3年半住んでいた街、西川口
- 更新日: 2024/03/14
約3年半も住んでいた
2015年3月にやってきて、2018年の夏ごろまで、約3年半も住んでいた埼玉県の西川口という街。わざわざ福岡から上京してなぜ埼玉に……と自分がそう選択したくせに変なコンプレックスをこじらせていたせいか、3年半住んでいたにも拘わらず、西川口という街のことを俺は何も知らない。東京じゃない街として認識していた。そして、離れてからは、一度も顔を出さなかった。5年以上もの間、一度もこの街に戻らなかったのである。3年半といえば、人生で一番長く付き合った恋人よりも長い付き合いだ。不当に無視される筋合いもないだろう。
なので、やって来た。今日は、5年ぶりに訪れた、かつて3年半も住んだ街・西川口を散歩してみようと思う。
まずは、西川口駅東口から、かつて私の住んでいたアパートまで歩いてみようと思う。コーヒーを一杯(現在は約300円だが当時はもっと安かった。というか300円でも安すぎる)注文すれば店員が何度もおかわりを注ぎに来てくれ、さらに席で煙草も吸えるという神システムを享受しまくっていたミスタードーナツ西川口駅前ショップ。”いいことあるぞ”どころか、”一生いれるぞ”じゃないかと感動していた。
あと、今回は使用したデジカメの影響で写真がやたらと青いですが、ご了承ください。
俺のキャッシュカードは、未だに”みずほ銀行 西川口支店”を名乗り続けている。
さて、東口を背に、そのまま東方面に歩いていく。ちなみに、私の住んでいたアパートまでは、徒歩22分ある。3年半もの間、徒歩22分の距離を、行きと帰りで歩いていた。酒を飲んだ帰りなど地獄だ。たとえ気持ちよく酔っていても、22分も歩いたら色々考える。つまり西川口は、俺にとって”22分の街”なのだ。当然、良い印象ではない。
西川口のアース。このモデルの人を見て懐かしー!と思った。変わっていない。あと俺、古めのヘアモデルの写真って好き。
コモディイイダ。西川口は駅前に24時間営業の東武スーパーがあり、夜型人間だったので基本的にそこで買い物していたんだけども、たまに健全な時間にうちに帰るときはここに寄って、”フロランタンみたいなケーキ”を買っていた。マジで好きだった、”フロランタンみたいなケーキ”、こないだ久しぶりに見かけて、おっ、と手に取ったのだが、明らかに縮小していて悲しかった。俺が大きくなった可能性もあるだろうが……。
いつも見かけていた寿司屋。寿司なので当然だが結構いい値段して、結局一度も入らなかった。
ここ確かセブンだったはず……。5年も来ないと色々変わるなあ。薄い記憶だが、確かここにあったセブンは、煙草が売られていなかった。だから何だという話だが、こうした些細な記憶が思い出を形成してゆく。
駅からアパートまでほぼずっと、ひたすらにまっすぐ歩くだけだ。もっとくねくね曲がったりしたかった~などとないものねだりをしていたのをよく覚えている。ついでに、高校ブレザーがよかった~などとも思っていた。
おっ、あたりばちラーメン。確か味噌バターラーメンを食べたことがあって、かなり量が多かった覚えがある。大盛りにしたんだっけ……したはずだ。俺が西川口で過ごしたのは19歳~22歳の間。大盛りにしたに決まっている。
可愛い。
不二家のレストラン。ここも結構いい値段した記憶があって、結局一度も入ってない。一回ほんとに入ってみたい、不二家のレストラン。ペコちゃんのロボットが料理を運んできたりしてほしい。
不二家のレストランをこえると、こういうショーケース?的なものが現れる。野菜を卸す機器と、かわいい3体。こいつら、見覚えがないから俺が去ったあとに置かれたのだろう。どっしりした体格ながら、ずいぶんと身軽である。
DREMAXという企業の本社であるらしい。本社だったんだ。住んでいた場所の近くに本社が……と思うと謎の感慨深さがある。何のとかじゃなく、本社。
そういえばここも行ったことなかったなあ。絶対行ったほうがよかったよな。絶対行きたいもんなこんなの、、、
