【世田谷区街灯図鑑 vol.6】中町商店会・深沢中央商店街・深沢坂上商店会
- 更新日: 2020/12/17
風光明媚
こんにちは。王田土人です。
久しぶりに世田谷区街灯図鑑を進めたいと思います。
今回はこの3カ所を回ります(ちなみに右下にちょっとだけ見えているのは、第4回で訪れた「エーダンモール深沢」です)。
左端の「中町商店会」がとても気になっていたので、付近にある他の商店街も一緒に回ってみようという感じです。
では早速。
こちらが中町商店会の街灯です。
スッキリと洗練されてシャープな印象です。
シャープ過ぎて地面に刺さってます。
街灯が空から降ってきたみたいです。
シャープ過ぎて光ってます。
で、お前はこの街灯のシャープ具合にかこつけて、ぐちゃぐちゃ言い掛かりをつけに来たかったのかというと、さすがに違います。
なんとこの街灯、川沿いに立っているんです。
といっても厳密には水路のようですが、水辺と街灯の組み合わせが風雅であることは、家系ラーメンにニンニクをぶち込むくらい間違いないとの論文が出ています。
どこを撮ってもいい写真になるなあ。
ここは「まるやまばし」だそうです。
こっちは平山だ!惜しい!
ちなみにですが、中町商店会の写真を撮ったのは4月。
外出自粛ギリギリのタイミングです。散歩であればOKということが言われ始めたくらいの時でした。そして、以降の2ヶ所はつい最近、11月初旬の散歩になります。
◇
中町商店会に戻ります。
ぼぅふ!
友達からふざけてもらったパンチが思いのほか深く入った時に出る声だ。
そのあと、ごめんごめんごめん!とめっちゃ謝ってくるまでが一連の流れ。
バスケ仮面。
お、謎の石像!
ずらっと並んでいます。古代文明によって作られたんでしょうね。
側頭部にオーパーツが取り付けられています。
頭部が取れているのもいました。
日本のモアイ像と言っても過言ではないでしょう。
ちなみに中町商店会の街灯はローソンで買えます。
深澤中央商店街は、駒沢公園通り(縦線)と駒沢通り(横線)を中心に広がっています。
駒沢公園通りから深沢中央商店街を目指します。
※ここから時を渡って11月になります。
街灯は落ち着いた印象です。
初回に登場した弦巻商店街に似ている気がしました。
こちらが弦巻商店街。
柱の部分の色や先端のデザインは少し違いますが、灯りの形は同じですね。
プレートと旗が付いています。
旗は、最近よく見かけるタイプです。
この商店街は犬の絵が描かれた個性的な旗だった気がしますが、残念ながら取り替えられてしまったようです。ぼぅふ!
こちらの街灯にはプレートがありません。
どうやら商店街の入り口にある街灯は、プレートが付けられてゲー灯に格上げされる仕様のようです。
このように通常の街灯にプレートを付けだけで、取り急ぎゲー灯に昇格させたものを「名ばかりゲー灯」と呼ぶことにしました。
名ばかり管理職にあやかりました。
そんなとこにそんなふうに貼る?
商店街の縦軸と横軸、駒沢公園通りと駒沢通りがぶつかる交差点。
記事の趣旨から少し外れますが、この辺りは洋菓子屋さんがとても多く、パン屋さん、肉屋さん、さらに雑貨屋さんなど、いい感じのお店が揃っており、そっち方面でもとても魅力的なエリアです。
あら、ゴミ捨て場にされていますね。
ゴミ捨て場ははたらく街灯の典型です。
初代ポケモンに出てきそうなカラス
端までいくとやはりプレートが付いています。
59番目の街灯。
信号を渡ると1番の街灯。
つまり、深沢中央商店街の街灯は全部で59基。
そして、ここから時計回りに一周して数える方式であることが分かります。
え、別にどうでもよくない?と思った人、健全です!
謎のシャッターがありました。
ちょっと待てよ。上にある看板はもしや...
あ、やっぱり!
うっすらと犬のイラストが見えると思います。以前はこの5種類の犬の旗が街灯に掛かっていたんですよ!
