タクシー運転手だけど新宿十二社通りを歩いてみるよ
- 更新日: 2021/05/13
新宿の空は高カロリー
個人タクシードライバーのぜつです。
今回は京王新線の初台駅に来ています。
西新宿にある十二社通りを歩きたくて。
営業所の位置にもよるけど、都内のタクシードライバーにとって新宿は基礎の基礎。バスケにおけるドリブル、ふれあい動物コーナーにおけるモルモット、人件費を削りに削ったゲロ忙しいファミレスにおける「少々お待ち下さい!!」っていう絶叫に近いあの発声。これがなきゃ始まらない。
僕も新宿周辺の道路は仕事でよく通りますが、考えてみたら歩いた事のない道路だらけ。十二社通りもその一つで、きっと歩いたらまた違う景色なのだろうなと思ったのです。
因みに十二社は「じゅうにしゃ」ではなく「じゅうにそう」と読み、道路沿いにある熊野神社の別名から来ています。
そしてこの十二社通りというのも通称であって、正式名称は東京都道新宿副都心十三号線。
そこはどうにか十二号線にして欲しかった。
新宿は場所によって大きく様相が変わりますが、十二社通りのある西新宿は淀橋浄水場跡地に作られた比較的新しいオフィス街。綺麗に整備されていて無傷で出入りが可能。
同じ新宿でも歌舞伎町の風林会館周辺は、武田信玄くらいの軍略を持っていないと無傷じゃ出られませんから。仕事でお客さんに連れて行かれたら、秒速で脱出します。
さて、初台駅を出ると目の前には東京オペラシティビル。
高さ234mの54階建て。超高層ビルが乱立する西新宿エリアでも第3位の高さを誇ります。初台から十二社通りに入るルートだと、まずはコイツがガーディアンとして出現します。大体の敵はこいつが倒しちゃう。
東京オペラシティビルは、その名の通り内部のコンサートホールでオペラ公演が行なわれていて、終了時刻になると空車タクシーが敷地の外周をぐるっと囲うように待機します。
ただ、付近の元サンクスだったファミマにトイレでも借りようと路駐すると、近くの交番から信じがたい速さで駐禁の取締りを受けます。
会社に務めていた頃に取締りを受けた同僚が数人いましたが、みんな口を揃えて「信じがたい速さ」って言っていました。
初台から十二社通りに甲州街道で向かうと上には首都高西新宿JCTが。首都高をこのまま都心環状線方面に進むと事故が多発する代々木の殺戮急カーブ。雨天時に多くのドライバーを沈めて来ました。
左右には18.2メートルの山手トンネルが伸びており、これが日本で1番、世界でも2番めに長い道路トンネル。このJCTを湾岸線方面に行くと、トンネルを出る頃には海の前に出ます。
反対に進むとどこへ出るのか?板橋です。
写真左側には西新宿で2番めの高さを誇るパークタワーも見えますね。
オペラシティが稀に取り逃す敵も、あいつが処分します。
車ではテナント表記までじっくり見れないから、へぇ〜ってなりますね。こんなのも入っているんだーってなる。
オペラシティなんて言うもんだからふっさふさの蝶のアイマスク専門店とかばっかなのかと思ってた。
左右にだけ伸びる事が許されているので、無理やり友達にさせられている感じがする。
「ボクタチハ ミンナ ナカヨシデス」
空間を切り取る能力者にやられたこちらのビルはNTT東日本の本社ビル。
多分切り取られた片割れはNTT西日本の本社ビルとして西日本にあると思う。
先程のパークタワーと、その奥には西新宿で最も高い東京都庁が見えます。
同じ丹下健三氏のデザインで知られています。似てる。
到着しました。こちらが十二社通りの甲州街道側起点。
初台から歩いて5分ほど。
西参道口という交差点名ですが、これは明治神宮の西参道入口という意味です。
因みに反対側にはお洒落じゃないと火炙りにされる事でお馴染みの表参道があります。
実は今回我が家の3人の息子に付き合ってもらっていて、散歩が終わったら十二社通りのすぐ東側にある新宿中央公園で遊ぼうと口説いている。
しかしこの位置からすでに公園がちら見えしちゃってて、早くも「先に遊ばせろ」などと言ってくる。
まて、まだ十二社通りは始まったばかりだ。パパにそれを堪能させろ。
お金持ちのやつがでかい。でかいお金持ちのやつがでかくてすごい。
マーク眺めていたら「オマエハ チガウ サレ」と聞こえてきた。
パークタワーのサイズ感。このマンションも小さくはないのだけども。
西参道歯科の前にモギ歯科の看板。
長老が住む家はここか。
十二社通りは青梅街道に突き当たった場所が終点で、1.348キロメートルあります。良い差し歯(イーサシバ)と覚えてください。
そうそう、パークタワーは外壁が凸凹になっていて、ビル風を緩和する効果を狙っているのだそうですよ。
出ました作業服の万年屋(萬年屋)さん。
十二社通りで一番目立つこちらのお店は水道道路との交差点に位置しています。
