新潟、長岡、土合、水上の散歩

  • 更新日: 2025/11/27

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夏よ、さらば!

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さて、夏だ!今年も電車だけでどこかに行こうか……。最後に電車で旅行に行ったのは、京都か。その前は松山、その前は仙台だったかな。確かつくばにも遊びに行った。福岡まで行ったこともあったよ。本当は電車だけでベニスとか行きたいんだけど、そんな時間も金も、方法もない。この夏だって、日本から出ることは敵わなかった。どこに行こうかなあ。とりあえず日程だけ空けて、「日本地図」で画像検索。私の得意技。近すぎてもつまらないし、遠すぎても現実的に厳しい中で、私はとある理由から、新潟県へ向かうことに決めたのだった。




朝5時ごろの新宿駅を見るときはたいてい酒で気持ち悪くなってるときだけど、今日はシラフの寝起き。すごく嬉しい。始発で帰るのか、始発で行くのか。これはとんでもなく大きな違いだ。




さて、赤羽駅。ここから高崎線で、高崎まで行く。西川口に住んでいたときによく利用した赤羽、来るたびに初々しい気持ちになる。19歳の頃、上京したのに埼玉県に住んでいるのが嫌で、住所を聞かれるたび「赤羽の近く」と答えていた。




さて、高崎に着。お盆中の平日だからか、通勤ラッシュは大したことなく一安心。満員電車ってやっぱり体力削られるからね。まあ、一番削られるのは間違いなく、通勤をしている人たちなんだけど。




待合室に車輪がついていた。それにしても今の時期、待合室って重宝しますよね。もっと増えてほしい。




群馬県・水上駅。ここで長岡行の上越線に乗り換え。前に一度来たことがあって、そのときは雪が積もっていて、キレイだったんだなあ。今日は降りる時間がないので、乗り換えまで。せっかく私が反射してしまっているので、ピンチアウトしてTシャツを見てください。自分を診察しているクマです。カワイイでしょ。




電車の電光掲示板って、カメラで見るとこうなるよね。どういう仕組みなんだろう。




さて、私が新潟行きを決めた理由は、通り道である群馬のここに来たかったから。聞いたことあるかな、土合駅。モグラ駅なんて呼ばれることもありますが、その名の通り、地下深くに位置している駅なのです。




改札を抜けて外に出るには、この462段の階段を上らなくちゃいけないのだ。写真を見ても分かるとおり、駅自体が観光スポットとなっている。まず驚いたのが、ホームが寒いこと!ひんやり涼しい、どころじゃない。真夏には気持ちがいいけれど、油断して長居すると風邪を引いてしまいそうな寒さだった。




土合駅、前にも一度来たことがあるのだけど、時間がなくて降りられなかった。次こそは下車するぞ、そんなことを思っていたら、あっという間に8年も経過してしまった。時間は恐ろしい。




さて、上ってゆく……。地下から離れていくごとに、気温が上がっていく。なんだか、平らなトンネルのように見える写真だ。




結構上ったつもりなんだけど、まだちょうど真ん中らしい。なんか、ちょっとイヤになってきたな……




もうちょっとだ……。脚が「明日、筋肉痛になります!」と宣言している。本当にヤワになったものだ、時間のせいだ、何もかも……。




のぼりおえ!ふう、ちょっと疲れた。ここから改札まで、さらにちょっと歩く。平な道ならいくらでも大歓迎!階段はもうイヤ……




これだけ長い階段を上ったら、そりゃ時間についてぐるぐると考えてしまうだろう。






良いフォントですよねえ。このフォントで感謝を伝えられると俺は弱いんだなあ。




アレレ、なんだかキヨシ・クロサワみたいになってきた。






素晴らしく雰囲気のある通路を抜けて、いよいよ出口へ……。




改札前。明るい雰囲気で、思ったより人も多かった。この通路にある喫茶モグラという喫茶店で朝食をとり、外へ。駅員室をそのまま喫茶店にした風情あるお店で、土合駅を訪れるなら是非寄ってほしい。




あつい……ホームはあんなに涼しかったのに。




駅ばかりが有名な土合には、一体何があるのだろう。次の電車まで1時間以上あるので、ぷらぷらと散策してみる。あっついから、ほどほどに……。






壁には落書きが目白押しだった。下ネタや個人名が多くあった中で、私が最も気に入ったのは「やい缶ジュースなんで150円もするんや怒るで!」。本当に缶ジュース、どんどん高くなっていく。




さて、少し歩くと、ドライブインを発見。ちょっと入ってみよう。






エゴが300円で売っていた。調べてみると「エゴノキ」という木があるみたい。




さて、さらに歩いてみると、何やら下れそうなわだちを発見。




この先には一体何が……




ウヒョ!川だ!すごい!




