猫がシンクロする街【下落合】〜人気駅の隣駅さんぽ〜

  • 更新日: 2020/10/06

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とても可愛い猫


どうもこんにちは、生年月日です。

今回訪れたのは西武新宿線の〈下落合駅〉。
鉄腕アトムの駅メロでおなじみ〈高田馬場駅〉の隣駅になります。



落合という地名は付近を流れる神田川と妙正寺川の合流点であることから〈川が落ち合う〉→〈川が落合う〉→〈落合〉ということらしいです。詰まるところ、オヤジギャグです。

川の水を利用した染色工業が盛んだったらしく、今でも繊維関係企業が多く見られます。
かつてはブルジョアの街でもあったみたいで、豪華なお屋敷などが点在しているようです。
早速お散歩をはじめていきましょうか。


芸術の秋ということで



あっついけど暦上は秋ですし、芸術を嗜みたい。
ということでまず訪れたのは〈中村彝アトリエ資料館〉。
彝(つね)と読みます。




可愛い屋根が見えますなぁ。
右側の建物で、まずは受付を済ませましょう。




入館料が無料で、お散歩がてら、ふらっと立ち寄れるのがいいですね。

彝さんの略歴が色々書かれていましたよ。
大正期に活躍した洋画家で、1924年に37歳の若さでこの世を去ったらしいです。




中村彝が死の前年に描いた絵だそう。あんまり芸術には詳しくないので深くは踏み込みませんが、落ち着き払った絶望感、って感じです。(反射しまくっててすみません)




外から見えた赤い屋根の建物には、かつてのアトリエが再現されています。



15分間のビデオで彝さんの生涯を学びました。
ところで、彝って名前は当時としてはメジャーな名前だったのでしょうか。女性っぽい名前のように感じますが。




外には庭も再現されています。きれいですねぇ。

全体通して30分ほどで回れるくらいの規模感なので、下落合に来た際には気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


街歩き開始



さて、それでは街を観察していきましょう。




良いですねぇこういう路地。
影響されて風景画を描きたくなりました。下手なのに。




おっ、ミラノ風アパートがありました。




落ち着く風景が続きます。




おっ、何やら広大な緑が現れましたよ。なんだなんだ。


おとめ山公園に到着



おとめ山公園というらしいです。めちゃくちゃデッカい。

歴史を辿ってみると、江戸時代にここらは将軍家の狩猟場だったらしく、一帯を立ち入り禁止としていたようです。
そこから、おとめ山(御留山、御禁止山)と呼ばれ、現在の公園の名前として残るようになったとか。

安直に〈乙女山〉かと思った自分が恥ずかしい。



君らだって時代が違っていれば狩られていたんだから、グワングワン動いてる場合じゃないよ。

あと君ら、大人になってから乗ると怖すぎ。




おや、ナツアカネが水飲み場にとまっています。
給水しにきたんでしょうか、可愛いですね。




公園のなかほどには池があります。

写真には写っていませんが、子連れのお父さんがカブトムシらしきものを捕獲してました。「これはデカイな!デカい!」って、子供よりお父さんの方ががはしゃいでました。可愛いですね。




プレデターが樹上に潜んでいるかもしれないので、警戒しつつ先に進みましょう。




笹の葉を、かきわけかきわけ、説明板。

大正期にはここらは相馬家のお屋敷だったようですね。
相馬家というのは、相馬中村藩の藩主です。(相馬中村藩は現代でいうところの福島あたりに位置していました。)

お屋敷はのちに売却され、戦後にここら一帯は荒れ果ててしまったそうなのですが、近隣住民が落合の秘境を保存するために運動を起こし、1969年に敷地の一部が公園として開園したそうです。

