20枚で見る台北
- 更新日: 2019/01/08
散歩の国かも
きのうまで半袖で生活してたのに、今日ドア開けると真冬。
え?なに?俺の知らん間に年明けたんか?!
ごきげんよう。
レペゼン関西, フロム京都。ライターの川合です。
というのも先日、台北の方に行って参りまして。
快適な気候に慣らされてしまい、秋から積み上げてきた冬への身体の備えがゼロになってしまいました。
さて、台湾ですが特に観光とかするわけでもなく。
根が出不精なので。引きこもりなので。文筆業の志望動機、けっこう冗談抜きで「自分の家と馴染みの町を離れたくないから」だったりするので。むしろ今回の台湾も飛行機に乗る前日かあフライング・ホームシックでちょっと泣いてるので。フライトよりもフライングするってどういうことだ。
そんなわけで折角異国に来ても結局ぼおっと外で座ってたり(12月あたまに半袖で過ごせるのはそれだけで嬉しいから)そかかしこほっつき歩いたりするだけでした。
おって台北に関する記事をお届けしようと思っているのですが、まずはざっくりと20枚で台北の町を知ってもらえればと思います。
「台北」って国家(かどうかは政治的なアレですけど)の首都なわけです。なのでこの記事は謂わば「京都」を歩いてみた、「東京」を歩いてみた――って言ってるようなもん。かなり大雑把で乱暴ではあるのですが、まあ、なんとなくで割り切って見てください。
まずは地図から。
いや貴重な20枚を早速地図で潰すんかい、という感じですがやっぱ大事なので……。
長距離を結ぶ幹線道路なんかは例外に、基本はグリッド状に整備されている印象。
ですが詳細に見ると徹底的に碁盤の目になっているわけではない。
油断していると迷子になります。
滞在3日めくらいで「もう台北は僕の庭よ」とイキりだした頃に袋小路。
侮れません。いや都市を相手に侮るなよ。
噂には聞いてたけど、予想以上でした。
街路樹だってかなり立派ですし、
チャリの荷台にも置いちゃう。
室外機の上にまで。
こういう『レオン』的な風景は日常茶飯事です。みんな基本マチルダ。
スクーターの足置くところにも。もう乗らないのかな。
霧吹きを引っ掻けとくのが生活の知恵。
大仰に運ばれる街路樹。ヒンドゥー教生活圏における牛みたいに見えなくもないです。
「なぜこれほどまでに植物が身近にあるのか」
その疑問を解消すべく一旦キャバクラに行く。いや決してそういうつもりではなく。
お姉ちゃん曰く「ワカラナイ, ブーヂーダオ, I don't know」とのこと。
あなたは何故自分の手を自在に動かせるか説明できますか?
そういうことです。息をするように自然に演芸に親しむ、そんな感じ。
その時にフルーツ盛が出されたのですが、中身はスイカとメロンとプチトマト。
全部が全部彼女のアレルギー物質。なんかこう、思う所がありソッコー帰りました。ホンマえらいすんませんでした。
台北は「お外文化」なんですよ。
まあこれは日本国外だとそこまで珍しいことではないでしょうけど。
コーヒースタンドとかもかなり豊富でした。
コンビニの前には大抵ベンチあるし。
先ほどの路上園芸も目に優しいし、ゆったりとした空気感でしたね。
歯間ブラシまで落ちてるからね。
いかに台湾の人が外で時間を過ごしているかがわかります。
シェアサイクルも普及してる。台北は平地なので(てか都会はどこも平地。平地を選んで都会にするし、なんなら切り崩してまで街を作るんだから当然)自転車があるとかなり動きやすそう。
移動の話に脱線するなら、地下鉄も初乗り20元~だしかなり安い。
何処でも行けちゃう。
乗り過ぎて身体が慣れちゃって、一回間違えて日本のピタパで改札通ろうとするくらい。
すごいね、人間の脳って簡単にバグるね。
タクシーも安いし安全なのですが、ドライバーさんに英語が必ず通じる保障はないので台湾語かせめて北京語が使えないとちょっと不便です。
地図見せたら着くには着くけど、やっぱ運転手さん的にも「愛想悪い客だな」って思われそうだし。
なお僕は時代に合わない愚かな喫煙者。
台湾は大抵の公共スペースが禁煙。飲食店に入っても喫煙席とかそういう選択肢はりません。
翻って屋外は「屋外であれば問答無用で吸っても良い」というルールになっています。
・屋外で
・歩きたばこではない
以上の要件を満たせば喫煙OK。
学校の近くなどは例外エリアに相当しますが、基本は外であれば吸ってOK。
みんな街角でモクモクやってます。
なのでこの「お外チル文化」は煙草を吸う僕にとっては結構快適な環境だったなと思いました。
この積み具合、サイバーパンクだ。
とまあ、ご存知中華圏なので基本は漢字。そらからアルファベットと、あとはイラスト。
なんとなく意味は分かる。
親日国でもあるので、日本食も。
観光地エリアだと日本語も結構あります。
読めないけど多分「つめた~い」んだろうな、とか。
一方で逆になまじちょっと意味が分かるからこそ、日本人の目から不思議が生まれたりします。
老爺卍素食
いやヘルメットしてたって完全にノーダメージなわけではなかろうに。
えらく厚切りな感じの黒猫。
これに関してはもう全然わからないですね。固有名詞なのかな?