周りに誰もいない、独占状態の川。汗だくなので、のんびり涼んでいくことにしよう。何年ぶりだ、こうして川に来るのは……




川辺だから涼しいかと思いきや、石たちが陽光を反射させ私を歓迎している。つまり死ぬほど暑い!川に飛び込んで汗を洗い流したいところだが、オトナは濡れるリスクを無視できない。名残惜しいが、この辺りで駅に戻ろう。倒れてしまう……




まーよくよく考えたら川辺だから涼しいという理屈もよく分からんか。




電車までまだ20分くらいあるけど、ホームまでの距離を考えたらこれくらい余裕を持って戻ってきたほうがいい。長岡行の上越線って、めっちゃ本数が少ないからね。乗り遅れたら、もう2,3時間ほど待たなきゃいけなくなる。この時期でなければ構わないのだが、暑すぎるよ。




とは言うものの、土合駅が良すぎて思わず歩き回ってしまう。上りのホームは地上にあるようだ。




現在は廃墟となっている民宿、土合ハウス。駅徒歩0分の好立地、是非泊まってみたいのだけど、残念だ。




さて、新潟方面のホームに戻りましょう。










ホント雰囲気あるねえ。駅構内だけで映画を1本撮れそうだ。




写真を撮りながらウロウロしてたら、電車まであと6分。間に合うのか?いや、下るだけだから、さすがに間に合うだろう……。462段だから、1段1秒で下って462秒。6分は360秒だから、けっこう余裕があるはず……。




やばい、あと1分だ!マジでギリギリになっちゃった!なんで!?




さいわい、電車はまだ来ていなかった。写真には撮れなかったのだけど、白い霧の立ち込めた深い闇から電車が現れるのは幻想的な光景だったな。土合駅、東京からもそう遠くないし、興味のある人は是非来てみてほしい。めっちゃいいトコロですよ!




さて、まるで日付が変わったかのようだが、約100分後である。ここは宮内駅、新潟県・長岡駅のひとつ手前。どうしてここにいるかというと、腹が減ったからである。




宮内駅からすぐの青島食堂。ここは、とある長岡名物の発祥の店である。




それが、この生姜醤油ラーメン!いや~、新鮮な味で、マジで美味かったな。青島商店、秋葉原にも店舗があるらしいんで、東京に戻ったらまた行きたい。本当に美味かった。




ふう~食った食った。腹ごしらえにちょっとだけ散策。




語尾に「れ」をつけるのが新潟の方言なんだろうか。何気に「ツーロック」という言葉にも聞き覚えがない。




あいさつの基本のキ。




次の瞬間には新潟駅に到着していて、本当に申し訳ない。暑すぎて宮内を散策する余裕が無かったのだ。そのうえ、もっとマシな新潟駅の写真を撮れなかったんかね。




さて、今日泊まるホテルはココ。いいでしょ。新潟駅から0分。今までで泊まったビジネスホテルの中で一番イイところかも。なんか安かったしね。




ホテルに着いた瞬間、2時間ほど眠ってしまった。そりゃ疲れるよ。さあ、新潟駅前を散策しつつ、メシを食いに行こう。




新潟では馴染みの寿司チェーンらしい、弁慶にやってきたよ。50分近く並ぶとは思わなかったけど、メチャクチャ美味かった。そう安くはないんでしょっちゅうは行けないけど、地元にコレがあったらいいだろうなあ。せっかく旅先なのに、割り箸を割るのに失敗してしまった。ああ、不吉だ。ちょっと嫌な予感がしている。実は、カラダがおかしいのだ。




