子丑寅から脱却せよ。元号も変わるなら、いっそ干支も新調しようよ
- 更新日: 2018/10/16
え?うそ?まだ子丑寅やってるの?
夏も終わってすっかり寒くなりました。いうてるまに今年も終わりますね。
それはつまり平成の終わり。新しい元号になります。今年の干支は「いぬ」なので、来年は「いのしし」になります。
(※厳密に言えば元号が切り変わるのは5月からですが)
ちょっと待って?新しい元号なのに、干支が中途半端なの気持ち悪くない?
いっそリセットしようよ。
え?別に気持ち悪くないって?
例えばさ、天皇が変わると側近が変わるじゃないですか。そんな感じ。
その年に寄り添う干支の動物だって変えていく必要があるんですよ。
てかさ、いつまで干支やってんのよ。
(調べてみたら紀元前17世紀、殷の代から伝わってるんだそう)
もう元号変わるんだよ?いつまで子丑寅、子丑寅やってるつもり?古いよ古い。ダサいダサい。
折角なんだから新しくしようよ。動物さん全員総入れ替えです。
ほら、お正月だって新しいパンツ履いたりするじゃない。そういうこと。
いまの干支はもう古い。ネオな干支が必要じゃない?
今日はそんなことを考えながら街に出てきました。
奈良です。こういうときは古都に限ります。
看板とかに使われている動物って縁起が良いですよね? 縁起が良いに決まってます。
みんなも商売なので縁起の悪いものは書かないでしょ。お箸のぶっ刺されたお茶碗とか。
――ということで、今日は奈良の街をこういうルールで歩いてみます
・動物(の書かれている絵)を干支候補とする
・鹿はNG
とまあそんな調子でやっていきます。スタートです!
そうそう「鹿はNG」というルールについて補足。
鹿はもう除外します。ほんとに。
やっぱり奈良で鹿っていうと神の使いじゃないですか。別格じゃないですか。
12人座れるひな段に明石家さんまは座らないじゃないですか。
奈良は本当に鹿ばっかり。鹿鹿パラダイスですよもう。
みんなこぞって鹿のおんぶにだっこ状態。(鹿は神の使いなので乗ったりしてはいけない)
鹿OKで歩くとなると、来年の干支は
鹿鹿鹿鹿鹿鹿 鹿鹿鹿鹿鹿鹿
になってしまいかねないので。ちょっとそれは避けたい。それは実質上の干支廃止なので。
いや鹿多いな!本当に多いな!!
わかった、わかったよ。
さすがに無視できない量だ。
じゃあしかたないな。1回だけだよ。
最初の1回だけ入れてあげる。
新しい干支の1匹目は「鹿」から。
さよなら「子」。いままでお疲れ様。
美容室の看板。阿修羅です。
阿修羅の如く手数の多さで勝負します!ということなのだろうか。
手が6つあっても可動域的に使う手は結局2本じゃない?
折角なのでちょっとくらいは奈良らしさを出しておきましょうか。
新しい干支は「鹿、阿修羅――」から。
さてさて、こんな調子でどんどん奈良の動物を集めていきます。
岡崎体育もビビるほど動物さんを大集合させていきます。
※ページの最後に新しい干支を発表します。
ど~~しても気になる人はシャシャシャッとスクロールしよう!
さあさあ歩きましょう。
靴靴。なんとなく命というかアニマ6みたいなものを感じますが、これは動物ではないのでパス。
たい焼きのタイですね。これは奈良市内でも珍しいアイコンなんじゃないかな?
タイに続きこちらも海産物。そもそも海の動物って干支に入れてOK?
でもたしか干支ってマラソンみたいな感じで決めたんですよね?
