町屋を散歩しました
- 更新日: 2019/01/31
駅前の新旧チャンプル感がとても良い町屋。
荒川区、町屋に来ておりますけども。
千代田線で来ました。
1番出口、町屋斎場ときた。
江戸時代の火葬場の流れをくむ歴史ある斎場らしい。
サイトには「日本一の設備規模と内容を誇る」と書いてあります。式場が10室ある。大きいのかよくわかんないけど。ちなみに火葬炉が12基、休憩室は15室ある。
ところでこの、素人考えだと全部同じ数でいいような気がするところ、それぞれ数が微妙に違うのは、江戸時代から続く火葬場運営の成果、300年の最適化の結果、だと捉えるとちょっとロマンを感じる。
まあ、それで町屋駅出口の"1番"を張るのが日本一の町屋斎場なのは、そうなのかなと思います。
しかし、町屋駅には0番出口があるのです。0番!?
0番はセンターまちや(ムーブ町屋)と記載がある。どっちなの?
んで、その通りに行くと、SUNPOPという表記の建物につく。どゆこと。
結局全部正解だった。ビルの入り口に3つのロゴが並ぶ。
あとで調べたら、センターまちやはURの住宅を含むこの複合施設の総称で、ムーブ町屋はホールを含む文化施設、サンポップはショッピングモール。
なんだってさ。
分かるか~い!
というアレはさておき、0番で無理やりこれをねじこんでくる感じ、町屋の象徴は斎場ではなくこの施設である、という意図を感じてしまうのは考えすぎでしょうか。
考えすぎですよ。
荒川線の柵にある美しい薔薇が言う。
千代田線の町屋駅前には都電荒川線が走っていて停留所もある。あ、もうさくらトラムだっけ。さ、さくらトラム……
南北に走るは尾竹橋通り。
我らが赤札堂がある。住みやすさレベルが上がるやつ。
このあたりの尾竹橋通りはかなり栄えていて、なんでも揃いそう。
町屋アベニューと言うらしい。
トダビューハイツさんで町屋駅前のことを「荒川区の新宿」と表現していて、なるほどなあと思った。
このあたりのビルけっこう古そう。
あれ、このアメ横全体に妙な対抗心を抱くプラス1ショップ、曳舟あたりで見たことあるな。
いい商店街ですよ。言うことない。
町屋は完全に仕上がってる。
都電荒川線の沿道に「いなり通り商店街」という表記を見かけて思わず折れた。
「いなり」をひらがなで書くところがいい。
みどりや。その名の通り緑色をしている。
ネバーダイという名前の不動産屋さん。その名の通り営業している。
ちなみにここが管理している駐車場をあとで見つけたんだけど、とても強い意志を感じる。
いなり通りの裏は「いなほ会」と書かれていて、飲み屋とかチケット屋とか、雑多なお店が並んでいる。
あらん、いいですね。
いなりってきつねのイメージがあるけれどもともとは食物の神様に稲穂を捧げる神社でございますので、多分「いなほ会」もいなり通りの何かなんだと思う。
(1万分1地形図 昭和3-11年)
そもそも都電荒川線の町屋駅前停留所も、もとは「稲荷前」という名前だったのでした。
ということは、稲荷神社あるんでしょうね?
あった。
あったけど、
こう、鳥居くぐって右奥に社がある。
んで、向かいにも同じような鳥居がある。正面に鳥居はない、めずらしい形をしている。
稲荷神社だけど、狛犬なんですね。
いなほ。正しい意味?での、稲荷なんだと思う。
全然関係ないですが、この狛犬の足の付け根が出っ張ってて、ゾイドの可動部分みたいだなと思った。
神罰とかじゃなくて、警察に通報するしタイヤの空気を抜くし罰金三万円取る稲荷神社。
住宅街に入ってきました。
格差
パイプを隠す意図で塗るやつです。
こう、壁の色が変わっているときにパイプを塗り分けるのがたまらないですよね。
いい十字路。
これは、私有地に立つポストかなあ。庭木に混じって良い人生を送っていそう。
梵字で封印していそう。
反対側見たらホンダだった。
もしかしたらホンダを梵字で封印しているかもしれないけど。
第四峡田小学校があいさつ通りと命名した道。
ちゃんとあいさつしているか見ている。
これ急すぎない?
