甲東園を散歩しました
- 更新日: 2017/06/20
住みやすいけど、住む以外すること何もないよ
こんにちは、はじめまして。けわいと申します。
サンポーの関西代表として頑張ります。
ではさっそく参ります。
今回は阪急今津線の甲東園駅にやってまいりました。関西代表、と銘打っておきながらも関西の代表的な土地ではないですね。すみません。「住んでいる」「学校がある」「涼宮ハルヒの聖地巡礼」以外の理由では降りることのない駅だと思います。
駅の東側は中学や高校、大学がありその学生をターゲットにした飲食店が(ささやかながら)存在するので比較的賑わっています。
ですが今回は逆に駅の西側、「マジでなんにもない」「住む以外にすることない」場所を歩いてきました。念のため注意しておきますが赤い矢印の「ぐちゃぐちゃっ!」ってなってるところはイメージです。
阪急甲東園駅。阪急今津線は映画にもなった有川浩の小説『阪急電車』の舞台にもなっています。駅の地下にはスーパーのKOYOHが。さすが西宮市、スーパーのランクもちょっと上品。ちなみに前はピーコックでした。ちょっと高いことには変わりありません。「駅前で買えるの便利」代が含まれているから仕方ないんでしょうけど。
ちなみに駅より西側はこんな感じ。電車が来た直後でなくともパラパラ人通りがあります。朝は特にこの通りは関西学院大学の学生ばっかりです。銀行と美容室と皮膚科もあります。住みやすそうですね。
線路沿いを北上します。土曜日の午後1時頃だったと思います。大学の授業はないですし、部活の行き帰りの時間でもないので人通りはほとんどありません。
老いも若きもフィットネス。
踏切があったので渡って東側を目指します。
耳鼻科と眼科を開いているらしい。両利きみたいなこと?センター試験で社会1個しか要らんのに世界史も日本史もめちゃめちゃ勉強してる人みたいな?
最初耳鼻科で副業で眼科を始めたのか、先眼科でそれから耳鼻科にも手を出したのかが気になるところ。
何がともあれ顔周辺の不調は森先生にお任せって感じですかね。
「曲がり角につき駐車禁止」。目の前にTimesあるのに堂々と路中する人がいたのかもしれない。肝座りすぎやろ。武将かよ。
学生向けであろうアパートがちらほらありますが、この辺りまで来ると一方でめちゃめちゃデカい家も増えてきます。住みたい街ランキング1位の西宮北口から2駅離れているとはいえゴリゴリの西宮市。落ち着いた街並みです。
ローゼンハイツ パートⅡ。このあたりはナンバリングされたアパート名が結構多いです。平気で5とか6まであるアパートありますからね。大きな家も多いことですし、とんでもない大地主さんがいるのかもしれません。でも誤配送が心配やから面倒でも名前は逐一変えてほしい。
大きい道路にでました。中津浜線というらしいです。ここを真っすぐ行くと171号線にぶち当たります。
「171(イナイチ)の神戸女学院よりのとこあるやん?神戸女学院より手前くらいのところで曲がったとこにクリーニング屋あんのわかる?」
ってキュウソネコカミ[注]がJ-Waveのラジオで言ってましたが、その171(イナイチ)です。いやJ-Waveでそんなトークすんなよ。誰がわかんねん。
これを渡ってさらに東に進みたいのですが、ここで僕のお腹が急遽SOS信号を激しく鳴らします。
[注]キュウソは関西学院大学のOBです。
ローソンがあったと記憶していたので南に降ります。
無事セーブポイントでHPを回復。ジャスミンティーだけ買ってさっきのポイントに戻ります。
戻る途中で見つけたデザインの拘りの強いコーン。
女の美容室 男の理容室、だそうです。
イタリア国旗っぽいカラーリングはやっぱり狙ってますね。
店舗を発見。実在してよかった。
「クルクル回る床屋のアレ」もしっかりイタリアンカラーですね。
隣はお花屋さん。「クルクル回る床屋のアレ」がお花よりカラフルで派手なので営業妨害では?とも思う。お隣さん同士仲良しであって欲しいと切に願う。
さらに進むと住宅リフォーム屋さん。便意に襲われた地点まで戻ってきたことになります。
ブランコと
足湯があります。入場無料。
今日はジャスミンの香り。昨日は何の香りだったんでしょうか。バリエーションの幅が気になるところです。
住宅リフォーム屋さんを右折。(ローソン寄る前は直進するつもりだったところ)
洒落た建物がぽつねんと。
薬局だそうです。洒落てんなあオイ。
白澤……なんか医学関連の神獣ですよね確か。「鬼灯の冷徹」で読みました。
めっちゃ吠えるドーベルマンがおる家の前をサササッと通り抜けると公園。ちょうどさっきの薬局の裏にあたります。
ベンチはしっかり日陰になっていて快適です。さっきのローソンで買ったジャスミンティーを頂きました。美味。うんこができてジャスミンティーも売っている。桃源郷のような場所であったことに気付く。外は暑いしずっとローソンに居ればよかったのでは?と後悔するも時すでに遅し。幸せは後から気づくもんなんですね……
パーンは禁止。わかります。僕も嫌ですもん、家の近くでパーンされたら。
「野球ゴルフなどの球技はやめましょう」
いやこんなイラストみたいになることある?