牛の鼻先に乗っていたネズミが結局1位を獲得したから「子丑……」で続くんでしたよね。
そんなバチバチの陸上競技にタコが勝負できるわけもなく。なるほど、前回の選抜戦ではフィールドが不利だっただけ。
海の生き物だって干支にはいれる可能性があるわけだ。
逆に初期選抜のフィールドが海だった場合の干支は「タコ、イルカ、ほや、貝、辰、フグ、マグロ、トビウオ、シャケ、かもめ、カツオ、ウニ」みたいなラインナップだってありえたかもしれない。
海の幸に突如「船」を捩じ込んでもOKというサザエさんルールを採用するなら絶対に「船」は欠かせないだろうな。だって絶対早いもん。
錆きってる……怖……
お、鹿以外のアニマル発見です。豊作だ。
こいつらは数に入れて良いのか?ちょっと保留します。
いつの時代もネコは強いですね。カラオケや音楽にネコのイメージとか全然ないけど「ええい!とりあえずネコじゃあ!!!」という乱暴な感じがしないでもない。
龍?水の龍?ギャラドス的なこと?辰年の「辰」ってこんなんだっけか?
なんかクラシックな感じだし、むしろ干支に採用することで格下げになるかもしれないな。
shim-ai . 姉妹ってことかな。
これもちょっと干支にはしにくい。
でももし採用されたら「私は姉妹年生まれのふたご座!」みたいな運気の強そうな人が出てくるかもしれない。
中国由来の龍?それとも鳥?鶏ガラってこと?
女性センターは鹿にも動物にも頼らないスタンス。
ねこ!!
これまでもチョイチョイ猫あったんですがもはや多すぎて撮りきれてない状態。奈良市内、猫めっちゃあります。(奈良だけじゃないかもしれない)
猫年。
うん、響きとしては悪くないかも。12年に1度、猫ちゃんのカレンダーがバカ売れする。
実物の犬。現在の干支に入ってる謂わば干支の初期メン。
今のところ犬のイラストや置物は発見されていません。2期のメンバーに選抜されるのでしょうか。
まさかの島耕作。サラリーマンとかじゃなくてもう出世を尽くした最終ステージとしての干支を選んでくる。「干支・島耕作」
今の干支の語呂というか言い回しのリズムを尊重するなら「うま、ひつじ、さる」らへんに「島耕作」がはいってくるんだろうな。
これは何だろう?全然わからない。
奈良ベースの何か?それともフラだからハワイ由来の何らか?
またまだ動物が足りない。もっと探していきます。
ピクトグラムはピクトグラムらしい。
さすがの奈良もここでは鹿をねじこんではこないらしい。
象。干支にいそうでいない動物。
相手が7歳とかなら「子牛寅卯ゾウ辰――」って畳みかけてもばれない気がする。
国によっては縁起物だし、別に入れてもいいんじゃないかな。
・観光地
・奈良
・ハロウィン
という強烈な3要素を持っているにもかかわらず、鹿に頼らないぞという強い意志を感じます。
そしてここでも猫。猫強いな~。
ちょっとした住宅地みたいなところに出てしまう。ちょっとここは探しづらいかも。
言わんこっちゃない。
鬼瓦がちょっと干支には入れられないかな~
ものすごい量の猫除け。
絨毯爆撃かの如くペットボトルが敷き詰められています。なにもそこまでしなくても。
圧倒的人気の猫でしたが、街中からちょっと出ると急に嫌われてる?
――とこの段階で犬。
特定個人というか特定個犬へフォーカスしている気もするが……。
筒井さんとこの床屋も奈良だからといってキャラクターを鹿に頼らないストロングスタイル。
うさぎ。初期メンですね。
ちょっとこのへんで動物不足に陥る。
見つけたと思ったら鹿。鹿はもういいんだって。
ボスの自販機。
面白Tシャツみたいなノリで鹿の角が生えてりしないのかな?
とか期待しちゃったけど、全然そんなことないみたい。
自治体とかは積極的に奈良の奈良らしさに乗っかっていくスタンスらしい。
その傍に吊ったてるてる坊主はプレーン。
いやむしろ久々に見たな、直球のてるてる坊主。
断末魔のようなメッセージ。
美容室らしい。「ケーコバヤシ」って文字面的に絶対にワイルドな髪型しかやってくれなさそう。(いや実際はそんなことないと思うけど。内装とかもパッと見オシャレだったし。)
動物が枯渇しているため、こんな写真が増えてきます。
このままで干支はできるのか?