細いし急すぎない?
とてもいい丘。Z軸を積極的に使う路上園芸を「丘」と呼んでいきたい。
尾竹橋通りから東へ「ゆいの森通り」という道が走っていて、まっすぐ町屋斎場に続いている。
ゆいの森通りは60年前くらいにできた比較的新しい道だけど、けっこう味がある。
この大きさの
看板が
流行ってそうだった。
サウナの文字。
竹の湯さんです。来たことは無い。
京成線の高架沿いに出た。
今このあたり。北東に火葬場、東に水再生センター。
この道は「藍染川通り」と呼ばれていて、まあ、お察しの通り藍染川を埋め立てた道路です。
このあたりの京成線の高架はだいたい藍染川に沿っていて、日暮里のほうから辿ることができるみたい。
現在は藍染川幹線という下水になっていて、この先の三河島水再生センターにつながっている。
火葬場近いからかな。
これ、
横からみたら以外と膨らみがなくてびっくりしたやつです。
ふくらんでそうな補助線にだまされる。
流出
看板を煮詰めて水分飛ばしたらこんな感じになりそう。
この電球の信号がかなり古くて良かった。
高架くぐってその先が町屋斎場。
反対側には三河島水再生センター。
火と水のせめぎ合い。
汚水処理場の上に人工地盤をつくって、荒川自然公園という公園になっている。
自然とは? とちょっと思ったけど、とても良いよね。
やってればね。
ほら。月2の休園日を当てましたよ、僕。
新駐車場だって。いつを起点の新だろう。
どうやらこの鋭角のスペースが新駐車場らしい。
まあ、やってないんですけどね今日。
入れなかったのでせめて隅田川を目指します。水~。
この、あれだ、あっ、炭水化物ばっかり食べて!!
今のは、ポイ捨て以外を怒ってオリジナリティーを出そうとした人の真似です。
そろそろ隅田川っぽい。京成線の橋はあるけど、川が見えない。
川沿いこんな感じで、人間が川見られるとこずーっと無い。川見たい。川見泰三。
泥でさえ渡河しているというのに。
人間が川見られないってどういうこと。川見泰三のお気楽アフタヌーン。
けっこう歩いたら川が見える場所に出た。
川下に見えるは千住大橋。
鳩めちゃくちゃ居たからちょっと躊躇した。
今日は鳩が使う日なのかなって。
鳩の糞を先日の雨がちょうど良くぼかしていた。
何らかの技法っぽい。
意外と水の近くまで来ることができる。
よくよく考えると、世界ってわりと自由度高いな。いますぐ飛び込むこともできる。
自由すぎて気が狂いそうになった。
川向こうは足立区。たけしが居る。
犬の
タッチが定まらない。
書くならちゃんと書け!
もっと出るマジックもってきて!
だめだけど!
一方わたくしはなぜか荒川の路地に居ます。何も考えてないからです。
いい路地ですね。
このあたりの町会の名前でしょうか。親が同じ、同族ってことかしら。
もしそうであるならば、荒川のアダムとイヴが居る。
いままでこういうのって隈取の目とかで脅してきてたのに、しれっと閻魔大王持ち出した。
それはさあ、ちょっとレベルが違うんじゃないかしら。
誰か見てるぞとかじゃなくて、この人、地獄カード持ってるじゃないですか。
テプラは最強であることが分かる事例。
雨にも強いし、しっかり読んでもらえる。
不能。
一方こちらは困難。可能性を残した表現。
いやあ。不能でしょ。実績あんの? じゃあやってみてよ。
これ、一見なんでもない写真なんだけど、しれっとしている下の木たち、コンクリの隙間からめりめり生えてるんすよ。
なんとかならんかね。こいつらの生命力で。日本の出生率など。
ちょっといいよね。こういう、描いただけのお洒落。憧れ、が出ていていい。
かっこいいアパート。仲道アパート。
ベランダがインベーダーみたい。
アパートの中庭って箱庭感があっていいですよね。
それぞれの自転車、それぞれの家。
なんか字が浮いて見える。だまし絵かな。
ほんとに字が盛り上がってた。なんで。
荒川だから荒川二丁目公園がある。
チョキ
グー
びっくりした!
