人名っぽい駅のビフォーアフターを味わう ~南行徳~
- 更新日: 2019/09/26
南行徳は面白い鳥がたくさんいた
こんにちは。王田土人です。
普段は世田谷区の街灯図鑑を作っています。が、今回は街灯回ではありません。
では何回なのかというと、話は10年程前にさかのぼります。
これはその昔、私がまだうら若き大学生だった時のこと。
友達と一緒にラーメンを食べに行きました。
東西線に乗って何となく路線図を見ていると、ある駅名が目に飛び込んできたのです。
南行徳。
みなみ ゆきのり???人名???
違いました。「みなみ ぎょうとく」でした。
いや、でもこんなん絶対「みなみ ゆきのり」ですやん。私は心の中で抗議しました。
それ以来、何となく人名っぽい感じのする駅名が気になるようになりました。
いっそ実際に行ってみて、勝手に南行徳(みなみゆきのり)氏を擬人化してみたらどうだろうか...
悪魔が心の中でささやきます。
「やれよやれよ!」
天使が清らかな声で訴えます。
「やってしまいなさい。」
よしやろう。
それなら、南行徳(みなみぎょうとく)を歩く前に、字面だけで勝手に南行徳(みなみゆきのり)氏を描いてみて、実際に街歩きしてみた後にもう1枚南行徳氏を描いてみて、そのイメージの変化を味わってみたら面白いはず。
つまり、こういうことです。
はい、企画の趣旨がとってもよく分かりましたね。
パッと見て思うのは、字の並びがわりとかっこいい。
苗字が漢字一文字で、名前が二文字。これがかっこいい。
それと、「徳」の字が強そう。
仏教的な強さと威厳を感じます。そして仏教的なのでこの人は多分、真面目です(暴論)。
謹厳実直、真面目で威厳がある。
何となくウチの伯父の顔が目に浮かびました。
伯父のイメージに引きずられながら、ビフォーの絵を描いていきます。
できた!
・謹厳実直な会社役員
・寡黙だが部下思いのため、会社では慕われている
・娘の大学受験が目下の悩み
・お酒は付き合い程度に嗜み、実は甘党
・南行徳(ぎょうとく)さんですよね?といじられた時の返し
「いえ。行徳(ゆきのり)です...」
さて実際に街歩きをすると、この南行徳像がどう変わるんでしょうか。楽しみです。
南行徳にやってきました。
なんと、隣は浦安でした。知らなかった。
東西線の路線図も見てみます。
南行徳の3つ隣の駅、「原木中山」という駅があります。お笑いコンビみたいな名前です…
と思いきや、「ばらき」と読むらしい。
改札の外に出ます。
かんどり、かけまま、声に出して読みたい町名が並びます。
「かけまま」は知らないと絶対読めないよなあ。鬼太郎の妖怪とかに出てきそう。
「父さん、アレは何です!?」
「うむ、アレは南行徳に棲む妖怪・かけままぢゃ!」(裏声)
※欠真間の皆さん、すみません(多分、後でもう一回使います)。
駅前はこんな感じでロータリーになっています 。
メトロセンター。
エキナカという言葉ができる前からありそうなエキナカ。
「Metro」で大暴れして、「Center」でちょっとしおらしくなるロゴ。
「e」の上にあるドットも謎。
「市川市市民憲章」
市が3つ。
ていうか浦安市じゃなかったのか。
憲章の3つ目。「教育と文化をそだて かおり高い まちをつくります」
この憲章だけちょっと詩的な感じがする。
ここでいう「かおり」は恐らく、「香り」ではなくて「薫り」ですね。分かります。
道路が広くて建物が低い。
南行徳の駅を降りた時から、ちょっとした旅情を感じていました。
都心から30分くらいで、こんなのどかなところに来れてしまうなんて!
と、マンションの広告みたいな感想を抱きつつ駅付近の大通りを歩いていきます。
真面目でカチッとした南行徳氏のイメージが、早くも素朴で親しみやすいものへと変わってきました。
「親切で あたたかい 」って市民憲章でも言ってるし。
大通りには、車関係のお店がやたらたくさんあります。
そして、どことなく南国っぽさを感じました。
この日は暑くて夏らしい天気だったんですが、夏らしさとはちょっと違うんです。南国らしさなんですよ。
ほら南国っぽい。
こんなんイルカが洗濯物びしゃびしゃにしますやん。
え、何これ?