この、何で犬なのか分からない感じとか、何でリボンと合わせたのか分からない感じとか、何とも言えなくて大好きだったのに。惜しいなあ。
分断された世田谷区。
「ベル・ジュバンス」に一番近い日本語って何でしょう。
昼休みにぼんやり考えてみました。
やはり「え、留守番っす」ではないでしょうか。
〇
A「王田くんもこの間、ディズニー行ったの?」
B「ディズニーどんな感じ?やっぱりコロナだから空いてた?」
王「え、留守番っす。」
〇
ぼぅふ!
駒沢公園通りに戻って先へ進むと、呑川緑道とぶつかります。
ここを都立大学方面へずっと歩いて行くと、以前紹介した「エーダンモール深沢」と「深一会」に出ます。
飛び出した人物の頭にカプセルが取り付けられています。
宇宙空間でしょうか。
宇宙空間でも自転車は押して歩きましょう。
端まで歩いてプレートを確認しました。
やはりこの辺りは古代文明の匂いがします。
中町商店会のモアイ像から察するに、南米系の文明でしょう。
そういえば、道路に奇妙な形の新聞紙が落ちていました。
何らかの儀式に使われたとみて間違いないでしょう。
長く険しい道のりの末に、我々は遂にピラミッドを発見!
遺跡の文化的価値が認められて、大臣から賞をもらったみたいです。
やったぜ!マヤ文明!
◇
さて、商店街の左端にやってきました。
ぼぅふ!プレートがありません!
端にはプレートがあると思ったのに!
深澤中央商店街には、横軸の駒沢通りと縦軸の駒沢公園通りの他に、深沢坂上商店会へと続く道があります。
今度はそちらを歩いてみます。
深沢坂上商店会へと続くだけあって、少し上り坂になっています。
あ、持ちましょうか?
坂の上の終点には、ちゃんとプレートがありました。
どうでもいい地図を作りました。
プレート付きの街灯(ゲー灯)があった場所に赤い点をつけてみました。
それぞれの端点にゲー灯がありましたが、駒沢通りの左端だけプレートが付いていませんでした。
ちょっと理由は分かりませんが、単なる付け忘れだと面白いので、個人的には付け忘れ説を推していきたいです。
深沢坂上商店会に入りました。
深沢中央商店街は、2本の大きめの道路に面していたので賑やかでしたが、こちらは少し落ち着いています。
やはり入り口には、プレートが付いています。
灯りを覆うカバーが曇りガラスになっています。
街灯の先端だけ鮮やかな黄緑色をしています。
この色味は、恐らく古めの街灯だと思います。黄緑色がかわいいですね。
バイク不可
バイク不可
お勤めご苦労様です。
お、これはとても珍しいです。
街灯が両方とも同じ方向を向いています。
通常は、両方とも内側を向いているか、外側を向いている場合が殆どです。
すごい!
街灯が喫煙所になってる!
しかもフック(恐らく傘の取っ手)がカスタマイズされています。
まさかここにカバンを掛けて一服するとか。
三面六臂の働きぶり。もはやブラック企業。
ぴょこり
マンションの外壁にもマヤ文明が。
この壁画が何を表しているのか、もうお分かりですね。
そう、深沢中央商店街です!
横軸が駒沢公園通り、縦軸が駒沢通り。
壁画には、中央商店街から伸びる深澤坂上商店会がありません。
作られた当時はまだ、トウモロコシ畑とかだったのでしょう。
当時の様子を再現してみました。
もしかしてパーキングのPとパイナップルのPを掛けてる?
この一角だけちょっと独特です。
昭和の温泉街のようなムードがあります。
看板と街灯の共演が素晴らしかったので撮りました。
すごい数の鶴が出てきそうだなと思ったら、八百屋さんでした。
〇
最後に、中町商店会の夜の風景が見たくて再訪してみました。
やっぱりいいなあ。
ここは富士見橋という橋です。
欄干に富士山があしらわれています。
夜もいい刺さりっぷり!