「犬を目がけたピッチング、犬目がけたゴルフなどの遊びはやめましょう」の方が良いんじゃないかと。それにしてもこの犬、危険なスポーツに同時に2つも遭遇するなんてツイてないですね。強く生きろよ。
公園を後にします。この写真の左側の道を進みます。
ハロ~ハイツ。何故かスゴイ馬鹿にされた気がする。
本格的に住宅街です。コンビニや飲食店は皆無。そういえばさっきから自販機が多かったことにも納得。
住んでない人には絶対用事のないエリアですが……
実はあるんですよ、用事が。
読者の皆さん、これ何かわかりますか?はい、そうですね!正解です。さすがです。
「引っ越す時に絶対に持って行ってはいけない洗濯機と排水溝を繋ぐL字のアレ」です。
今まで黙っていましたが、最近までこの辺りに住んでました。今日はこれを返しに来たというわけです。
前の家です。過剰なほどのピンク色が目を引きます。個人情報がどうとか、ネット社会の闇とか、そんなん知ったこっちゃないです。なんせもう住んでいませんからね。特定されたところで僕は居ないので安心です。
家の前が舗装されておらず剥き出しの砂利です。
最初は「なんかトトロみたいやん!」とか自分に言い聞かせていたのですが砂利は砂利です。見てくださいこの靴、先っぽボロボロなん絶対砂利のせいですよ。
「引っ越す時に絶対に持って行ってはいけない洗濯機と排水溝を繋ぐL字のアレ」を無事にポストに入れてきました。
さっきの三叉路まで戻って今度は右側に進みます。
がっつり田んぼあります。僕の前の家を境に畑とか田んぼが増えてきます。老後の楽しみって感じなんですかね。引っ越す時に不動産屋の人に教えてもらったんですけど、この辺りの地主さんは「暇やから」っていうだけの理由で農業している人がいるとかいないとか。
このおじちゃんも実は最強の地主王なのかも。ジュースとか買って貰っておけば良かったな。
右!
なんやこのビレバンにふざけて置いてあるステッカーみたいなノリ。学校です。多分小学校です。
「段西っ子が通ります」
KKKに見えなくもない……
段西っ子が通るんやからヨソモンは邪魔するなという段西っ子至上主義か………
なんてことを言うてる間に一周しました。奥の方に小さく見える青い看板が一回通った白澤薬局です。
造園屋さん。大きいお家が多いんできっと儲かってるんちゃうかな。
石の招き猫。逆に入りづらい気もするけど、その技術はしっかり伝わりました。
ローソンがあった近くまで来ました。
「おしゃれ洗濯 じゃぶじゃぶ」。ちょっとだけ不安。
「国道沿いのラブホテル」っぽいケーキ屋さん
ケーキ屋さんの横には公園。
いやこっわ!パンダこっわ!