ちゃんとタクシー手袋も取り扱っています。タクシードライバーが手袋をするのは手汗でハンドルが滑らないようにする為なんですが、僕はお釣りの受け渡しが困難になるのでしない派です。
斜めに塗装された黄色い壁。よく見るとその坂を亀が登っているんです。ウサギと亀をモチーフにしていると思われるんだけど、亀がわりと数で攻めるタイプ。
あとウサギ寝るの早すぎる。睡眠時無呼吸症候群の疑いあり。
カチカメビルと書いてあります。
正面の壁には大きな亀の絵が描かれていて、その甲羅には「勝」の文字が書かれているので、これはもうカチカメビルで異論はないです。
その巨大亀は記事の最後の方で紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください。
(勝亀で引っ張る事あるんだ)
カチカメビル前に来ると開けるので、東京都庁舎がよく見えます。
物議を醸している都心部を比較的低空で通過する羽田空港の新ルートの機影。
思っていた以上に頻繁に通りますね。
所で、ここの交差点の名前は角筈区民センター前となっていて旧地名の角筈が残っています。
由来を調べてみたら、周辺を開拓した渡辺与兵衛の髪の束ね方が異様で、角にも矢筈(矢の端の弦を引っ掛けるところ)にも見えたことから、角筈と呼ばれるようになったのが有力なのだとか。
渡辺とか与兵衛ではなく見た目のキャラの方残っちゃった。
「待ち合わせ場所どこだっけ?」
「ほら、あの、あいつ、変な頭の、角筈頭が開拓したとこよ!」
「ああ、角筈んとこね!」
確実にバカにされてたな。
調子悪いけど吸い続ける。
カウンセリングが必要。
最近のビルは魔法反射性能が高いよね。
ガラスの建材としての進化でこうなっていると聞いたことがあるけど、ビルを反射しあってすごいエネルギーになったりしないかな。UNOみたいに。
ただあのドロー2とかドロー4の跳ね返しって、公式がTwitterでルール違反だと発表したんですよね。散々泳がせておいて今更そりゃないぜって思う。過剰な法の支配によって自由はアングラ化していくんだ。
道路を挟んで反対側に新宿中央公園が見えます。
息子らが歩道橋を走り出す。
待て、約束が違う。後で行くから!必ず行くから!
歩道橋の上から歩いて来たほうを眺めます。
カチカメビルが右奥にちらっと見えますね。
あちらが終点の青梅街道方面。
正面のアレはセントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿という44階建ての高級タワーマンションで、使徒では無いです。
中にはシアタールーム、ゴルフレンジ、カラオケルームなどの共有施設があるようです。
ゴルフレンジ?
東京ふれあいロードプログラムは道路の美化等を行うボランティア活動ですが、伊藤園のロゴが大きく入っているのは何故でしょう。
因みに伊藤園の本社は西新宿五丁目駅の近くにあり、ここから比較的近いのですが、住所的には渋谷区になります。
感覚的には新宿どころか、むしろそこは中野区のテリトリーでは?って場所まで渋谷区のものだったりします。
公園脇の花。確かに十二社通りは綺麗な道です。
ビンゴゲームの指で突き破るやつ。勝負が終わったら最後全部ぶち抜くよね。僕はさらにその後ビリビリに破くんだけど、精神的に危ういのかもしれない。
新宿中央公園の木々の隙間から東京都庁舎。
金がかかってそうな立派な案内板。見る人が見れば「ほっほ、これはなんと見事な」とか言うに違いない。
ただこれは分かりにくいな。
こっちは高さだけを分かりやすくしてある。
けど、今はビルが増えているし、センチュリーハイアットはハイアットリージェンシーに名前が変わっているし。簡単に書き換えられるようにホワイトボードにすれば良かったのに。端っこの方で〇×ゲームも出来るし。
こちらはパシフィックマークス新宿パークサイドというオフィスビル。
十二社通りの曲線に沿っているので、柔軟な社風の企業が入っているのでしょう。
その向こう隣りの見えない場所にあるのがホテルザノット東京新宿というホテルで、元々ニューシティホテルという名前でしたがいつの間にか変わりましたね。
入口がより格好よくなりましたが、ここからでは見えません。
ここからでは見えないのでなんですが、訪れる旅人とその街で生活する人、街の歴史や文化と今をつなぐ結び目(KNOT)でありたいとの想いからTHE KNOTと名付けられているそうですよ。
新宿西口の地下タクシー乗り場でお客さんをお乗せするとこちらのホテルまで来ることが多いです。新宿駅から歩くとかなりあるので、タクシーが丁度良いんです。
さて、こちらが十二社通りの名称の由来となった熊野神社。
諸説あるようですが、室町時代の応永年間(1394~1428)に鈴木九郎が、故郷である紀州の熊野三山より十二所権現をうつし祠ったものとされています。
九とか三とか十二とか、世界のナベアツだったら全部アホになる数字なのでそれで覚えられそう。
あれ?覚える必要ある?
