誰の提供でお送りしているのか?ディズニーアトラクションのスポンサー探訪

  • 更新日: 2025/02/04

誰の提供でお送りしているのか?ディズニーアトラクションのスポンサー探訪のアイキャッチ画像

気合入れて行くぞ

  • hatebu
  • feedly
  • rss

姉とディズニーランドに行ってきました。本来なら母と姉が行く予定だったのですが、母がインフルエンザになったため、僕が代打で行くことになりました。

姉と僕は感性がよく似ていて、2人とも何かを集めたり探したりするのが大好きです。姉は今も真剣にポケモンGOにハマり続けています。僕はというと、ショッピングモールとか百貨店に行って、空きテナントや奇妙な看板を探すのをライフワークにしています。

そんな僕らはディズニーランドも大好きです。ディズニーランドを訪れたら必ず行う定番の遊びがありまして、それを我々は「スポンサーGO」と呼んでいます。アトラクションや飲食店にはほとんどの場合スポンサーがついており、大体入口の看板に控えめな感じで記載されています。それをポケモンGOみたいに探して歩くのがスポンサーGOです。

やり方は簡単。アトラクションに乗って(乗らなくてもいいですが)、そのイメージからどの企業がスポンサーに付いているのか妄想して当てるだけです。では、早速探しに行きましょう。


カリブの海賊



まず最初にやってきたのはカリブの海賊です。ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界を船で進んで行くアトラクションです。

海賊たちが歌ったり怒ったりしていますが、全部英語なので僕はいまだに理解できていません。しかし、前列の外国人観光客が「haha!」と笑っていたので、面白い歌なのかもしれませんね。

そんなカリブの海賊のスポンサーは…



「キリンビール」でした。

確かに、アトラクションの中で誰かがビールをがぶ飲みしていた気がします。ジャック・スパロウだったっけ?いや、ガイコツが飲んでいたような気もします。人間の記憶力はあてになりませんね。

しかし、物語をよく見ていたら分かったかもしれません。これは良問でした。こんな感じでスポンサーを妄想で当てていきます。


カントリーベア・シアター



続いて、カントリーベア・シアターにやってきました。カントリーベアは、個性あふれるクマたちによるコンサートを座って鑑賞するアトラクションです。妙にリアルなクマたちがヌルヌル動くので、小さいときは怖かった思い出があります。

そんなカントリーベアのスポンサーは…



「ハウス食品株式会社」でした。

英語の下に控えめに書いてありますね。ハウス食品といえば、カレーとかシチューのイメージですが、クマとの関連性がイマイチ掴めません。クマといえば、はちみつ?バーモントカレーは確かりんごとはちみつが入っていたような。それだけ?これは難しい。皆さまは分かりましたか?

これがスポンサーGOです。


ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション



次はみんな大好きジャングルクルーズです。正式名称ってこんなに長かったんですね。船に乗ってジャングルを探検するツアーで、ゾウやワニ、ライオンなどの野生動物に出会えるアトラクションです。

写真をじっくり見る前に、一旦考えてみてください。まず船に乗るので船系の企業ではないか?いや、動物たちが出てくるので動物保護系の企業とか…いや、ここも食品会社かもしれない。

正解は…



「ENEOS」でした。

ENEOSといえば、石油製品の精製や販売を行っている会社ですね。ガソリンスタンドでよく見かけます。船の燃料ってことか…想像を超えていました。でも、よく考えれば近くまではいけたかもしれません。これも良問ですね。


ウエスタンリバー鉄道



次に、ウエスタンリバー鉄道に乗りました。こちらは蒸気機関車に乗ってアメリカ西部をめぐるアトラクションです。こちらも、ジャングルクルーズに登場するような動物たちに出会えます。激しいアトラクションではなく、普通の蒸気機関車なので、小さな子どもも楽しめます。

ここはさすがに鉄道会社ではないか?JR東日本!いや、ディズニーリゾート内を走るモノレールを運営する舞浜リゾートラインではないか?

さすがに当たってほしい。ウエスタンリバー鉄道のスポンサーは…



「株式会社タカラトミー」でした。

英語の下にある小さな青い四角が見えますでしょうか。ちいちゃい字で「TAKARA TOMY」と書かれています。これは盲点でした。タカラトミーといえば、プラレールですね。調べてみたら蒸気機関車の車両も取り扱っていました。

これもよく考えれば辿り着けたかもしれない問題です。良問!