その人達のおかげでこの生態系が維持されているのかと思うと、感動しますねぇ。




あ、ここでもディスタンスか。時代ですなぁ。
新宿にサリガニってそんなにいるんでしょうか。



あ、いますねぇ。



また居ますねぇ。
ちょろっと見ただけでも3〜4匹見つけました。興奮します。




公園の入り口、確かにお屋敷っぽい。




道路挟んで向かいにも公園が続いてるみたいですね。子連れの方がたくさんいました。


次なる公園



歩みを進めるとなにやらまた緑が生い茂ってきました。




野鳥の森公園というのがあるらしいです。




この先かな。




瓦の死骸が積み上げられています。警戒を緩めないように。プレデターの脅威が去ったわけではありませんから。




お、ここもなかなか良い雰囲気です。




新宿の注意書きはどうかな。




夜間の騒ぎ方がオシャレでした。




カッコいいなこれ。雨も風も凌げないけど。




また池がありました。
公園に池がある街、下落合。


駅の方へ向かう



目白通りを通って駅方面へ。




なんか湘南感があります。
横に植えられた植物の種類が似てるからでしょうか。




面白いPRの仕方ですね。
QRコードのリンク先を見たところ、ウェディングのプロデュース等を行っている会社のようでした。




あ〜、盗まれちゃってる。




妙正寺川が流れていますね。
結構深くて、高所恐怖症の私にはやや刺激が強いです。奥に何やら穴っぽこがありますが、後で正体を明かしましょう。




ひとまず川沿いをほっつき歩きます。




容赦ない落書きを発見しました。ダメだろ、ブルジョアの街で人んちに落書きしちゃダメ。




何でしょうこれは?

〈も〉みたいな物体から何かが滴っているようです。でもこれも人の家っぽいですけど、下落合のバンクシーは容赦ないですね。そしてメッセージ性が皆無。




はい、CIAは自分のことCIAって言いません。


駅の南側へ



線路をまたいで、駅の南側に来ましたよ。




神田川があります。
中野富士見町でも見かけましたね、常連川です。




お、高田馬場分水路なるものを発見しました。
これは先ほど見かけた妙正寺川の穴っぽこに関係しています。

雨水などで水量が上がった際に、この呑口に流れ込んで、



駅北側を流れる妙正寺に流れ出て、



先ほどの穴っぽこに入っていくわけですね。

右側の穴は〈高田馬場分水路(神田川)〉。
左の穴が〈妙正寺川〉です。

つまり、神田川と妙正寺川は、この入り口前で一瞬だけ合流して、また2手に分かれたのちに、〈学習院下駅〉のあたりで改めて神田川と合流します。



地図で説明するとこんな感じ。
水色が合流地点、
緑色が妙正寺川、
オレンジ色が高田馬場分水路です。
ややこしいですね〜〜〜。

中学生の頃こういうカップルいませんでしたか?
別れて2ヶ月後にまた復縁してるみたいな。まあそんな感じです。

かつてはこの橋の先の方ですぐ合流してたみたいですが、度々氾濫して大変だったらしいので、今の形に落ち着いたんだとか。

理由なくこんな面倒なことはしないですよね。工事とか大変だったろうに、当時の人達に感謝。




さて、神田川から逸れて路地に入っていきましょう。




おっ、スズメバチが給水してますよ。トンボといいハチといい水分補給しまくりです。下落合のお水は美味しいんでしょうか。




〈馬頭観音〉と書かれています。

ここは住所で言うと高田馬場になるのですが、地名に関して簡単に説明を。

江戸時代初期に、この周辺に馬術の訓練や流鏑馬(やぶさめ)などのための施設(馬場)が造営されたのですが、家康の六男で越後高田藩主だった松平忠輝の生母である、〈高田君(たかだのきみ)〉の遊覧地でもあったことから、高田(君の)馬場と呼ばれるようになったそう。(諸説あり)

おそらくそれが理由で、馬の守護仏である馬頭観音が祀られているんでしょう。




住宅街を歩いていたら、いなり寿司みたいなのが転がっていました、あれはなんでしょう。



あらっ、猫ちゃんたちでしたね。失礼しました。



こっちを向きました。かわいいですね〜〜〜。



おっ、面白い。シンクロしてる。かわいい〜〜〜。



まあ、こうなりますよね。




路地をゆく。
先ほどの雰囲気とはまた違いますね。
駅の北側では年季の入った建造物や日本式の家屋が目立ちましたが、南側でそういった様子はほとんど見当たりません。




VIPなマンションもあります。
ビヨンセやブルーノマーズ等のセレブがよく宿泊しているそうです。嘘です。




突き当たりにこじんまりとした公園がありましたよ。




目の前には東京富士大学が建っています。
屋上に何か見えますね。




〈新宿DASHベース基地〉とあります。
そう、あの国民的アイドルグループのアレです。凄いですね、地図に載っちゃうんですね。


そろそろ帰ろう



駅のトイレにも絵が飾ってありました。
のどかさと優雅さが調和してて素敵な街でしたねぇ。

帰りの電車が到着しそうなので今日はこの辺で。

それでは。







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生年月日

街歩き、日本酒、ファッション・インテリア、キャリア等、多方面に興味を持っています。寝る前に水道水を750mlほど飲むというルーティーンがありますが、尿意によって睡眠が浅くなるばかりで、特にポジティブな効果は得られていません。

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