当時いつも行っていたファミマがデイサービスになっていた。コンビニって、結構なくなるものなんだなあ。あんまりそういうイメージが無かったから結構驚いた。ここのファミマは煙草を売っていた。
うちのすぐ近くにあった温泉施設、ゆの郷。シャトルバスもよく走っていた。俺は温泉とか銭湯には入らないので、利用したことはないんだけれども、いつか千鳥がロケで来ていたらしいのを覚えている。
懐かしいなーと思い近付いてみると、どうやら1年ほど前から臨時休業をしている様子だった。1年も臨時休業をしているとは思えないほど料金表が綺麗だが、一体何があったのだろう。
ていうかまいばすできてんだけど。俺が住んでるときにできろよ。ふざけんなよ
さて、一応隠しておくが、私の住んでいた家はこの付近である。記念撮影をしたりして、あっ、と思い出し、うちの近くからいつも見えていた貯水塔に行ってみることに。3年半も住んでいながら、街に興味がなさすぎて、一度も訪れたことがなかった。いわば、西川口の忘れ物みたいなものである。
あれである。あれ、なんか思ったより近い…?
たぶんめっちゃ近いんじゃないの
ついた。5分も歩いてないと思う。
それでは、このまま川口駅へと歩いていく。西川口は本当にただ住んでいる街、という感じで、よく遊んでいたのは川口なので、色々とエモいものが見られるんじゃないかと思う。今使ってるPS4を購入したのも川口駅前のゲオだし、そのゲオと同じビルに入っている歌広場でよくヒトカラをしていた。
さて、懐かしいような懐かしくないような覚えてるような覚えてないような道を進んでいく。
よその街の掲示板の写真って撮っちゃいますよね。なんだか自分と関係がなくて魅力的なのだ。
確かこの道の先にボウリング場があったはず。せっかくだからちょっとやっていこうかなーと思いながら料金表見て絶望するやつでもやるか。ボウリングって想像以上に高い。
俺もこうならなくちゃいけない
ボウリング場は全然無かったけど、ボーリングが行われていました。
夜になると総菜や弁当が鬼安くなってるんで、それを買うためだけに川口駅で降りて寄っていたことが何度もある。西川口駅から家まで22分だが、川口駅から家まで30分ちょいとかなんで、別に大して変わらんかったのだ。
生鮮市場RISE。正直覚えてない。最近できたようにも見えないので、俺が住んでいる頃からあったのだろう。でも、RISEなんて店名をはたして忘れるだろうか。19歳~22歳の頃の俺は、生鮮市場の名前が『RISE』であることに、そこまで面白味を感じなかったのかもしれない。ちょっと信じられないのだが、街と同じように、人間も変わっていくものだ。
この辺りはかなり見覚えがある。落ち着いた住宅街。
こういう、段段になってるマンション大好き。一度は住んでみたい。ベランダからの景色とかウケそう。左見えて右見えない、みたいな。
だからどうというわけでもありませんが、スギ薬局です
クリスマスツリーの見えるマンションの入口。こういうツリーとかイルミネーションとかって、ほとんどただの善意でやってるから、元々のクリスマスの好きさもあいまって嬉しくなる。あと単純にカッコいいエントランス。
ひときわ青い道
いつも。韓国料理屋とのこと。ぜひ行ってみたい。考えてみると、この近辺の飯屋にまったく入ったことがないことに気が付く。松屋にひとりで入れるようになったのもつい最近のことだから仕方ないのだが、この間、地元のオススメの飯屋を聞かれて、答えられずに固まってしまったのは悲しかった。俺は飯について何も知らない。
見るたびに「たばZ」と思ってしまう。
駅に近付き、商店街にさしかかってくると、良さげな店が多くなってくる。
なに商店街というのだろうか、とりあえずわかるのは、ひたすら青いことだけだ。
懐かしいな~この辺。覚えてる覚えてるよ~。思い出詰まってるよ~
カネコアヤノ、略して
”どれでも”のあとにつく値段としては珍しくないですか?
