中百舌鳥(なかもず)を散歩しました
- 更新日: 2017/10/12
難読地名「中百舌鳥」は歩くのも難しかった。
こんにちは、自称西宮市民(ほんとの住所はギリ尼崎)のけわいです。
本日は大阪府堺市にやって参りました。
大阪「市」は梅田やら何やらでよく足を運びますが、堺はほとんど来ないです。もしかしたら初めてかもしれません。たぶん初上陸です。
今回はなかもず駅で降りてきました。
地下鉄御堂筋線の一番はじっこです。駅自体は利用したことはないけれど、御堂筋線に乗ったことがあれば一度はなんとなく駅名を目にしたことがあるのではないでしょうか?終点でひらがなは目立ちます。
なかもずは本来「中百舌鳥」と書きます。
喜連瓜破(きれうりわり)、十三(じゅうそう)なんかと肩を並べる大阪の難読地名ですね。
南海電鉄は中百舌鳥駅、とゴリゴリに漢字表記を貫いているのに対し地下鉄御堂筋線は「なかもず」とカジュアルにひらがな表記です。
誰も読んでくれずに折れてしまったのでしょうか。諦めるな。
地下鉄谷町線の喜連瓜破駅、阪急線の十三駅はしっかり難読地名を貫いているのに……。
google mapに平然と前方後円墳があるのが不思議な感じです。
百舌鳥耳原中陵とあります。(もずのみみはらのなかのみささぎ)と読みます。所謂大仙古墳ですね。国内最大級の古墳。学校でも習う対象が携帯の中に表示されているとゾワゾワします。いうてみれば聖徳太子から着信あったみたいなものですからね。マップのコピーライトに©伊能忠敬ってクレジットされてるようなものです。
ロマンだ~
堺市産業振興センターは文学フリマ大阪とかの開催地です。ここだけ行ったことある!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
土師ニサンザイ古墳に大阪府立大も。被葬者はまだわかっていないそうです。大阪府立大は大阪市立大学と本当に統合するのかしないのか……。もしするなら統合前の姿を拝んでおきたいものです。(見た目はほとんどなにも変わらないと思うけど)
というわけで散歩スタートです。
なかよしっく保育園。なかよsick ?
どサイコパスじゃん……
と恐れおののいていましたが、どうやら僕の見間違いだったみたいです。正確には「なかよしくっく保育園」
料理の英才教育を受けられるのかもしれません。
吸殻と缶がやけにリアルだ。
ポイ捨てなのに缶をしっかり潰すところは律儀。堺市の洗礼を受けます。
いかにも良さげで牧歌的なカフェ。
ふわふわオムライスならぬ、ふ「あ」ふ「あ」オムライス。これはもう相当に幸福なお味がするのでしょう。あいにくご飯時でなかったので、きっと食べることは出来ないだろうと考えて後ろ髪を引かれながらスルー。
意外に体育会系のカフェでした。
お祭りがあるみたいです。お神輿の路駐かなあ。
ieno カレー
「スパイシーな辛さ とろけるまで煮込んだお肉のコク 野菜と果実の甘味で おいしいカレーが仕上がりました」
僕の家のカレーはそんなに上品じゃないんですけど、みなさんのご家庭もこれくらい上等なんですか?僕だけ?!
