猫年を楽しむ in ベトナム
- 更新日: 2023/04/18
2023年、ベトナムは猫年。旧正月に出現した猫を見に行く散歩です。
こんにちは。ベトナム散歩者の寺内です。
2023年の干支は卯(うさぎ)ですね。
ところで皆さんは、日本とベトナムで干支の動物が異なるのをご存知でしょうか?
ベトナムで馴染みのある、似ている動物に置き換えられているらしく、
丑(うし)は水牛、未(ひつじ)は山羊、亥(いのしし)は豚 と、ちょっとずつ違うのです。
そして、卯(うさぎ)は、なぜか猫になっています。突然の猫。謎ですよね。
とにかく、ベトナムでは今年は“猫年”なのです。
ありますよね、聞き間違い。
私も前職で名前が「ケン」だと思っていた人が、実は私の聞き間違えで「タイン」だった事がありました。(後輩も同じ聞き間違いをしていて「ケン」と呼んでいた)
話が逸れました。
▲ベトナム航空の機内誌
一年を通して一番長い祝日もテトなので、旧正月前から国全体がなんだかお祭りのような雰囲気になります。
旧暦を元にしているテトは毎年日付が変わります。政府の発表を基にテト休暇の日数も変動するのでちょっと厄介です。特に2023年は新暦の正月とテトが近かったので、12月の年末から1月末までなんだかずっとバタバタしていました。
そんな旧正月テト。テトの一ヶ月前くらいからベトナムでは市場やホテル、市内の広場、ショッピングモールなどに干支にちなんだデコレーションが施されます。
▲リゾートホテルのエントランス
▲よく行く本屋さんの入り口
▲路上で売られる干支デコレーションたち
つまり、今年のテトは街に猫が増えるということです!
自他共に認める猫好きとして、今回はダナンの街に溢れる猫たちに会ってきたのでご紹介します。
毎年ダナンの中心を流れるハン川沿いに登場するオブジェがアツいのですが、如何せん、いつ完成するのかは不明。ベトナムではよくあることなので一々みんな気にしません。
いつできるのか人知れずヤキモキしていたところ、FaceBookのダナンページに「巨大猫登場!」的な見出しと写真があったので、「ついに完成か!」と意気揚々と行きました。
▲制作中の巨大猫
まだ全然作っていました。
すぐできそうな雰囲気でもなかったのでこの日は出直すことに。
▲いつできそう?
遠目からでもわかる猫の顔!
▲めちゃいる
この猫たちはバスケットボートでできています。
バスケットボートとは小さな丸いお椀の様なボートなのですが、ダナンの近海で魚を釣る際には今も使われています。
以前暇な時にビーチで漁の様子を見ていたら、小魚が3匹ほどしか捕れてなくて他人ながら不安になりました。大漁の日もあるのでしょうか。
ダナンから車で30分ほどの世界遺産の街、ホイアンにはこのお椀ボートに乗れるアクティビティーもあります。
▲ファンヴァンドンビーチと猫
▲表情豊かな猫たち
天気が怪しく、波も高くなってきたのでビーチでは警備員さんが“遊泳禁止”の旗を立てていました。
▲力強さを感じる遊泳禁止
▲完成してる!
▲西郷どんみのある猫
▲リアル!
髭も毛並みもリアルで、昼間頑張っていた職人さん2人のこだわりを感じました。
▲アオザイ猫もいたよ
地元の人たちや多くの観光客が写真撮影に来ていました。
▲猫に全く関係ない着ぐるみもちらほら
▲ナイスポージング
▲みんなおしゃれして来ているのにひとりヘルメット・サングラス・マスクの私
▲黄金猫は人気
▲シンプル猫は不人気?
▲眉毛濃いめの猫
▲アオザイxサングラスが流行っているのでしょうか
▲“Xuân Quý Mão”は“猫年”の意味
▲あまり人気のないハリボテ招き猫
▲人気者3匹
▲ドラゴン橋と猫
▲夜にはライトアップされるよ!
