武庫之荘を散歩しました
- 更新日: 2017/07/11
こう見えて尼崎市。髪切るとこバリ多い。
暑いですね。この季節になると眼鏡からコンタクトに替えるんですけど、夏に先駆けてモテようとしていると勘違いされるのが毎年苦痛です。どうも僕です。
今回は兵庫県は尼崎市、阪急神戸線の武庫之荘駅周辺を歩きます。普通電車しか停車しない「なんもない場所」です。
ざっくり地図はこんな感じ。駅の北側をぐるっと回ってみることにします。
「なんもない」とはいえ西宮北口(住みたい街ランキング1位)からたったの一駅。住んでいる人は決して少なくはありません。
駅前にはラーメン横綱、王将、天下一品が。ほぼ京都ですね。小京都武庫之荘。
北改札降りてすぐ横断歩道を渡ると公園のような、広場のような、よくわからない空間が。多分車でピックアップしてもらう人が待つための場所なんじゃないかなあと。
ギャグを引用するひと、80%の確率でちゃんとギャグを覚えないの法則。これを書いた人は「著作権的に」みたいな小賢しいことは多分一切考えてないですね。素で間違えてはるんじゃないかと思います。日本エレキテル連合のヒット、2014年だそうです。3年前!?
なにやらシンボリックな像が。
完全に気絶してますね。これに武庫之荘は深刻な「あるある」不足であることが判明。彼のためにも「あるある」を探して歩きたいと
思います。
尼崎市ではありますが、武庫之荘はダウンタウンとかが居たような所謂「アマ」って感じのヤンチャな土地ではないです。実質大阪と呼ばれることもなく、しっかり兵庫県してます。それを裏付けるのがこの建物。本屋さんの上に塾。優等生な落ち着いた街です。
新刊情報とかではなく改めて屋号を教えてくれるINFORMATIONコーナー。
さらに北に進みます。
金髪のお姉さん。まあ確かに、黒髪の男だけしかイラストにしてはいけない決まりはないですもんね。
鳥貴族、肉バル、トリのすけ―――このあたりはほぼ甲東園ですね。(分かる人だけ分かってください)トリのすけのビル、地味にサンプラザ中野ですがこれはツッコミ待ちなんですかね。
Frescoも。やっぱりほぼ京都?
寺子屋もあります。やはり武庫之荘はほぼ京都かもしれません。
「100回聞かれても笑顔でお答えします」だそうです。「5回も6回も同じことを聞かれると普通はムッとするよ!顔には出さないけれど!」「100回も聞く人、さすがに居ないよね?」という行間のメッセージが見え隠れして少し怖いです。僕の被害妄想かもしれません。
千鳥屋。京都の和菓子屋であれよ!と勝手に地団太を踏みながらも通り過ぎます。
ぐるっと小さく一周して駅に戻ってきました。振り出しです。駅前は賑やか過ぎず、静かすぎずといった印象。落ち着いた雰囲気で住みやすそうです。「住む」以外にすること何もなさそうな場所ですが、逆に「住む」だけなら何一つ不足しない場所ではないでしょうか。
ここで僕はふと気付いたのですが
異常に不動産屋さんが多い。多すぎませんか?駅を降りるや否や「住め!」という圧迫感を強烈に放っています。
大学の入学式の新歓ビラ配りとか、晴れてるのに折り畳み傘を無理やり持って行かせようとするオカンみたいな圧迫感。まあでも確かに、お家賃は若干安い。
洒落た看板を見つける。曰くサントーレ武庫之荘とのこと。"Tea& SCOTCHLOUNGE"とあります。洒落ている!
と思いきやテナント募集中。幻の店ですね。主人公の祖父か叔父が中に居るんですね?隠しても無駄です。
さらに進むと備長炭の橋本商店。雰囲気のある落ち着いた店構えですが、生憎僕の家はお風呂もキッチンもガスなので今回は見送ります。
どんどん行きます。写真には映っていませんが、意外にも車通りが多いです。あと気のせいかもしれませんがこの辺りのドライバーは滅茶苦茶強気です。ギャルかと思いましたよ、鬼ギャルかと。そこはしっかり尼崎のテンションなんですかね。もしかしたら僕が嫌われているだけかもしれません。
理容サカエ。建物の頭髪部分がボロボロなので少し不安。――という僕のクレームめいた捻くれとは裏腹にしっかりと営業されています。「床屋のアレ」もしっかりと回っていますし、写真の反対側に入口があるのですがちゃんとお客さん入っていました。
こんなにボロボロになるまで続けているということはきっと腕が良いのだと思います。
理容室の隣には美容室。いやでもアルジャーノンて!出迎えてくれるのはめっちゃアホの美容師さん。会話しているうちに何故か美容師さんのIQレベルが急上昇し、そして下落。また元のめっちゃアホの美容師さんにお見送りされる―――かもしれません。
ダニエル・キイスは3年くらい前に亡くなったなあ、なんてことを考えながら歩きます。
ちょっと小洒落た道に。山幹通りにぶち当たります。キリン堂もあって暮らしやすそうです。
<追記>
山幹通りではなく県道でした。すみません。
コープがあります。これまた暮らしやすそう。バックで駐車すれば関係者以外もバンバン車を停めれるというトンチ?