ほんのりと劣等感を得ながらも先に進みます。
中百舌鳥八幡宮祭礼、なるものがあるらしい。さっきのヤツもこれ関連でしょう。
この中百舌鳥八幡宮には樹齢約800年の巨大なクスノキがあるのだとか。犬夜叉とかでしか見たことないよ……。すごいですね。
大通りは日差しを遮ってくれるものが何もない上に、カメラ提げて歩いてるのなんて僕くらいしか居なくて大変心細いので横道に入ります。
立飲 えびちゃん。
蛯原友里は絶対に来ていないと思う。多分だけど蛯原英里(妹の方)も多分来ていないと思う。立ち飲みだから。
見にくいですが、占いだそうです。
なにやら愉快そうな建物。R30が気になります。
さっきからそうなんですけど、普通に住宅街みたいな装いなのに飲み屋とかスナックがドカン!と構えていて爽快です。
みれん橋、正面からの図。赤ずきん的なマスコットがお出迎え――――と思いきや定休日なので入れないようにガードしています。ポケモンのダンジョンみたい。
こちらみれん橋の「みれん橋そのもの」です。
と、このあたりで気づくのですが、最初に行きたかった場所には全然辿り着かない。遠すぎる。冒頭に挙げた古墳や府大などのめぼしい目的地はどれもおよそ1駅分は歩かないと辿りつけないみたいです。
申し訳ないけれど、それはさすがに無理だ。取材した日は「そろそろ夏も終わり―-―-と見せかけてめっちゃ暑い!」みたいな秋にフェイントをかけられるという非常に不本意な陽気でした。たった1駅とはいえ、さすがにきつい。
そろそろ戻る算段を立てながら歩きます。
本当の橋と、本当の河です。
府道28号線。徒歩はあまり推奨の手段ではなさそうです。暑い。
配管までピンクのこだわりのアパート。
飲み屋があったり大きな通りがあったり、かと思おうと普通に居住空間も。ハイブリッドな街です。
いらすとや、なかもずでも大活躍。
駅に戻ります。
登録商標であることを前面に押し出しています。
ゴミ出しネットの中に何か書いてある。
「御用のない方は入らないでください」
そりゃそうだ。
こちら南海電鉄。中百舌鳥という難読を押し通す硬派な鉄道会社。心なしか電車も少し地下鉄より早い気がするかも。
戻ります
線路のすぐそこに八百屋さんがあったりします。駅から降りてすぐに買い物して帰れそうだ。
自転車と比較するとわかりやすいと思います。入口が極端に低い。低すぎません?
地下鉄です。
坂道なんだからそんなに攻めてスピード出さなくても良いでしょ。
そんなこんなで地下にもぐって今日のところはお別れです。
古墳とか見てみたかったですね、もっと気合入れて行くべきでした。また機会があれば攻めてみたいですね。
堺市や泉佐野市は本当に僕からしてみれば未知の土地なので、今後どんどん掘り進めて生きたいと思います。
帰る直前にトイレのマスコットのお二人がお辞儀してくれてました。丁寧な土地だ…………。
本日は大阪府堺市にやって参りました。
大阪「市」は梅田やら何やらでよく足を運びますが、堺はほとんど来ないです。もしかしたら初めてかもしれません。たぶん初上陸です。
今回はなかもず駅で降りてきました。
地下鉄御堂筋線の一番はじっこです。駅自体は利用したことはないけれど、御堂筋線に乗ったことがあれば一度はなんとなく駅名を目にしたことがあるのではないでしょうか?終点でひらがなは目立ちます。
なかもずは本来「中百舌鳥」と書きます。
喜連瓜破(きれうりわり)、十三(じゅうそう)なんかと肩を並べる大阪の難読地名ですね。
南海電鉄は中百舌鳥駅、とゴリゴリに漢字表記を貫いているのに対し地下鉄御堂筋線は「なかもず」とカジュアルにひらがな表記です。
誰も読んでくれずに折れてしまったのでしょうか。諦めるな。
地下鉄谷町線の喜連瓜破駅、阪急線の十三駅はしっかり難読地名を貫いているのに……。
google mapに平然と前方後円墳があるのが不思議な感じです。
百舌鳥耳原中陵とあります。(もずのみみはらのなかのみささぎ)と読みます。所謂大仙古墳ですね。国内最大級の古墳。学校でも習う対象が携帯の中に表示されているとゾワゾワします。いうてみれば聖徳太子から着信あったみたいなものですからね。マップのコピーライトに©伊能忠敬ってクレジットされてるようなものです。
ロマンだ~
堺市産業振興センターは文学フリマ大阪とかの開催地です。ここだけ行ったことある!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
土師ニサンザイ古墳に大阪府立大も。被葬者はまだわかっていないそうです。大阪府立大は大阪市立大学と本当に統合するのかしないのか……。もしするなら統合前の姿を拝んでおきたいものです。(見た目はほとんどなにも変わらないと思うけど)
というわけで散歩スタートです。
なかよしっく保育園。なかよsick ?
