ニューヨークを散歩しました
- 更新日: 2019/11/14
この街もきっと、だれかの地元
どうも一流です。
ずっと行ってみたかったニューヨークに訪れる機会がありましたので、散歩してみました。
ジモトぶらぶらマガジンでニューヨーク?と思われる方もいるかもしれませんが、この街もだれかの地元だからいいんです。
ニューヨーク生まれでサンポー読者のそこのあなた、お待たせしました。
あらゆる人種の人々。イエローキャブ。摩天楼。
およそ想像していた通りのニューヨークが目の前に現れるとなんだか面白くなってきます。
ホントにニューヨークって実在するんだ。
めっちゃニューヨークっぽい。
すげ~。
さて、まずはじめにニューヨークの地理について軽くまとめてみます。
「ニューヨーク」とはそもそもニューヨーク州という州の名前でもあるのですが、単純に「ニューヨーク」とだけ言った場合はマンハッタン島にあるニューヨーク市を指すことがほとんどです。
日本で言えば、「新宿」と言ったときに新宿区全体のことよりも新宿駅周辺を指す場合が多い、みたいなことでしょうか。合ってるかなこれ。
マンハッタン島は東西に4km、南北に20kmの島で、縦長の長方形のような形をしています。その面積は山手線の内側よりちょっと狭いくらい。
この島に広がるのがニューヨーク市。みんながニューヨークと聞いて想像するおよそ全てのものがこの島の上にあります。
今回はこの島の中心からやや南のあたりをぷらぷら歩いていきます。
今回泊まったのはホテル・ペンシルバニア。開業して102年という歴史を持つホテルです。
高級ホテルというわけではないですが、ニューヨークの中心街という立地には定評があります。
散策の拠点としては十分な場所でしょう。
まずはこのホテルから徒歩10分ほどのところにあるニューヨークの象徴、タイムズスクエアに向かいます。わくわく。
うわ~!
テレビや映画で見たことある~!
ここがかのタイムズスクエアです。ニューヨーク来たな~って感じになりますね。
人の数もすごいし、なにより街頭ビジョンの迫力がすごい。
渋谷のスクランブルに初めて来た外国人の気持ちが分かった気がする。
街頭ビジョンをよく見ると社名が入ってますね。
一番下はコカ・コーラ、その上はサムスンとか。
社名の入った街頭ビジョンにはその社の広告しか流れません。ビジョンの権利を丸ごと買い取ってるようです。
このシステムは渋谷などの街頭ビジョンとは異なりますね。
タイムズスクエアで24時間365日流せる広告費...想像しただけで恐ろしいです。
タイムズスクエア周辺には妙な格好をした集団がたむろしていますが、彼らには要注意。
旅行者に一緒に記念撮影しないかと声をかけ、後でチップを要求してくるぼったくり集団です。
声をかけられても相手にしないことが自分の身を守るうえで大切です。
タイムズスクエアの周辺も散策してみましょう。
ニューヨーカーはわりと赤信号でも横断歩道を渡りがちなので街全体でクラクションの音がすごいです。こわい。
ホウキとチリトリがセットで道に置かれています。
この街をきれいにする気概があるか試されている。
フォークリフトを差し込んだトラックが走ってました。
斬新な運び方。
ニューヨーク、というかアメリカでは住所の番地が建物に直接記載されていることがよくあります。
個性があって見てて面白いですね。
自分ならどんなデザインにしようかなとか考えちゃいます。
このキオスク的な店もよく見かけます。
日本でこういう店を屋外で見かけることはあまりありませんが、簡易版コンビニ的な感じですかね。
アメリカにもコンビニはありますが日本ほど数はないのでキオスクの需要が大きいのかもしれません。
あとこういう出店みたいなのも街中にありました。これはハラルフードの店ですね。
歩いていて思いましたがニューヨークって物価がかなり高い(500mlのペットボトルのコーラ一本が3ドルくらいする)んですよね。
店だと軽く食べても10~15ドルはいっちゃう。
仕事の合間のランチとかこういう出店で安く済ませてるニューヨーカーとか結構いるのかもしれません。
ワンコインでランチが食べられる店が多い日本って恵まれていたんですね。
なんでもないようなことが幸せだったと思う~♪
大麻を全面にデザインしたヤバイ車がありました。アメリカっぽい。
ニューヨーク州では大麻は合法ではありませんが、合法化に向けてかなり話が進んでいるようです。
ニューヨークではLOVEよりHOPEらしい。
U・S・A!!U・S・A!!と叫びたくなるような光景がありました。
一つの画に星条旗が20個以上写ってる写真初めて撮ったな。
そんなこんなで歩いているとロックフェラーセンターがありました。細長い。
マンハッタンの中心に構える象徴的なビルの一つですね。
かつてバブル絶頂時代に三菱地所が買い取って全米で話題となった場所でもあります。
冬になると広場に30mにもなる巨大クリスマスツリーが飾られることでも有名だそうです。
センター前の広場には200の国と地域の国旗が取り付けられています。なかなかの迫力です。
ただしアメリカの祝日の時はこれらを全部アメリカの国旗に取り換えるそうです。そこまでする?