木でできた、わりと立派な遊具がある。
木でできた飛び石。土足で乗っていい。
一方でこちらは多分ベンチ。土足で乗ってはだめ。
見分け方が難しい。
散歩続けますね。見事なクランク。自動車学校でしか見たことない。
そんなわけで町屋駅付近まで戻ってきたのですが、京成町屋のあたりの新旧入り乱れた不思議な感じが面白くてもうちょっとうろうろする。
後ろにそびえるのはマークスタワー町屋。2006年築の28階建て。
一方で、手前の一角はかなり良い味を出している。
古いマンションもある。
ダイアパレス町屋は1979年築。
これも古そう。ワードアートのような文字なんだけど、「ワン」がセンタリングされていないあたり、憎い。
空のお茶目さも憎い。
めちゃんこ新しい部分は、どうやら荒川区主導の再開発によるものらしい。
町屋の再開発は北地区を除いて一段落ついている。
引用: 町屋駅前地区再開発概要図 荒川区 2019年1月30日現在
これを見ると、東地区と中央地区に挟まれた三角形の部分が手つかずであることが分かります。
この三角地帯が、町屋駅前の独特な雰囲気を作り出していると思いました。
その三角地帯に、先のダイアパレス町屋がある。
40年の間に完全に街に溶け込んでいて、裏道りの1階は年期の入ったお店が入っている。
で、そこに「荒川中央通り」という古い看板がある。
「とめるな」と一緒に住んでいる中央。こんな落ちぶれた「中央」がかつてあっただろうか。
もうすぐこの看板も「とめるな」になっちゃうんじゃないか。
ちょっと調べてみると、実は裏道だと思っていたここ、昔からある重要な道のよう。
(1万分1地形図 明治41-42年)
明治の地図を見ると、町屋から三河島のほうに抜ける道がある。
©OpenStreetMap contributors / CC BY-SA
そして、これがいまの地図。
オレンジで書いた線が古地図にあった道。
青で書いてあるのが「荒川中央通り」と呼ばれるもので、この古道がもとになっていると思われます。
確かに、町屋駅から明治通りへ続く荒川の中央通りです。
その道が、大変に良かった。
入ろうと思ったけどおじいちゃんが3人ごはんを食べていたので躊躇してしまった。
みそは三三屋かな。みその3だけに。
一二三屋だった。みそだけに、とか納得しかけたのが恥ずかしい。
ブルーマウンテンが高級豆であることを知ったきっかけはこち亀だし、みんなそうなんじゃないかと思っている。
ゾーリンゲンのナイフとかもこち亀だなあ。
こち亀はそういう意味で、雑誌的な、思いもよらない方向のフックをかけてくる良い漫画でしたね。
そんなこんなで、町屋駅に戻ってきました。
最後に歩いた荒川中央通りが大変に良かった。
明治通りまで抜けてみたかったけれど、なんとなく三河島のテリトリーな気がして、越権かな? みたいな、そんなフワッとした理由で引き返したんですが、そもそも、さっきから良かった言ってる荒川中央通りは荒川地区で、町屋ではなかった。そういう、無計画な人がやる散歩です。
千代田線で来ました。
1番出口、町屋斎場ときた。
江戸時代の火葬場の流れをくむ歴史ある斎場らしい。
サイトには「日本一の設備規模と内容を誇る」と書いてあります。式場が10室ある。大きいのかよくわかんないけど。ちなみに火葬炉が12基、休憩室は15室ある。
ところでこの、素人考えだと全部同じ数でいいような気がするところ、それぞれ数が微妙に違うのは、江戸時代から続く火葬場運営の成果、300年の最適化の結果、だと捉えるとちょっとロマンを感じる。
まあ、それで町屋駅出口の"1番"を張るのが日本一の町屋斎場なのは、そうなのかなと思います。
しかし、町屋駅には0番出口があるのです。0番!?
