マニアフェスタVol.7 へ本を売りにいきます

  • 更新日: 2023/04/17

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出るよ

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海浜幕張で行われる「マニアフェスタVol.7」に本を売りに行きます。
「散歩マニア」として出展します。
楽しいマニアの祭典なので、お時間あえば是非。


◆開催日

2023年4月29日(土) 10:00-18:00
2023年4月30日(日) 10:00-17:00

★サンポーが参加するのは2023年4月30日(日)のみです。


◆開催場所

幕張メッセ国際展示場1~11ホール+イベントホール
(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)

★サンポーの場所は追って更新しますが上記のどっかです。
★ニコニコ超会議内でやるので、入場にはニコニコ超会議2023の入場券が必要です。

詳しくはこちらをご覧ください。




サンポーというのは約100名の散歩者がワーワーする場所でございまして、サンポーに寄稿してくれている散歩者の方々それぞれがマニア的であり、今回は 獅子舞マニア の稲村さんや、ぶどうマニアの少年Bさんなど、それぞれ別のサークルでマニアフェスタに参加しているので是非覗いてみてください!

それで、ゆるい散歩共同体であるサンポーは「散歩の横好き」と称してえっちらおっちらやっております。そのハコ自体がマニアを名乗って別途出展する意味? 野球選手の集いに"球場"が前面に出てくるみたいな、これは喩えに完全に失敗してますね。とにかく、そういうことは毎回考えるのですが、散歩という超個人的な体験の読み物を凝りもせず集めている、という点においてマニアなのかもしれないと最近は思ったりします。まあ、そういうよくわかんない参加の仕方も許されるのがマニアフェスタのいいところだといつも思います。

全然関係ないですけど最近甲子園カレーのレトルトをひょんなことから手に入れて食べました。





そこに「甲子園球場特製」って書いてあって、えっ、球場が? カレーを? って。
球場が前面に出てくる、で思い出しました。


サンポーが売るもの

今回は新作はないのですが、旧作を一生懸命仕込んで売ります。


1)あたらしいさんぽのていあん4




執筆
ソトノミスト / musan / 電気とデニム / 高下龍司 / ぜつ / 北枕ふか子 / シモハタエミコ / 末埼鳩 / 少年B / くーりー / 一流 / 子持ちししゃも / ヤスノリ

表紙デザイン
子持ちししゃも

僕たちが思う散歩の本を年に1回くらい作っています。

「あたらしいさんぽのていあん4」とは、あたらしいさんぽのていあんをする本です。
ていあん、といっても、こうしろ、ああしろというものではありません。
ぼくたちは散歩の横好きで、さんぽの定義もまちまちです。
その横好きたちに「あたらしいさんぽのことを書いてください」とだけ、お願いをしました。
そして提出されてきたあれやこれやの散歩記録を、まとめたものです。
散歩とはどこまでも個人ごとだと考えています。
あたらしいさんぽとは、個人と街の間に立ち現れては消えていくものではないかと思います。
ですのでこの本にも、それぞれの個人的なその場限りの散歩が収録されています。

視点がまちまちなので、散歩記録、考察、エッセイ、形態はいろいろあります。
110Pなので、3,4時間くらいは楽しい気持ちになれるんじゃないでしょうか。

500円なので、とってもお買い得だと思います。






















2)「残念なタクシー乗り場」 著:ぜつ



サンポーの散歩者にぜつさんという個人タクシーのドライバーの方が居まして、最近だと危険すぎる道路を歩く、みたいなことをやっていたりするのですが、実益を兼ねた趣味の一つに「タクシー乗り場の観察」があるそうなんですね。

タクシー乗り場って、駅とかによくあるじゃないですか。
ただ、多分みなさんも経験あると思うんですけど、ぜんっっっっぜん来ないタクシー乗り場ってありますよね。
タクシー乗り場って、いろいろかみ合って初めて機能する、繊細なものらしいんです。

