目黒から中目黒に乗り換える散歩
- 更新日: 2023/03/23
目黒の坂をくだる
目黒に用事があったんだけど、その場所というのが、JRの目黒駅からも東横の中目黒駅からもほどよく遠い場所で。
もっというと、周辺を取り囲む祐天寺駅、武蔵小山駅、不動前駅をふくめても均等に遠い、数学的に導き出したようなどこからも遠い地点で。
あそこの最寄り駅をAIに聞いたら爆発しちゃうんじゃないかしら。それかしれっと「はい、目黒駅です」とか答える。最近のAIはしれっと嘘つくらしいからな。
結局僕は目黒で降りて用事を済ませて、中目黒から帰ったんだけど。
ところで、目黒から中目黒への乗り換えなんてはじめてやったなあと気づきました。
まあ、徒歩30分かかる駅は乗り換え駅でもなんでもないからね。なんなら恵比寿から中目黒のほうが近そうだし。
で、この乗り換えが、意外と楽しかった。
僕は電車の民なので、こういう、どの駅からも遠い地区というのはあんまり歩く機会がない。だからなんというか、都内なのに秘境の感じがあって、途中からピャーってテンション上がっちゃってうろうろしはじめたんですけど、その日は途中から雨降ってきて、あとなんかめちゃくちゃ寒くて、途中走って中目黒に駆け込んで、しかも次の用事に遅れた。なんか全てが不完全燃焼に終わった感じがあった。
ということで、後日改めて目黒駅に来ました。
今日はなんの用事もないので、純粋に目黒から中目黒に乗り換えるぞ!
ということでスタートです。
山手線のホーム。
あれっ目黒駅ってなんか低い場所にある? 思っていたんだけど、実際にはここは山の山頂付近で、わざわざ切り通したところに駅があるらしい。へえ。
そう、だから、駅から離れるには、坂を下る。
駅の近くには「強く押す」でおなじみ、あのホーチキの本社がある。
「推し、燃ゆ」って小説、はじめホーチキの話かと思いましたよね。
今日も天気は悪い。目黒はいつも雨なの?
とりあえず目黒通りを目黒川のほうへくだってゆく。
目黒の雅叙園(がじょえん)と見せかけて、目黒の叙々苑(じょじょえん)です。今日は雅叙園行かないです。
ところで目黒のがじょえんって聞いたことあるけど実際何だっけ、って調べたら、日本国内最初の総合結婚式場なんですって。そうだったのか、がじょえん。知らなかった。ばよえ~んと同じ引き出しに居た。俺のがじょえんにはおじゃまぷよ降ってた。
急に見通しのよくなるここの風景は好き。多分みんな好き。前の会社の用事で何度か通った思い出がある。遠くにアーケードが見える。
地下飲食街だ~! アガるね~!
「お母さんのわがまま料理」ってのもいい。「シェフの気まぐれ料理」の上位互換ですかね。気まぐれよりもわがまま、なんというか、スピーカーで言うところの指向性が増している感じがします。
ちょっと行ってみたいけど、いま昼だし、ここは夜に来るべきなんだろうな……と思ったんですけど、あとで調べたら「朝4時オープンのモーニング居酒屋」というレビューがあった。まさかの、逆に来るのが遅い感じ。分からないもんです。
しかし地下街はいいですよね。Towersさんの本も良かった。
ここからはじまる権之助坂商店街。
昼時なので、たくさんの会社員がたくさんの飯を食べている。
この流れで本屋あるんだ。
商店街の熱にやられそうだったから脇道に逃げようと思ったらすごい階段だったのでやめました。
いま俺はものすごく尾根に居るんだな。
権之助坂商店街終わり。
やせ見えビルだ。まわりのビルが過剰に自信を持って銀座並みの家賃を提示してしまいそう。
貴様、目黒川だな。
マイク?
はじめてのパズルが落ちてました。どこかの幼児の教育機会が失われた。
このまま広い道をまっすぐ行くのもアレなので、どっかの路地へダイブします。
ほらほらほら。路地はいいですよ。
ほらほらほら。ここには10枚入りのハムを食って捨てる奴が居るんですよ。
鉄とステンの分別を変電設備に直書き。
もしくは、鉄を捨てないぞ! という誓い。
何かのついでの護られている感じの送水口だ。
危険のサンドイッチ。
よく読むと「頭上に落下物が落ちてくる可能性」って書いてある。
そんな可能性、あったら駄目じゃない?
