する魚なんです。今の日本では北海道にしか住んでいない魚で、絶滅危惧種に指定されているし、北海道の魚と河川を象徴する淡水魚ですね。
愛らしゅー:
北海道にしかいない魚なんですね。
山内さん:
うちでは道北、幌加内町(ほろかないちょう)の朱鞠内湖(しゅまりないこ)という湖の漁協さんと、イトウを保護保全しているNPO法人さんと一緒に、イトウの保護保全に関する情報を発信、保護保全のお手伝い、といったことをしています。基本的には北海道を代表する大きな魚で、イトウという魚を頂点に北海道の河川生態系というのは作られているんです。
愛らしゅー:
イトウがトップなんですね。
山内さん:
そうですね。川の中の生態系でいえばダントツでトップなので、イトウを守ることが北海道の健全な河川環境に繋がるという風に考えています。そういう種だともいわれていて、アンブレラ種と呼ばれていますね。
愛らしゅー:
アンブレラ種ですか。
山内さん:
はい。イトウが健全に暮らせる川っていうのはそれ以外の生き物も豊かに暮らせる。そういうことを指す、アンブレラ種という言葉があるんです。そのイトウのすばらしさをまず見てもらう事によって北海道の自然環境はやっぱりすごいなと思って欲しいので、一番見てもらいたいのはイトウになりますね。
愛らしゅー:
イトウが住めるような環境を広げていくってことですかね。
山内さん:
イトウを放流することは遺伝子汚染の問題があるので止めたほうがいいですけど、イトウが住めるぐらい豊かな自然環境が戻ってくるといいなと思っています。
愛らしゅー:
なるほど。そういったことがあるんですね。ありがとうございました!
というわけでそろそろ水族館とはお別れです。非常に沢山の魚を見ることが出来ました。
展示の方法もユニークでとても楽しかったし。まだまだ紹介しきれていない生き物も沢山いるので、ぜひ近くにいる方は行ってみてください!
個人的にはドクターフィッシュが本当に最高でした。めちゃくちゃ可愛すぎる。

あとこれは、併設されていたショップで買ったお土産です。魚が好きな人はぜひ!