視線の先には公園のマナーの掲示。逆にパンダこれしか見てないです。
利用者のマナーの悪さに憤っているのか、過剰な行政に怒りを覚えているかのどっちかです。多分。
公園の向かいっ側には「豆」と一文字だけの男らしい看板。
KINGLY COFFEEさんは関西の雑誌にちょくちょく紹介されたりしいます。
男らしい看板とは対称的にマスターは気さくで優しい方です。
「ご注文は?」
「ホットコーヒー」
「豆は?」
「はい?」
「豆。豆の種類でご注文お願いします」
「え?」
「豆。何にすんの?」
「ホットコー」
「うちはそう言う店じゃないんだよ!!」
――――なんてことは一切無いので安心してください。
「豆」と掲げるだけあって他のカフェにコーヒー豆を卸したりもしているそうです。
ウェイパーのトラック。関西に住んで22年ですが僕ははじめて見ました。
西へ折れて甲東園の駅の方まで戻っていきます。
この緑の線は自転車専用スペース。僕はあんまり自転車乗らないんですけど、キャリーケース引いて駅まで行くとき便利でした。なんせ家の前が粗めの砂利だったので毎回人より余計に感動しています。
スタートした場所のちょうど反対側まで出ました。
メッセージ性の強すぎる看板。自治会による標語とわかった瞬間から急にその意図がわからなくなります。
お気軽中華チャイナ亭。
中国人がやっています。お気軽に入れます。
ちなみにここ、6人くらいで行くと2階の座敷に通されるのですが2階はほぼ実家です。
「実家でオカンが中華テーブル買ってきた」みたいな空間です。
チャイナ亭を曲がると踏み切り。カラオケが見えますが学生が入ってるの見たことない。若い人は「みんな西北で飲んでたら終電逃して今津のジャンカラで始発を待つ」とかですかね。
駅。大きくぐるっと一周して帰ってきたことになります。
そんなこんなで甲東園の東側でした。
この辺りは大きい家がたくさんあるのでそれを見ているだけで楽しいです。
KINGLY COFFEEとか宮っこラーメンとか地味に良い店もぽつぽつあるのでそれを目当てに甲東園で降りる日があってもいいかもしれませんよ。
あと今関係ないですけど「引っ越す時に絶対に持って行ってはいけない洗濯機と排水溝を繋ぐL字のアレ」には気を付けてください。本当に面倒です。返さないと1600円という絶妙~に払いたくない額を請求されます。
西側なので本編には入れませんでしたが、駅前の整骨院。
え、O脚矯正ってこんな痛々しい大掛かりな施術なんですか?
『時計じかけのオレンジ』の中盤みたいにガッチリ固定されちゃってます。
保険きくのかな……
(おわり)
サンポーの関西代表として頑張ります。
ではさっそく参ります。
今回は阪急今津線の甲東園駅にやってまいりました。関西代表、と銘打っておきながらも関西の代表的な土地ではないですね。すみません。「住んでいる」「学校がある」「涼宮ハルヒの聖地巡礼」以外の理由では降りることのない駅だと思います。
駅の東側は中学や高校、大学がありその学生をターゲットにした飲食店が(ささやかながら)存在するので比較的賑わっています。
ですが今回は逆に駅の西側、「マジでなんにもない」「住む以外にすることない」場所を歩いてきました。念のため注意しておきますが赤い矢印の「ぐちゃぐちゃっ!」ってなってるところはイメージです。
阪急甲東園駅。阪急今津線は映画にもなった有川浩の小説『阪急電車』の舞台にもなっています。駅の地下にはスーパーのKOYOHが。さすが西宮市、スーパーのランクもちょっと上品。ちなみに前はピーコックでした。ちょっと高いことには変わりありません。「駅前で買えるの便利」代が含まれているから仕方ないんでしょうけど。
ちなみに駅より西側はこんな感じ。電車が来た直後でなくともパラパラ人通りがあります。朝は特にこの通りは関西学院大学の学生ばっかりです。銀行と美容室と皮膚科もあります。住みやすそうですね。
線路沿いを北上します。土曜日の午後1時頃だったと思います。大学の授業はないですし、部活の行き帰りの時間でもないので人通りはほとんどありません。
老いも若きもフィットネス。
踏切があったので渡って東側を目指します。
耳鼻科と眼科を開いているらしい。両利きみたいなこと?センター試験で社会1個しか要らんのに世界史も日本史もめちゃめちゃ勉強してる人みたいな?