そもそも落下物ってなに?
どうせだったら普段はお菓子が降ってきてたまに危険物が降ってくるとかゲーム性を持たせてほしい。
ここで山手通りとぶつかる。
山手通りのアンダーパス。
あっちに交差点名にもなっている大鳥神社がある。
あとで行くけどちょっと待って、
すき家の前で本を開いてる母子が居るから。
なに、メニューでも読み聞かせてるの?
マジ本じゃねえか。
エントロピーと熱的現象だって。すき家の前で? もしかして牛丼のことなの?
せっかくなので大鳥神社にお参りをしました。
さて、ここからぐいっと山手通りを進むと中目黒駅なんですけど、もうちょっとだけ目黒通りを行ってみます。
目黒の奥へ。網膜? 網膜へ。
声に出したい「目黒アニマルメディカルセンター」
電話番の人もちょっと気持ちいいんじゃないかな。
「はい、目黒アニマルメディカルセンターです」
そして俺も「あっ、目黒アニマルメディカルセンターさんですか?」って無駄に言い返す。気持ちいいから。
今日は行かないけども、このあたりに有名な目黒寄生虫館がある。
あれ、最近ビルゲイツのサナダムシ寄贈されてた? そんなニュースを見た気がする。
おっ、VIPシリーズだ。秀和レジデンスによく似ているけど違う会社らしい。
よく似ているけど、こう、壁がしっかりチュロスっぽいのがVIP。たぶん。
ここだけすごい栄養があるのかな。
大使館建ててるの初めて見た。わくわくする。
ミクロネシア連邦大使館の何かになる部分だ。
何だろう。でっかい煙突かな。
「煙突は絶対必要! とにかく煙突!」とか大使がわがまま言ってたらいいな。
どうしたの、ぼく。まいご?
このあたりから、文化の香りがしてくるんですよね。
古い建物を利用して、あたらしいなんかをやっている店もある。
このあたりがよく聞く目黒のインテリア通りだった。
っていうか、前回用事のあった「どこからも遠い場所」というのが、このあたりなのです。
ほらあ。どの駅からもまんべんなく遠い。
ここはお金持ちが車を走らせることが多いらしく、昔は外車のディーラーが多くて、今はインテリアのお店なんだって。
うちの近くにも外車のディーラーが明らかに多いエリアがあって、郊外ではよくある話だけど、都心に車の論理でエリアが出来上がることってあるんだな、とちょっと新鮮だった。まあ、自分があんまり車乗らないから、見えていないだけかもしれない。
マンション清水台。
1974年築の重厚なマンションなんだけど、清水台って何だろう。
清水台という地名を見つけることはできなかったんだけど、ここからさらに坂を下った目黒本町のあたりの旧町名に「清水町」ってあって、その山側だから、ってことかしら。
あと一階に東急ストア入ってるのはなんでだろうと思ったけど、目黒通り沿いは東急バス走ってるし、そろそろ大井町線の不動前駅や東横線の祐天寺駅も近いし、いつのまにか東急ちゃんのテリトリーに侵入していた。
ここで馬の尻。
目黒競馬場があったあたりだそうです。
昔はけっこう競馬場ってあったらしいねえ。池上とか、最近は横浜の根岸でも見たな。
ここは交差点名が「元競馬場」だったのでなんか良かった。
政治的に偏っていない塀だ。
さっき行った神社「おおとり」を名乗るアパートがあると思ったら、
もう中目黒を名乗るマンションが出てきた。
ドイツのローソンがあった。
ウインナーとビールの品揃えが異常だったらいいな。
このまま行くとすつ中目黒駅着いちゃうんで、ちょっと路地にダイブします。
あれ、こんなかわいかったでしたっけ。
低い建物のエリアから眺める山手通り。
あれ? マイク?
周囲と比べて明らかに太いこの道なんだろうなー。本当は山手通りに繋げたい気持ちがあるのかなあ。
いいY字路! セーブしとこう。
この鋭角に居る仲間たち見てよ。オールスター感謝祭なの?