どサイコパスじゃん……
と恐れおののいていましたが、どうやら僕の見間違いだったみたいです。正確には「なかよしくっく保育園」
料理の英才教育を受けられるのかもしれません。
吸殻と缶がやけにリアルだ。
ポイ捨てなのに缶をしっかり潰すところは律儀。堺市の洗礼を受けます。
いかにも良さげで牧歌的なカフェ。
ふわふわオムライスならぬ、ふ「あ」ふ「あ」オムライス。これはもう相当に幸福なお味がするのでしょう。あいにくご飯時でなかったので、きっと食べることは出来ないだろうと考えて後ろ髪を引かれながらスルー。
意外に体育会系のカフェでした。
お祭りがあるみたいです。お神輿の路駐かなあ。
ieno カレー
「スパイシーな辛さ とろけるまで煮込んだお肉のコク 野菜と果実の甘味で おいしいカレーが仕上がりました」
僕の家のカレーはそんなに上品じゃないんですけど、みなさんのご家庭もこれくらい上等なんですか?僕だけ?!
ほんのりと劣等感を得ながらも先に進みます。
中百舌鳥八幡宮祭礼、なるものがあるらしい。さっきのヤツもこれ関連でしょう。
この中百舌鳥八幡宮には樹齢約800年の巨大なクスノキがあるのだとか。犬夜叉とかでしか見たことないよ……。すごいですね。
大通りは日差しを遮ってくれるものが何もない上に、カメラ提げて歩いてるのなんて僕くらいしか居なくて大変心細いので横道に入ります。
立飲 えびちゃん。
蛯原友里は絶対に来ていないと思う。多分だけど蛯原英里(妹の方)も多分来ていないと思う。立ち飲みだから。
見にくいですが、占いだそうです。
なにやら愉快そうな建物。R30が気になります。
さっきからそうなんですけど、普通に住宅街みたいな装いなのに飲み屋とかスナックがドカン!と構えていて爽快です。
みれん橋、正面からの図。赤ずきん的なマスコットがお出迎え――――と思いきや定休日なので入れないようにガードしています。ポケモンのダンジョンみたい。
こちらみれん橋の「みれん橋そのもの」です。
と、このあたりで気づくのですが、最初に行きたかった場所には全然辿り着かない。遠すぎる。冒頭に挙げた古墳や府大などのめぼしい目的地はどれもおよそ1駅分は歩かないと辿りつけないみたいです。
申し訳ないけれど、それはさすがに無理だ。取材した日は「そろそろ夏も終わり―-―-と見せかけてめっちゃ暑い!」みたいな秋にフェイントをかけられるという非常に不本意な陽気でした。たった1駅とはいえ、さすがにきつい。
そろそろ戻る算段を立てながら歩きます。
本当の橋と、本当の河です。
府道28号線。徒歩はあまり推奨の手段ではなさそうです。暑い。
配管までピンクのこだわりのアパート。
飲み屋があったり大きな通りがあったり、かと思おうと普通に居住空間も。ハイブリッドな街です。
いらすとや、なかもずでも大活躍。
駅に戻ります。
登録商標であることを前面に押し出しています。
ゴミ出しネットの中に何か書いてある。
「御用のない方は入らないでください」
そりゃそうだ。
こちら南海電鉄。中百舌鳥という難読を押し通す硬派な鉄道会社。心なしか電車も少し地下鉄より早い気がするかも。
戻ります
線路のすぐそこに八百屋さんがあったりします。駅から降りてすぐに買い物して帰れそうだ。
自転車と比較するとわかりやすいと思います。入口が極端に低い。低すぎません?
地下鉄です。
坂道なんだからそんなに攻めてスピード出さなくても良いでしょ。
そんなこんなで地下にもぐって今日のところはお別れです。
古墳とか見てみたかったですね、もっと気合入れて行くべきでした。また機会があれば攻めてみたいですね。
堺市や泉佐野市は本当に僕からしてみれば未知の土地なので、今後どんどん掘り進めて生きたいと思います。
おまけ
帰る直前にトイレのマスコットのお二人がお辞儀してくれてました。丁寧な土地だ…………。