熊野神社横の駐車スペースには歴史を見てきたであろうお地蔵さん。
誰かが花をお供えしています。
奥に高層ビルがちら見え。
左手前にある白い多角形のビルはコンシェリア西新宿タワーズ・ウエスト。
黒川紀章氏設計の高級タワーマンションです。44階建てなので、先ほどのセントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿と同じ階数ですね。
さらに左の白いのはザ・パークハウス西新宿タワー60。こちらはその名の通り60階まであるので、「やりやがったな!」って思われていると思います。
良いデザインのこちらはカツラビル。9階建て。
あとちょっと改造すれば宇宙まで飛び立てそう。
池があった事を伺わせるバス停名。
実際ここには十二社の池という田畑の用水溜が大小二つあって、小池は第二次世界大戦中に、大池は昭和43年7月に埋め立てられたそうです。
何なら用水路に滝まであったらしいですよ。
こちらの丸すぎる交番は熊野神社前交番。警視庁のサイトによると、専門の建築家の設計で、夜間はライトアップ機能を備えた近代的交番との事です。
近代的?
熊野神社前交差点は、十二社通りと方南通りの交差点。
因みに方南通りを西にしばらく進むと個人タクシー会館があり、個人タクシーの研修をやったりやらなかったりしています。
奥の方に緑色のビルが見えますが、あれは新宿グリーンタワービル。新宿にある緑色のタワービルって事で、記憶喪失してもギリギリ名前当てられそう。記憶失ったのに当てられたなんて、ひょっとしてあそこに私の記憶を取り戻すヒントが?なんて勘違いしちゃいそう。
109mで29階建て。
その右側にあるベージュのビルはハイアットリージェンシー東京という高級ホテル。
ホテルのタクシー乗り場には入りきらずに、表の都庁通りにずらりと空車タクシーが並ぶ光景を日常的にみられます。因みに高級ホテルに入るタクシーの多くは空港までのお客さんを狙っています。
味噌の量り売りをしているむつみやさん。
こういったお店は車で走っていると存在に気づけないですね。
坊ちゃんカット。
この通学路の奥に見えるのが先ほどのセントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿。
共有施設にゴルフレンジがある事でお馴染みの。あれかな、屋上から外に向かって打ちっぱなすのかな。
奥に新宿区立西新宿小学校があるのでここはその通学路になっている訳ですね。
百均より安い。
ここ自転車でシャーって来てズサーって停めたら気持ちよさそうだなーって感じのスペース。縄跳びとかも丁度良い。
先ほど遠目に見えた黒川紀章氏設計のコンシェリア西新宿タワーズ・ウエストの敷地。
ここから上を見上げるとこうですからね。
高カロリーな空してるわ。
そろそろ青梅街道が見えてきます。
こういう路地から見える高層ビルってのが好きな自分に気づいた。
路地ビルというジャンルあるかな。
左奥のひと際高いビルは184.25m、38階建ての新宿オークタワーというオフィスビル。
オークって言われると僕なんかはあの西洋の鬼みてーな奴かなって思うんだけど、きっと違うのでしょうね。
ノーギ?
調べてみたら柔術着を着ないで行うブラジリアン柔術の一種のようです。
ブラジルでは柔術着の事を(ギ)と呼ぶらしく、それを着ていないからNO-GIでノーギ。
多分火気厳禁だけど、須藤元気厳禁とかかもしれない。
何かが出てきちゃう送水口。
こちら、新宿スクエアタワーは31階建ての123.40m。十字架みたいな模様は台風に備えて張った養成テープではないです。
周辺の敷地は新宿アイタウンという複合スペースで、そのボスがこれってわけですね。
もう反射が酷くて、一体どれがどのビルなのか。延々とラリーが続いていて、実は今見ているこのビルはかなり昔の姿のビルなのではないか。実はビル本体はもうこの世になくて、僕自身もすでに思念体として浮遊しているに過ぎないのではないか。
可愛らしい介入型片子供靴。
新宿アイタウンの案内。
スクエアタワーはオフィス棟でレジデンス棟はレピアなので、間違えないように。
いや、僕が御呼ばれする事は生涯無いですけど。
西側に見えるあちらのビルは中野坂上にある28階125mのハーモニースクエア。青梅街道と山手通りの交差点に位置していて、道路に沿わない微妙な角度は日照障害・風害・圧迫感等を避ける為の措置だそうですよ。
中野坂上はその名の通り西新宿からすると高所にあるので、すごく高いビルに見えます。
西新宿五丁目北地区防災地区整備事業。
こちらにもまた複合ビルが建設されるようで、そのオフィスビルは高さ35階158.85m。
ええ、そうです、完成予想図を見たらまたガラス張りでした。
こちらの路地ビルは西新宿三井ビルディング。27階の111.76m。スクエアタワーにデザインが似ていますね。
素人目には紙をリサイクルするならこの方がしやすそうだけども、新宿区ではシュレッダーくずは燃えるゴミ扱いでございます。
(自治体によるのでご注意を)
終点の青梅街道に到着しました。交差点名は成子坂下。これを右方向に進むと成子天神があります。
境内に12メートルの富士塚があって、ここのは富士山から持ってきた溶岩を加えて築かれたのだそう。好きすぎて猟奇的な愛に走っている感じ。
大晦日から新年に切り替わる時間帯にこの辺りをタクシーで走ると、この成子天神か先ほどの熊野神社に参拝に行くお客さんが道にいっぱい出ていたりします。
やけに熱心だなーとは思うけど、どうせ起きているなら日が昇ってから行くよりも空いているので合理的なのかも。
青梅街道中野坂上方面。少し進むと神田川があり、そこにかかる橋を淀橋と言います。この周辺地域は元々淀橋町で、1932年から1947年の間は淀橋区、現在の新宿区になってからは淀橋という地名は消えました。が、所々淀橋の名残はあって、一番有名どころだとヨドバシカメラでしょうか。
調べるとどうやら淀橋はかつて「姿見ずの橋」という名前がついていて、徳川家光が通った際に「なんか名前、不吉じゃね?」って事で淀橋と改名されたらしいです。
家光がいなかったらスガタミズノハシカメラになっていたのでは!?