その写真も撮ってみたかったですが、散策を続行します。
あっ、いきなりステーキだ。
一風堂もある。
外国で知ってる店を見つけると安心しますよね。日本語を見るだけで心が落ち着く。
これは日本語だけど知らない店でした。
気づくと聞いたことのあるビルが目の前に。
なんとかの有名なトランプタワーです。
おっ!サンポーの記事の取材とあってトランプ大統領も直々に出迎えてくれたようです。懐の広い方ですね。
ニューヨークで生まれたトランプは、不動産デベロッパーであった父の支援を受けながらニューヨーク中のビル開発やホテル経営などに乗り出し、不動産王と呼ばれるようになりました。
彼はその勢いそのままに大統領となり、今やアメリカはもちろん世界で最も影響力のある人物の一人となりました。
これまでで最も成り上がったニューヨーカーの一人と呼んでも過言ではないでしょう。
さて、トランプタワーを出てすぐ近く、朝食でおなじみのティファニー本店にやってきました。
鮮やかなティファニーブルーのジュエリーや食器がお出迎えしてくれました。が、値札を見てそそくさと退散しました。
ちっちゃいキーホルダーでも200ドルくらいしたよ。ぴえ〜ん。
いつかここで自由に買い物できるくらい成り上がりたいものです。
さてスタートからだいぶ北上してきまして、セントラルパークの入り口まで歩いてきました。
めっちゃ金ぴかの像がお出迎えです。
セントラルパークはアメリカでもっとも有名な都市公園ですが、南北に4㎞もある大きな公園のため今回は入り口あたりしか回れませんでした。残念。
一休みしながら周りのビルを眺めると、やはり味のあるビルが多いことに気付かされます。
ニューヨークでは1904年にニューヨーク市地下鉄が開業し人の流れが大きく変わり始めると、1910年初めから1930年代後半にかけて高層ビル群の建築ラッシュが起き、一気に大都市へと駆け上がる最盛期を迎えています。
現在でもその時期に建てられたビルが多く街中に残されています。
近年建てられたビルとの調和も見事です。見ごたえありますね。
そういえばニューヨークは車社会のアメリカにおいて公共交通機関が高度に発展している珍しい都市でもあります。
地下鉄はなんと24h営業なのだとか。
日本でそんなことしたら色々と大変なことになりそう。終電って大事。
また徒歩や自転車で通勤する割合も非常に高いそうです。
シェアサイクリングもよく見かけました。
でもここは完全に供給過多な気がする。
さてだいぶ夕方になってきました。
たまたまこの日がこういう色なのか、それともこの街はずっとこういう色なのかわかりませんが、夕焼け空が印象的なカラーリングでした。
ニューヨークのビルはどんな色にも合うなぁ。
このビル、形が特徴的ですね。
なんとなく写真を撮ったのですが、後で調べてみるとニューヨークに現存する最も古いビルであることがわかりました。
名をフラットアイアンビルディングというこちらのビルの竣工は1902年のこと。
その洗練されたデザインは120年近い時を超えた現在のニューヨークでも人気が高いようです。
う~んやっぱりこの街のビル群は面白い。ふとしたところに長い歴史を感じます。
あ!あのマークは...!