整体?コスモ波動療法って何か凄そう……
立て看板の姿勢が悪いというギャグ。
Facebookもされているそうですよ。本当に使いこなせているか不安です。
ご機嫌な雑貨屋。今日は残念ながら閉まってました。
武庫之荘1丁目。すでに日が傾きかけている。暗くなる前には帰らなければ。
横断歩道を渡り、振り返って1枚。キリン堂とコープがあって便利です。何でもそろいますね。Amazonかよこの街は。
コープを背に右へま~っすぐ行くとラーメンの塩元帥があったような気がします。夕飯前なのでラーメンは食べません。うっかり横を通ると間食してしまうかもしれないので念のためラーメン屋とは反対側の方向に進んでみます。
兵庫ですよ
あ、もういいです。
”「エコロジー」から「髪の健康」を”
ホップ・ジャンプのパターンですね。それから僕が気になったのはこのハサミ。閉じた状態で刃が開いているので何も切れません。Cutting! と陽気に言ってますがウソです。でも「髪の健康」のためなら仕方ないのかなあ。
仏壇屋さん。いや急に?!
コープあってキリン堂あって美容室あって急に?!
店先では紫ののぼりが祈りまくってます。
「ちょっとしあわせ」
それが一番ですね。ありがとう。
なにやら美味しそうな蕎麦屋がありますが夕飯前なので今日は外観を見るだけ。
蕎麦屋の横。あきまへん、情報が多すぎて何も頭に入ってきません。
理容室、美容室、そして今度はヘアサロンです。髪切るところ多すぎませんか?
―――とここで墓地。閑静な住宅街だったので予想外でやや面食らう。
同時に仏壇屋の謎が解けました。そういえば仁川の阪神競馬場の向かいにも消費者金融がありますが、それの類似パターンですね。
墓地を曲がるとすぐそこに公園が。
読者の皆さんはきっと疲れているに違いないので、いったんここで休憩を挟みます。
(つづく)
キリン堂でセーブ(ジュースを買う)をしていた時に見つけたフローレンスミセスロイドです。
今回は兵庫県は尼崎市、阪急神戸線の武庫之荘駅周辺を歩きます。普通電車しか停車しない「なんもない場所」です。
ざっくり地図はこんな感じ。駅の北側をぐるっと回ってみることにします。
「なんもない」とはいえ西宮北口(住みたい街ランキング1位)からたったの一駅。住んでいる人は決して少なくはありません。
駅前にはラーメン横綱、王将、天下一品が。ほぼ京都ですね。小京都武庫之荘。
北改札降りてすぐ横断歩道を渡ると公園のような、広場のような、よくわからない空間が。多分車でピックアップしてもらう人が待つための場所なんじゃないかなあと。
ギャグを引用するひと、80%の確率でちゃんとギャグを覚えないの法則。これを書いた人は「著作権的に」みたいな小賢しいことは多分一切考えてないですね。素で間違えてはるんじゃないかと思います。日本エレキテル連合のヒット、2014年だそうです。3年前!?
なにやらシンボリックな像が。
完全に気絶してますね。これに武庫之荘は深刻な「あるある」不足であることが判明。彼のためにも「あるある」を探して歩きたいと
思います。
尼崎市ではありますが、武庫之荘はダウンタウンとかが居たような所謂「アマ」って感じのヤンチャな土地ではないです。実質大阪と呼ばれることもなく、しっかり兵庫県してます。それを裏付けるのがこの建物。本屋さんの上に塾。優等生な落ち着いた街です。
新刊情報とかではなく改めて屋号を教えてくれるINFORMATIONコーナー。
さらに北に進みます。
金髪のお姉さん。まあ確かに、黒髪の男だけしかイラストにしてはいけない決まりはないですもんね。
鳥貴族、肉バル、トリのすけ―――このあたりはほぼ甲東園ですね。(分かる人だけ分かってください)トリのすけのビル、地味にサンプラザ中野ですがこれはツッコミ待ちなんですかね。
Frescoも。やっぱりほぼ京都?