なんというか、狙ってやってるのか、逆にオシャレなのか、これが素なのかちょっと判別しづらいビジュアルが目立つ。
これとか。
アートの一種っぽいんですが、夜見るとすごい不気味。目が合っているような気がする。ニーチェ的な。
ちなみに見ての通り夜ですが、市内は全然治安良いです。
1F部分の店構えとのミスマッチがエグすぎる。
エリアを絞った散歩もまた更新していく予定です。
まとめると
・外で過ごしてても楽しい
・街中の文字は日本人から見てツッコむ余白が多い
・歩きやすいし交通インフラも整っているけど油断すると迷う
という感じ。
いやあ、台北よかったです。
基本的に都会なので何かあってもiPhone と1000元があれば何かあっても凌げそうです。
僕の周りに何故か台湾好きな人が複数人いますが、「(大阪から)東京行くより安いし、よっぽど良い!」とよく言っていましたが、その意味が分かった気がします。
じゃあ最後に「台湾あるある」言って終わりにします。
・犬がワイヤレス
おわりです!えらいおおきに、再见~!
え?なに?俺の知らん間に年明けたんか?!
ごきげんよう。
レペゼン関西, フロム京都。ライターの川合です。
というのも先日、台北の方に行って参りまして。
快適な気候に慣らされてしまい、秋から積み上げてきた冬への身体の備えがゼロになってしまいました。
さて、台湾ですが特に観光とかするわけでもなく。
根が出不精なので。引きこもりなので。文筆業の志望動機、けっこう冗談抜きで「自分の家と馴染みの町を離れたくないから」だったりするので。むしろ今回の台湾も飛行機に乗る前日かあフライング・ホームシックでちょっと泣いてるので。フライトよりもフライングするってどういうことだ。
そんなわけで折角異国に来ても結局ぼおっと外で座ってたり(12月あたまに半袖で過ごせるのはそれだけで嬉しいから)そかかしこほっつき歩いたりするだけでした。
おって台北に関する記事をお届けしようと思っているのですが、まずはざっくりと20枚で台北の町を知ってもらえればと思います。
「台北」って国家(かどうかは政治的なアレですけど)の首都なわけです。なのでこの記事は謂わば「京都」を歩いてみた、「東京」を歩いてみた――って言ってるようなもん。かなり大雑把で乱暴ではあるのですが、まあ、なんとなくで割り切って見てください。
まずは地図から。
いや貴重な20枚を早速地図で潰すんかい、という感じですがやっぱ大事なので……。
長距離を結ぶ幹線道路なんかは例外に、基本はグリッド状に整備されている印象。
ですが詳細に見ると徹底的に碁盤の目になっているわけではない。
油断していると迷子になります。
滞在3日めくらいで「もう台北は僕の庭よ」とイキりだした頃に袋小路。
侮れません。いや都市を相手に侮るなよ。
何でも植えちゃう
これはよく言うベタな視点ですが、台北は路上園芸の町。噂には聞いてたけど、予想以上でした。
街路樹だってかなり立派ですし、
チャリの荷台にも置いちゃう。
室外機の上にまで。
こういう『レオン』的な風景は日常茶飯事です。みんな基本マチルダ。
スクーターの足置くところにも。もう乗らないのかな。
霧吹きを引っ掻けとくのが生活の知恵。
大仰に運ばれる街路樹。ヒンドゥー教生活圏における牛みたいに見えなくもないです。
「なぜこれほどまでに植物が身近にあるのか」
その疑問を解消すべく一旦キャバクラに行く。いや決してそういうつもりではなく。
お姉ちゃん曰く「ワカラナイ, ブーヂーダオ, I don't know」とのこと。
あなたは何故自分の手を自在に動かせるか説明できますか?