都市伝説好きにはおなじみ、秘密結社フリーメーソンのビルを、見つけてしまったんだよね。
つまり世界の秘密がこの建物の中に詰まっているということ、なんだよね。
ここは秘密結社という割にはオープンな運営をしているらしく、日曜日を除く毎日見学ツアーを行っています。
全然秘密じゃなかった。
ちなみに東京にも東京タワーの足元あたりにあるビルにフリーメイソン東京支部がありますが、こちらはほとんど一般には公開されていません。
秘密結社の秘密を知りたい方はニューヨークに飛んだ方が早いかも。
夜になってきたのでもう一度タイムズスクエアに戻ってきました。
街頭ビジョンがさらに存在感を増しています。
このド派手な感じ、「世界の交差点」の呼び名にふさわしい賑わいです。
たまんねえな~おい。
テンションが上がったのでこの近くにあるお土産屋さんでI♡NYと書かれたTシャツを一気に5枚も買っちゃいました。
店員さんに「Five!?」と言われました。
これはお土産屋さんの近くにあった妖しい光を放つ歯医者さん。
さて21時を回りあたりはすっかり夜です。
最後はこの街の象徴とも言えるビルからニューヨークを見下ろしてみましょう。
エンパイア・ステート・ビルディングです。
(デカすぎていい感じに撮れる場所がなかった...。)
一歩入ると荘厳な雰囲気に包まれます。
エンパイア・ステート・ビルディングは1931年に完成した地上443mの超高層ビルです。
当時流行していたアール・デコ様式を取り入れたこのビルは、たちまち最盛期のニューヨークのシンボルとなりました。
キングコングがよじ登ったあのビルといえばみなさんもピンとくるかもしれません。
エンパイア・ステート(帝国州)とはそのままニューヨーク州の異名でもあり、現代においてなおニューヨークを代表する建築物です。
このビルの見どころは何といっても86階(320m)の高さにある屋外展望台。
窓越しではなく直接眺めるニューヨークの街並みはまさに絶景です。さっそく行ってみましょう。
うわ~~~~~~~~!
すごい~~~~~~~~!!!
光が、たくさん、ある~~~~!!!!
いい光景を見るとすぐに語彙力がダダ下がりしてしまう癖を早く治したいところです。
しかしすごい景色ですね。東京の夜景と比べてもビルの光の数が大きく違うことがわかります。
ニューヨーク市には200mを超える超高層ビルがなんと85棟もあります。
東京都内の19棟と比べてみても段違いの数ですね。まさに摩天楼の名にふさわしい街でした。
ニューヨーク散歩紀行、いかがでしたでしょうか。
いっときのニューヨーカー気分を味わえていただけたなら幸いです。
私は旅行するとしたら大自然より大都市を選ぶタイプの人間です。
大都市の中にはそこで暮らした人たちの生きた証が様々な形で残されているからです。
ニューヨークはまさにその代表ともいえる街でした。
いつかもっとビッグになって、新しい視点からニューヨークの街をまた散歩してみたいと思います。
またね〜ニューヨーク。
書きそびれましたが、自由の女神も船から見ました。
自由だな〜〜と思いました。
おわり
ずっと行ってみたかったニューヨークに訪れる機会がありましたので、散歩してみました。
ジモトぶらぶらマガジンでニューヨーク?と思われる方もいるかもしれませんが、この街もだれかの地元だからいいんです。
ニューヨーク生まれでサンポー読者のそこのあなた、お待たせしました。
あらゆる人種の人々。イエローキャブ。摩天楼。
およそ想像していた通りのニューヨークが目の前に現れるとなんだか面白くなってきます。
ホントにニューヨークって実在するんだ。
めっちゃニューヨークっぽい。
すげ~。
さて、まずはじめにニューヨークの地理について軽くまとめてみます。
「ニューヨーク」とはそもそもニューヨーク州という州の名前でもあるのですが、単純に「ニューヨーク」とだけ言った場合はマンハッタン島にあるニューヨーク市を指すことがほとんどです。
日本で言えば、「新宿」と言ったときに新宿区全体のことよりも新宿駅周辺を指す場合が多い、みたいなことでしょうか。合ってるかなこれ。
マンハッタン島は東西に4km、南北に20kmの島で、縦長の長方形のような形をしています。その面積は山手線の内側よりちょっと狭いくらい。
この島に広がるのがニューヨーク市。みんながニューヨークと聞いて想像するおよそ全てのものがこの島の上にあります。
今回はこの島の中心からやや南のあたりをぷらぷら歩いていきます。
今回泊まったのはホテル・ペンシルバニア。開業して102年という歴史を持つホテルです。
高級ホテルというわけではないですが、ニューヨークの中心街という立地には定評があります。
散策の拠点としては十分な場所でしょう。
まずはこのホテルから徒歩10分ほどのところにあるニューヨークの象徴、タイムズスクエアに向かいます。わくわく。
うわ~!
テレビや映画で見たことある~!