青梅街道歌舞伎町方面。
手前の白っぽいビルは新宿フロントタワー。
35階166.5mで新宿フロントの敷地内には入居者しか入れない生垣で囲われた公園がある。
タワーの先に税務署通りに抜ける道があるのだけど、ここの横断歩道は信号機が無くて、歩行者が本当にもう、本当に、それはもう本当に途切れなくて、強引に行くわけにもいかず「僕はここでこのまま朽ちて死ぬのかな」ってくらいの時間硬直する。これ、普段通る人は絶対に「分かるー!」ってなるやつだから。
さて、それでは先ほど素通りした約束の新宿中央公園まで戻りたいと思います。
大雑把な新宿中央公園のトイレ案内。
縮尺が雑すぎてすでに目視で確認できるすぐそこのトイレしか表記されていない。
こちらの建造物はエコギャラリー新宿。
そしてそこのイメージキャラクターエコ王子。
公式によると、エコ王子の特技は空を飛ぶ事とエコ上手(日々勉強中)って事らしいんだけど、空を飛べるせいで、エコ上手(日々勉強中)がどうでも良い。
「え?まじ?いや、エコとかはどうでも良いんだけど、空飛べんの!?やってやって!うおーまじだすげー!浮遊王子じゃん!そうなっちゃうともう浮遊王子じゃん!」
空を飛べるばっかりにエコを頑張っている部分に注目されない悲しい王子。
エコ王子独特の装着方法。
熊野神社の公園側。
右の超高層ビルは西新宿で最も高い東京都庁舎で、48階の243.4m。
左のベージュは先ほども見えたハイアットリージェンシーホテルで、奥に見える網網が特徴的なビルはモード学園コクーンタワー。こちらは50階で203.65m。モード学園のテレビCMでも出てきたりしますね。
左が第一本庁舎で右が第二本庁舎。都庁をがっつり見るのは新宿中央公園が一番かもしれませんね。
どちらの庁舎にも職員食堂が入っていて、誰でも利用可能だそうです。
真ん中に見える嘘みたいに白い建物は新宿ワシントンホテル。名称と言い立地といい外資系かなと思うけど、ワシントンホテルは国内のビジネスホテルで、西新宿では比較的リーズナブルな価格帯。
新宿中央公園の遊具は2018年に新しくなりました。
地面にはクッションが敷き詰められていて落下ダメージも軽減。
古い遊具も一部残っていて、そっちも中々人気。
この滑り台のトンネル部分は通れなくなっていて、そこに落ち葉が溜まって掃除もできないという。何人たりとも入れないという姿勢は管理人も例外ではないらしい。
かつて上に繋がっていた形跡ありで、滑り台の上側にもその名残がありました。
このフェンスは危険性が高い箇所を封印する為か、若しくは路上生活者対策でしょうか。
どれが「あわーず」でどれが「あわまる」よ。隠れる前に教えてくれないと。
第二庁舎の向こうに少しだけ見える新宿NSビル。30階で133m。
名前に感じる違和感は仮称がそのまま正式名称になったからで、共同ビルオーナーである日本生命のNと住友不動産のSから来ています。
ちゃんと正式名称が多数検討された上で結局NSビルになったって事らしいです。ちょっと良いですよねこの流れ。
公園の端からパークタワーの車寄せが見えました。
タクシーで来る場合、ホテルへのお客さんは上へ、オフィスやショップへのお客さんは下の車寄せに入ります。
因みに反対側の甲州街道にも車寄せがあるので、お客さんの目的を確認しておかないとトラブルに発展します。
それでは最後にお待ちかねの勝亀です。
公園から見える勝亀。
ここからでも壁をよじ登るタフネスな姿を拝めます。
暗くなってくると都庁はライトアップされる事があります。これは「自殺対策強化月間」ライトアップのカラー。
そして実は万年屋さんも…。
綺麗に光ります。
今回は京王新線の初台駅に来ています。
西新宿にある十二社通りを歩きたくて。
営業所の位置にもよるけど、都内のタクシードライバーにとって新宿は基礎の基礎。バスケにおけるドリブル、ふれあい動物コーナーにおけるモルモット、人件費を削りに削ったゲロ忙しいファミレスにおける「少々お待ち下さい!!」っていう絶叫に近いあの発声。これがなきゃ始まらない。
僕も新宿周辺の道路は仕事でよく通りますが、考えてみたら歩いた事のない道路だらけ。十二社通りもその一つで、きっと歩いたらまた違う景色なのだろうなと思ったのです。
因みに十二社は「じゅうにしゃ」ではなく「じゅうにそう」と読み、道路沿いにある熊野神社の別名から来ています。
そしてこの十二社通りというのも通称であって、正式名称は東京都道新宿副都心十三号線。