食べ終えて、信濃川を見に来た。大変キレイなのだけど、嫌な予感は的中……猛烈な腹痛に襲われる。この写真は、手を震わせながら、「せめて信濃川だけでも」と撮った、切実な一枚。




なんとか反対側もパシャリ、急いでホテルへ戻り、無事に事なきを得る。電車旅の疲れもあっての下痢だろう。ちなみに、弁慶のせいじゃないよ。食べ始める前から少しお腹がヘンだったのだ。ちゃんとケアすればよかったのに、「まあ別に大丈夫だろう」というおごりも、電車旅によるアドレナリン。今日はもう外に出ず、さっさと寝よう……。




さて、おはよう!2日目の新潟は、朝ゼッテリアから。旅先の朝食はチェーン店でよい。そのほうが抜け感が出る。三食ガチるのはちょっと窮屈。最悪食べなくてもいい。のんびりやろう!




2日目にして早くもやることが無くなったんで、日本海を見に関谷駅ってところに来たよ。「うんま」や「えんで」も新潟の方言なのだろう。




さて、海に向かって歩いていく。いやあ、大快晴、非常に夏休みっぽい風景!地元もこんな感じだったなあ。




なんかカッコイイ。




青空へ続く階段。ちょっと暑すぎるんで、木陰で少し休んでから上ってみる。




うおっ!奥に、さらに青い青が。




海を発見……空も海も真っ青。こんなに純粋な海を見たのは久しぶりだ。




いや~すごいなあ。このまま海沿いにずっと道が続いていて、どこまでも歩きたいところだったのだけど、暑すぎるので断念。海に着いた時点で汗がだらだら、着ているTシャツは全面積が濡れていたくらい。




名残惜しいけれど、駅に戻ろう。せっかくの旅行、川や海を目の前にして暑さに負けてしまうのは悔しすぎるのだけど、命には代えられない。




カラスも海を眺めていた。こんだけ青けりゃじっと見るわな。




何度も振り返りながらお別れ……また冬に来るよ!寒さにも勝てないだろうけど……




関屋駅、何もわからず、海が近そうだと適当に降りたのだけど、大正解だった。本当にまた来たい。




さて、新潟駅のタリーズで休憩……。旅先チェーン、二度目。ゼッテリアはまだしも、タリーズなんて東京で毎日のように行っている。せめてもの特別さを演出するため、普段注文したことのないロイヤルミルクティーを。メチャメチャ美味かった。東京でも飲もう。




ランチは、新潟名物とんかつ太郎のタレカツ丼!美味しかった~!からしのごみ入れがあるのもナイス。からしに限らず、飲食店で個包装のゴミを捨てる方法って、ほとんど無いよね。




さてさて、食後は腹ごなしに散歩。新潟駅から20分ちょっと歩いたところにある、「ばかうけ展望台」を目指す。




アレだ……。でかい。ちょっと怖い。牛久大仏を見に行ったときもそうだったけど、高い建造物って、このくらいの距離から見るのが一番怖いね。なんか、何となく斜めってる気がするし……




ついたー!写真で撮れないくらい高い!




顔はめパネルがあったのでパシャリ。




展望台でビアガーデンをやってて、みんなワイワイ騒いでいて羨ましかった。




この景色見ながらビール飲んだら、そりゃ気持ちいいだろうなあ。




泊まってるホテルが見えるかな~と思って探してみたけど、ホテル側の方角を向いてるのかどうかすら、私には分からないのだった。




さて、ビアガーデンを見て羨ましくなったんで、私も飲みに行くことにする。新潟最後の夜、楽しむぞ~!