ここがかのタイムズスクエアです。ニューヨーク来たな~って感じになりますね。
人の数もすごいし、なにより街頭ビジョンの迫力がすごい。
渋谷のスクランブルに初めて来た外国人の気持ちが分かった気がする。
街頭ビジョンをよく見ると社名が入ってますね。
一番下はコカ・コーラ、その上はサムスンとか。
社名の入った街頭ビジョンにはその社の広告しか流れません。ビジョンの権利を丸ごと買い取ってるようです。
このシステムは渋谷などの街頭ビジョンとは異なりますね。
タイムズスクエアで24時間365日流せる広告費...想像しただけで恐ろしいです。
タイムズスクエア周辺には妙な格好をした集団がたむろしていますが、彼らには要注意。
旅行者に一緒に記念撮影しないかと声をかけ、後でチップを要求してくるぼったくり集団です。
声をかけられても相手にしないことが自分の身を守るうえで大切です。
タイムズスクエアの周辺も散策してみましょう。
ニューヨーカーはわりと赤信号でも横断歩道を渡りがちなので街全体でクラクションの音がすごいです。こわい。
ホウキとチリトリがセットで道に置かれています。
この街をきれいにする気概があるか試されている。
フォークリフトを差し込んだトラックが走ってました。
斬新な運び方。
ニューヨーク、というかアメリカでは住所の番地が建物に直接記載されていることがよくあります。
個性があって見てて面白いですね。
自分ならどんなデザインにしようかなとか考えちゃいます。
このキオスク的な店もよく見かけます。
日本でこういう店を屋外で見かけることはあまりありませんが、簡易版コンビニ的な感じですかね。
アメリカにもコンビニはありますが日本ほど数はないのでキオスクの需要が大きいのかもしれません。
あとこういう出店みたいなのも街中にありました。これはハラルフードの店ですね。
歩いていて思いましたがニューヨークって物価がかなり高い(500mlのペットボトルのコーラ一本が3ドルくらいする)んですよね。
店だと軽く食べても10~15ドルはいっちゃう。
仕事の合間のランチとかこういう出店で安く済ませてるニューヨーカーとか結構いるのかもしれません。
ワンコインでランチが食べられる店が多い日本って恵まれていたんですね。
なんでもないようなことが幸せだったと思う~♪
大麻を全面にデザインしたヤバイ車がありました。アメリカっぽい。
ニューヨーク州では大麻は合法ではありませんが、合法化に向けてかなり話が進んでいるようです。
ニューヨークではLOVEよりHOPEらしい。
U・S・A!!U・S・A!!と叫びたくなるような光景がありました。
一つの画に星条旗が20個以上写ってる写真初めて撮ったな。
そんなこんなで歩いているとロックフェラーセンターがありました。細長い。
マンハッタンの中心に構える象徴的なビルの一つですね。
かつてバブル絶頂時代に三菱地所が買い取って全米で話題となった場所でもあります。
冬になると広場に30mにもなる巨大クリスマスツリーが飾られることでも有名だそうです。
センター前の広場には200の国と地域の国旗が取り付けられています。なかなかの迫力です。
ただしアメリカの祝日の時はこれらを全部アメリカの国旗に取り換えるそうです。そこまでする?
その写真も撮ってみたかったですが、散策を続行します。
あっ、いきなりステーキだ。
一風堂もある。
外国で知ってる店を見つけると安心しますよね。日本語を見るだけで心が落ち着く。
これは日本語だけど知らない店でした。
気づくと聞いたことのあるビルが目の前に。
なんとかの有名なトランプタワーです。
おっ!サンポーの記事の取材とあってトランプ大統領も直々に出迎えてくれたようです。懐の広い方ですね。
ニューヨークで生まれたトランプは、不動産デベロッパーであった父の支援を受けながらニューヨーク中のビル開発やホテル経営などに乗り出し、不動産王と呼ばれるようになりました。
彼はその勢いそのままに大統領となり、今やアメリカはもちろん世界で最も影響力のある人物の一人となりました。
これまでで最も成り上がったニューヨーカーの一人と呼んでも過言ではないでしょう。
さて、トランプタワーを出てすぐ近く、朝食でおなじみのティファニー本店にやってきました。
鮮やかなティファニーブルーのジュエリーや食器がお出迎えしてくれました。が、値札を見てそそくさと退散しました。
ちっちゃいキーホルダーでも200ドルくらいしたよ。ぴえ〜ん。
いつかここで自由に買い物できるくらい成り上がりたいものです。
さてスタートからだいぶ北上してきまして、セントラルパークの入り口まで歩いてきました。
めっちゃ金ぴかの像がお出迎えです。
セントラルパークはアメリカでもっとも有名な都市公園ですが、南北に4㎞もある大きな公園のため今回は入り口あたりしか回れませんでした。残念。