寺子屋もあります。やはり武庫之荘はほぼ京都かもしれません。
「100回聞かれても笑顔でお答えします」だそうです。「5回も6回も同じことを聞かれると普通はムッとするよ!顔には出さないけれど!」「100回も聞く人、さすがに居ないよね?」という行間のメッセージが見え隠れして少し怖いです。僕の被害妄想かもしれません。
千鳥屋。京都の和菓子屋であれよ!と勝手に地団太を踏みながらも通り過ぎます。
ぐるっと小さく一周して駅に戻ってきました。振り出しです。駅前は賑やか過ぎず、静かすぎずといった印象。落ち着いた雰囲気で住みやすそうです。「住む」以外にすること何もなさそうな場所ですが、逆に「住む」だけなら何一つ不足しない場所ではないでしょうか。
ここで僕はふと気付いたのですが
異常に不動産屋さんが多い。多すぎませんか?駅を降りるや否や「住め!」という圧迫感を強烈に放っています。
大学の入学式の新歓ビラ配りとか、晴れてるのに折り畳み傘を無理やり持って行かせようとするオカンみたいな圧迫感。まあでも確かに、お家賃は若干安い。
洒落た看板を見つける。曰くサントーレ武庫之荘とのこと。"Tea& SCOTCHLOUNGE"とあります。洒落ている!
と思いきやテナント募集中。幻の店ですね。主人公の祖父か叔父が中に居るんですね?隠しても無駄です。
さらに進むと備長炭の橋本商店。雰囲気のある落ち着いた店構えですが、生憎僕の家はお風呂もキッチンもガスなので今回は見送ります。
どんどん行きます。写真には映っていませんが、意外にも車通りが多いです。あと気のせいかもしれませんがこの辺りのドライバーは滅茶苦茶強気です。ギャルかと思いましたよ、鬼ギャルかと。そこはしっかり尼崎のテンションなんですかね。もしかしたら僕が嫌われているだけかもしれません。
理容サカエ。建物の頭髪部分がボロボロなので少し不安。――という僕のクレームめいた捻くれとは裏腹にしっかりと営業されています。「床屋のアレ」もしっかりと回っていますし、写真の反対側に入口があるのですがちゃんとお客さん入っていました。
こんなにボロボロになるまで続けているということはきっと腕が良いのだと思います。
理容室の隣には美容室。いやでもアルジャーノンて!出迎えてくれるのはめっちゃアホの美容師さん。会話しているうちに何故か美容師さんのIQレベルが急上昇し、そして下落。また元のめっちゃアホの美容師さんにお見送りされる―――かもしれません。
ダニエル・キイスは3年くらい前に亡くなったなあ、なんてことを考えながら歩きます。
ちょっと小洒落た道に。山幹通りにぶち当たります。キリン堂もあって暮らしやすそうです。
<追記>
山幹通りではなく県道でした。すみません。
コープがあります。これまた暮らしやすそう。バックで駐車すれば関係者以外もバンバン車を停めれるというトンチ?
整体?コスモ波動療法って何か凄そう……
立て看板の姿勢が悪いというギャグ。
Facebookもされているそうですよ。本当に使いこなせているか不安です。
ご機嫌な雑貨屋。今日は残念ながら閉まってました。
武庫之荘1丁目。すでに日が傾きかけている。暗くなる前には帰らなければ。
横断歩道を渡り、振り返って1枚。キリン堂とコープがあって便利です。何でもそろいますね。Amazonかよこの街は。
コープを背に右へま~っすぐ行くとラーメンの塩元帥があったような気がします。夕飯前なのでラーメンは食べません。うっかり横を通ると間食してしまうかもしれないので念のためラーメン屋とは反対側の方向に進んでみます。
兵庫ですよ
あ、もういいです。
”「エコロジー」から「髪の健康」を”
ホップ・ジャンプのパターンですね。それから僕が気になったのはこのハサミ。閉じた状態で刃が開いているので何も切れません。Cutting! と陽気に言ってますがウソです。でも「髪の健康」のためなら仕方ないのかなあ。
仏壇屋さん。いや急に?!
コープあってキリン堂あって美容室あって急に?!
店先では紫ののぼりが祈りまくってます。
「ちょっとしあわせ」
それが一番ですね。ありがとう。
なにやら美味しそうな蕎麦屋がありますが夕飯前なので今日は外観を見るだけ。
蕎麦屋の横。あきまへん、情報が多すぎて何も頭に入ってきません。
理容室、美容室、そして今度はヘアサロンです。髪切るところ多すぎませんか?
―――とここで墓地。閑静な住宅街だったので予想外でやや面食らう。
同時に仏壇屋の謎が解けました。そういえば仁川の阪神競馬場の向かいにも消費者金融がありますが、それの類似パターンですね。
墓地を曲がるとすぐそこに公園が。
読者の皆さんはきっと疲れているに違いないので、いったんここで休憩を挟みます。
(つづく)
番外編
キリン堂でセーブ(ジュースを買う)をしていた時に見つけたフローレンスミセスロイドです。