諸般の事情を総合勘案した結果、自由研究でスライムを作っているという結論に至りました。
夏休みですし。
どっちみち緑が一本足りない。
これはひったくり無理やりねじ込んだよね。
お、公園を見つけたので、入ってみます。
ショートケーキのイチゴを取られた時みたいな顔。
街灯の三点盛り。
こんなところにも、プチ南国。
バス停を発見。
どうやら、この公園は「まんせい公園」と読むらしい。
わくわくバス。
部屋の間取りのようなフロントライトのデザイン。
オレンジ色はベランダ。だとすると、その中の小さい水色は…鳥小屋?
部屋から離れたところに水色の四角が2つ。あれはプールでしょうか。
夏休みですしね。
公園の先には巨大なイオンがありました。
しかも、右側の渡り廊下の先はヤマダ電機へと続いています。
このエリア、南行徳氏の生活を支えているところから、「南行徳の心臓」と言われています。いや知らんけど。
そして、2店を繋ぐ渡り廊下は「南行徳の大動脈」と言われています。いや知らんけど。
鉄塔は案外身近なところにあるんだなあと最近思うんですが、南行徳の場合はデザインの違う鉄塔がいくつかあって、ちょっと珍しいんじゃないでしょうか。
なかなかの存在感。
メフィラス星人みたいでかっこいい。
これはもう、生活の方が鉄塔に溶け込んでいる感じ。
あぶない!!
このオウムはよく見るけど、やっぱりオウムじゃなきゃダメなんだろうか。例えばハトなんかじゃダメなんだろうか...
ここにハトの絵があります。
クルッポー!
緊張感がまるでない。
やっぱりクチバシが小さいのが原因でしょうか。
鳥繋がりで野鳥観察舎の看板です。
何とも言えない、いい顔をしています。
暫定MVPです。
この辺りには面白いものがたくさんありました。
ふた昔くらい前の信号。
今よりも形が丸くて、色味も若干違うんですよね。
実は序盤の車屋さんに写っている信号もこれと同じタイプでしたが、家で画像を整理するまで気がつきませんでした。まあ夏休みですしね。
南行徳はきっとこんな感じで、何気ないところに旅情を感じさせるたくさん要素が潜んでいて、街全体にノスタルジーを醸し出しているんだなあと思いました。
鳥に挟まれて肩身の狭そうなたこ
向こう側が神々しい感じがする団地。
神々しい感じがする団地の神々しい地図。
この地図カッコイイなあ。Tシャツとかにして欲しい。
そして、この地図からはアドベンチャーの香りがします。
いや、薫りがします。
こんなところにキディランドが。
隣にビッグトイがあるので、間違いなくこれは原宿キディランドの2号店でしょう。
ご近所のヤマダ電機に負けず頑張ってほしいですね。最近は、家電量販店でもおもちゃ売ってますし。
下にはクロックタワー。
確か、そんな名前のホラーゲームがあったような。ゾンビから逃げながら塔を登っていくやつ。
ライトウェルライトウェルライトウェルライトウェルライトウェル・・・
無数のライトウェル。行く手を阻むライトウェルを突破した先にあるもの。それは!!
バーベキューガーデン!
ライトウェルは、クロックタワーで開発されたクローンの戦闘マシーンか何かで、キディ・ランドが実はおもちゃ屋の裏で武器商人をやっているんですよ。で、キディ・ランドから調達した武器を駆使して、立ち塞がるライトウェルの大群をなぎ倒し、めでたくライトウェルを撃破したあかつきには、バーベキューガーデンで陽気に肉でも焼こうぜ!ヒャッハー!みたいな大団円が待っているんですよ。
ああ楽しい!この地図だけで一生遊んでいられそう。
団地の隣には緑道があります。こっちも面白そう。
中へ入ってみます。
かつて、南行徳に住んでいた剣豪が斬ろうとしてヒビが入ったものの、ついぞ断ち斬ることができなかった岩…かもしれない。
これがその剣豪…かもしれない。
あ、これは!モンスターファームのやつ!
CDを入れるとモンスターが生まれてくる神殿!南行徳にあったのか!
ほら、真ん中だけ色違うじゃん。絶対これ、CDを嵌め込むとこだよ!