一休みしながら周りのビルを眺めると、やはり味のあるビルが多いことに気付かされます。
ニューヨークでは1904年にニューヨーク市地下鉄が開業し人の流れが大きく変わり始めると、1910年初めから1930年代後半にかけて高層ビル群の建築ラッシュが起き、一気に大都市へと駆け上がる最盛期を迎えています。
現在でもその時期に建てられたビルが多く街中に残されています。
近年建てられたビルとの調和も見事です。見ごたえありますね。
そういえばニューヨークは車社会のアメリカにおいて公共交通機関が高度に発展している珍しい都市でもあります。
地下鉄はなんと24h営業なのだとか。
日本でそんなことしたら色々と大変なことになりそう。終電って大事。
また徒歩や自転車で通勤する割合も非常に高いそうです。
シェアサイクリングもよく見かけました。
でもここは完全に供給過多な気がする。
さてだいぶ夕方になってきました。
たまたまこの日がこういう色なのか、それともこの街はずっとこういう色なのかわかりませんが、夕焼け空が印象的なカラーリングでした。
ニューヨークのビルはどんな色にも合うなぁ。
このビル、形が特徴的ですね。
なんとなく写真を撮ったのですが、後で調べてみるとニューヨークに現存する最も古いビルであることがわかりました。
名をフラットアイアンビルディングというこちらのビルの竣工は1902年のこと。
その洗練されたデザインは120年近い時を超えた現在のニューヨークでも人気が高いようです。
う~んやっぱりこの街のビル群は面白い。ふとしたところに長い歴史を感じます。
あ!あのマークは...!
都市伝説好きにはおなじみ、秘密結社フリーメーソンのビルを、見つけてしまったんだよね。
つまり世界の秘密がこの建物の中に詰まっているということ、なんだよね。
ここは秘密結社という割にはオープンな運営をしているらしく、日曜日を除く毎日見学ツアーを行っています。
全然秘密じゃなかった。
ちなみに東京にも東京タワーの足元あたりにあるビルにフリーメイソン東京支部がありますが、こちらはほとんど一般には公開されていません。
秘密結社の秘密を知りたい方はニューヨークに飛んだ方が早いかも。
夜になってきたのでもう一度タイムズスクエアに戻ってきました。
街頭ビジョンがさらに存在感を増しています。
このド派手な感じ、「世界の交差点」の呼び名にふさわしい賑わいです。
たまんねえな~おい。
テンションが上がったのでこの近くにあるお土産屋さんでI♡NYと書かれたTシャツを一気に5枚も買っちゃいました。
店員さんに「Five!?」と言われました。
これはお土産屋さんの近くにあった妖しい光を放つ歯医者さん。
さて21時を回りあたりはすっかり夜です。
最後はこの街の象徴とも言えるビルからニューヨークを見下ろしてみましょう。
エンパイア・ステート・ビルディングです。
(デカすぎていい感じに撮れる場所がなかった...。)
一歩入ると荘厳な雰囲気に包まれます。
エンパイア・ステート・ビルディングは1931年に完成した地上443mの超高層ビルです。
当時流行していたアール・デコ様式を取り入れたこのビルは、たちまち最盛期のニューヨークのシンボルとなりました。
キングコングがよじ登ったあのビルといえばみなさんもピンとくるかもしれません。
エンパイア・ステート(帝国州)とはそのままニューヨーク州の異名でもあり、現代においてなおニューヨークを代表する建築物です。
このビルの見どころは何といっても86階(320m)の高さにある屋外展望台。
窓越しではなく直接眺めるニューヨークの街並みはまさに絶景です。さっそく行ってみましょう。
うわ~~~~~~~~!
すごい~~~~~~~~!!!
光が、たくさん、ある~~~~!!!!
いい光景を見るとすぐに語彙力がダダ下がりしてしまう癖を早く治したいところです。
しかしすごい景色ですね。東京の夜景と比べてもビルの光の数が大きく違うことがわかります。
ニューヨーク市には200mを超える超高層ビルがなんと85棟もあります。
東京都内の19棟と比べてみても段違いの数ですね。まさに摩天楼の名にふさわしい街でした。
ニューヨーク散歩紀行、いかがでしたでしょうか。
いっときのニューヨーカー気分を味わえていただけたなら幸いです。
私は旅行するとしたら大自然より大都市を選ぶタイプの人間です。
大都市の中にはそこで暮らした人たちの生きた証が様々な形で残されているからです。
ニューヨークはまさにその代表ともいえる街でした。
いつかもっとビッグになって、新しい視点からニューヨークの街をまた散歩してみたいと思います。
またね〜ニューヨーク。
書きそびれましたが、自由の女神も船から見ました。
自由だな〜〜と思いました。
おわり