そこはどうにか十二号線にして欲しかった。
新宿は場所によって大きく様相が変わりますが、十二社通りのある西新宿は淀橋浄水場跡地に作られた比較的新しいオフィス街。綺麗に整備されていて無傷で出入りが可能。
同じ新宿でも歌舞伎町の風林会館周辺は、武田信玄くらいの軍略を持っていないと無傷じゃ出られませんから。仕事でお客さんに連れて行かれたら、秒速で脱出します。
さて、初台駅を出ると目の前には東京オペラシティビル。
高さ234mの54階建て。超高層ビルが乱立する西新宿エリアでも第3位の高さを誇ります。初台から十二社通りに入るルートだと、まずはコイツがガーディアンとして出現します。大体の敵はこいつが倒しちゃう。
東京オペラシティビルは、その名の通り内部のコンサートホールでオペラ公演が行なわれていて、終了時刻になると空車タクシーが敷地の外周をぐるっと囲うように待機します。
ただ、付近の元サンクスだったファミマにトイレでも借りようと路駐すると、近くの交番から信じがたい速さで駐禁の取締りを受けます。
会社に務めていた頃に取締りを受けた同僚が数人いましたが、みんな口を揃えて「信じがたい速さ」って言っていました。
初台から十二社通りに甲州街道で向かうと上には首都高西新宿JCTが。首都高をこのまま都心環状線方面に進むと事故が多発する代々木の殺戮急カーブ。雨天時に多くのドライバーを沈めて来ました。
左右には18.2メートルの山手トンネルが伸びており、これが日本で1番、世界でも2番めに長い道路トンネル。このJCTを湾岸線方面に行くと、トンネルを出る頃には海の前に出ます。
反対に進むとどこへ出るのか?板橋です。
写真左側には西新宿で2番めの高さを誇るパークタワーも見えますね。
オペラシティが稀に取り逃す敵も、あいつが処分します。
車ではテナント表記までじっくり見れないから、へぇ〜ってなりますね。こんなのも入っているんだーってなる。
オペラシティなんて言うもんだからふっさふさの蝶のアイマスク専門店とかばっかなのかと思ってた。
左右にだけ伸びる事が許されているので、無理やり友達にさせられている感じがする。
「ボクタチハ ミンナ ナカヨシデス」
空間を切り取る能力者にやられたこちらのビルはNTT東日本の本社ビル。
多分切り取られた片割れはNTT西日本の本社ビルとして西日本にあると思う。
先程のパークタワーと、その奥には西新宿で最も高い東京都庁が見えます。
同じ丹下健三氏のデザインで知られています。似てる。
到着しました。こちらが十二社通りの甲州街道側起点。
初台から歩いて5分ほど。
西参道口という交差点名ですが、これは明治神宮の西参道入口という意味です。
因みに反対側にはお洒落じゃないと火炙りにされる事でお馴染みの表参道があります。
実は今回我が家の3人の息子に付き合ってもらっていて、散歩が終わったら十二社通りのすぐ東側にある新宿中央公園で遊ぼうと口説いている。
しかしこの位置からすでに公園がちら見えしちゃってて、早くも「先に遊ばせろ」などと言ってくる。
まて、まだ十二社通りは始まったばかりだ。パパにそれを堪能させろ。
お金持ちのやつがでかい。でかいお金持ちのやつがでかくてすごい。
マーク眺めていたら「オマエハ チガウ サレ」と聞こえてきた。
パークタワーのサイズ感。このマンションも小さくはないのだけども。
西参道歯科の前にモギ歯科の看板。
長老が住む家はここか。
十二社通りは青梅街道に突き当たった場所が終点で、1.348キロメートルあります。良い差し歯(イーサシバ)と覚えてください。
そうそう、パークタワーは外壁が凸凹になっていて、ビル風を緩和する効果を狙っているのだそうですよ。
出ました作業服の万年屋(萬年屋)さん。
十二社通りで一番目立つこちらのお店は水道道路との交差点に位置しています。
ちゃんとタクシー手袋も取り扱っています。タクシードライバーが手袋をするのは手汗でハンドルが滑らないようにする為なんですが、僕はお釣りの受け渡しが困難になるのでしない派です。
斜めに塗装された黄色い壁。よく見るとその坂を亀が登っているんです。ウサギと亀をモチーフにしていると思われるんだけど、亀がわりと数で攻めるタイプ。
あとウサギ寝るの早すぎる。睡眠時無呼吸症候群の疑いあり。
カチカメビルと書いてあります。
正面の壁には大きな亀の絵が描かれていて、その甲羅には「勝」の文字が書かれているので、これはもうカチカメビルで異論はないです。