うう~気付いたら朝だった。酔っぱらってホテルに帰って、シャワーも浴びずにそのまま寝てしまったようだ。地元のバーに行って、そこの常連さんと仲良くなって盛り上がったのを覚えている。旅先でやりたい理想の飲み。楽しかったなあ。




ビジネスホテルが大好きだから、ホテルでゆっくりする時間がほとんど取れなかったのが2日目の心残り。酔っぱらって、布団も使わずベッドに垂直に寝ていたからね。とはいえ楽しい夜だった。長岡で昼飯を食って帰ろう……。




到着!ゆうべのバーで地元の方から教えてもらった、長岡の名物らしい「洋風カツ」を食べに行く。




なんだか落ち着いた街だ。のんびり歩いていこう。




長岡の地面は全体的に赤く錆びていた。消雪作業に使う地下水に鉄分が多く含まれている為だそう。




地面が赤いのってカッコイイな。




さあ、洋風カツ丼とついにご対面である。




これも新鮮な味だ。ちょっとネットで調べてみた感じ、人によって好き嫌いが分かれているみたいだったけど、それも分かる。私は好きだ。美味しかった。ごちそうさま。




さて、電車の時間まで、地元のスーパーで涼むことにしよう。




こういう空間を見ると「バックルームだ」と思ってしまうようになりましたね。




スーパーを覗いたのち、そのまま地下通路へ出る。




街のこういう場所、テンション上がる。単にカッコよくて。




長岡駅前の様子。この道をずっとまっすぐ歩いたりしたいんだけど、時間的に断念。そう遠くない(東京から電車で5~6時間程度)から、また来ることにしよう。




お土産屋さんに寄って、電車に乗る。また来ます!




さて、最後にどうしても寄りたいところがあったのだ。行きで乗り換えに利用した水上駅。8年前の冬にも来たことがあって、そのときは電車が来るまで雪合戦をして遊んだ。すごく良い思い出。もう一度、訪れておきたかったのだ。




歩き始める。雪が積もっていないせいか、8年前の記憶とはまるで違う街並み。「さあ、ここを降りなさい」と言わんばかりの階段が現れたので、おとなしく従う。






進んでいいのか分からない道ばかり……なんとなく尾道を散歩したときのことを思い出した。細道がすべて私有地に繋がっていそうで、つねに不安を抱えながら、段差の多い町並みを泳いでいく感覚。




とにかく「大丈夫そうな道」を見極めて歩いていく。




正解。これはいくらなんでも大丈夫な道。




廃墟の多い町だ。廃墟って、よくオカルトに結び付けられがちだけど、単純に中がどうなっているのかめちゃくちゃ気になる。箱を見つけたら開けたくなるのと同じロマン。オバケがいるならイヤだけど。




川沿いの遊歩道を見つけたのだけど、虫が飛び交っていて歩けなかった。写真にはうつっていないけど、トンボやトンボじゃない虫が本当にブンブン飛び回っていたのだ。私、虫がマジでダメで。特に昆虫が大の苦手。家にゴキブリが出たら白目を剥いて倒れるし、外で見かけた場合は警察に通報している。




何も鳴らなかった。




さて、散歩できる時間の猶予は残り少ない。散策しつつ、駅に近付いていこう。




とはいえ、こっちが駅の方向なのかなんて分からない。細道をあんなに泳いだのだ。東も北もありゃしない。




小さい川を発見。よく散歩をしているであろう皆さまは、小さい川を「ちいかわ」と呼ぶあるあるが通じる筈。




大きい川も見つけた。ザアザアと流れていく水音が涼しげだ。




近くにラフティングの施設もあったし、アウトドアで訪れる人も多いのだろう。




水上医院が売りに出されていた。




あらっ。もしかして、もう駅前なんじゃないの。




なんと、奇跡的に駅前にたどり着くことができた。東西南北の神様が私にほほえんでくれた。気を良くして、駅前でお土産でも買おうと思ったのだけど、到着時には開いていたお店たちが軒並み閉店していた。営業時間の神には見放されたようだ。




これにて旅は終わり。濃密な3日間だったなあ。こういう旅行をずっとしていたい。青春18きっぷが大幅に値上げされて久しいが、それでも私はこれを続けるだろう。煙草と同じじゃないか。どれだけ値上げされても、やめられないのだから……。




最後に、Wikipediaもあるくらい有名な廃墟、ホテル大宮の写真を。めちゃめちゃ雰囲気あったなあ。「かつては、ここにたくさんの従業員と、宿泊客がいたんだなあ」なんて感慨に浸るのも楽しい。




ヘンな落書き。







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城戸

電車代をケチって何駅分か歩くことを散歩と呼んでいます。杉並区が大好きな日と大嫌いな日があります。

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