遠くからこの美容院が見えて、「うわっ!懐かしい!何だっけ、なんかで優勝してるんだよ確か……!」と思いながら近づくと、
記憶通り、メンズカット部門アジア大会で優勝していた。凄い。ちなみにこのお店、子供はDVDでアニメを見ながら車(を模した座席)に乗ってカットできるといういたれりつくせりな待遇が用意されているらしい。私も小さい頃、カットの最中にトムとジェリーを流してくれる床屋があって、世界一楽しかった覚えがある。余談だが、ある日小学校から帰るとリビングからトムとジェリーの音楽が聞こえてきて、あっトムとジェリーやってる!ってテレビの前まで走ると、『バトル・ロワイアル』だったことがある。いったい何がトムとジェリーに聞こえたのか、今となってはまったく分からない。
古めのヘアモデルの写真大好き
めちゃ安い自販機を発見。マジで自販機って高くなってるから本当にうれしい。
歩いていると強烈に香ってくる、茶屋の匂いって本当にたまらない。いつもなら「本当にたまらない、、、」と感じながらスタスタと歩き去るのだが、今日はこのたまらない気持ちを満足させてやろうと思う。
美味い、、、
ドン・キホーテエッセンスというのは初めて見た。
懐かしい、ここよく行ってた。自販機の側面にそのまま”ライス無料”って書いちゃってるのが凄いんだよね。
こんな洒落たのあったっけ?ワープゾーンじゃん。
めがね版カヤノも発見。めがねって平仮名で書くとカワイイよなー。めがねのモデル写真も好き。モデルの写真ってエモいよなーという理由だけで「モデルになりたい」と強く思っている。
ブランコのみ公園。はしゃいでいたら子供がやってきたのですぐに譲った。
本当に懐かしい。ここを当たり前に歩いていた当時と今では、私の人格もまったく変わっていて、風景の記憶だけが、過去と現在の私同士を繋ぎとめているような感覚がある。それは、とても奇妙なものだ。
ということで、川口駅前に到着。こう見るとずいぶん都会で、かつ住みやすそうだ。”東京じゃない街”などと言われる筋合いもないだろう。誰だ、そんなことを言っていたのは……
あそこには図書館が入っていて、映画のDVDなんかも取り扱っていたので、たまに行っていた。ダニー・ボイル『ミリオンズ』、オリヴィエ・ダアン『いつか、きっと』などは、ここで借りて見た映画たちだ。
この綺麗に3方向に分かれている車道、懐かしいなあ。俺が行くのは大体左の道なんだけど、なぜかいつも真ん中と一瞬迷ってしまっていたのを思い出した。
あっちまでぐーっと歩いてみたい。住んでいるときは散歩しようなんて気分には到底ならなかったが、こうして客観的に見てみると、探索のし甲斐がありそうだ。
せっかくだから、俺がPS4を買い、DVDレンタルにもしょっちゅう利用していた思い出のゲオでも行こうか……。
懐かしいなあ。ツタヤはなくなっていたけど、ゲオはまだ残っており、さらにDVDレンタルもやっている嬉しさ。”駅前でDVDを借りられるか”というのは、住む街を選ぶうえで重要な基準だ。今の東京では、それすらもロクに叶わない。渋谷に行ったってDVDが借りられないのだ。
急で申し訳ありませんが、PlayStation5を購入しました。かつてPS4を買った店でPS5を購入するというオチをつけるために無理やり買ったといっても過言ではない。このバカ高くバカ重いゲーム機を、右手と左手で何度も持ち替えながら帰りの電車に乗り、「早くやりたいなあ……」と心焦がれていたのは、ゲームではなく、仕事であった。早くこの購入額を稼がなければ、という焦りに支配されていたのだ。そして、その焦りは、一週間続いたあと、満を持してプレイした『龍が如く7外伝 名を消した男』のオープニングを見て「実写やん!」と声を上げた瞬間に消え失せたのだった。
なので、やって来た。今日は、5年ぶりに訪れた、かつて3年半も住んだ街・西川口を散歩してみようと思う。
