サンポーについて

  • 更新日: 2015/08/01
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街とは何か、みたいなことをたまに考えます。

インターネットが普及した20世紀末、どこでもコミュニケーションが取れるようになる未来においては、場所に価値はなくなり、世界はフラット化すると誰もが思っていました。

実際にはその逆で、特定の場所に人口は集中する一方です。アメリカの経済学者エドワード・グレイザーは「都市は人類最高の発明である」と言ってのけました。集まって暮らすことは、インターネットで繋がることよりも便利で、幸せで、楽しいことなのでした。

いろいろな街があります。歴史を背負った街。最近山を切り拓いて造られた街。 流れ着く街。気に入ったのか妥協したのかは知らないですけどそれぞれ人が住んでいて、街をつくっています。そして僕らは、異邦人としてそこに訪れます。

訪れた街を楽しむ方法は、既にたくさん提案されています。駅前のパンケーキ専門店、御利益のある神社など、街を攻略するための情報は溢れています。そういった楽しみ方に飽きたとき、僕たちは「散歩」を提案します。答えの無い無限の娯楽、散歩へようこそ。




こんにちは、散歩の横好き集団、サンポー編集部です。サンポーは、こんなメディアです。

個人的な街の記録を集めています



街も、散歩する僕たちも、絶えず変わります。そんなうつろいやすいものを楽しく捉えるひとつのやりかたとして、散歩の読み物を作っています。
街と僕たちの刹那の関係性における物語は無限です。そして、どこまでも個人的な体験です。
無理に一般化したり有益な情報に昇華することで、こぼれ落ちるものがとても多いと思うので、個人的な体験をそのままコンテンツにしています。
個人ごとから、街を記録したいのです。


街の楽しみ方の可能性を広げます



街の楽しみ方は無限にあります。古道や暗渠を辿る、変な建築を愛でる、看板を収集する、街角で大喜利をする、迷子になってみる。
そこには、もともとある路上観察など尊敬すべき文化もありますし、まだ誰もやったことがないようなものもあるでしょう。
僕たちは、それらをすべて散歩と捉え、めいめい好きなスタイルで、街を使って遊ぶことを提案します。
子供の頃、街は自由な遊び場でありました。今もそうであれ! と思っています。


住みやすさとは何かを考えています

「住めば都」とは現代においては本当に的を射た言葉で、首都圏ならばどこでもスーパーやコンビニがあり、住めない街は殆どありません。では、僕たちは何をもってその街を住みやすいと思うのでしょうか。騒音、犯罪率など物理的な問題は別として、似た条件の街がいっぱいある中で、その街を気に入る理由は、実にふわっとした「なんかいい」で構成されているのではと想像します。
では「なんかいい」の素はなんでしょう。ひとつは「街のあそび、ゆるみ部分」ではないかと思っています。街の面白を探すことは、その街の住みやすさ、街を愛するためのフックを探すことなのではないでしょうか。僕たちは、住みやすさを探すお手伝いをしたいと思っています。


小難しいことは抜きにして、街に関することはなんでもやりたい!

ワーワー申し上げましたが、街歩きを軸になんでもやります。


街歩きが好き過ぎる方、新しい散歩を実践している方、街とかよく分からないけど可能性しかない方などを随時募集しています。
やってるサイト、ツイッターアカウント、サンプル記事など頂けますとテイストや得意なことが分かるかもしれなくてスムーズです。


サンポー編集部では、お仕事を募集しています。
詳細はこちらに書きました。


サンポーのロゴは、ぱんかれ様作成のGD-高速道路ゴシックJAを使用させていただいております。ありがとうございます。






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ヤスノリ

街の歪み研究家。1年に100駅以上降りる。駅を制覇する系のアプリは本気出せば結構なとこまでいくと思うのだけど、毎回起動を忘れる。

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