タクシードライバーの給与体系は歩合制が中心で、かつ路線バスのように時刻表があるわけではないので、市場原理に素直です。需要の無い乗り場には集まりませんし、逆に需要がありすぎると集まりすぎて渋滞を引き起こします。

一方で、需要があっても閑散としている乗り場や、乗り場ですらない場所が乗り場として運用されていたりと、当初の想定とは異なった残念な利用実態になっている場所も少なくありません。
はじめに より

あなたの街にもきっとある、残念なタクシー乗り場。
それがうまくいっていない理由を突き詰めていくと、意外なことが分かったり、街づくりの話に行き着いたりするんですね。
残念なタクシー乗り場から、街を見つめてみませんか、という提案です。







B5 26P, 1000円です。
表紙デザインは子持ちししゃもさんです。



3)「観音様の自由なお供え 2019-2021」 著:ヤスノリ



これはなんですけど、この本の説明の前に、前提をお話させていただきます。
特にいわれのない池や、碑のように見えるものが、お賽銭を貰ったりする現象を見たことはないでしょうか。
散歩をしていると、そのような「あたらしい信仰」の現場に出くわすことがあり、僕はそれが好きです。

日本人の多くは無宗教ですが、神の「型」に反応して敬うように訓練されています。たとえば祠のようなものがある一角には足を踏み入れない、とか。
それで、神の「型」だけれど本来神でないものに反応してお供えをしてしまう人が一定数居ます。ウッカリ、ちょっとふざけ、まあ動機は様々ですが。
前につくった本「型からはじまるあたらしい信仰」では、そういう人達の存在を明らかにし、実際に信仰がはじまるところを紹介しました。

今回の本は、ここからです。
ところで、あたらしい信仰を生み出すほどお供えのハードルが低い「彼ら」は、もっと日常的に、そこらのお地蔵様とかのお供えにも自由参加してるんじゃないのか、と思い始めました。むしろそっちがメインの活動なんじゃないかしら。
そこで、近所の観音様のお供えを3年間記録して「彼ら」がお供えをしているかを調べました。



観音様のお供えは、想像していたよりも自由な場で、ドラマがありました。
ただ、記録していくうちに、お供えの様子がガラッと変わっていったんです。
あとから思えばそれは時代を反映していたし、祈りってなんだろうな、みたいなことまで考えるきっかけになりました。そういう本です。





A5 20P, 500円です。


4)「昭和ガラスの栞」 作:子持ちししゃも

本を買ったら、読むじゃないですか。栞がいるじゃないですか。栞を売ります。
昭和ガラスの栞です。
作者である子持ちししゃもさんの言葉で説明したほうがいいと思ったので、以下、メッセージを転載します。

ここ1年ほど、ずっと奈良の祖父母の家の整理をしてまして、やっと今年取り壊すことが出来るという所まできました。
で、かなり古い家で、思い出もいっぱいあるので本当は壊したく無いのですよね。
とはいえ、古い家の整理(しかも遠い)はかなり体力気力お金がかかり、両親も私達姉妹も疲弊して、もうどうでもええわ全部壊してしまえ、みたいな気持ちにもなるんですよね。
そんなとき、昭和ガラスのコレクターみたいな人が世の中にはいるらしいことをツイッターで発見しまして、こういうの好きな人は他にもいるのやな、と思って、作りました。
全て祖父母の家に実際使われていたものを元に作成しています。








4種類セットで、切り離してつかえます。絶対はさんでほしいです。
500円です。


以上です。


僕達のほかにもいっぱいいろんなマニアが居るし、あと、ニコニコのほかのブースも多分楽しいと思います。

そんなわけで、4月末は、海浜幕張に集合だ~!











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ヤスノリ

街の歪み研究家。1年に100駅以上降りる。駅を制覇する系のアプリは本気出せば結構なとこまでいくと思うのだけど、毎回起動を忘れる。

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