さて。右いきます。
くねるねえ。もと川でしょうか。
デュアル仕様だ。じゃんじゃん出すのかな。
行き止まりだった。目黒、行き止まりとかあるんだ。
セーブしといてよかった~
左いきますね。
だんだん細くなる。将来が不安だ~
絶対行き止まり。絶対。
あれっ! 山手通りに出た。
じゃあお言葉に甘えて、中目黒駅目指します。
「どうぞ」はどれに係っているんだろう。
やっぱりフンをどうぞ、かな。最初の直感を大事にしたほうがいいよね。
なんてなんて?
セザール中目黒のこのスペースいいな。
子供だったら雨の日にキャッチボールできる場所としてキープしたい。ライナーしか投げられないから練習に良いと思う。
正覚寺。ここは昔来たなあ。
ブロック崩しみたいなトイレ。
牧場畜牛供養塔があった。
明治時代に牛乳飲む習慣が入ってきてから都内にもわりと牧場あったんだよね。
明治政府も母乳の代わりに推してたとか。
ぬりかべがギリ潜れるサイズの門、好きだな。
第3分団全滅してないよね?
山手通りと駒沢通りの、
難しい交差点をわたるか。
タバコの機能もあるらしいです。
機械の高さを競うお祭りをやってた。
中目黒駅が見えてきた。
二十代の頃、新卒で入った会社を辞めて、東横で渋谷の会社へ行くようになったので、帰りに用も無く中目黒で降りてた。ただしこう特に「これ!」みたいな思い出が無いんだよなー。俺は中目黒けっこう好きなんだけど、よく考えると中目黒は特に俺のことを好きじゃない可能性がある。そういうことはあるよね。
あんなところにルノアールあるの知らなかった。
と思ったら焼き肉チャンピオンだった。
あの佇まいでルノアールじゃないことに驚きを隠せない。
そんなこといって本当は水出しコーヒー出てくるんじゃないの?
驚きを隠せないまま帰る。
もっというと、周辺を取り囲む祐天寺駅、武蔵小山駅、不動前駅をふくめても均等に遠い、数学的に導き出したようなどこからも遠い地点で。
あそこの最寄り駅をAIに聞いたら爆発しちゃうんじゃないかしら。それかしれっと「はい、目黒駅です」とか答える。最近のAIはしれっと嘘つくらしいからな。
結局僕は目黒で降りて用事を済ませて、中目黒から帰ったんだけど。
ところで、目黒から中目黒への乗り換えなんてはじめてやったなあと気づきました。
まあ、徒歩30分かかる駅は乗り換え駅でもなんでもないからね。なんなら恵比寿から中目黒のほうが近そうだし。
で、この乗り換えが、意外と楽しかった。
僕は電車の民なので、こういう、どの駅からも遠い地区というのはあんまり歩く機会がない。だからなんというか、都内なのに秘境の感じがあって、途中からピャーってテンション上がっちゃってうろうろしはじめたんですけど、その日は途中から雨降ってきて、あとなんかめちゃくちゃ寒くて、途中走って中目黒に駆け込んで、しかも次の用事に遅れた。なんか全てが不完全燃焼に終わった感じがあった。
ということで、後日改めて目黒駅に来ました。
今日はなんの用事もないので、純粋に目黒から中目黒に乗り換えるぞ!
ということでスタートです。
山手線のホーム。
あれっ目黒駅ってなんか低い場所にある? 思っていたんだけど、実際にはここは山の山頂付近で、わざわざ切り通したところに駅があるらしい。へえ。
そう、だから、駅から離れるには、坂を下る。
駅の近くには「強く押す」でおなじみ、あのホーチキの本社がある。
「推し、燃ゆ」って小説、はじめホーチキの話かと思いましたよね。
今日も天気は悪い。目黒はいつも雨なの?