▲川沿いで売られている風船も猫多めに
▲2022年旧正月
▲2023年旧正月
嗜好を変えたようです。
ちょっとトラウマになりそうな木彫り…明後日の方向を見据える目が怖いです。
▲ハノイの空港の発光猫さん
▲ハノイの免税店の猫はスタイリッシュ
▲2023年のスタバの干支グッズ
またベトナムにも“お年玉文化”があるのでポチ袋やポストカードなども干支にちなんだものが売られます。
▲ポチ袋とポストカード。愛猫の脚を添えて。
▲猫年カレンダー。
▲パクチー石鹸
こちらは旧正月に販売されるXà bông Mùi Tết(サボン ムイ テト / テトの石鹸)。パクチーの石鹸なのですが、これで新年に体を洗うと健康に過ごせるというものです。
パッケージが干支にちなんだものになるのですが、猫年仕様、可愛いですよね?
カメラを向けると「俺か?」と写り込んでしまう我が愛猫を添えて。
猫年、猫好きにはたまらないですよね。
ちなみにオブジェは旧正月休み明けの1週間後くらいには撤去されてしまいました…西郷どん猫、どこに行ってしまったのだろう…
▲撤去途中のオブジェたち
先日海沿いに行ってみたらボート猫はまだいました。
▲友人とまだいた猫(4/4撮影)
2023年の干支は卯(うさぎ)ですね。
ところで皆さんは、日本とベトナムで干支の動物が異なるのをご存知でしょうか?
ベトナムで馴染みのある、似ている動物に置き換えられているらしく、
丑(うし)は水牛、未(ひつじ)は山羊、亥(いのしし)は豚 と、ちょっとずつ違うのです。
そして、卯(うさぎ)は、なぜか猫になっています。突然の猫。謎ですよね。
とにかく、ベトナムでは今年は“猫年”なのです。
なぜ猫年なのか
卯年がベトナムでは猫年になった理由については諸説ありますが、旧正月前に読んだ航空機の機内誌によると、中国由来の干支が伝えられる際に中国語で“うさぎ”を意味する「mão(マオ)」の発音が、ベトナム語の「mèo(メオ・猫)」に似てたから、だとか。ありますよね、聞き間違い。
私も前職で名前が「ケン」だと思っていた人が、実は私の聞き間違えで「タイン」だった事がありました。(後輩も同じ聞き間違いをしていて「ケン」と呼んでいた)
話が逸れました。
▲ベトナム航空の機内誌
旧正月「テト」のこと
ベトナムでは新暦の正月よりも旧正月がメインで、中国の春節と同じく、旧暦でお正月を祝います。こちらでは旧正月のことを「テト」と言います。一年を通して一番長い祝日もテトなので、旧正月前から国全体がなんだかお祭りのような雰囲気になります。
旧暦を元にしているテトは毎年日付が変わります。政府の発表を基にテト休暇の日数も変動するのでちょっと厄介です。特に2023年は新暦の正月とテトが近かったので、12月の年末から1月末までなんだかずっとバタバタしていました。
そんな旧正月テト。テトの一ヶ月前くらいからベトナムでは市場やホテル、市内の広場、ショッピングモールなどに干支にちなんだデコレーションが施されます。
▲リゾートホテルのエントランス
▲よく行く本屋さんの入り口
▲路上で売られる干支デコレーションたち
つまり、今年のテトは街に猫が増えるということです!
自他共に認める猫好きとして、今回はダナンの街に溢れる猫たちに会ってきたのでご紹介します。
この猫がアツい!スポットへ
通勤途中などの移動中に、既に猫たちの配置はチェックしていました。毎年ダナンの中心を流れるハン川沿いに登場するオブジェがアツいのですが、如何せん、いつ完成するのかは不明。ベトナムではよくあることなので一々みんな気にしません。
いつできるのか人知れずヤキモキしていたところ、FaceBookのダナンページに「巨大猫登場!」的な見出しと写真があったので、「ついに完成か!」と意気揚々と行きました。
▲制作中の巨大猫
まだ全然作っていました。
すぐできそうな雰囲気でもなかったのでこの日は出直すことに。
▲いつできそう?
