難読駅「野江内代」をぶらぶら歩いてみた

  • 更新日: 2018/02/20

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なんて読むの?


「これ、なんて読むの?」といった感じの名前の駅、ありませんか?
地元の人はスラスラ読めるけど、他府県の人はさっぱり読めなかったりすること、けっこうあるみたいです。
私の地元にも、そんな「難読駅」が存在します。
その名は「野江内代」。

場所は↓このへん



これ、なんと読むか分かりますか?

正解は、「のえうちんだい」です。「ん」がポイントです。
我々地元の人間は当然のように読めるのですが、その他の人々は「のえうちだい」といった感じで、ほぼ確実に間違えてしまうのだとか。
地元人であった自分はちょっぴりびっくりしました。だって、今まで何気なくその駅の名前が読めていたのですから。

そして、こうも思いました。
「そう言えば、野江内代ってどんな場所だっけ?」と。
よくよく考えてみれば、この駅で降りたことは30年生きてきて一度もなかったのです。

というわけで今回は、大阪を代表する(?)難読駅である野江内代駅周辺をぶらぶら散歩してみることにします。



スタートは大阪市営地下鉄谷町線野江内代駅から。
ちなみに「野江内代」という名前の由来については、元々この駅のあった場所が「野江」と「内代」という2つの地域に跨ってからという拙が有力なようです。
ちなみに「内代」とは代官が治める土地のことを指し、本来「うちむだい」と読んでいたものがなまって「うちんだい」になったとのこと。
昔の地名って不思議ですね。



ずらりと自転車勢ぞろいの駅前駐輪場。
最初の1時間無料で、その後24時間毎150円。
しかし、この落書きはなんと書いてあるのでしょうか。
何か秘密のことを伝える暗号だったりして。



信号を青にする歩行者用押しボタン。
東京にはもうないって本当でしょうか。
ちなみに、これを押さなくても信号は変わります。なんじゃそりゃ。



経年を感じさせる車屋の看板。
どうでもいいのですが、自分は幼いころ満面の笑顔を浮かべた「ヨコハマタイヤ」の看板が怖かったです。



「ヨロシク!」とウインクする犬。犬種はラブラドール?
こういう超ローカルなお店のマスコットは何と呼べばいいのでしょう。



とてもシンプルな「ビュープロ」の店構え。
「マグマ大使」や「スペクトルマン」「怪傑ライオン丸」が有名ですね。
(それはピープロ)



てっぺんの牛が「アンパンマン」の、カバオくんに似ているように思えます。
「アァンパァンマァン!」



緑の屋根した商店街を発見。
小規模商店街の発見および散策はぶらぶら散歩の華ですね。



ド直球に「家」。
なにもいうことはありません。



牛に乗った遠山の金さんにサンタ帽の布袋サマ、そして七人の小人。
古びた建物の前に独特の世界が形成されていました。
ちなみに玄関の扉は封鎖されており、誰も住んでいないようです。



そんなこんなで商店街の中へ。
残念なことではありますが、シャッターが目立ちます。



台ラーメンじゃんじゃこ家。
台湾ラーメンの間違いでしょうか。
台湾ラーメンというのは90年代後半に流行した、辛味をつけた肉ソボロをトッピングしたラーメンのことで、最近流行っている台湾まぜそばとはちょっと違います。



このポーズ、ダンディ板野の「ゲッツ」?



商店街の奥では八百屋、鮮魚店、洋服屋が営業していました。
非常になつかしい雰囲気。



ボール5個100円はなかなかお買い得。
かごの中のボールがいくつかへこんでいるのが気になります。



商店街を抜け、左へ。
住宅街かな?



物干しのようですが、植物がどうみてもじゃま。
これでは干せないと思うのですが、もう使われていないのでしょうか。



横倒しになったバスケットゴール。
おそらく誰かが高いお金を出して買ったのでしょう。



枠だけになった掲示板。
ずいぶん前にその役目を終えたようです。



こういう改行がなされた文字になにかもやもやしたものを感じます。
本当にここでいいのか?



この空間にうまくは言えませんが、ただならぬ「地元感」を覚えます。



入居者募集中だそうです。
トイレがついてないのとベランダがやたら大きいのが気になるところ。
家賃はいくらぐらい?



路地裏の小さな住人。



ややキツめの階段と無機質な扉が気になるアパートの入り口。
そばに置かれたおもちゃがいい塩梅。



詠み人知らず。
こういうのって誰が考えるのでしょう。
役所の職員とか?



交差点を渡って向こう側へ。



こんなところにニット専門店。
打倒ユニクロ!