0番はセンターまちや(ムーブ町屋)と記載がある。どっちなの?
んで、その通りに行くと、SUNPOPという表記の建物につく。どゆこと。
結局全部正解だった。ビルの入り口に3つのロゴが並ぶ。
あとで調べたら、センターまちやはURの住宅を含むこの複合施設の総称で、ムーブ町屋はホールを含む文化施設、サンポップはショッピングモール。
なんだってさ。
分かるか~い!
というアレはさておき、0番で無理やりこれをねじこんでくる感じ、町屋の象徴は斎場ではなくこの施設である、という意図を感じてしまうのは考えすぎでしょうか。
考えすぎですよ。
荒川線の柵にある美しい薔薇が言う。
千代田線の町屋駅前には都電荒川線が走っていて停留所もある。あ、もうさくらトラムだっけ。さ、さくらトラム……
町屋駅前と尾竹橋通り
南北に走るは尾竹橋通り。
我らが赤札堂がある。住みやすさレベルが上がるやつ。
このあたりの尾竹橋通りはかなり栄えていて、なんでも揃いそう。
町屋アベニューと言うらしい。
トダビューハイツさんで町屋駅前のことを「荒川区の新宿」と表現していて、なるほどなあと思った。
このあたりのビルけっこう古そう。
あれ、このアメ横全体に妙な対抗心を抱くプラス1ショップ、曳舟あたりで見たことあるな。
いい商店街ですよ。言うことない。
町屋は完全に仕上がってる。
いなり通り商店街
都電荒川線の沿道に「いなり通り商店街」という表記を見かけて思わず折れた。
「いなり」をひらがなで書くところがいい。
みどりや。その名の通り緑色をしている。
ネバーダイという名前の不動産屋さん。その名の通り営業している。
ちなみにここが管理している駐車場をあとで見つけたんだけど、とても強い意志を感じる。
いなり通りの裏は「いなほ会」と書かれていて、飲み屋とかチケット屋とか、雑多なお店が並んでいる。
あらん、いいですね。
いなりってきつねのイメージがあるけれどもともとは食物の神様に稲穂を捧げる神社でございますので、多分「いなほ会」もいなり通りの何かなんだと思う。
(1万分1地形図 昭和3-11年)
そもそも都電荒川線の町屋駅前停留所も、もとは「稲荷前」という名前だったのでした。
ということは、稲荷神社あるんでしょうね?
あった。
あったけど、
こう、鳥居くぐって右奥に社がある。
んで、向かいにも同じような鳥居がある。正面に鳥居はない、めずらしい形をしている。
稲荷神社だけど、狛犬なんですね。
いなほ。正しい意味?での、稲荷なんだと思う。
全然関係ないですが、この狛犬の足の付け根が出っ張ってて、ゾイドの可動部分みたいだなと思った。
神罰とかじゃなくて、警察に通報するしタイヤの空気を抜くし罰金三万円取る稲荷神社。
町屋駅の西側
住宅街に入ってきました。
格差
パイプを隠す意図で塗るやつです。
こう、壁の色が変わっているときにパイプを塗り分けるのがたまらないですよね。
いい十字路。
これは、私有地に立つポストかなあ。庭木に混じって良い人生を送っていそう。
梵字で封印していそう。
反対側見たらホンダだった。
もしかしたらホンダを梵字で封印しているかもしれないけど。
第四峡田小学校があいさつ通りと命名した道。
ちゃんとあいさつしているか見ている。
これ急すぎない?