そういうことです。息をするように自然に演芸に親しむ、そんな感じ。
その時にフルーツ盛が出されたのですが、中身はスイカとメロンとプチトマト。
全部が全部彼女のアレルギー物質。なんかこう、思う所がありソッコー帰りました。ホンマえらいすんませんでした。
チルな感じ
台北は「お外文化」なんですよ。
まあこれは日本国外だとそこまで珍しいことではないでしょうけど。
コーヒースタンドとかもかなり豊富でした。
コンビニの前には大抵ベンチあるし。
先ほどの路上園芸も目に優しいし、ゆったりとした空気感でしたね。
歯間ブラシまで落ちてるからね。
いかに台湾の人が外で時間を過ごしているかがわかります。
シェアサイクルも普及してる。台北は平地なので(てか都会はどこも平地。平地を選んで都会にするし、なんなら切り崩してまで街を作るんだから当然)自転車があるとかなり動きやすそう。
移動の話に脱線するなら、地下鉄も初乗り20元~だしかなり安い。
何処でも行けちゃう。
乗り過ぎて身体が慣れちゃって、一回間違えて日本のピタパで改札通ろうとするくらい。
すごいね、人間の脳って簡単にバグるね。
タクシーも安いし安全なのですが、ドライバーさんに英語が必ず通じる保障はないので台湾語かせめて北京語が使えないとちょっと不便です。
地図見せたら着くには着くけど、やっぱ運転手さん的にも「愛想悪い客だな」って思われそうだし。
なお僕は時代に合わない愚かな喫煙者。
台湾は大抵の公共スペースが禁煙。飲食店に入っても喫煙席とかそういう選択肢はりません。
翻って屋外は「屋外であれば問答無用で吸っても良い」というルールになっています。
・屋外で
・歩きたばこではない
以上の要件を満たせば喫煙OK。
学校の近くなどは例外エリアに相当しますが、基本は外であれば吸ってOK。
みんな街角でモクモクやってます。
なのでこの「お外チル文化」は煙草を吸う僕にとっては結構快適な環境だったなと思いました。
文字
街中に溢れる文字に関して。この積み具合、サイバーパンクだ。
とまあ、ご存知中華圏なので基本は漢字。そらからアルファベットと、あとはイラスト。
なんとなく意味は分かる。
親日国でもあるので、日本食も。
観光地エリアだと日本語も結構あります。
読めないけど多分「つめた~い」んだろうな、とか。
一方で逆になまじちょっと意味が分かるからこそ、日本人の目から不思議が生まれたりします。
老爺卍素食
いやヘルメットしてたって完全にノーダメージなわけではなかろうに。
えらく厚切りな感じの黒猫。
これに関してはもう全然わからないですね。固有名詞なのかな?
独特のビジュアル
日本から出といて目に入るものを「独特」で片づけるのはあまりに乱暴だったりもするんですけどね。なんというか、狙ってやってるのか、逆にオシャレなのか、これが素なのかちょっと判別しづらいビジュアルが目立つ。
これとか。
アートの一種っぽいんですが、夜見るとすごい不気味。目が合っているような気がする。ニーチェ的な。
ちなみに見ての通り夜ですが、市内は全然治安良いです。
1F部分の店構えとのミスマッチがエグすぎる。
……とまあ
そんな感じで台北でした。エリアを絞った散歩もまた更新していく予定です。
まとめると
・外で過ごしてても楽しい
・街中の文字は日本人から見てツッコむ余白が多い
・歩きやすいし交通インフラも整っているけど油断すると迷う
という感じ。
いやあ、台北よかったです。
基本的に都会なので何かあってもiPhone と1000元があれば何かあっても凌げそうです。
僕の周りに何故か台湾好きな人が複数人いますが、「(大阪から)東京行くより安いし、よっぽど良い!」とよく言っていましたが、その意味が分かった気がします。
じゃあ最後に「台湾あるある」言って終わりにします。
・犬がワイヤレス
おわりです!えらいおおきに、再见~!