【世田谷区街灯図鑑 vol.8】奥沢エリア10連戦

  • 更新日: 2021/06/17

【世田谷区街灯図鑑 vol.8】奥沢エリア10連戦のアイキャッチ画像

宝箱


こんにちは。王田土人です。

これまで「世田谷区街灯図鑑」で観察してきた街灯も、大体30カ所になりました(街灯が見つからなかった商店街も含め)。

ここらで一丁、大ボスと一戦交えてみようと思います。




大ボス・奥沢エリア。
商店街は北側4カ所、南側6カ所の計10カ所。手ごわそうです。

1日で全て回り切るのは無理なので、連戦のつもりで臨みます。



初日は北側を攻めます。先ずは駅前の奥澤共栄会から。




てやんでい!!

威勢のいいナス頭で景気づけをしましょう。






ゲー灯でい!!

円形のプレートは初めて見ました。かなり珍しいですね。

このゲー灯は、プレート以外が通常の街灯と同じデザインになっています。「名ばかりゲー灯」ですね。



茶色とピンクで珍しいカラーリング。アポロみたいな。



こちらはプレート。

抑えた色の街灯に対して、鮮やかな赤が目を引きます。




駅前は自由ヶ丘へと続く、その名も「自由通り」です。

カレーのいい匂いがします。
大学の近くにある喫茶店のカレーと同じ匂いがしました。授業が午前中に終わった日に食べに行ったなあとか、少し思い出しました。

自由通りは、5軒に1軒くらいの間隔でいい感じのカフェがあり、隙のないキラキラオシャレエリアとなっています。

ただし駅前の踏切付近は、自動車、自転車、歩行者、キックスケーターなどが入り乱れ、自由とは名ばかりの地獄ともいえるし、ある意味では自由ともいえるようなエリアでした。




この駐車場はよかったな。ちょっと秘密めいた感じがする。



奥沢レベルでも、やっぱり自由ヶ丘って言いたくなるのか。



目黒区との境界にぶつかりました。
ここから先は、自由ヶ丘です。




奥澤共栄会は、左右に広がっています。
今度は右側の通りを歩きます。



何やらものものしい名前の通りです。

名前の由来は、近くの奥沢神社で行われる行事のようです。



で、この大蛇通りがもの凄くいいんですよ。

こういうところ夏休みに歩いたら最高だなと思う。ガリガリ君とか食べながら。
パルムじゃダメなんですよ。ガリガリ君じゃないと。








看板がいいんだよなぁ...




あ!

いまカラスネットの形が面白くて大変ハマっております。見つけるとつい撮ってしまいます。

地図上では大蛇通りをさらに進むと、「奥澤共栄会」の先に「奥澤商睦会」がありますが、街灯は見当たりませんでした。


自由通りに戻ります。



次は左側を歩いていきます。
「奥澤共栄会」→「南自由が丘通り」→「南自由が丘商店会」へと続いていそうです。




やはり自由ヶ丘は強い。
ジブリとコラボされたら敵いませんわ。

勝てるとしたら、ディズニーか。
アラジン成城、ミッキー中目黒、アナ雪白金台とか。



珍しいところにあったので思わず撮ってしまう。



このパープルがめっちゃ綺麗だった。
「紫」じゃなくて「パープル」と言いたくなるようなパープル(意味不明)

等々力通りをだいぶ歩きましたが、 「南自由が丘通り」、「南自由が丘商店会」も街灯は見つかりませんでした。

1日目はこれで終了。今のところ、奥沢は空振り率が高めです。


2日目



てやんでい!!

2日目もナスあたまで景気づけをしていきましょう。写真は1日目の使い回しです。




2日目は、南側にある6件の商店街をこのルートで回っていきます。

ファミリーショップ商店会が気になりつつも、先ずは奥沢銀座会を目指します。




奥沢銀座会は、ゲートがいきなり迎えてくれました。景気がいいですね!てやんでい!!



このタイプのゲートは、以前に幡ヶ谷の西原商店街で見ました。

ロゴを見比べると、西原商店街が「NISIHARA STREET」なのに対し、奥沢銀座会は「MYCITY OKUSAWA」と、やや気合が入っていることが分かります。



ホッとする。
謎だらけのキャラクターが、ペロペロキャンディらしきものを持っていて謎だらけです。



ゲートの裏側に映った電線と横断歩道。




これが街灯です。
アームとプレートが合体して、アームの部分に「奥沢銀座会」の名前が入っています。



マイナーチェンジのソーラーパネル仕様。



よく見ると全体が石のような質感になっていて、これもちょっと珍しいです。






やっぱり昭和の匂いがするんだよなあ。




あ!



街灯とカラスネットのコラボしてる!個人的にはぐっとくるものがありますね。




奥沢銀座会を進んでいくと、奥沢親交会につながります。
これはゲー灯ですね。



こっちが街灯。



奥沢親交会と奥沢銀座会、2つの街灯はとても良く似ています。



比べてみると、石のような質感や青み掛かった黒色など、街灯の特徴が全く同じです。
普通に歩いていると、商店街が変わったことに気づかないのではないでしょうか。

成城学園前も、北口と南口で街灯がよく似ていました。こういうタイプは、意図的に似せているのだと思います。




ところで、「こばやし」が最有力候補なんだけど、合ってる??