とりあえず目黒通りを目黒川のほうへくだってゆく。
目黒の雅叙園(がじょえん)と見せかけて、目黒の叙々苑(じょじょえん)です。今日は雅叙園行かないです。
ところで目黒のがじょえんって聞いたことあるけど実際何だっけ、って調べたら、日本国内最初の総合結婚式場なんですって。そうだったのか、がじょえん。知らなかった。ばよえ~んと同じ引き出しに居た。俺のがじょえんにはおじゃまぷよ降ってた。
急に見通しのよくなるここの風景は好き。多分みんな好き。前の会社の用事で何度か通った思い出がある。遠くにアーケードが見える。
地下飲食街だ~! アガるね~!
「お母さんのわがまま料理」ってのもいい。「シェフの気まぐれ料理」の上位互換ですかね。気まぐれよりもわがまま、なんというか、スピーカーで言うところの指向性が増している感じがします。
ちょっと行ってみたいけど、いま昼だし、ここは夜に来るべきなんだろうな……と思ったんですけど、あとで調べたら「朝4時オープンのモーニング居酒屋」というレビューがあった。まさかの、逆に来るのが遅い感じ。分からないもんです。
しかし地下街はいいですよね。Towersさんの本も良かった。
地下街───それは、高度経済成長が生み出した、もうひとつの“街の形”でした。
ここからはじまる権之助坂商店街。
昼時なので、たくさんの会社員がたくさんの飯を食べている。
この流れで本屋あるんだ。
商店街の熱にやられそうだったから脇道に逃げようと思ったらすごい階段だったのでやめました。
いま俺はものすごく尾根に居るんだな。
権之助坂商店街終わり。
やせ見えビルだ。まわりのビルが過剰に自信を持って銀座並みの家賃を提示してしまいそう。
貴様、目黒川だな。
マイク?
はじめてのパズルが落ちてました。どこかの幼児の教育機会が失われた。
このまま広い道をまっすぐ行くのもアレなので、どっかの路地へダイブします。
ほらほらほら。路地はいいですよ。
ほらほらほら。ここには10枚入りのハムを食って捨てる奴が居るんですよ。
鉄とステンの分別を変電設備に直書き。
もしくは、鉄を捨てないぞ! という誓い。
何かのついでの護られている感じの送水口だ。
危険のサンドイッチ。
よく読むと「頭上に落下物が落ちてくる可能性」って書いてある。
そんな可能性、あったら駄目じゃない?
そもそも落下物ってなに?
どうせだったら普段はお菓子が降ってきてたまに危険物が降ってくるとかゲーム性を持たせてほしい。
ここで山手通りとぶつかる。
山手通りのアンダーパス。
あっちに交差点名にもなっている大鳥神社がある。
あとで行くけどちょっと待って、
すき家の前で本を開いてる母子が居るから。
なに、メニューでも読み聞かせてるの?
マジ本じゃねえか。
エントロピーと熱的現象だって。すき家の前で? もしかして牛丼のことなの?
せっかくなので大鳥神社にお参りをしました。
さて、ここからぐいっと山手通りを進むと中目黒駅なんですけど、もうちょっとだけ目黒通りを行ってみます。
目黒の奥へ。網膜? 網膜へ。
声に出したい「目黒アニマルメディカルセンター」
電話番の人もちょっと気持ちいいんじゃないかな。
「はい、目黒アニマルメディカルセンターです」
そして俺も「あっ、目黒アニマルメディカルセンターさんですか?」って無駄に言い返す。気持ちいいから。
今日は行かないけども、このあたりに有名な目黒寄生虫館がある。
あれ、最近ビルゲイツのサナダムシ寄贈されてた? そんなニュースを見た気がする。
おっ、VIPシリーズだ。秀和レジデンスによく似ているけど違う会社らしい。
よく似ているけど、こう、壁がしっかりチュロスっぽいのがVIP。たぶん。
ここだけすごい栄養があるのかな。
大使館建ててるの初めて見た。わくわくする。
ミクロネシア連邦大使館の何かになる部分だ。
何だろう。でっかい煙突かな。
「煙突は絶対必要! とにかく煙突!」とか大使がわがまま言ってたらいいな。
どうしたの、ぼく。まいご?