なにやら不思議な建物。
部屋が3つあり一見アパートのようですが、住人は誰もおらず売りに出されてもいません。
ひょっとして、今流行りの事故物件とかいうやつでしょうか。



大きな公園に到着。
近所にこういったものがあるとなんだかほっこりしますよね。



ここにボールを当 るのはダメですよ。
注意です。
当 てはいけません。



何者の仕業か、がんじがらめにされたブランコ。
勢いがよすぎてこんがらがったのか、はたまた何者かによる「このブランコを使っちゃいかんのだ!」との警告か。
このような公園にも謎は潜んでいるのですね。



公園を出て少し歩いたところに、昔なつかしそろばん教室。
IT技術の革新によってすっかりなくなったかと勝手に思っていましたが、後日調べてみたところまだまだ習いごととして人気があるのですね。
時代は珠算?



地元感あふれる食堂を見つけました。
開いていなかったのが残念です。
それにしても店名は「マルサン」? 「マルゾウ」?
野江内代なみに読めません。



謎のネーミング、関西マサル。
「マサル」というのは創業者の名前? それとも何か専門用語の略称?
関東に進出したら「関東マサル」になるのでしょうか。



関西マサルの黄色い営業車を発見。
調べてみたところ、この会社は防水工事や塗装工事などを請け負っているようです。
「こんにちは、水道修理にきました関西マサルです」



以前、全国ネットのニュース番組で「あのクレーンはどうやって設置するのか」という特集をやっていましたが、個人的にはあのカバーみたいなのをどうやって建物に被せるのかが気になります。



やあ、僕すべり台くん!
毎日毎日子供たちにすべられてイヤになっちゃうよ!
あいつらに摩擦熱の苦痛を教えてやりたいね!



ここで水分補給。
この「いちごミルク」に使われている「コチニール」について調べてみると、幸せになれるかもしれません。



大手宅配業者「フットワーク」(現:トールエクスプレスジャパン)の看板。
ちなみに、フットワークのトラックに向かって「フットワークピィィィィス!」と叫びながらピースマークをすると幸せになれるらしいです。



これまたむかしなつかしタバコ屋さん。
東京にはもうないって本当だべか?



山男のごとき豪快な店がまえのうどん屋さん。
ここで昼食としましょう。



たった今はじまりました、サンポー記事内企画「今日のローカルめし」。
第一回は野江内代のうどん屋「やま小屋」のカレーうどんです。
お肉たっぷりあげたっぷりのマイルドな味付け。
麺はやや細めでツルツルとした感じ。
ピリッとしたスパイスが鼻水したたるウマさでした!



やま小屋さんから出てしばらく歩くと、そこには商店街、いや商店”会”が。
都島中央商店”会”というらしいです。



「マツモトキヨシ」ならぬ「ハシモトアキ」。
全国チェーンではない模様。



空白の部分に答えを記入してください。(各5点)



本物にしか見えない猫の置物。
この上には……。



なんともミスマッチなキャッチコピー。



「おたふく」ってこう書くんですね。
ところでこれ、何の店なんでしょう。
近くの建物はシャッターがしまってるし……。



書店の扉に貼り付き集客を行う、どこかで見たようなネズミのキャラクター。
ハハッ。



小さな公園を発見。



かわいいトラさんの股間に書かれた「宝くじ」の文字。
宝くじ振興組合の陰謀か?



わけのわからない落書き。
左は漢字の「命」のようですが、右の立方体はいったい何?



モナコ公国の雰囲気を味わえる喫茶店。



某大手食品メーカーのマスコットともなると、バイトのレベルも違いますね。



縮れ毛くせ毛を矯正する、ありんこサイクルです。



そろそろ野江内代駅が近づいてきました。



野江内代駅ができたのは1977年。
人間で言えば働きざかりの40歳です。
これからも野江内代駅をお願いします。



駅地下へと降りる階段の途中、怪しげなプレートを発見。
何かが書かれていた形跡もありません。
野江内代駅は何かを隠している……?
謎を残したまま改札口へ。

以上、野江内代駅周辺のぶらぶら散歩でした。
難読駅というものは全国各地に存在していますが、その場所にどのようなものがあるのかということは知らないことが多いです。
ひょっとすると、名前以上にユニークなものが存在しているかもしれません。
一度そこで降りてみて、散歩がてらにぶらぶらしてみるといいかも?



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関西在住のフリーライター。
大阪や兵庫、京都奈良などに眠る散歩の秘境を探し出すため、日夜さまよっている。

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