俺は京都のほんとうを知りたいだけなんだ

  • 更新日: 2021/05/20

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主観とさじ加減の決闘が今始まる


はっきし言って、多くの人は京都の本当の姿を知ろうとなんかしていない。

こんにちは、生年月日です。

「はっきし言って」から始まる記事を見たことがあるでしょうか、私はありません。なんというかとってもオジサンくさいし、ダサいですもんね。

そんなことはどうでもいいんです。

今回のお散歩でお届けしたいのは、京都の本当の姿です。

多くの人は京都に対してこのようなイメージをお持ちなのではないでしょうか。「歴史的な街並み」「上品」「はんなり」「八つ橋」...などなど。

しかし京都はそのような綺麗な面ばかりではありません。もちろん人の作り出したものですから、時には至らない点があったり、見苦しいところもあるに決まっているんです。

しかし、多くの人が京都に「ぽさ」を期待しすぎるあまり、京都は自らの本心を欺き、人々の要求する「京都っぽさ」を表現するのに精一杯になってしまっています。

私は京都が心配です。

なので今回の散歩では、京都の「ぽくないところ」を可能な限り集めてやることで、より自分らしく伸び伸びとした新たな京都像を構築しよう!と、そのように考えております。

目的地は「清水寺」。

ここで「ぽくなさ」を見つけ出せれば、我々の勝利ということになります。


まずは京都駅から出発



これが京都駅。
さすが都というべきか、だいぶデカい。

そして駅ビルの窓がカクカクしていてトリックアートみたいになっていますね。やけに奇抜です。

京都駅が1番京都っぽくない感じがしますが、実は京都駅ビルは「京都は歴史への門である」という設計主旨があり、コンコース入り口には玄関口を象徴する「門」が配されています。「ぽい」んです。



あの建物が手に持てるサイズだったら、四角い窓をプチプチ指で潰して暇つぶしできそう。




京都は盆地なので風があまり吹かないだろうと踏んでいましたが、ビル風が結構吹き付けてきます。

前髪がピロピロして腹立たしいですね。

髪をバッサリいってしまえば問題は解決するはずですが、私は女性にかっこいいと思われたいので、そんなことはいたしません。




いいじゃないですか、全然京都っ「ぽくない」。いい調子です。

初めのうちは京都も乗り気じゃなかったですが、徐々にありのままの自分を表現することに抵抗がなくなってきたみたいです。




少し歩くと、そこには鴨川が流れていました。

いいから、今日はゆっくり休みな。




そうそう、その調子。

京都曰く「そういえばこの前、GEOでキルビル借りてみたけど、結構面白かったよ」だそうです。

京都がこんなにプライベートな話をしてきたのは今回が初めてのこと。
今までこんな他愛もない話さえできなかったなんて、かわいそうに。人々の期待が生むプレッシャーというのは、計り知れないものがあるのでしょう。




ゆっくり休めよ...。




画像の右側には「JR湖西線」が通っています。
なんともローカル感溢れる風景ですね。


突然の降雨



こりゃ参った、雨が降ってきました。




結構な量が降ってきてますな。こんなにカメラに雨粒って映らないものなんですね。




ここに雷が走ってるのが見えますでしょうか。
嘘ついてないですからね。




智積院(ちしゃくいん)...!

国宝障壁画や庭園が望める仏教寺院です。
今回の目的は清水寺ですので、通過いたします。




このバスストップは、私が中学の頃の修学旅行で利用したのを覚えています。
斜向かいを歩いていた、当時想いを寄せていた女子を振り向かせるためにわざと大きい声で友達とじゃれたっけなぁ。大人の人に睨まれたっけなぁ。

ちなみにバスストップといっても、平浩二とは無関係です。




清水寺まで17分。

今に見てろよ、化けの皮をはいでやるんだから。




この道は、北参道から代々木に向かう途中、首都高と明治通りが交わるところに似てますね!(東京のお話)



奥の方が小高くなっている感じと高架になっている感じがそっくりです。散歩好きには伝わるはず...!

そして雨が止んでまいりました。


大谷本廟に到着



む...?
念の為偵察しておきましょうか。




あぁ〜、紅葉と水面の感じいいなぁ〜、好きだな〜。
ごめん京都、やっぱりこういう感じも好きかも!