別に誰にも頼まれたわけでもないけれど、ちょっと心配になってきた。
ようやく動物。
サイを発見。サイは縁起物とかよりも「強そう」という印象の方が濃い。猪枠候補。
かえる。かえる年、あっても違和感ないですよね。
両生類なので、かえる年の抱負は「文武両道」的な感じのが増えます。
動物注意みたいな標識以外の標識はやっぱりボケたりチョケたりしてこないらしい。
たぶん家ですね。もはや動物でも何でもない。
でも家年とかあったら嬉しいけどね個人的には。家から出たくないので。
家年にマイホームを買う人増えたり、不動産関係の会社の株価上がったりするんだろうな。
あれ?干支って経済をも動かす?そう考えるとちょっと責任感がわいてきた。
ここにきてゴリゴリの奈良色。
招き猫。やはりここでも猫です。
ここでも猫。猫の人気がここにきて急上昇。
ワンちゃんも負けてないですが、
やっぱり猫。
奈良なので鹿も居ます。
生首じゃん……。シシガミ様的な?
鹿。
猫。
独特の憎めない表情
あんまり可愛くないウサギ
たぶん象。
文字だけど、うなぎと鶴。
鶴年ってあったら凄く縁起良さそうじゃないですか?
うなぎ年は……どうしよう。絶対消費量上がっちゃうよね。いやむしろ縁起物にしたら食べるの憚られて守られるかな。
でも猪とかバンバン食ってるしな。
トラ。こんな牙のない感じのトラあんまり見ないな。
このトラはちょっと次の干支にも入れてあげたい気がする。
近鉄奈良から始まって、大きくぐるっと一周して再び近鉄奈良駅の近くまで戻ってきました。
それでは結果発表です。
No. 1 鹿
奈良市内に恐ろしく大量に存在した鹿のイラスト。
その量に敬意を払い1年めに採用。
No. 2 阿修羅
やっぱり多様性の時代なので動物とはいえ動物以外の人材も必要だよね。
手が6本もあるから、干支内でのトラブルがあっても柔軟に色々な角度から対応できるんじゃないかなとも思って。
奈良に来たからとりあえず、という適当な理由ではないです。断じて。
No. 3 たい
やっぱり縁起物ですからね。従来の干支は「陸上レース」だったために海産物は出られなかったわけですよ。
そうした差別是正という意味でも海の生き物をチョイス。
なお、鯛の縁起の良さには敵わないという理由でタコは今回は選外に。
No. 4 サル
いやサルって変わらないじゃん。そんな声も聞こえてきそうですが、このサルは違います。
見てくださいこのリラックスしたゆるっとした姿を。
パーカーですからね。
で、パーカーの文字は "SO WHAT" ですからね。敢えて訳すなら「ほんで?」といった具合でしょうか。
この抜けた感じというか、肩肘張らない雰囲気が新しい時代に、新しい干支には必要なんですよ。
そんなわけで「このパーカーのサル」が干支の4番目に選ばれました。
No. 5 ねこ
ねこ。癒されますね~。
No. 6 猫
だって街中にも一杯いるんだもん。そういう需要を反映させないと駄目じゃない?
みんなの干支じゃん?
No. 7 ネコ
ネコです。だって仕方ないじゃん。世間がそれを求めているんだから。
え?何?「動物の区別がつかないなら干支として意味がない」って?
ほら、ねこと猫とネコで区別を付けているから。これでバッチリ。
当たり前じゃないですか。2000年問題みたいなトラブルも絶対起こりませんよ。
No. 8 neko
そしてneko. neko年です。
和の心も大事だけど、国際色だって大事じゃん?
そもそも、今回の散歩の奈良だってそうじゃないですか。
かつてのお寺ってインターナショナルさを帯びた最先端の場所だったわけじゃないですか。
そういうことです。
No. 9 島耕作
ポンポンポンって出世していくその感じ、現代における縁起物じゃないですか?