「中に住んでみたい」と「ワープできそう」という思いが同時に押し寄せてきた。



円錐の立体感




珍しく道の途中でゲー灯が出てきました。

ゲー灯は商店街の両端に置かれていることが多いですが、こんな感じでしれっと途中に出てくることもあります。見つけると、少しだけ得した気分になります。




鳥居と街灯が渋滞している。



出口です。奥沢親交会はここで終わりです。


奥沢駅へ戻る





奥沢本町商店会の街灯です。

アームがない近未来タイプが久々に出ましたね。初回のサザエさん通り以来じゃないでしょうか。






これも味があるなあ。




ん?活動フロアーって何するところなんだろう。



移転したようなので、左へ進んでみましょう。



はい行き止まりでしたお疲れさまでした。




この通りは、歩いているとカチャカチャと不思議な音が聞こえます。 何でしょうか。



どうやら、街灯のポールとフラッグをつないでいる金具が風で揺れる音らしいです。こういう何でもない音って、意外と記憶に残ったりしませんか。

商店街の近くで育った子供たちが大人になると、この音で幼少期の思い出がよみがえったりするんだろうかなどと妄想しながら歩きます。




道路の細長い隙間にシートがきれいに敷かれている図。



イージマの図。



きっと世の中には、鍵穴装飾マニアもいるんだろうなあ。




「一般の」って何だろう。

逆に言うと、「特殊な」処方せんは営業時間外でも受け付けてくれるのか、それとも営業時間内でもダメな場合があるのか。そもそも「特殊な」処方せんって何だろう。

自転車に乗っても羽虫が眼に入ってこなくなる薬とか、過去にやらかした苦い思い出を夜中に思い出さなくなる薬とか?



ていうか手書きじゃなくてビニールテープだこれ。


駅の東側へ





駅前は広場になっていて、奥には昭和の香りが濃厚に漂うサンケイプラザがあります。

実は、この建物の内部がファミリーショップ商店会になっています。






サンケイプラザの右側から入れます。

もうこの看板と庇が最高でしょ。ベータカロチン豊富で身体に良さそうな色してます。



さすがに中の写真は撮れないので、入り口の様子で察してください。
上の階には図書館も入っています。



地下一階のスーパーに入ってみました。



めちゃくちゃおいしいコーヒー牛乳を見つけたので、買ってきました。

驚異の生乳90%使用のくせに100円で買えます。しかも常温保存可能、無香料・無着色というコーヒー牛乳のアルティメット・フォームみたいなやつです。




次は諏訪山商店会を歩きます。



入り口の街灯だけ、ソーラーパネルとヘリのような風向風速計(というらしい)がカスタマイズされています。これはゲー灯扱いでいいのかな。




街灯自体もかなり豪華です。
神社やお寺のような形の灯具が3つも付いていると迫力があります。



ポールの下側もちょっと印象的。フィルムの様にも、電車の様にも見える。
正方形の部分が夜になると光るのかな。




商店街のはずれにある石碑。

どうやら「諏訪山遺跡」が商店街の由来のようです。ていうかこれ



完全にゴミ捨て場にされてる。

ホウキ立てにされてる。もはや手頃なでっぱりじゃん。諏訪山でっぱりじゃんお前。それでいいのか、草葉の陰で豪族が泣いてるぞ!

一方で、これくらいのバランスこそ自然だとも思うのですよ。修学旅行で初めて金閣寺を見に行った時のこと...

私のなかで金閣寺は、霧の深い山を登っていくと突然開けたところに出て、神秘的な感じですーっと現れるというイメージでした。

しかし現実は、近くの産寧坂の時点で、もう金ピカの屋根がのぞいている。おまけに通りでは、肌着姿のおっちゃんがホースで水撒きしている。かくして、私が何となく抱いていた神秘的金閣寺像は木端微塵に吹き飛び、賀茂川を流れていったのです。

「ああ観光名所といえど、地元の人にとっては日常の一部なんだな」と、中三の私は何か大事なことを学んだ気がしたのです。
そして、この「締まらなさ」こそが人の営みであり、時にはそこに救われることもあるというかなんというか。




そんなことより、やさしいだと8341にしたくならないか?
ついでに、グレースだと903にしたくならないか?




ああ、来た!働く街灯
こういう働かせ方大好きですありがとうございます!万国旗みたいだなあ。




続けて、奥沢東通り商交会です。






この街灯、初めて見た時ははちょっと感動しました。
宝箱みたいじゃないですか。




電気屋さんとコインランドリーの多角経営



ところでルシファーって、神様に反逆した大魔王じゃなかったっけ?
フジ、つまり富士山とコラボしてる訳だから、これはもう最強じゃないか。

ラピュタ自由ヶ丘に勝てるかもしれないぞ。




東通り商交会を出ると、いい感じのグリッドを見つけました。



整形外科でした。

身体もマス目のように、ピシッ!!と整えますということでしょうか。たぶん違うけど。

これ夜に光ってるところが見たいなあ。




ぶらぶらしていたら、緑が丘に出ました。



さらにぶらぶらすると、奥沢大蛇通りに戻ってきました。

大ボス・奥沢エリアは、商店街がたくさんある割に、北側は街灯がなかったり、一つ一つが短めで密集していたりで、意外と3日ですんなり回れました(1日目→北側、2日目→南側、3日目→撮り忘れなど)。

また、おしゃれなお店がとても多い一方で、昭和の匂いがそのまま残っている場所もたくさんあり、さらに遺跡(のあった石碑)もあり、時代の重なりが不思議なバランスで成り立っている街だなあと思いました。ではまた。


【街灯図鑑】




































世田谷区街灯図鑑とは。
世田谷区ホームページに掲載されている「世田谷区内商店街一覧」に基づき、区内の商店街全130カ所の街灯を絵に描いて「世田谷区街灯図鑑」の完成を目論む。




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王田土人

絵描き。幻想的なもの、幾何学的なもの、しょーもないもの、シュールなものなど好きです。コーヒー牛乳も好きです。

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