その巨大亀は記事の最後の方で紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください。
(勝亀で引っ張る事あるんだ)
カチカメビル前に来ると開けるので、東京都庁舎がよく見えます。
物議を醸している都心部を比較的低空で通過する羽田空港の新ルートの機影。
思っていた以上に頻繁に通りますね。
所で、ここの交差点の名前は角筈区民センター前となっていて旧地名の角筈が残っています。
由来を調べてみたら、周辺を開拓した渡辺与兵衛の髪の束ね方が異様で、角にも矢筈(矢の端の弦を引っ掛けるところ)にも見えたことから、角筈と呼ばれるようになったのが有力なのだとか。
渡辺とか与兵衛ではなく見た目のキャラの方残っちゃった。
「待ち合わせ場所どこだっけ?」
「ほら、あの、あいつ、変な頭の、角筈頭が開拓したとこよ!」
「ああ、角筈んとこね!」
確実にバカにされてたな。
調子悪いけど吸い続ける。
カウンセリングが必要。
最近のビルは魔法反射性能が高いよね。
ガラスの建材としての進化でこうなっていると聞いたことがあるけど、ビルを反射しあってすごいエネルギーになったりしないかな。UNOみたいに。
ただあのドロー2とかドロー4の跳ね返しって、公式がTwitterでルール違反だと発表したんですよね。散々泳がせておいて今更そりゃないぜって思う。過剰な法の支配によって自由はアングラ化していくんだ。
道路を挟んで反対側に新宿中央公園が見えます。
息子らが歩道橋を走り出す。
待て、約束が違う。後で行くから!必ず行くから!
歩道橋の上から歩いて来たほうを眺めます。
カチカメビルが右奥にちらっと見えますね。
あちらが終点の青梅街道方面。
正面のアレはセントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿という44階建ての高級タワーマンションで、使徒では無いです。
中にはシアタールーム、ゴルフレンジ、カラオケルームなどの共有施設があるようです。
ゴルフレンジ?
東京ふれあいロードプログラムは道路の美化等を行うボランティア活動ですが、伊藤園のロゴが大きく入っているのは何故でしょう。
因みに伊藤園の本社は西新宿五丁目駅の近くにあり、ここから比較的近いのですが、住所的には渋谷区になります。
感覚的には新宿どころか、むしろそこは中野区のテリトリーでは?って場所まで渋谷区のものだったりします。
公園脇の花。確かに十二社通りは綺麗な道です。
ビンゴゲームの指で突き破るやつ。勝負が終わったら最後全部ぶち抜くよね。僕はさらにその後ビリビリに破くんだけど、精神的に危ういのかもしれない。
新宿中央公園の木々の隙間から東京都庁舎。
金がかかってそうな立派な案内板。見る人が見れば「ほっほ、これはなんと見事な」とか言うに違いない。
ただこれは分かりにくいな。
こっちは高さだけを分かりやすくしてある。
けど、今はビルが増えているし、センチュリーハイアットはハイアットリージェンシーに名前が変わっているし。簡単に書き換えられるようにホワイトボードにすれば良かったのに。端っこの方で〇×ゲームも出来るし。
こちらはパシフィックマークス新宿パークサイドというオフィスビル。
十二社通りの曲線に沿っているので、柔軟な社風の企業が入っているのでしょう。
その向こう隣りの見えない場所にあるのがホテルザノット東京新宿というホテルで、元々ニューシティホテルという名前でしたがいつの間にか変わりましたね。
入口がより格好よくなりましたが、ここからでは見えません。
ここからでは見えないのでなんですが、訪れる旅人とその街で生活する人、街の歴史や文化と今をつなぐ結び目(KNOT)でありたいとの想いからTHE KNOTと名付けられているそうですよ。
新宿西口の地下タクシー乗り場でお客さんをお乗せするとこちらのホテルまで来ることが多いです。新宿駅から歩くとかなりあるので、タクシーが丁度良いんです。
さて、こちらが十二社通りの名称の由来となった熊野神社。
諸説あるようですが、室町時代の応永年間(1394~1428)に鈴木九郎が、故郷である紀州の熊野三山より十二所権現をうつし祠ったものとされています。
九とか三とか十二とか、世界のナベアツだったら全部アホになる数字なのでそれで覚えられそう。
あれ?覚える必要ある?