干支の中での順位や人気を競い合い、干支内唯一の人間としてもがき苦しみながらも着実にステップアップを遂げていく――これが『干支 島耕作』の内容です。乞うご期待。
No. 10 いぬ
ワンちゃん。
従来の犬もとい戌ってちょっと男らしくて猛々しいイメージありません?
そういう尖った感じはもうちょっと疲れる、という願いみたいなものをこめて「いぬ年」を作りました。
時代は木村拓哉じゃなくて菅田将暉とか高橋一生とかそういう路線なんですよもう。
キアヌリーブスだって鳩にエサやりはじめてからの方が人気出たじゃない。
No. 11 ゾウ
やっぱ鼻が長いってのがポイント。格好いい。
しかもこのイラストでは「長い鼻を高い場所に置いている」んですよね。何か意味ありげじゃない?縁起良さげじゃない?
そして何より格好いい。クールだという1点で突破しています。
No. 12 とら
そして最後は「とら」
案外なんの意外性もなく従来の動物さんですが、「いぬ年」のチョイスと同じ理由で「寅」ではなくマイルドになった「とら」という着地です。
そして何より、従来の干支では「寅」ってなんかあんまり愛されてなくない?
戌年とか未年とか酉年とかは何となく干支も盛り上がるけど「寅年」って関西以外じゃテキトーにあしらわれてませんか?
そんな不遇な環境を見かねて助け舟を出すという意味でも「寅」は「とら」として再選です。
――とまあ、こんな感じ。新しい干支が全部で揃いました。
改めてご紹介しましょう。
新しい干支は
鹿、阿修羅、たい、サル、ねこ猫ネコneko、島耕作、いぬ、ゾウ、とら
です。
ということで来年の干支は「鹿」から始まります。
年賀状のデザインなど、くれぐれもお間違えの無いようにお気を付けくださいませ。
では、次は鹿年に会いましょう。
それはつまり平成の終わり。新しい元号になります。今年の干支は「いぬ」なので、来年は「いのしし」になります。
(※厳密に言えば元号が切り変わるのは5月からですが)
ちょっと待って?新しい元号なのに、干支が中途半端なの気持ち悪くない?
いっそリセットしようよ。
え?別に気持ち悪くないって?
例えばさ、天皇が変わると側近が変わるじゃないですか。そんな感じ。
その年に寄り添う干支の動物だって変えていく必要があるんですよ。
てかさ、いつまで干支やってんのよ。
(調べてみたら紀元前17世紀、殷の代から伝わってるんだそう)
もう元号変わるんだよ?いつまで子丑寅、子丑寅やってるつもり?古いよ古い。ダサいダサい。
折角なんだから新しくしようよ。動物さん全員総入れ替えです。
ほら、お正月だって新しいパンツ履いたりするじゃない。そういうこと。
いまの干支はもう古い。ネオな干支が必要じゃない?
今日はそんなことを考えながら街に出てきました。
奈良です。こういうときは古都に限ります。
看板とかに使われている動物って縁起が良いですよね? 縁起が良いに決まってます。
みんなも商売なので縁起の悪いものは書かないでしょ。お箸のぶっ刺されたお茶碗とか。
――ということで、今日は奈良の街をこういうルールで歩いてみます
・動物(の書かれている絵)を干支候補とする
・鹿はNG
とまあそんな調子でやっていきます。スタートです!
そうそう「鹿はNG」というルールについて補足。
鹿はもう除外します。ほんとに。
やっぱり奈良で鹿っていうと神の使いじゃないですか。別格じゃないですか。
12人座れるひな段に明石家さんまは座らないじゃないですか。
奈良は本当に鹿ばっかり。鹿鹿パラダイスですよもう。
みんなこぞって鹿のおんぶにだっこ状態。(鹿は神の使いなので乗ったりしてはいけない)
鹿OKで歩くとなると、来年の干支は
鹿鹿鹿鹿鹿鹿 鹿鹿鹿鹿鹿鹿
になってしまいかねないので。ちょっとそれは避けたい。それは実質上の干支廃止なので。
いや鹿多いな!本当に多いな!!
