須磨、悪くない
- 更新日: 2022/06/28
いい町である
須磨に来ました。
須磨。つまりそれは多くの関西人にとっては海の代名詞でもある。
そうは言うても街も山もあり、コメダのパンみたいにバカデカい植物園があったりもする土地です。
そんな須磨を歩きたかったのですが、のっけからなんか降りる駅を間違えてすごいデカい駅に来た。須磨寺駅に来たかったのですが、東須磨駅で降りてしまった。
正確には、焦って慌てて降りた。
三宮あたりから阪急・阪神・山陽電鉄が相互で乗り入れしているので、「あれこれもしや阪神に乗っているのでは?」と不安になって「とにかく "須磨" って名前がついている駅であればリカバー効くだろう」と電車から逃げて来た。
(……実はこれはまったくの杞憂で、そのまま大人しく乗っていれば目当ての須磨寺駅に着くのを、帰りの電車で知るのですが、もうせんど歩いたので許して欲しい)
これはこれで良い駅ではありますが、そうではなくてもっと情緒的なベクトルの良さを持つ「須磨寺駅」に行きたかった。
駅がデカすぎる。きょう欲しいのはそういうのちゃうねんな
みたいに文句を言っていたのが5分前。
須磨寺駅の方を目指して歩きます。
というのも、須磨寺駅に友だちになってくれそうな子を見つけまして。
今日はそいつに会いに来たわけです。
待ってろよ。
須磨寺駅を目指して歩きます
わかりました。
マツコ「ヤマザキパンがある街はいい街よ」
とりあえずこっちの方に歩いて行けばいいらしい
過保護岩
路側帯狭くない?
写真は3枚くらいなんですけど、ちょっと疲れたので一旦ローソンに寄ります。
休憩おわり
さっきの一本道から左右にズレるとこんなんとか、
あとこんなんとか、
魅力的な風景が広がるのですが、
今日はゴメン悪いけどある程度は直進で行きます。
とはいえ気になるモノも多い。
立体駐車場のウラ。興奮するな。
給水タンク? 的な? 興奮するな。
ライオン。撮ったはいいもののブレてしまい、かといって昔のマンションの遊び心にいまさら興味津々だと思われるのも悔しいので2枚は撮らない。
やっぱバスがメインですよね
ポケモンで見るやつだ!!
須磨離宮公園です
「将来が不安」のフリー素材
歩道橋を使います
アニメの2期?
天井低くて暗い。ここだけ渋谷やがな
歩道橋ってのは免許持ってない人間に、唯一クルマにデカい顔できる機会を与えてくれる場所である
反対側。
ごめんこれ写真の技術が追い付いていないのですが、実際は「木」の存在感が尋常じゃないです。
「ここは出口」にこの距離で会えるなんて。
地下アイドル?!
歩道橋、終了です。
ギャンギャカギャンギャカうるせー犬がいた。
フン、ウルセー犬。
別に気になるわけじゃないけど
フロントガラスを挟むことなく高速の入り口を見るのはさすがに初めてだな
ちなみにこれは振り返って撮った写真。
中央に歩道橋がありますが、あれがさっき渡ったソレになります。
陽に向かって伸びている露骨な下品さがいいな。花だからって上品とは限らない。
あ、これ途中で終わることあるんだ
本日2本目の歩道橋です。
そしてこの歩道橋は見覚えがある気がする。地味に目的地が近づいてきたかも。
見てみい工藤、海や
どうや工藤、ええやろ
BigBoyだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
海の100倍うれしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嬉しすぎて3枚貼りました。
コイツを頭上から眺められる機会なんてなかなかあれへんからね
海みえるけど、
でもやっぱコイツの方が100倍嬉しいな
この横断歩道を渡って、グイーっと進むと須磨寺駅にたどり着くはずです。
振り返ってBig Boyに一礼します。
森の中でジブリみたいな風情かましてくるファミレスおもろすぎる。
ちなみにですが、冒頭の「須磨に友だちがいる」というのはこいつのことです、などとでも言うと思ったかボケが。
そんなわけないだろ。
こんなとこまではるばる来んでも家にあるっちゅうねん。
横断します
花だ。
でもBigBoyを連写してメモリ残量が不足しているので1枚だけテキトーに撮りました。
注意も何も
と思ったら猛ダッシュ児童が横をかすめてきおった。
轢かれるかおもた
はいはい、花でーす
ここをずいーっと歩きます。
さっき歩いた高速の真横とかは、ほんの少しだけ「徒歩でいる恥ずかしさ」がありましたが、この道は大した人通りもないけどなぜかそういううしろめたさはない。謎の安心感がある。
お前はもっと飛び出さんかい
ふれあい喫茶
映画(映画?)に選ばれたのはコロッケのステージ。尖り過ぎている。
コロッケのことは忘れよう。
この町の人がコロッケ好きなのなんとなく納得するな。
五線譜の中に「カラオケ」とルビが振ってあるが、全然「ミファファラ」である
道路標識界における高倉健だよ、お前さんは
須磨寺前商店街。
これです! ここに来たかった!
ここに友だちがいます!
これはさっきのアーチくぐって反対側から見た眺め。
これは商店街の反対側のアーチ。
コイツに会いに来ました
「エサをあげないでください」ではなく「あげてください」という妙に積極的なスタイル。
前に訪れたときは緑のお皿のなかに干しエビ(?)みたいなのが置いてあったのですが、今日は売り切れみたいです。
帰ります
須磨寺駅。
このベンチが最高である。
風邪の時の実家くらい落ち着く。
で、帰りの電車内でビビって途中下車せずとも普通にあの電車で良かったことに気づく。
そういうわけで今日は海には行けてない。
須磨。つまりそれは多くの関西人にとっては海の代名詞であるが、自分にとっては BigBoy と亀の代名詞になった。