まずは、西川口駅東口から、かつて私の住んでいたアパートまで歩いてみようと思う。コーヒーを一杯(現在は約300円だが当時はもっと安かった。というか300円でも安すぎる)注文すれば店員が何度もおかわりを注ぎに来てくれ、さらに席で煙草も吸えるという神システムを享受しまくっていたミスタードーナツ西川口駅前ショップ。”いいことあるぞ”どころか、”一生いれるぞ”じゃないかと感動していた。
あと、今回は使用したデジカメの影響で写真がやたらと青いですが、ご了承ください。
俺のキャッシュカードは、未だに”みずほ銀行 西川口支店”を名乗り続けている。
さて、東口を背に、そのまま東方面に歩いていく。ちなみに、私の住んでいたアパートまでは、徒歩22分ある。3年半もの間、徒歩22分の距離を、行きと帰りで歩いていた。酒を飲んだ帰りなど地獄だ。たとえ気持ちよく酔っていても、22分も歩いたら色々考える。つまり西川口は、俺にとって”22分の街”なのだ。当然、良い印象ではない。
西川口のアース。このモデルの人を見て懐かしー!と思った。変わっていない。あと俺、古めのヘアモデルの写真って好き。
コモディイイダ。西川口は駅前に24時間営業の東武スーパーがあり、夜型人間だったので基本的にそこで買い物していたんだけども、たまに健全な時間にうちに帰るときはここに寄って、”フロランタンみたいなケーキ”を買っていた。マジで好きだった、”フロランタンみたいなケーキ”、こないだ久しぶりに見かけて、おっ、と手に取ったのだが、明らかに縮小していて悲しかった。俺が大きくなった可能性もあるだろうが……。
いつも見かけていた寿司屋。寿司なので当然だが結構いい値段して、結局一度も入らなかった。
ここ確かセブンだったはず……。5年も来ないと色々変わるなあ。薄い記憶だが、確かここにあったセブンは、煙草が売られていなかった。だから何だという話だが、こうした些細な記憶が思い出を形成してゆく。
駅からアパートまでほぼずっと、ひたすらにまっすぐ歩くだけだ。もっとくねくね曲がったりしたかった~などとないものねだりをしていたのをよく覚えている。ついでに、高校ブレザーがよかった~などとも思っていた。
おっ、あたりばちラーメン。確か味噌バターラーメンを食べたことがあって、かなり量が多かった覚えがある。大盛りにしたんだっけ……したはずだ。俺が西川口で過ごしたのは19歳~22歳の間。大盛りにしたに決まっている。
可愛い。
不二家のレストラン。ここも結構いい値段した記憶があって、結局一度も入ってない。一回ほんとに入ってみたい、不二家のレストラン。ペコちゃんのロボットが料理を運んできたりしてほしい。
不二家のレストランをこえると、こういうショーケース?的なものが現れる。野菜を卸す機器と、かわいい3体。こいつら、見覚えがないから俺が去ったあとに置かれたのだろう。どっしりした体格ながら、ずいぶんと身軽である。
DREMAXという企業の本社であるらしい。本社だったんだ。住んでいた場所の近くに本社が……と思うと謎の感慨深さがある。何のとかじゃなく、本社。
そういえばここも行ったことなかったなあ。絶対行ったほうがよかったよな。絶対行きたいもんなこんなの、、、
当時いつも行っていたファミマがデイサービスになっていた。コンビニって、結構なくなるものなんだなあ。あんまりそういうイメージが無かったから結構驚いた。ここのファミマは煙草を売っていた。
うちのすぐ近くにあった温泉施設、ゆの郷。シャトルバスもよく走っていた。俺は温泉とか銭湯には入らないので、利用したことはないんだけれども、いつか千鳥がロケで来ていたらしいのを覚えている。
懐かしいなーと思い近付いてみると、どうやら1年ほど前から臨時休業をしている様子だった。1年も臨時休業をしているとは思えないほど料金表が綺麗だが、一体何があったのだろう。
ていうかまいばすできてんだけど。俺が住んでるときにできろよ。ふざけんなよ
さて、一応隠しておくが、私の住んでいた家はこの付近である。記念撮影をしたりして、あっ、と思い出し、うちの近くからいつも見えていた貯水塔に行ってみることに。3年半も住んでいながら、街に興味がなさすぎて、一度も訪れたことがなかった。いわば、西川口の忘れ物みたいなものである。
あれである。あれ、なんか思ったより近い…?
