哲学堂公園をお散歩したら色々考えた

  • 更新日: 2019/04/16

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考えさせられるきっかけがいっぱい。哲学堂公園。

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はい。今日は新井薬師駅に来ております。

早速ですが、新井薬師といえば哲学堂公園ですね。あれ?知りませんか。

哲学堂公園とは哲学者であるとともに、妖怪学の博士である井上円了氏が創設した公園です。

妖怪学?と思った人は、青空文庫に妖怪学についての文献があったからぜひ読んでみてください。体系的に研究されててびっくりするから。

では、ご一緒に哲学堂公園へ参りましょうか。



改札を出ると富士そば、八百屋さん。これだけで生活できますね。



たこ焼き屋さんもあります。

ソースの匂いのせいでしょうか。たこやきって瞬殺でたこやきのお腹になります。ならないですか?

いや、なりますよ。帰りに絶対寄る。



川と古本屋さんが近くにある街はいい街、という説を昔から唱えています。いまだ誰からも共感を得たことはありませんが。



踏切を渡ります。



開かずの踏切……というほどには待ちませんでしたね。

電車の色ってやたら思い出に刻まれますよね。学生時代なんかだと特に。



北口商店街をゆらゆらと歩きます。



画一的な東京のカレー屋さんに一石を投じた店舗デザイン。

ちなみに僕がカレー屋さんを選ぶ基準はナンがおかわりできるかどうかです。



お、これは!



THIS IS 駄菓子屋。圧巻の品揃え。



重文ですよ。重要文化財。

おやつを買っていきましょう。

おやつは200円まで!バナナは入れる?入れない?

こういうお決まりのやりとりって今もあるんですかね。少なくとも200円じゃもう足りないか。



大人なので無神経にカゴに入れます。



ごめんなさい。400円を超えました。

家から持ってきたのでカウントされない理論で押し切る所存です。



この道、ちょっと歩道が狭い。

頻繁にバスが通るので散歩の際は気をつけてください。

よく観光地や温泉街で思うんです。歩行者天国だったらいいのにって。エゴかもしれませんが。



お、人通りが急に少なくなりましたね。



いろんなことを凌駕したコインランドリー。ちょっと心配になりますよ。



あまり見たことない自転車道の標識。レアもの?



ご存知でしょうか。この標識、実は誘拐されている途中の一コマだという都市伝説があるんです。

ほら、子供のシルエットが嫌がっているように見えるでしょ?



お地蔵様がいますね。こういうの気になるんですよね。



あったかそうでなんかよかった。



おにぎりを推すなら食べてみたい。

僕はお酒が飲めないので、こういう感じの小料理屋さんに入ったことがないんです。

割烹着を着たママさんに仕事の愚痴を聞いてもらう憧れがずっとある。たぶんこの先も実現しそうにないんですが。



文字だけでここまでテクノ感を表せるのはデザイナーさんの腕ですね。

なんてことを言ってる間に哲学堂公園に着いたようです。



左の入り口から哲学堂公園に入れるんですが、今回はぐるりと無駄に一周回ってみます。



公園では、色々なイベントも行われています。



哲学への道って感じですね。そうでもないですか。



住宅以外は特に何もなさそう。



さっきの道は哲学堂通りという名前なのか。哲学への道ってあながち間違いじゃなかった。



これ、何かと思ったら中野区がやっているPRなんですね。

コピーがいいです。

「好きなように生きていれば、たいていのことは気にならない」



元気のいい声が聞こえてきますね。哲学堂公園には野球場も併設されています。



弓道場がありました。全く未知の世界なのでちょっと覗いてみたい。



うん。だめだ。ちょっと軽々しく覗けるような感じではなかったですね。



今更感がありますが、ここでやっと公園に入ります。



さっきの野球場です。

子供の頃、地域で「こども会」という集まりがあって参加していました。こども会はキャンプやクリスマス会など、様々なイベントが行われるんですが、メインとして男子はソフトボールをやってたんですね。

ただ、僕は野球は苦手なんです。野球のボールって硬いじゃないですか。当たると痛い。当たり前のことを言ってますが要するにボールが怖いんです。だから野球をやってる人はそれだけで尊敬しています。



反対側にテニスコートもありますね。

兄が今でもテニスをやっていまして、こないだ積年の疑問を聞いたんですよ。

「なんでテニスの得点って15点刻みなの?」

「・・・なんでやろ?」

20年以上やってる兄でも分かっていませんでした。なんでやろ?



しばらくおじいちゃんと一緒にバックネットから眺めていました。

ナイス休日。



売店を発見。もちろんいってみましょう。



哲学堂揚煎。これはマストバイです。



あまじょっぱくて美味しいおせんべいでした。



いよいよ公園内に入りますよ。



この入り口から入ると、まず出迎えてくれるのは「哲理門」別名は「妖怪門」です。

ちょっと今は修復中で近寄れませんね。

なぜ、「妖怪門」なんて名前がついているかというと、右の柱には「天狗」、左の柱には「幽霊」の木彫りの像があるからです。



僕のカメラではこれが限界。

肉眼ではなんとか見えるんですが、中に天狗がいます。

でも伝えたいのでイラストにしました。



こんな感じです。



こっちは幽霊。よく見えない方が逆に怖さがありますね。



興が乗ってポップに仕上げてしまいましたが、実物はもっとおどろおどろしいんですよ。



これは一元牆(いちげんしょう)と名がついた垣根の入り口。

説明によると、世間の多元的見解と哲学の一元的見解をこの垣根を境にしているらしい。

う、うん。なるほど?