わかった、わかったよ。
さすがに無視できない量だ。
じゃあしかたないな。1回だけだよ。
最初の1回だけ入れてあげる。
新しい干支の1匹目は「鹿」から。
さよなら「子」。いままでお疲れ様。
美容室の看板。阿修羅です。
阿修羅の如く手数の多さで勝負します!ということなのだろうか。
手が6つあっても可動域的に使う手は結局2本じゃない?
折角なのでちょっとくらいは奈良らしさを出しておきましょうか。
新しい干支は「鹿、阿修羅――」から。
さてさて、こんな調子でどんどん奈良の動物を集めていきます。
岡崎体育もビビるほど動物さんを大集合させていきます。
※ページの最後に新しい干支を発表します。
ど~~しても気になる人はシャシャシャッとスクロールしよう!
さあさあ歩きましょう。
靴靴。なんとなく命というかアニマ6みたいなものを感じますが、これは動物ではないのでパス。
たい焼きのタイですね。これは奈良市内でも珍しいアイコンなんじゃないかな?
タイに続きこちらも海産物。そもそも海の動物って干支に入れてOK?
でもたしか干支ってマラソンみたいな感じで決めたんですよね?
牛の鼻先に乗っていたネズミが結局1位を獲得したから「子丑……」で続くんでしたよね。
そんなバチバチの陸上競技にタコが勝負できるわけもなく。なるほど、前回の選抜戦ではフィールドが不利だっただけ。
海の生き物だって干支にはいれる可能性があるわけだ。
逆に初期選抜のフィールドが海だった場合の干支は「タコ、イルカ、ほや、貝、辰、フグ、マグロ、トビウオ、シャケ、かもめ、カツオ、ウニ」みたいなラインナップだってありえたかもしれない。
海の幸に突如「船」を捩じ込んでもOKというサザエさんルールを採用するなら絶対に「船」は欠かせないだろうな。だって絶対早いもん。
錆きってる……怖……
お、鹿以外のアニマル発見です。豊作だ。
こいつらは数に入れて良いのか?ちょっと保留します。
いつの時代もネコは強いですね。カラオケや音楽にネコのイメージとか全然ないけど「ええい!とりあえずネコじゃあ!!!」という乱暴な感じがしないでもない。
龍?水の龍?ギャラドス的なこと?辰年の「辰」ってこんなんだっけか?
なんかクラシックな感じだし、むしろ干支に採用することで格下げになるかもしれないな。
shim-ai . 姉妹ってことかな。
これもちょっと干支にはしにくい。
でももし採用されたら「私は姉妹年生まれのふたご座!」みたいな運気の強そうな人が出てくるかもしれない。
中国由来の龍?それとも鳥?鶏ガラってこと?
女性センターは鹿にも動物にも頼らないスタンス。
ねこ!!
これまでもチョイチョイ猫あったんですがもはや多すぎて撮りきれてない状態。奈良市内、猫めっちゃあります。(奈良だけじゃないかもしれない)
猫年。
うん、響きとしては悪くないかも。12年に1度、猫ちゃんのカレンダーがバカ売れする。
実物の犬。現在の干支に入ってる謂わば干支の初期メン。
今のところ犬のイラストや置物は発見されていません。2期のメンバーに選抜されるのでしょうか。
まさかの島耕作。サラリーマンとかじゃなくてもう出世を尽くした最終ステージとしての干支を選んでくる。「干支・島耕作」
今の干支の語呂というか言い回しのリズムを尊重するなら「うま、ひつじ、さる」らへんに「島耕作」がはいってくるんだろうな。
これは何だろう?全然わからない。
奈良ベースの何か?それともフラだからハワイ由来の何らか?