最初耳鼻科で副業で眼科を始めたのか、先眼科でそれから耳鼻科にも手を出したのかが気になるところ。
何がともあれ顔周辺の不調は森先生にお任せって感じですかね。
「曲がり角につき駐車禁止」。目の前にTimesあるのに堂々と路中する人がいたのかもしれない。肝座りすぎやろ。武将かよ。
学生向けであろうアパートがちらほらありますが、この辺りまで来ると一方でめちゃめちゃデカい家も増えてきます。住みたい街ランキング1位の西宮北口から2駅離れているとはいえゴリゴリの西宮市。落ち着いた街並みです。
ローゼンハイツ パートⅡ。このあたりはナンバリングされたアパート名が結構多いです。平気で5とか6まであるアパートありますからね。大きな家も多いことですし、とんでもない大地主さんがいるのかもしれません。でも誤配送が心配やから面倒でも名前は逐一変えてほしい。
大きい道路にでました。中津浜線というらしいです。ここを真っすぐ行くと171号線にぶち当たります。
「171(イナイチ)の神戸女学院よりのとこあるやん?神戸女学院より手前くらいのところで曲がったとこにクリーニング屋あんのわかる?」
ってキュウソネコカミ[注]がJ-Waveのラジオで言ってましたが、その171(イナイチ)です。いやJ-Waveでそんなトークすんなよ。誰がわかんねん。
これを渡ってさらに東に進みたいのですが、ここで僕のお腹が急遽SOS信号を激しく鳴らします。
[注]キュウソは関西学院大学のOBです。
ローソンがあったと記憶していたので南に降ります。
無事セーブポイントでHPを回復。ジャスミンティーだけ買ってさっきのポイントに戻ります。
戻る途中で見つけたデザインの拘りの強いコーン。
女の美容室 男の理容室、だそうです。
イタリア国旗っぽいカラーリングはやっぱり狙ってますね。
店舗を発見。実在してよかった。
「クルクル回る床屋のアレ」もしっかりイタリアンカラーですね。
隣はお花屋さん。「クルクル回る床屋のアレ」がお花よりカラフルで派手なので営業妨害では?とも思う。お隣さん同士仲良しであって欲しいと切に願う。
さらに進むと住宅リフォーム屋さん。便意に襲われた地点まで戻ってきたことになります。
ブランコと
足湯があります。入場無料。
今日はジャスミンの香り。昨日は何の香りだったんでしょうか。バリエーションの幅が気になるところです。
住宅リフォーム屋さんを右折。(ローソン寄る前は直進するつもりだったところ)
洒落た建物がぽつねんと。
薬局だそうです。洒落てんなあオイ。
白澤……なんか医学関連の神獣ですよね確か。「鬼灯の冷徹」で読みました。
めっちゃ吠えるドーベルマンがおる家の前をサササッと通り抜けると公園。ちょうどさっきの薬局の裏にあたります。
ベンチはしっかり日陰になっていて快適です。さっきのローソンで買ったジャスミンティーを頂きました。美味。うんこができてジャスミンティーも売っている。桃源郷のような場所であったことに気付く。外は暑いしずっとローソンに居ればよかったのでは?と後悔するも時すでに遅し。幸せは後から気づくもんなんですね……
パーンは禁止。わかります。僕も嫌ですもん、家の近くでパーンされたら。
「野球ゴルフなどの球技はやめましょう」
いやこんなイラストみたいになることある?
「犬を目がけたピッチング、犬目がけたゴルフなどの遊びはやめましょう」の方が良いんじゃないかと。それにしてもこの犬、危険なスポーツに同時に2つも遭遇するなんてツイてないですね。強く生きろよ。
公園を後にします。この写真の左側の道を進みます。
ハロ~ハイツ。何故かスゴイ馬鹿にされた気がする。
本格的に住宅街です。コンビニや飲食店は皆無。そういえばさっきから自販機が多かったことにも納得。
住んでない人には絶対用事のないエリアですが……
実はあるんですよ、用事が。
読者の皆さん、これ何かわかりますか?はい、そうですね!正解です。さすがです。
「引っ越す時に絶対に持って行ってはいけない洗濯機と排水溝を繋ぐL字のアレ」です。
今まで黙っていましたが、最近までこの辺りに住んでました。今日はこれを返しに来たというわけです。
前の家です。過剰なほどのピンク色が目を引きます。個人情報がどうとか、ネット社会の闇とか、そんなん知ったこっちゃないです。なんせもう住んでいませんからね。特定されたところで僕は居ないので安心です。
家の前が舗装されておらず剥き出しの砂利です。
最初は「なんかトトロみたいやん!」とか自分に言い聞かせていたのですが砂利は砂利です。見てくださいこの靴、先っぽボロボロなん絶対砂利のせいですよ。
「引っ越す時に絶対に持って行ってはいけない洗濯機と排水溝を繋ぐL字のアレ」を無事にポストに入れてきました。
さっきの三叉路まで戻って今度は右側に進みます。
がっつり田んぼあります。僕の前の家を境に畑とか田んぼが増えてきます。老後の楽しみって感じなんですかね。引っ越す時に不動産屋の人に教えてもらったんですけど、この辺りの地主さんは「暇やから」っていうだけの理由で農業している人がいるとかいないとか。
このおじちゃんも実は最強の地主王なのかも。ジュースとか買って貰っておけば良かったな。
右!