ここらでちょっと何かをつまんだり、写真を撮ったりしようと思います。たた、ここにもちゃんとスポンサーはついているんですね。




近くのワゴンでアイスを買おうとしたところ、見つけてしまいました。アイスは「株式会社明治」です。meijiの味がすると思いました。




シンデレラ城を撮影しようと思ったときに見つけました。写真に関する場所やグッズなどは「富士フイルム株式会社」が提供元のようです。納得ですね。




ビデオスポットは「Panasonic」でした。Panasonicはデジタルビデオカメラの取り扱いもありますもんね。さすがです。


僕は激しいアトラクションが苦手なので、スプラッシュ・マウンテンとビッグサンダー・マウンテンは素通りします。ただ、スポンサーは確認したいので看板を見にいきましょう。

スプラッシュ・マウンテンといえば、最後にやって来る迫力満点のダイブが大きな特徴です。丸太のボートに乗って冒険の旅へ出たかと思えば、突然目の前に落差16mの滝。

おそらく、ここは水系の企業のはずです。最後のダイブで水しぶきがかかるからです。さすがに水道局ではなさそうなので、僕は水質検査をするような企業だと予想しました。

正解は…



「花王株式会社」でした。

KAOかぁ〜〜〜。良い線までいっていたのに。ちなみに、トイレの手洗い場にも「KAO」のマークが書かれているので、ぜひ探してみてください。

気を取り直して、続いてはビッグサンダー・マウンテンです。こちらもスプラッシュ・マウンテン同様、激しく動くアトラクションですが、こちらは機関士のいない列車で鉱山を駆け抜けるというスリル満点のジェットコースターです。

さすがに乗り物系の企業のような気がしますが、タカラトミーの前例があるので違う気もします。舞台が鉱山なので、掘削する系の企業かもしれません。資源開発をするような…もしかして住友金属鉱山ではないか?これはアツいかもしれない。頼む!

正解は…



「第一生命保険株式会社」でした。

そうきたか。保険に入っていないと危ないですよ、ということでしょうか。生命保険というところが、これまた納得させられますね。これは当たらない。難問です。

次にイッツ・ア・スモールワールドに乗ろうと思ったのですが、残念ながら休止中でした。もちろん、こちらもスポンサーを妄想します。

世界中の子供たちが歌う「小さな世界」を聞きながら、ボートで世界一周するアトラクションです。これは分かりました。絶対に旅行会社です。なんてったって世界旅行をしますから、僕の予想は日本旅行です。頼む!

正解は…



「NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社」でした。

日本通運ですね。物流という意味では確かに納得です。ただ、日通にもかつて日通旅行という子会社があったので、ニアピンと言っても良いのではないでしょうか。だめですか。


ベイマックスのハッピーライド



食事やショーを楽しんでいると、日が落ちて暗くなってきました。急いでアトラクションに乗りましょう。

続いては、ベイマックスのハッピーライドです。ベイマックス型の乗り物に乗って音楽に合わせて移動するアトラクションです。遊園地によくあるコーヒーカップに似ていますが、こちらは遠心力が違う。体が吹っ飛ぶのではないかというレベルでぶん回されます。

そんなベイマックスのスポンサーは…?



「ダイハツ工業株式会社」でした。

確かに。ライドですもんね。ミラ イースとか見た目がなんとなくベイマックスに似ているような気がなきにしもあらずです。


ここまで一緒にスポンサーGOをしてきて、妄想力が高まってきたのではないかと思います。最後のアトラクションに急ぎましょう。


ホーンテッドマンション



最後に乗るのはホーンテッドマンションです。これはかなりの難問ではないでしょうか。

まずマンションなのでデベロッパーなどの不動産業が挙げられます。建築会社かもしれません。しかし、ここはただのマンションではなく、999人の幽霊たちが住む館。葬儀場とか清掃業なども考えられます。

しかし、ここで姉が気付きました。「至る所に蜘蛛の巣がある」ことに。ピンときた我々は予想します。

姉「フマキラー」
僕「アース製薬」


正解は…



ノースポンサーでした。

その手があったか。調べてみると、意外にもノースポンサーのアトラクションや飲食店はたくさんありました。例えば、プーさんのハニーハントや、中華レストラン・チャイナボイジャーなどです。(ただ、チャイナボイジャーはあまりにもおいしいので、僕は餃子の王将ではないかと睨んでいます)

なぜホーンテッドマンションにスポンサーがいないのか。もしかして、スポンサーになると幽霊たちがオフィスにやって来てしまうのか?なんてことを考えながら、無事生還しました。