またまだ動物が足りない。もっと探していきます。
ピクトグラムはピクトグラムらしい。
さすがの奈良もここでは鹿をねじこんではこないらしい。
象。干支にいそうでいない動物。
相手が7歳とかなら「子牛寅卯ゾウ辰――」って畳みかけてもばれない気がする。
国によっては縁起物だし、別に入れてもいいんじゃないかな。
・観光地
・奈良
・ハロウィン
という強烈な3要素を持っているにもかかわらず、鹿に頼らないぞという強い意志を感じます。
そしてここでも猫。猫強いな~。
ちょっとした住宅地みたいなところに出てしまう。ちょっとここは探しづらいかも。
言わんこっちゃない。
鬼瓦がちょっと干支には入れられないかな~
ものすごい量の猫除け。
絨毯爆撃かの如くペットボトルが敷き詰められています。なにもそこまでしなくても。
圧倒的人気の猫でしたが、街中からちょっと出ると急に嫌われてる?
――とこの段階で犬。
特定個人というか特定個犬へフォーカスしている気もするが……。
筒井さんとこの床屋も奈良だからといってキャラクターを鹿に頼らないストロングスタイル。
うさぎ。初期メンですね。
ちょっとこのへんで動物不足に陥る。
見つけたと思ったら鹿。鹿はもういいんだって。
ボスの自販機。
面白Tシャツみたいなノリで鹿の角が生えてりしないのかな?
とか期待しちゃったけど、全然そんなことないみたい。
自治体とかは積極的に奈良の奈良らしさに乗っかっていくスタンスらしい。
その傍に吊ったてるてる坊主はプレーン。
いやむしろ久々に見たな、直球のてるてる坊主。
断末魔のようなメッセージ。
美容室らしい。「ケーコバヤシ」って文字面的に絶対にワイルドな髪型しかやってくれなさそう。(いや実際はそんなことないと思うけど。内装とかもパッと見オシャレだったし。)
動物が枯渇しているため、こんな写真が増えてきます。
このままで干支はできるのか?
別に誰にも頼まれたわけでもないけれど、ちょっと心配になってきた。
ようやく動物。
サイを発見。サイは縁起物とかよりも「強そう」という印象の方が濃い。猪枠候補。
かえる。かえる年、あっても違和感ないですよね。
両生類なので、かえる年の抱負は「文武両道」的な感じのが増えます。
動物注意みたいな標識以外の標識はやっぱりボケたりチョケたりしてこないらしい。
たぶん家ですね。もはや動物でも何でもない。
でも家年とかあったら嬉しいけどね個人的には。家から出たくないので。
家年にマイホームを買う人増えたり、不動産関係の会社の株価上がったりするんだろうな。
あれ?干支って経済をも動かす?そう考えるとちょっと責任感がわいてきた。
ここにきてゴリゴリの奈良色。
招き猫。やはりここでも猫です。
ここでも猫。猫の人気がここにきて急上昇。
ワンちゃんも負けてないですが、
やっぱり猫。
奈良なので鹿も居ます。
生首じゃん……。シシガミ様的な?
鹿。
猫。
独特の憎めない表情
あんまり可愛くないウサギ
たぶん象。
文字だけど、うなぎと鶴。
鶴年ってあったら凄く縁起良さそうじゃないですか?