細いし急すぎない?
とてもいい丘。Z軸を積極的に使う路上園芸を「丘」と呼んでいきたい。
町屋の東、町屋斎場のほうへ
尾竹橋通りから東へ「ゆいの森通り」という道が走っていて、まっすぐ町屋斎場に続いている。
ゆいの森通りは60年前くらいにできた比較的新しい道だけど、けっこう味がある。
この大きさの
看板が
流行ってそうだった。
サウナの文字。
竹の湯さんです。来たことは無い。
京成線の高架沿いに出た。
今このあたり。北東に火葬場、東に水再生センター。
この道は「藍染川通り」と呼ばれていて、まあ、お察しの通り藍染川を埋め立てた道路です。
このあたりの京成線の高架はだいたい藍染川に沿っていて、日暮里のほうから辿ることができるみたい。
現在は藍染川幹線という下水になっていて、この先の三河島水再生センターにつながっている。
火葬場近いからかな。
これ、
横からみたら以外と膨らみがなくてびっくりしたやつです。
ふくらんでそうな補助線にだまされる。
流出
看板を煮詰めて水分飛ばしたらこんな感じになりそう。
この電球の信号がかなり古くて良かった。
高架くぐってその先が町屋斎場。
反対側には三河島水再生センター。
火と水のせめぎ合い。
汚水処理場の上に人工地盤をつくって、荒川自然公園という公園になっている。
自然とは? とちょっと思ったけど、とても良いよね。
やってればね。
ほら。月2の休園日を当てましたよ、僕。
新駐車場だって。いつを起点の新だろう。
どうやらこの鋭角のスペースが新駐車場らしい。
まあ、やってないんですけどね今日。
入れなかったのでせめて隅田川を目指します。水~。
この、あれだ、あっ、炭水化物ばっかり食べて!!
今のは、ポイ捨て以外を怒ってオリジナリティーを出そうとした人の真似です。
そろそろ隅田川っぽい。京成線の橋はあるけど、川が見えない。
川沿いこんな感じで、人間が川見られるとこずーっと無い。川見たい。川見泰三。
泥でさえ渡河しているというのに。
人間が川見られないってどういうこと。川見泰三のお気楽アフタヌーン。
けっこう歩いたら川が見える場所に出た。
川下に見えるは千住大橋。
鳩めちゃくちゃ居たからちょっと躊躇した。
今日は鳩が使う日なのかなって。
鳩の糞を先日の雨がちょうど良くぼかしていた。
何らかの技法っぽい。
意外と水の近くまで来ることができる。
よくよく考えると、世界ってわりと自由度高いな。いますぐ飛び込むこともできる。
自由すぎて気が狂いそうになった。
川向こうは足立区。たけしが居る。
犬の
タッチが定まらない。
書くならちゃんと書け!
もっと出るマジックもってきて!
だめだけど!
町屋駅の南、荒川
ところで「町屋の散歩」というのなら、町屋駅から尾竹橋通りを北に進んで尾竹橋を鑑賞したり町屋の路地をうろうろするのが順当なんでしょう。一方わたくしはなぜか荒川の路地に居ます。何も考えてないからです。
いい路地ですね。
このあたりの町会の名前でしょうか。親が同じ、同族ってことかしら。
もしそうであるならば、荒川のアダムとイヴが居る。
いままでこういうのって隈取の目とかで脅してきてたのに、しれっと閻魔大王持ち出した。
それはさあ、ちょっとレベルが違うんじゃないかしら。
誰か見てるぞとかじゃなくて、この人、地獄カード持ってるじゃないですか。
テプラは最強であることが分かる事例。
雨にも強いし、しっかり読んでもらえる。
不能。
一方こちらは困難。可能性を残した表現。
いやあ。不能でしょ。実績あんの? じゃあやってみてよ。
これ、一見なんでもない写真なんだけど、しれっとしている下の木たち、コンクリの隙間からめりめり生えてるんすよ。
なんとかならんかね。こいつらの生命力で。日本の出生率など。
ちょっといいよね。こういう、描いただけのお洒落。憧れ、が出ていていい。
かっこいいアパート。仲道アパート。
ベランダがインベーダーみたい。
アパートの中庭って箱庭感があっていいですよね。
それぞれの自転車、それぞれの家。
なんか字が浮いて見える。だまし絵かな。
ほんとに字が盛り上がってた。なんで。
荒川だから荒川二丁目公園がある。
チョキ
グー
びっくりした!