大谷本廟(おおたにほんびょう)というらしいです。
親鸞聖人のお墓があるとのことです。しれっと大層なところに足を踏み入れてしまいました。




シュロ。なんか南国っぽいですね。



綺麗ですね〜。右手にある掲示板に何か書いてあります。




「トゲだらけの木に 見事な花が咲く不思議」

私にも咲くでしょうか。




ん、なんかこのお花なんかも南国っぽいですね。



鳩さんが石に同化しています。

鳥は歯がないので、こうやって石をツンツンついばんで胃に入れることで、食べたものを胃のなかで咀嚼するんですよ。エグいですよね。




大谷本廟内石窟(おおたにほんびょうないせっくつ)という洞窟のようなものがありました。

中学時代にここにきていたら、「せっくつ」の語感だけで半日は笑えただろうになぁ。




ちなみに、ちょっと怖いです。


妙見堂に到着



おや、墓地の横を進んでいたら、お寺がありましたよ。




この紅葉がずるいんですよね。こんなのは良いって思ってしまうに決まってますから。

でも期待はしてはいけません。京都にプレッシャーがかかってしまいます。




ほうら、「ぽくない」、「ぽくない」。




奇岩がありました。

大体こういう変わった形した岩はありがたいはずなので、一応表面撫でておきました。




あぁ〜、めちゃくちゃいい。人がいません。
ここは普通にまたくると思います。「ぽく」はないし、最高。




偉いであろう人の絵も飾ってあります。




ここは穴場ですね。観光の休憩に良さそうです。「妙見堂」というらしいです。




梁が低めなので、高さに注意です。


しれっと清水寺に到着



ついに到着してしまいました。「清水寺」です。果たしてこの京都のシンボル的な観光地に「ぽくない」ポイントは隠れているのでしょうか。




めちゃくちゃ「ぽい」。




この前は夜のライトアップイベントを開催していて、SASUKEのファイナルステージにみたいになっていました。




色々意識を張り巡らせて「ぽくない」探しをしたものの、一向に見つかる気配がありません。きめ細やか。

細部まで「ぽさ」が徹底されており、観光地としてのプライドを感じます。


負けるわけにはいかない



しかしここで敗北を認めるわけにはいきません。京都に観光地としてのプライドが宿っているのなら、私には散歩者としてのソウルがあります。韓国の首都ではなく、魂の意です。




おや、これはチャンスですね。




ガチャガチャがあります。結構マニアックな品揃えですね。




え、カマキリオンリー?虫のアソートみたいなガチャガチャはよく見るけど、こんな特化型のガチャガチャは見たことがありません。そして結構高い。

しかもよく見たら「オオカマキリ」に絞ってます。緑色・褐色・羽化直後色の三色展開。
どんだけニッチを狙いに行くんだ。私か香川照之くらいしか喜ばないだろ。
ガチャガチャ業界も苦難を強いられているのでしょう。

このガチャガチャは流石に「ぽくない」だろうと思ったものの、上に「KYOTO」って書いてありました。

そんなことしたら「ぽく」なっちゃうだろ。そんなやり方ありかよ、フェアじゃないぜ。私が来ることをすでに知っていたみたいなディフェンスの仕方ですね。




日本昔ばなしのOPに出てくる龍に似てますね。




まあ、住宅っぽいところに紛れてしまえばこっちのもの、すぐにボロが出るはずです。




あれ...。木の感じ...。




あ...。木が「ぽい」...。




堀とか設けられちゃうと、もう「ぽい」んですよね。




猫さん、私は京都のほんとうを見つけられるでしょうか?




この道はチャンスですよ。「ぽくない」来い!っていうか「ぽくない」ってなんですか?さじ加減じゃないですか?




で、「ぽい」し。




コーンまで「ぽい」。相場は赤と白だろ。

だめだ、敗北かもしれない。




岡本太郎っ「ぽい」

これはトドメですかね、我々はついに、京都の本当を見つけ出すことができなかったのでしょうか。




あ、「ぽくない」。


我々の勝利!!



「試合に勝って勝負に負けた」感は否めませんが、今回は我々の勝利!!!

これからはもっと伸び伸びした京都が楽しめるはずです。コロナが収まったらみなさん京都に行きましょう。

また雨が降ってきたのでこの辺で、それでは。






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生年月日

寝る前に水道水を750mlほど飲むというルーティーンがありますが、尿意によって睡眠が浅くなるばかりで、特にポジティブな効果は得られていません。

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