熊野神社横の駐車スペースには歴史を見てきたであろうお地蔵さん。
誰かが花をお供えしています。
奥に高層ビルがちら見え。
左手前にある白い多角形のビルはコンシェリア西新宿タワーズ・ウエスト。
黒川紀章氏設計の高級タワーマンションです。44階建てなので、先ほどのセントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿と同じ階数ですね。
さらに左の白いのはザ・パークハウス西新宿タワー60。こちらはその名の通り60階まであるので、「やりやがったな!」って思われていると思います。
良いデザインのこちらはカツラビル。9階建て。
あとちょっと改造すれば宇宙まで飛び立てそう。
池があった事を伺わせるバス停名。
実際ここには十二社の池という田畑の用水溜が大小二つあって、小池は第二次世界大戦中に、大池は昭和43年7月に埋め立てられたそうです。
何なら用水路に滝まであったらしいですよ。
こちらの丸すぎる交番は熊野神社前交番。警視庁のサイトによると、専門の建築家の設計で、夜間はライトアップ機能を備えた近代的交番との事です。
近代的?
熊野神社前交差点は、十二社通りと方南通りの交差点。
因みに方南通りを西にしばらく進むと個人タクシー会館があり、個人タクシーの研修をやったりやらなかったりしています。
奥の方に緑色のビルが見えますが、あれは新宿グリーンタワービル。新宿にある緑色のタワービルって事で、記憶喪失してもギリギリ名前当てられそう。記憶失ったのに当てられたなんて、ひょっとしてあそこに私の記憶を取り戻すヒントが?なんて勘違いしちゃいそう。
109mで29階建て。
その右側にあるベージュのビルはハイアットリージェンシー東京という高級ホテル。
ホテルのタクシー乗り場には入りきらずに、表の都庁通りにずらりと空車タクシーが並ぶ光景を日常的にみられます。因みに高級ホテルに入るタクシーの多くは空港までのお客さんを狙っています。
味噌の量り売りをしているむつみやさん。
こういったお店は車で走っていると存在に気づけないですね。
坊ちゃんカット。
この通学路の奥に見えるのが先ほどのセントラルパークタワー・ラ・トゥール新宿。
共有施設にゴルフレンジがある事でお馴染みの。あれかな、屋上から外に向かって打ちっぱなすのかな。
奥に新宿区立西新宿小学校があるのでここはその通学路になっている訳ですね。
百均より安い。
ここ自転車でシャーって来てズサーって停めたら気持ちよさそうだなーって感じのスペース。縄跳びとかも丁度良い。
先ほど遠目に見えた黒川紀章氏設計のコンシェリア西新宿タワーズ・ウエストの敷地。
ここから上を見上げるとこうですからね。
高カロリーな空してるわ。
そろそろ青梅街道が見えてきます。
こういう路地から見える高層ビルってのが好きな自分に気づいた。
路地ビルというジャンルあるかな。
左奥のひと際高いビルは184.25m、38階建ての新宿オークタワーというオフィスビル。
オークって言われると僕なんかはあの西洋の鬼みてーな奴かなって思うんだけど、きっと違うのでしょうね。
ノーギ?
調べてみたら柔術着を着ないで行うブラジリアン柔術の一種のようです。
ブラジルでは柔術着の事を(ギ)と呼ぶらしく、それを着ていないからNO-GIでノーギ。
多分火気厳禁だけど、須藤元気厳禁とかかもしれない。
何かが出てきちゃう送水口。
こちら、新宿スクエアタワーは31階建ての123.40m。十字架みたいな模様は台風に備えて張った養成テープではないです。
周辺の敷地は新宿アイタウンという複合スペースで、そのボスがこれってわけですね。
もう反射が酷くて、一体どれがどのビルなのか。延々とラリーが続いていて、実は今見ているこのビルはかなり昔の姿のビルなのではないか。実はビル本体はもうこの世になくて、僕自身もすでに思念体として浮遊しているに過ぎないのではないか。
可愛らしい介入型片子供靴。
新宿アイタウンの案内。
スクエアタワーはオフィス棟でレジデンス棟はレピアなので、間違えないように。
いや、僕が御呼ばれする事は生涯無いですけど。
西側に見えるあちらのビルは中野坂上にある28階125mのハーモニースクエア。青梅街道と山手通りの交差点に位置していて、道路に沿わない微妙な角度は日照障害・風害・圧迫感等を避ける為の措置だそうですよ。
中野坂上はその名の通り西新宿からすると高所にあるので、すごく高いビルに見えます。
西新宿五丁目北地区防災地区整備事業。
こちらにもまた複合ビルが建設されるようで、そのオフィスビルは高さ35階158.85m。
ええ、そうです、完成予想図を見たらまたガラス張りでした。
こちらの路地ビルは西新宿三井ビルディング。27階の111.76m。スクエアタワーにデザインが似ていますね。
素人目には紙をリサイクルするならこの方がしやすそうだけども、新宿区ではシュレッダーくずは燃えるゴミ扱いでございます。
(自治体によるのでご注意を)
終点の青梅街道に到着しました。交差点名は成子坂下。これを右方向に進むと成子天神があります。
境内に12メートルの富士塚があって、ここのは富士山から持ってきた溶岩を加えて築かれたのだそう。好きすぎて猟奇的な愛に走っている感じ。
大晦日から新年に切り替わる時間帯にこの辺りをタクシーで走ると、この成子天神か先ほどの熊野神社に参拝に行くお客さんが道にいっぱい出ていたりします。
やけに熱心だなーとは思うけど、どうせ起きているなら日が昇ってから行くよりも空いているので合理的なのかも。
青梅街道中野坂上方面。少し進むと神田川があり、そこにかかる橋を淀橋と言います。この周辺地域は元々淀橋町で、1932年から1947年の間は淀橋区、現在の新宿区になってからは淀橋という地名は消えました。が、所々淀橋の名残はあって、一番有名どころだとヨドバシカメラでしょうか。
調べるとどうやら淀橋はかつて「姿見ずの橋」という名前がついていて、徳川家光が通った際に「なんか名前、不吉じゃね?」って事で淀橋と改名されたらしいです。
家光がいなかったらスガタミズノハシカメラになっていたのでは!?