たぶんめっちゃ近いんじゃないの
ついた。5分も歩いてないと思う。
それでは、このまま川口駅へと歩いていく。西川口は本当にただ住んでいる街、という感じで、よく遊んでいたのは川口なので、色々とエモいものが見られるんじゃないかと思う。今使ってるPS4を購入したのも川口駅前のゲオだし、そのゲオと同じビルに入っている歌広場でよくヒトカラをしていた。
さて、懐かしいような懐かしくないような覚えてるような覚えてないような道を進んでいく。
よその街の掲示板の写真って撮っちゃいますよね。なんだか自分と関係がなくて魅力的なのだ。
確かこの道の先にボウリング場があったはず。せっかくだからちょっとやっていこうかなーと思いながら料金表見て絶望するやつでもやるか。ボウリングって想像以上に高い。
俺もこうならなくちゃいけない
ボウリング場は全然無かったけど、ボーリングが行われていました。
夜になると総菜や弁当が鬼安くなってるんで、それを買うためだけに川口駅で降りて寄っていたことが何度もある。西川口駅から家まで22分だが、川口駅から家まで30分ちょいとかなんで、別に大して変わらんかったのだ。
生鮮市場RISE。正直覚えてない。最近できたようにも見えないので、俺が住んでいる頃からあったのだろう。でも、RISEなんて店名をはたして忘れるだろうか。19歳~22歳の頃の俺は、生鮮市場の名前が『RISE』であることに、そこまで面白味を感じなかったのかもしれない。ちょっと信じられないのだが、街と同じように、人間も変わっていくものだ。
この辺りはかなり見覚えがある。落ち着いた住宅街。
こういう、段段になってるマンション大好き。一度は住んでみたい。ベランダからの景色とかウケそう。左見えて右見えない、みたいな。
だからどうというわけでもありませんが、スギ薬局です
クリスマスツリーの見えるマンションの入口。こういうツリーとかイルミネーションとかって、ほとんどただの善意でやってるから、元々のクリスマスの好きさもあいまって嬉しくなる。あと単純にカッコいいエントランス。
ひときわ青い道
いつも。韓国料理屋とのこと。ぜひ行ってみたい。考えてみると、この近辺の飯屋にまったく入ったことがないことに気が付く。松屋にひとりで入れるようになったのもつい最近のことだから仕方ないのだが、この間、地元のオススメの飯屋を聞かれて、答えられずに固まってしまったのは悲しかった。俺は飯について何も知らない。
見るたびに「たばZ」と思ってしまう。
駅に近付き、商店街にさしかかってくると、良さげな店が多くなってくる。
なに商店街というのだろうか、とりあえずわかるのは、ひたすら青いことだけだ。
懐かしいな~この辺。覚えてる覚えてるよ~。思い出詰まってるよ~
カネコアヤノ、略して
”どれでも”のあとにつく値段としては珍しくないですか?