中に入るとまず目に止まるのは赤い塔ですね。



この塔は六賢台(ろっけんだい)といって、聖徳太子、菅原道真、中国の荘子、朱子、インドの龍樹、カピラの六人の鉄人、いや哲人が祀られている。

ちなみに僕は最初の二人しか知りません。



のんびりした空間なんですよ。



これは四聖堂という建物。

ソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀ったこの建物を最初に建立したのがこの公園の始まりらしい。

いわばこの公園において一番大事な建物と言えるのでは。



丘の上にも何かありますね。



階段を上ると三学亭という建物があります。

神学の平田篤胤、儒学の林羅山、仏教学の凝然の石碑を三方向から祀っています。



話は逸れますが、京都の太秦に三角の鳥居がある神社がありまして、何年も前に訪れたことを思い出しました。

三角形の空間ってなぜか落ち着かないんですよね。

おそらく、面に対して入り口はあるのに出口がないからかな、と個人的には思っていますがどうでしょう。



階段の石も三角かな?と思ったらこれは普通だった。



これは宇宙館。哲学は宇宙の真理を探究する学問ということで、この建物があります。

一気に話題が広くなりました。



講座の会場などに使用されているそうです。



干している白い石。何に使うんでしょう。



宇宙館の横に一本の梅の木があります。これ「幽霊梅」という名前がついています。

もともと井上博士の自宅にあった梅だそうで、この木の根元に幽霊が出たらしい。

そんないわくつきの木をわざわざ持ってくる?一周回ってもう愛ですよね。



哲学とはなんだろう?なぜ僕たち人類は存在しているのでしょう?何か意義があるのでしょうか。

なんてことは考えていません。今日の晩御飯どうしようかなってだけです。

僕が考えて分かるようなものなら苦労はしませんね。



階段を降りるとキノコのような傘を発見。



ふむ。よろしく内省。



下に降りてきました。池やベンチがあって憩いの空間となっています。



池を覗くとアメンボがたくさんいました。



少しせっかちな梅が綺麗に咲いていました。

奥へ向かって進みます。



なにやら綿密に配置された池があります。



概念橋。理性に達するには概念が存在するという。

これはなんかちょっと理解できる気がしますよ。

例えるなら、そうですね……。

寝る前だけどむちゃくちゃラーメンを食べたい!しかし寝る前に食べると太ってしまうという概念があるので、理性で我慢する……。

いや、違う気がするなあ。



鬼が灯籠になっています。

人の心の中にはどうしても悪い考えなどがありますよね。それを鬼として表しています。

しかし、そんな心の中にも善良な気持ちはあるわけで。その良心を灯籠の光で表していると、僕は解釈します。善と悪の同居。

漫画などで敵が最後の最後でいい事をする、みたいなイメージでしょうか。だいたいその後、死ぬんですけどね。



さらに奥へと進みます。



ここにも憩いの場がありました。



温泉とか銭湯にいくとやっちゃうやつですね。



狸灯。これも先ほどの鬼灯籠と似ています。

人の心はタヌキのように人を騙すことがある。しかし、その一方で光る考えや直感なども備えていて、それをお腹の灯籠として表しているらしいです。

これも先ほどの鬼灯籠と似ていますね。

これは僕なりの持論ですが、すべてのことには陰陽があって、常に人はそのバランスをとって生きているんだと思います。陽だけ、陰だけというのはありえない。

ただ、そのバランスは変動するのでそれが精神状態や出来事などに影響する。

世界は、そんなあやふやなバランスの上に成り立っているのです。

……公園に影響されているのでしょうか。普段口にしないようなことを話してしまいました。



広い空間に出ました。

こんなに立派な桜がたくさんあるということは、開花時期はさぞ綺麗なのでは。

調べてみると、やはり哲学堂は桜の名所ですね。四月には花見で人がいっぱいになりそうです。



一旦、公園の外に出て川を越えます。



川を挟んで反対側を歩きます。こっちは梅が綺麗。

ちょどいいベンチがあったので、おやつタイムにしましょう。



駄菓子って大人になったら余計に美味しいですよね。思い出というスパイスが味覚にデバイスをかけているんですYO。

今回「太郎シリーズ」をコンプリートしたかなと思ったんですが、もっといろんな種類があるそうです。太郎制覇の道は険しい。

ちなみにお好み焼さん太郎というは初めてみました。



ここで、ぽつぽつと雨が降ってきました。さっきまで晴れてたのに。



これは、すぐに止みそうもないですね。

もちろん傘はもっていません。急いで駅に戻りましょう。



いつも自分は大丈夫と思って傘を用意してないんですよね。



運転手さん、そのバスに僕ものっけてくれないか。



ある程度濡れちゃうと、なんかもうどうでもよくなっちゃう。



雨に降られてる最中なのに、このパン屋さん美味しそうだな、なんて思っています。



やっと駅が近くなってきました。新井薬師駅は現在、工事中なのです。



やっと駅に帰ってきました。ずぶ濡れですよ。

たこ焼き屋さんに寄るどころではなかったです。ちなみにこの後、僕が電車に乗ったらすぐに雨は止みました。


哲学堂公園、不思議な空間でしたね。すべてのものに何かしらの意味があって思わず考えてしまいました。

それにしても哲学って何なんでしょうね。哲学とは?と聞かれて答えられます?

何かについて考えるをめぐらすことが哲学なのでしょうか?

哲学のことを考えること自体が哲学?そしてさらにそれを考えることも哲学と言える?これ無限ループじゃない?ああ、もう結局、僕にはわかりません。

でも、散歩中って意識せずとも色々な事を考えますよね。

もしかしたら、散歩自体が哲学とも言えるのかもしれません。






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ねおみのる

街でも山でも歩いたり走ったりもします。不思議やオカルトをテーマに散歩します。レザークラフトもやっています。

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