なんやこのビレバンにふざけて置いてあるステッカーみたいなノリ。学校です。多分小学校です。
「段西っ子が通ります」
KKKに見えなくもない……
段西っ子が通るんやからヨソモンは邪魔するなという段西っ子至上主義か………
なんてことを言うてる間に一周しました。奥の方に小さく見える青い看板が一回通った白澤薬局です。
造園屋さん。大きいお家が多いんできっと儲かってるんちゃうかな。
石の招き猫。逆に入りづらい気もするけど、その技術はしっかり伝わりました。
ローソンがあった近くまで来ました。
「おしゃれ洗濯 じゃぶじゃぶ」。ちょっとだけ不安。
「国道沿いのラブホテル」っぽいケーキ屋さん
ケーキ屋さんの横には公園。
いやこっわ!パンダこっわ!
視線の先には公園のマナーの掲示。逆にパンダこれしか見てないです。
利用者のマナーの悪さに憤っているのか、過剰な行政に怒りを覚えているかのどっちかです。多分。
公園の向かいっ側には「豆」と一文字だけの男らしい看板。
KINGLY COFFEEさんは関西の雑誌にちょくちょく紹介されたりしいます。
男らしい看板とは対称的にマスターは気さくで優しい方です。
「ご注文は?」
「ホットコーヒー」
「豆は?」
「はい?」
「豆。豆の種類でご注文お願いします」
「え?」
「豆。何にすんの?」
「ホットコー」
「うちはそう言う店じゃないんだよ!!」
――――なんてことは一切無いので安心してください。
「豆」と掲げるだけあって他のカフェにコーヒー豆を卸したりもしているそうです。
ウェイパーのトラック。関西に住んで22年ですが僕ははじめて見ました。
西へ折れて甲東園の駅の方まで戻っていきます。
この緑の線は自転車専用スペース。僕はあんまり自転車乗らないんですけど、キャリーケース引いて駅まで行くとき便利でした。なんせ家の前が粗めの砂利だったので毎回人より余計に感動しています。
スタートした場所のちょうど反対側まで出ました。
メッセージ性の強すぎる看板。自治会による標語とわかった瞬間から急にその意図がわからなくなります。
お気軽中華チャイナ亭。
中国人がやっています。お気軽に入れます。
ちなみにここ、6人くらいで行くと2階の座敷に通されるのですが2階はほぼ実家です。
「実家でオカンが中華テーブル買ってきた」みたいな空間です。
チャイナ亭を曲がると踏み切り。カラオケが見えますが学生が入ってるの見たことない。若い人は「みんな西北で飲んでたら終電逃して今津のジャンカラで始発を待つ」とかですかね。
駅。大きくぐるっと一周して帰ってきたことになります。
そんなこんなで甲東園の東側でした。
この辺りは大きい家がたくさんあるのでそれを見ているだけで楽しいです。
KINGLY COFFEEとか宮っこラーメンとか地味に良い店もぽつぽつあるのでそれを目当てに甲東園で降りる日があってもいいかもしれませんよ。
あと今関係ないですけど「引っ越す時に絶対に持って行ってはいけない洗濯機と排水溝を繋ぐL字のアレ」には気を付けてください。本当に面倒です。返さないと1600円という絶妙~に払いたくない額を請求されます。
おまけ
西側なので本編には入れませんでしたが、駅前の整骨院。
え、O脚矯正ってこんな痛々しい大掛かりな施術なんですか?
『時計じかけのオレンジ』の中盤みたいにガッチリ固定されちゃってます。
保険きくのかな……
(おわり)