今回はここまで。お疲れさまでした。
【街灯図鑑】
※世田谷区の商店街マップに関しては、世田谷区HPに記載の「世田谷区商店街マップ」を複製または一部改変して利用しています。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示 2.1
久しぶりに世田谷区街灯図鑑を進めたいと思います。
世田谷区街灯図鑑とは。
世田谷区ホームページに掲載されている「世田谷区内商店街一覧」に基づき、区内の商店街全130カ所の街灯を絵に描いて「世田谷区街灯図鑑」の完成を目論む。
今回はこの3カ所を回ります(ちなみに右下にちょっとだけ見えているのは、第4回で訪れた「エーダンモール深沢」です)。
左端の「中町商店会」がとても気になっていたので、付近にある他の商店街も一緒に回ってみようという感じです。
では早速。
中町商店会
こちらが中町商店会の街灯です。
スッキリと洗練されてシャープな印象です。
シャープ過ぎて地面に刺さってます。
街灯が空から降ってきたみたいです。
シャープ過ぎて光ってます。
で、お前はこの街灯のシャープ具合にかこつけて、ぐちゃぐちゃ言い掛かりをつけに来たかったのかというと、さすがに違います。
なんとこの街灯、川沿いに立っているんです。
といっても厳密には水路のようですが、水辺と街灯の組み合わせが風雅であることは、家系ラーメンにニンニクをぶち込むくらい間違いないとの論文が出ています。
どこを撮ってもいい写真になるなあ。
ここは「まるやまばし」だそうです。
こっちは平山だ!惜しい!
ちなみにですが、中町商店会の写真を撮ったのは4月。
外出自粛ギリギリのタイミングです。散歩であればOKということが言われ始めたくらいの時でした。そして、以降の2ヶ所はつい最近、11月初旬の散歩になります。
◇
中町商店会に戻ります。
ぼぅふ!
友達からふざけてもらったパンチが思いのほか深く入った時に出る声だ。
そのあと、ごめんごめんごめん!とめっちゃ謝ってくるまでが一連の流れ。
バスケ仮面。
お、謎の石像!
ずらっと並んでいます。古代文明によって作られたんでしょうね。
側頭部にオーパーツが取り付けられています。
頭部が取れているのもいました。
日本のモアイ像と言っても過言ではないでしょう。
ちなみに中町商店会の街灯はローソンで買えます。
深沢中央商店街
深澤中央商店街は、駒沢公園通り(縦線)と駒沢通り(横線)を中心に広がっています。
駒沢公園通りから深沢中央商店街を目指します。
※ここから時を渡って11月になります。
街灯は落ち着いた印象です。
初回に登場した弦巻商店街に似ている気がしました。
こちらが弦巻商店街。
柱の部分の色や先端のデザインは少し違いますが、灯りの形は同じですね。
プレートと旗が付いています。
旗は、最近よく見かけるタイプです。
この商店街は犬の絵が描かれた個性的な旗だった気がしますが、残念ながら取り替えられてしまったようです。ぼぅふ!
こちらの街灯にはプレートがありません。
どうやら商店街の入り口にある街灯は、プレートが付けられてゲー灯に格上げされる仕様のようです。
このように通常の街灯にプレートを付けだけで、取り急ぎゲー灯に昇格させたものを「名ばかりゲー灯」と呼ぶことにしました。
名ばかり管理職にあやかりました。
そんなとこにそんなふうに貼る?
商店街の縦軸と横軸、駒沢公園通りと駒沢通りがぶつかる交差点。
記事の趣旨から少し外れますが、この辺りは洋菓子屋さんがとても多く、パン屋さん、肉屋さん、さらに雑貨屋さんなど、いい感じのお店が揃っており、そっち方面でもとても魅力的なエリアです。
あら、ゴミ捨て場にされていますね。
ゴミ捨て場ははたらく街灯の典型です。
初代ポケモンに出てきそうなカラス
端までいくとやはりプレートが付いています。
59番目の街灯。
信号を渡ると1番の街灯。
つまり、深沢中央商店街の街灯は全部で59基。
そして、ここから時計回りに一周して数える方式であることが分かります。
え、別にどうでもよくない?と思った人、健全です!
謎のシャッターがありました。
ちょっと待てよ。上にある看板はもしや...
あ、やっぱり!
うっすらと犬のイラストが見えると思います。以前はこの5種類の犬の旗が街灯に掛かっていたんですよ!