そのほか、乗ったり食べたりはしなかったものの、スポンサーGOしたものを10か所ご紹介します。


①センターストリート・コーヒーハウス



アールデコ様式のコーヒーハウスです。スイーツだけでなく、しっかり食事も楽しめます。
スポンサーは「UCC上島珈琲株式会社」でした。

これは簡単ですね。コーヒーといえば上島珈琲ですから。


②トゥモローランド・テラス



ハンバーガーなどのメニューを提供するレストランです。
スポンサーは「日本コカ・コーラ株式会社」でした。

やっぱりハンバーガーに合うのはコーラですから、これも簡単でしたね。


③スティッチ・エンカウンター



スクリーンに映し出されたスティッチとリアルタイムで交信体験ができるアトラクション。
スポンサーは「大和ハウス工業株式会社」でした。

なぜ大和ハウスなのか?これはスティッチの設定を知っていれば簡単なのですが、実はスティッチは「物を壊すために生まれた生き物」なのです。そう言われると確かに、物語の中で家をぶっ壊していた覚えがあります。

壊れた家も建て直しますよ、という意味での大和ハウスなのか。かなりありがたい存在ですね。これは良問です。


④モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”



モンスターシティに隠れたモンスターたちを、フラッシュライトで照らして探し出すアトラクションです。
スポンサーは「Panasonic」でした。

ビデオスポット同様、ライトという点でもPanasonicなのか。照明器具も取り扱ってますもんね。これは難しい。


⑤スターツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー



スター・ウォーズの世界を3D映像で楽しむアトラクションです。
スポンサーは「JCB」でした。

JCBってクレジットカードの会社ですよね。なぜスター・ウォーズ?いや、宇宙旅行という点で見ると、「JCBの旅行保険に入っておいた方が良いですよ」という意味かもしれません。そう来たか。これは大いに納得です。


⑥ショーベース



ショーベースは、ショーを行うスペースのことで、ここでクラブマウスビートをはじめとしたさまざまなショーが行われています。
スポンサーは「三井不動産株式会社」でした。

やっぱり「場」を提供するという点で不動産会社でしたね。そこまでは予想していたのですが、どの企業かまでは当てられませんでした。残念。


⑦イーストサイド・カフェ



20世紀初頭のアメリカをイメージした、エレガントなレストランです。
スポンサーは「山崎製パン株式会社」でした。

メニューのメインはパスタなので、皆目見当がつきませんでした。これは難問です。


⑧ペイストリーパレス



メインストリートにある大人気の焼き菓子店です。
スポンサーは「株式会社ユーハイム」でした。

ユーハイムはバウムクーヘンが有名ですね。こちらではクッキーやバウムクーヘンなどのお菓子を販売しているとのことなので、よく考えれば辿り着けた良問です。ちなみに僕は明治かなと思っていました。痛恨のミス!


⑨ザ・ダイヤモンドホースシュー



ショーを見ながら食事を楽しめる予約制のレストランです。
スポンサーは「プリマハム株式会社」でした。

メニューの中には、ローストビーフサラダや骨付きソーセージなどがあるみたいです。これは実際にいただいてみないと分からないので難問中の難問でした。ショーが気になるので、いつか予約してみたいと思います。


⑩魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”



スティッチとハワイの鳥たちが繰り広げるショーを鑑賞するアトラクションです。
スポンサーは「みずほ証券株式会社」でした。

なぜ証券会社?みずほ証券にキャラクターはいないみたいだし、鳥に関する事業や支援をしているようなことも見つかりません。ショーと鳥…お金…。これは考えても何も出てきませんでした。

「もしかしてこういうことではないか?」という答えが見つかった方は、ぜひ僕にご一報ください。


というわけで、スポンサーGO〜ディズニーランド編〜は終了です。
ディズニーは意外とアトラクションの入れ替わりが多いので、新しいエリアができるたびワクワクしています。

こんな楽しみ方をしているのは僕か姉だけかもしれませんが、まだご紹介していない場所もたくさん残っているので、ぜひ皆さまもスポンサーGOを楽しんでみてください。








このサイトの最新記事を読もう

twitterでフォローFacebookでフォロー
  • hatebu
  • feedly
  • rss

B面

人の形をした破滅

関連する散歩

フォローすると最新の散歩を見逃しません。

facebook      twitter      instagram      feedly

TOPへ戻る