うなぎ年は……どうしよう。絶対消費量上がっちゃうよね。いやむしろ縁起物にしたら食べるの憚られて守られるかな。
でも猪とかバンバン食ってるしな。
トラ。こんな牙のない感じのトラあんまり見ないな。
このトラはちょっと次の干支にも入れてあげたい気がする。
近鉄奈良から始まって、大きくぐるっと一周して再び近鉄奈良駅の近くまで戻ってきました。
新しい干支はこちら
ざっと奈良野駅前を歩いてみた僕の独断と偏見とフィーリングで「多かった動物」「ちょっと縁起の良さそうな動物」をピックアップして新しい干支のメンバーを選出しました。それでは結果発表です。
No. 1 鹿
奈良市内に恐ろしく大量に存在した鹿のイラスト。
その量に敬意を払い1年めに採用。
No. 2 阿修羅
やっぱり多様性の時代なので動物とはいえ動物以外の人材も必要だよね。
手が6本もあるから、干支内でのトラブルがあっても柔軟に色々な角度から対応できるんじゃないかなとも思って。
奈良に来たからとりあえず、という適当な理由ではないです。断じて。
No. 3 たい
やっぱり縁起物ですからね。従来の干支は「陸上レース」だったために海産物は出られなかったわけですよ。
そうした差別是正という意味でも海の生き物をチョイス。
なお、鯛の縁起の良さには敵わないという理由でタコは今回は選外に。
No. 4 サル
いやサルって変わらないじゃん。そんな声も聞こえてきそうですが、このサルは違います。
見てくださいこのリラックスしたゆるっとした姿を。
パーカーですからね。
で、パーカーの文字は "SO WHAT" ですからね。敢えて訳すなら「ほんで?」といった具合でしょうか。
この抜けた感じというか、肩肘張らない雰囲気が新しい時代に、新しい干支には必要なんですよ。
そんなわけで「このパーカーのサル」が干支の4番目に選ばれました。
No. 5 ねこ
ねこ。癒されますね~。
No. 6 猫
だって街中にも一杯いるんだもん。そういう需要を反映させないと駄目じゃない?
みんなの干支じゃん?
No. 7 ネコ
ネコです。だって仕方ないじゃん。世間がそれを求めているんだから。
え?何?「動物の区別がつかないなら干支として意味がない」って?
ほら、ねこと猫とネコで区別を付けているから。これでバッチリ。
当たり前じゃないですか。2000年問題みたいなトラブルも絶対起こりませんよ。
No. 8 neko
そしてneko. neko年です。
和の心も大事だけど、国際色だって大事じゃん?
そもそも、今回の散歩の奈良だってそうじゃないですか。
かつてのお寺ってインターナショナルさを帯びた最先端の場所だったわけじゃないですか。
そういうことです。
No. 9 島耕作
ポンポンポンって出世していくその感じ、現代における縁起物じゃないですか?
干支の中での順位や人気を競い合い、干支内唯一の人間としてもがき苦しみながらも着実にステップアップを遂げていく――これが『干支 島耕作』の内容です。乞うご期待。
No. 10 いぬ
ワンちゃん。
従来の犬もとい戌ってちょっと男らしくて猛々しいイメージありません?
そういう尖った感じはもうちょっと疲れる、という願いみたいなものをこめて「いぬ年」を作りました。
時代は木村拓哉じゃなくて菅田将暉とか高橋一生とかそういう路線なんですよもう。
キアヌリーブスだって鳩にエサやりはじめてからの方が人気出たじゃない。
No. 11 ゾウ
やっぱ鼻が長いってのがポイント。格好いい。
しかもこのイラストでは「長い鼻を高い場所に置いている」んですよね。何か意味ありげじゃない?縁起良さげじゃない?
そして何より格好いい。クールだという1点で突破しています。
No. 12 とら
そして最後は「とら」
案外なんの意外性もなく従来の動物さんですが、「いぬ年」のチョイスと同じ理由で「寅」ではなくマイルドになった「とら」という着地です。
そして何より、従来の干支では「寅」ってなんかあんまり愛されてなくない?
戌年とか未年とか酉年とかは何となく干支も盛り上がるけど「寅年」って関西以外じゃテキトーにあしらわれてませんか?
そんな不遇な環境を見かねて助け舟を出すという意味でも「寅」は「とら」として再選です。
――とまあ、こんな感じ。新しい干支が全部で揃いました。
改めてご紹介しましょう。
新しい干支は
鹿、阿修羅、たい、サル、ねこ猫ネコneko、島耕作、いぬ、ゾウ、とら
です。
ということで来年の干支は「鹿」から始まります。
年賀状のデザインなど、くれぐれもお間違えの無いようにお気を付けくださいませ。
では、次は鹿年に会いましょう。