青梅街道歌舞伎町方面。
手前の白っぽいビルは新宿フロントタワー。
35階166.5mで新宿フロントの敷地内には入居者しか入れない生垣で囲われた公園がある。
タワーの先に税務署通りに抜ける道があるのだけど、ここの横断歩道は信号機が無くて、歩行者が本当にもう、本当に、それはもう本当に途切れなくて、強引に行くわけにもいかず「僕はここでこのまま朽ちて死ぬのかな」ってくらいの時間硬直する。これ、普段通る人は絶対に「分かるー!」ってなるやつだから。
さて、それでは先ほど素通りした約束の新宿中央公園まで戻りたいと思います。
大雑把な新宿中央公園のトイレ案内。
縮尺が雑すぎてすでに目視で確認できるすぐそこのトイレしか表記されていない。
こちらの建造物はエコギャラリー新宿。
そしてそこのイメージキャラクターエコ王子。
公式によると、エコ王子の特技は空を飛ぶ事とエコ上手(日々勉強中)って事らしいんだけど、空を飛べるせいで、エコ上手(日々勉強中)がどうでも良い。
「え?まじ?いや、エコとかはどうでも良いんだけど、空飛べんの!?やってやって!うおーまじだすげー!浮遊王子じゃん!そうなっちゃうともう浮遊王子じゃん!」
空を飛べるばっかりにエコを頑張っている部分に注目されない悲しい王子。
エコ王子独特の装着方法。
熊野神社の公園側。
右の超高層ビルは西新宿で最も高い東京都庁舎で、48階の243.4m。
左のベージュは先ほども見えたハイアットリージェンシーホテルで、奥に見える網網が特徴的なビルはモード学園コクーンタワー。こちらは50階で203.65m。モード学園のテレビCMでも出てきたりしますね。
左が第一本庁舎で右が第二本庁舎。都庁をがっつり見るのは新宿中央公園が一番かもしれませんね。
どちらの庁舎にも職員食堂が入っていて、誰でも利用可能だそうです。
真ん中に見える嘘みたいに白い建物は新宿ワシントンホテル。名称と言い立地といい外資系かなと思うけど、ワシントンホテルは国内のビジネスホテルで、西新宿では比較的リーズナブルな価格帯。
新宿中央公園の遊具は2018年に新しくなりました。
地面にはクッションが敷き詰められていて落下ダメージも軽減。
古い遊具も一部残っていて、そっちも中々人気。
この滑り台のトンネル部分は通れなくなっていて、そこに落ち葉が溜まって掃除もできないという。何人たりとも入れないという姿勢は管理人も例外ではないらしい。
かつて上に繋がっていた形跡ありで、滑り台の上側にもその名残がありました。
このフェンスは危険性が高い箇所を封印する為か、若しくは路上生活者対策でしょうか。
どれが「あわーず」でどれが「あわまる」よ。隠れる前に教えてくれないと。
第二庁舎の向こうに少しだけ見える新宿NSビル。30階で133m。
名前に感じる違和感は仮称がそのまま正式名称になったからで、共同ビルオーナーである日本生命のNと住友不動産のSから来ています。
ちゃんと正式名称が多数検討された上で結局NSビルになったって事らしいです。ちょっと良いですよねこの流れ。
公園の端からパークタワーの車寄せが見えました。
タクシーで来る場合、ホテルへのお客さんは上へ、オフィスやショップへのお客さんは下の車寄せに入ります。
因みに反対側の甲州街道にも車寄せがあるので、お客さんの目的を確認しておかないとトラブルに発展します。
それでは最後にお待ちかねの勝亀です。
公園から見える勝亀。
ここからでも壁をよじ登るタフネスな姿を拝めます。
暗くなってくると都庁はライトアップされる事があります。これは「自殺対策強化月間」ライトアップのカラー。
そして実は万年屋さんも…。
綺麗に光ります。