木でできた、わりと立派な遊具がある。
木でできた飛び石。土足で乗っていい。
一方でこちらは多分ベンチ。土足で乗ってはだめ。
見分け方が難しい。
散歩続けますね。見事なクランク。自動車学校でしか見たことない。
京成町屋駅前のチャンプル感
そんなわけで町屋駅付近まで戻ってきたのですが、京成町屋のあたりの新旧入り乱れた不思議な感じが面白くてもうちょっとうろうろする。
後ろにそびえるのはマークスタワー町屋。2006年築の28階建て。
一方で、手前の一角はかなり良い味を出している。
古いマンションもある。
ダイアパレス町屋は1979年築。
これも古そう。ワードアートのような文字なんだけど、「ワン」がセンタリングされていないあたり、憎い。
空のお茶目さも憎い。
めちゃんこ新しい部分は、どうやら荒川区主導の再開発によるものらしい。
町屋の再開発は北地区を除いて一段落ついている。
引用: 町屋駅前地区再開発概要図 荒川区 2019年1月30日現在
これを見ると、東地区と中央地区に挟まれた三角形の部分が手つかずであることが分かります。
この三角地帯が、町屋駅前の独特な雰囲気を作り出していると思いました。
その三角地帯に、先のダイアパレス町屋がある。
40年の間に完全に街に溶け込んでいて、裏道りの1階は年期の入ったお店が入っている。
で、そこに「荒川中央通り」という古い看板がある。
「とめるな」と一緒に住んでいる中央。こんな落ちぶれた「中央」がかつてあっただろうか。
もうすぐこの看板も「とめるな」になっちゃうんじゃないか。
ちょっと調べてみると、実は裏道だと思っていたここ、昔からある重要な道のよう。
(1万分1地形図 明治41-42年)
明治の地図を見ると、町屋から三河島のほうに抜ける道がある。
©OpenStreetMap contributors / CC BY-SA
そして、これがいまの地図。
オレンジで書いた線が古地図にあった道。
青で書いてあるのが「荒川中央通り」と呼ばれるもので、この古道がもとになっていると思われます。
確かに、町屋駅から明治通りへ続く荒川の中央通りです。
その道が、大変に良かった。
入ろうと思ったけどおじいちゃんが3人ごはんを食べていたので躊躇してしまった。
みそは三三屋かな。みその3だけに。
一二三屋だった。みそだけに、とか納得しかけたのが恥ずかしい。
ブルーマウンテンが高級豆であることを知ったきっかけはこち亀だし、みんなそうなんじゃないかと思っている。
ゾーリンゲンのナイフとかもこち亀だなあ。
こち亀はそういう意味で、雑誌的な、思いもよらない方向のフックをかけてくる良い漫画でしたね。
そんなこんなで、町屋駅に戻ってきました。
最後に歩いた荒川中央通りが大変に良かった。
明治通りまで抜けてみたかったけれど、なんとなく三河島のテリトリーな気がして、越権かな? みたいな、そんなフワッとした理由で引き返したんですが、そもそも、さっきから良かった言ってる荒川中央通りは荒川地区で、町屋ではなかった。そういう、無計画な人がやる散歩です。