このあたりから、文化の香りがしてくるんですよね。
古い建物を利用して、あたらしいなんかをやっている店もある。
このあたりがよく聞く目黒のインテリア通りだった。
っていうか、前回用事のあった「どこからも遠い場所」というのが、このあたりなのです。
ほらあ。どの駅からもまんべんなく遠い。
ここはお金持ちが車を走らせることが多いらしく、昔は外車のディーラーが多くて、今はインテリアのお店なんだって。
うちの近くにも外車のディーラーが明らかに多いエリアがあって、郊外ではよくある話だけど、都心に車の論理でエリアが出来上がることってあるんだな、とちょっと新鮮だった。まあ、自分があんまり車乗らないから、見えていないだけかもしれない。
cowcamo MAGAZINEでは、ウェブ上では切り取りきれない街の魅力を、その街で暮らす人々と共にリアルの場で炙り出すプロジェクト「cowcamo MAGAZINE Live.」をスタートしました
マンション清水台。
1974年築の重厚なマンションなんだけど、清水台って何だろう。
清水台という地名を見つけることはできなかったんだけど、ここからさらに坂を下った目黒本町のあたりの旧町名に「清水町」ってあって、その山側だから、ってことかしら。
あと一階に東急ストア入ってるのはなんでだろうと思ったけど、目黒通り沿いは東急バス走ってるし、そろそろ大井町線の不動前駅や東横線の祐天寺駅も近いし、いつのまにか東急ちゃんのテリトリーに侵入していた。
ここで馬の尻。
目黒競馬場があったあたりだそうです。
昔はけっこう競馬場ってあったらしいねえ。池上とか、最近は横浜の根岸でも見たな。
ここは交差点名が「元競馬場」だったのでなんか良かった。
山手通りを中目黒のほうへ
さて、そろそろ中目黒駅のほうに向かう。政治的に偏っていない塀だ。
さっき行った神社「おおとり」を名乗るアパートがあると思ったら、
もう中目黒を名乗るマンションが出てきた。
ドイツのローソンがあった。
ウインナーとビールの品揃えが異常だったらいいな。
このまま行くとすつ中目黒駅着いちゃうんで、ちょっと路地にダイブします。
あれ、こんなかわいかったでしたっけ。
低い建物のエリアから眺める山手通り。
あれ? マイク?
周囲と比べて明らかに太いこの道なんだろうなー。本当は山手通りに繋げたい気持ちがあるのかなあ。
いいY字路! セーブしとこう。
この鋭角に居る仲間たち見てよ。オールスター感謝祭なの?
さて。右いきます。
くねるねえ。もと川でしょうか。
デュアル仕様だ。じゃんじゃん出すのかな。
行き止まりだった。目黒、行き止まりとかあるんだ。
セーブしといてよかった~
左いきますね。
だんだん細くなる。将来が不安だ~
絶対行き止まり。絶対。
あれっ! 山手通りに出た。
じゃあお言葉に甘えて、中目黒駅目指します。
「どうぞ」はどれに係っているんだろう。
やっぱりフンをどうぞ、かな。最初の直感を大事にしたほうがいいよね。
なんてなんて?
セザール中目黒のこのスペースいいな。
子供だったら雨の日にキャッチボールできる場所としてキープしたい。ライナーしか投げられないから練習に良いと思う。
正覚寺。ここは昔来たなあ。
ブロック崩しみたいなトイレ。
牧場畜牛供養塔があった。
明治時代に牛乳飲む習慣が入ってきてから都内にもわりと牧場あったんだよね。
明治政府も母乳の代わりに推してたとか。
ぬりかべがギリ潜れるサイズの門、好きだな。
第3分団全滅してないよね?
山手通りと駒沢通りの、
難しい交差点をわたるか。
タバコの機能もあるらしいです。
機械の高さを競うお祭りをやってた。
中目黒駅が見えてきた。
二十代の頃、新卒で入った会社を辞めて、東横で渋谷の会社へ行くようになったので、帰りに用も無く中目黒で降りてた。ただしこう特に「これ!」みたいな思い出が無いんだよなー。俺は中目黒けっこう好きなんだけど、よく考えると中目黒は特に俺のことを好きじゃない可能性がある。そういうことはあるよね。
あんなところにルノアールあるの知らなかった。
と思ったら焼き肉チャンピオンだった。
あの佇まいでルノアールじゃないことに驚きを隠せない。
そんなこといって本当は水出しコーヒー出てくるんじゃないの?
驚きを隠せないまま帰る。