この、何で犬なのか分からない感じとか、何でリボンと合わせたのか分からない感じとか、何とも言えなくて大好きだったのに。惜しいなあ。
分断された世田谷区。
「ベル・ジュバンス」に一番近い日本語って何でしょう。
昼休みにぼんやり考えてみました。
やはり「え、留守番っす」ではないでしょうか。
〇
A「王田くんもこの間、ディズニー行ったの?」
B「ディズニーどんな感じ?やっぱりコロナだから空いてた?」
王「え、留守番っす。」
〇
ぼぅふ!
駒沢公園通りに戻って先へ進むと、呑川緑道とぶつかります。
ここを都立大学方面へずっと歩いて行くと、以前紹介した「エーダンモール深沢」と「深一会」に出ます。
飛び出した人物の頭にカプセルが取り付けられています。
宇宙空間でしょうか。
宇宙空間でも自転車は押して歩きましょう。
端まで歩いてプレートを確認しました。
やはりこの辺りは古代文明の匂いがします。
中町商店会のモアイ像から察するに、南米系の文明でしょう。
そういえば、道路に奇妙な形の新聞紙が落ちていました。
何らかの儀式に使われたとみて間違いないでしょう。
長く険しい道のりの末に、我々は遂にピラミッドを発見!
遺跡の文化的価値が認められて、大臣から賞をもらったみたいです。
やったぜ!マヤ文明!
◇
さて、商店街の左端にやってきました。
ぼぅふ!プレートがありません!
端にはプレートがあると思ったのに!
深澤中央商店街には、横軸の駒沢通りと縦軸の駒沢公園通りの他に、深沢坂上商店会へと続く道があります。
今度はそちらを歩いてみます。
深沢坂上商店会へと続くだけあって、少し上り坂になっています。
あ、持ちましょうか?
坂の上の終点には、ちゃんとプレートがありました。
どうでもいい地図を作りました。
プレート付きの街灯(ゲー灯)があった場所に赤い点をつけてみました。
それぞれの端点にゲー灯がありましたが、駒沢通りの左端だけプレートが付いていませんでした。
ちょっと理由は分かりませんが、単なる付け忘れだと面白いので、個人的には付け忘れ説を推していきたいです。
深沢坂上商店会
深沢坂上商店会に入りました。
深沢中央商店街は、2本の大きめの道路に面していたので賑やかでしたが、こちらは少し落ち着いています。
やはり入り口には、プレートが付いています。
灯りを覆うカバーが曇りガラスになっています。
街灯の先端だけ鮮やかな黄緑色をしています。
この色味は、恐らく古めの街灯だと思います。黄緑色がかわいいですね。
バイク不可
バイク不可
お勤めご苦労様です。
お、これはとても珍しいです。
街灯が両方とも同じ方向を向いています。
通常は、両方とも内側を向いているか、外側を向いている場合が殆どです。
すごい!
街灯が喫煙所になってる!
しかもフック(恐らく傘の取っ手)がカスタマイズされています。
まさかここにカバンを掛けて一服するとか。
三面六臂の働きぶり。もはやブラック企業。
ぴょこり
マンションの外壁にもマヤ文明が。
この壁画が何を表しているのか、もうお分かりですね。
そう、深沢中央商店街です!
横軸が駒沢公園通り、縦軸が駒沢通り。
壁画には、中央商店街から伸びる深澤坂上商店会がありません。
作られた当時はまだ、トウモロコシ畑とかだったのでしょう。
当時の様子を再現してみました。
もしかしてパーキングのPとパイナップルのPを掛けてる?
この一角だけちょっと独特です。
昭和の温泉街のようなムードがあります。
看板と街灯の共演が素晴らしかったので撮りました。
すごい数の鶴が出てきそうだなと思ったら、八百屋さんでした。
〇
最後に、中町商店会の夜の風景が見たくて再訪してみました。
やっぱりいいなあ。
ここは富士見橋という橋です。
欄干に富士山があしらわれています。
夜もいい刺さりっぷり!
今回はここまで。お疲れさまでした。
【街灯図鑑】
※世田谷区の商店街マップに関しては、世田谷区HPに記載の「世田谷区商店街マップ」を複製または一部改変して利用しています。
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