遠くからこの美容院が見えて、「うわっ!懐かしい!何だっけ、なんかで優勝してるんだよ確か……!」と思いながら近づくと、
記憶通り、メンズカット部門アジア大会で優勝していた。凄い。ちなみにこのお店、子供はDVDでアニメを見ながら車(を模した座席)に乗ってカットできるといういたれりつくせりな待遇が用意されているらしい。私も小さい頃、カットの最中にトムとジェリーを流してくれる床屋があって、世界一楽しかった覚えがある。余談だが、ある日小学校から帰るとリビングからトムとジェリーの音楽が聞こえてきて、あっトムとジェリーやってる!ってテレビの前まで走ると、『バトル・ロワイアル』だったことがある。いったい何がトムとジェリーに聞こえたのか、今となってはまったく分からない。
古めのヘアモデルの写真大好き
めちゃ安い自販機を発見。マジで自販機って高くなってるから本当にうれしい。
歩いていると強烈に香ってくる、茶屋の匂いって本当にたまらない。いつもなら「本当にたまらない、、、」と感じながらスタスタと歩き去るのだが、今日はこのたまらない気持ちを満足させてやろうと思う。
美味い、、、
ドン・キホーテエッセンスというのは初めて見た。
懐かしい、ここよく行ってた。自販機の側面にそのまま”ライス無料”って書いちゃってるのが凄いんだよね。
こんな洒落たのあったっけ?ワープゾーンじゃん。
めがね版カヤノも発見。めがねって平仮名で書くとカワイイよなー。めがねのモデル写真も好き。モデルの写真ってエモいよなーという理由だけで「モデルになりたい」と強く思っている。
ブランコのみ公園。はしゃいでいたら子供がやってきたのですぐに譲った。
本当に懐かしい。ここを当たり前に歩いていた当時と今では、私の人格もまったく変わっていて、風景の記憶だけが、過去と現在の私同士を繋ぎとめているような感覚がある。それは、とても奇妙なものだ。
ということで、川口駅前に到着。こう見るとずいぶん都会で、かつ住みやすそうだ。”東京じゃない街”などと言われる筋合いもないだろう。誰だ、そんなことを言っていたのは……
あそこには図書館が入っていて、映画のDVDなんかも取り扱っていたので、たまに行っていた。ダニー・ボイル『ミリオンズ』、オリヴィエ・ダアン『いつか、きっと』などは、ここで借りて見た映画たちだ。
この綺麗に3方向に分かれている車道、懐かしいなあ。俺が行くのは大体左の道なんだけど、なぜかいつも真ん中と一瞬迷ってしまっていたのを思い出した。
あっちまでぐーっと歩いてみたい。住んでいるときは散歩しようなんて気分には到底ならなかったが、こうして客観的に見てみると、探索のし甲斐がありそうだ。
せっかくだから、俺がPS4を買い、DVDレンタルにもしょっちゅう利用していた思い出のゲオでも行こうか……。
懐かしいなあ。ツタヤはなくなっていたけど、ゲオはまだ残っており、さらにDVDレンタルもやっている嬉しさ。”駅前でDVDを借りられるか”というのは、住む街を選ぶうえで重要な基準だ。今の東京では、それすらもロクに叶わない。渋谷に行ったってDVDが借りられないのだ。
急で申し訳ありませんが、PlayStation5を購入しました。かつてPS4を買った店でPS5を購入するというオチをつけるために無理やり買ったといっても過言ではない。このバカ高くバカ重いゲーム機を、右手と左手で何度も持ち替えながら帰りの電車に乗り、「早くやりたいなあ……」と心焦がれていたのは、ゲームではなく、仕事であった。早くこの購入額を稼がなければ、という焦りに支配されていたのだ。そして、その焦りは、一週間続いたあと、満を持してプレイした『龍が如く7外伝 名を消した男』のオープニングを見て「実写やん!」と声を上げた瞬間に消え失せたのだった。