海沿いの猫スポットへ
気を取り直して海沿いの猫スポットへ。遠目からでもわかる猫の顔!
▲めちゃいる
この猫たちはバスケットボートでできています。
バスケットボートとは小さな丸いお椀の様なボートなのですが、ダナンの近海で魚を釣る際には今も使われています。
以前暇な時にビーチで漁の様子を見ていたら、小魚が3匹ほどしか捕れてなくて他人ながら不安になりました。大漁の日もあるのでしょうか。
ダナンから車で30分ほどの世界遺産の街、ホイアンにはこのお椀ボートに乗れるアクティビティーもあります。
▲ファンヴァンドンビーチと猫
▲表情豊かな猫たち
天気が怪しく、波も高くなってきたのでビーチでは警備員さんが“遊泳禁止”の旗を立てていました。
▲力強さを感じる遊泳禁止
完成してた!
夜にまた川沿いを通ってみると、猫スポットに人だかりが!「完成したんだ!?」ということで私も立ち寄ることに。▲完成してる!
▲西郷どんみのある猫
▲リアル!
髭も毛並みもリアルで、昼間頑張っていた職人さん2人のこだわりを感じました。
▲アオザイ猫もいたよ
川沿いは猫だらけ!
巨大猫完成後、川沿いはどんどん猫だらけに。地元の人たちや多くの観光客が写真撮影に来ていました。
▲猫に全く関係ない着ぐるみもちらほら
▲ナイスポージング
▲みんなおしゃれして来ているのにひとりヘルメット・サングラス・マスクの私
▲黄金猫は人気
▲シンプル猫は不人気?
▲眉毛濃いめの猫
▲アオザイxサングラスが流行っているのでしょうか
▲“Xuân Quý Mão”は“猫年”の意味
▲あまり人気のないハリボテ招き猫
▲人気者3匹
▲ドラゴン橋と猫
▲夜にはライトアップされるよ!
▲川沿いで売られている風船も猫多めに
番外編・ホイアン旧市街の猫
昨年ホイアン旧市街のトゥボン川沿いにも干支のオブジェがあったので、今年も行ってみました。▲2022年旧正月
▲2023年旧正月
嗜好を変えたようです。
ちょっとトラウマになりそうな木彫り…明後日の方向を見据える目が怖いです。
空港も猫!
もちろん空港も猫仕様になりました。ダナンの空港は撮る余裕がなかったので、ハノイの空港をご紹介します。▲ハノイの空港の発光猫さん
▲ハノイの免税店の猫はスタイリッシュ
猫年グッズたち
干支グッズといえばスタバですが、日本とベトナムだとデザインが違うのが特徴です。▲2023年のスタバの干支グッズ
またベトナムにも“お年玉文化”があるのでポチ袋やポストカードなども干支にちなんだものが売られます。
▲ポチ袋とポストカード。愛猫の脚を添えて。
▲猫年カレンダー。
▲パクチー石鹸
こちらは旧正月に販売されるXà bông Mùi Tết(サボン ムイ テト / テトの石鹸)。パクチーの石鹸なのですが、これで新年に体を洗うと健康に過ごせるというものです。
パッケージが干支にちなんだものになるのですが、猫年仕様、可愛いですよね?
カメラを向けると「俺か?」と写り込んでしまう我が愛猫を添えて。
猫年、猫好きにはたまらないですよね。
ちなみにオブジェは旧正月休み明けの1週間後くらいには撤去されてしまいました…西郷どん猫、どこに行ってしまったのだろう…
▲撤去途中のオブジェたち
先日海沿いに行ってみたらボート猫はまだいました。
▲友人とまだいた猫(4/4撮影)