緑道を抜けると、再び公園。
ちょっとホラーテイストの防災倉庫。
ほら恐いじゃん!
いたずらするな!絶対するな!
リズミカルな遊具。
これどうやって遊ぶんだろう。
グー!
チョキ!
パー!
あ、なるほど。ジャンケンするんだね!
と思ったら白鳥出てきましたお手上げですありがとうございました。
手負いのトラ
ファンシーなゾウ
やっぱり公園って面白い!行けば必ず何か見つかります。
すしや。
前回の街灯図鑑では、「お地蔵さま」という石碑が立ったお地蔵さまを見つけましたが、このシリーズは探せば結構あるのかなあ。
駅前に戻ってきました。
メトロセンターを横から見ると、なかなかの迫力です。
中へ入ってみましょう。
都心から30分、駅から0分でこのワンダーランドですよ。
案内図。
これも団地のマップに劣らず、いい味を出しています。
このマップはTシャツよりも、カバンにしたいかな。
「季節料理 庭」、「銘菓処 乙女堂」辺りも気になりますが、「ナグラカメラ」の押韻っぷりが目を引きますね。
でもやっぱり、「GALLERY & BOUTIQUE 美安土美」でしょ。これは「ビーアンドビー」と読むのが正解でしょうか。
しかも、ロッテリアも松屋もしれっと混ざっていて、こういうテイストで書かれると、まるで個人商店のようです。俺は騙されないからな!
あ、ホコ天の貼り紙が。
地元の人は「南行」って略すのね。
「みなぎょう」でいいんでしょうか。とすると、「みなみゆきのり」バージョンは「みなゆき」?
アナ雪みたい...とうだうだ考えてたら、「nangyo」って書いてあった。
メトロセンター、市川市憲章、車、南国、緑道、野鳥、そして鉄塔
こんなところでしょうか。
アフターの南行徳氏を描いていきます。
完成!
・アロハシャツがトレードマークの学者
・南国の鳥類について研究している(フィールドワークがメイン)
・車が趣味
・最近では、研究で使う機会が多いことから写真にも興味を持ち、鉄塔の写真を撮ることにもハマっている
・明るく親しみやすい性格だが、鉄塔を見ると強烈なノスタルジーを感じるなど、心に少しだけ隙間を抱えている
・南行徳(ぎょうとく)さんですよね?といじられた時の返し
「いやいやいや!行徳(ゆきのり)じゃん!」
では隣に並んでもらいましょう。
うーん。南行徳氏、大胆にハジケましたね。
中年デビューといった感じでしょうか。
それなりに劇的なビフォーアフターだったんじゃないでしょうか。
今回はここまでにしましょう。
ちなみに、人名っぽい駅名を募集しています(実はまだ3件しか見つかってない)。
有力な情報を提供してくださった方には、5,000GP(人名ポイント)を贈呈いたします。
◎おまけ
妖怪かけまま
・防災倉庫に上がっていたずらする子供の背後に現れて、クロックタワーへ連れ去ってしまう。
普段は世田谷区の街灯図鑑を作っています。が、今回は街灯回ではありません。
では何回なのかというと、話は10年程前にさかのぼります。
これはその昔、私がまだうら若き大学生だった時のこと。
友達と一緒にラーメンを食べに行きました。
東西線に乗って何となく路線図を見ていると、ある駅名が目に飛び込んできたのです。
南行徳。
みなみ ゆきのり???人名???
違いました。「みなみ ぎょうとく」でした。
いや、でもこんなん絶対「みなみ ゆきのり」ですやん。私は心の中で抗議しました。
それ以来、何となく人名っぽい感じのする駅名が気になるようになりました。
いっそ実際に行ってみて、勝手に南行徳(みなみゆきのり)氏を擬人化してみたらどうだろうか...
悪魔が心の中でささやきます。
「やれよやれよ!」
天使が清らかな声で訴えます。
「やってしまいなさい。」
よしやろう。
それなら、南行徳(みなみぎょうとく)を歩く前に、字面だけで勝手に南行徳(みなみゆきのり)氏を描いてみて、実際に街歩きしてみた後にもう1枚南行徳氏を描いてみて、そのイメージの変化を味わってみたら面白いはず。
つまり、こういうことです。
はい、企画の趣旨がとってもよく分かりましたね。
南行徳氏(before)
では早速、字面だけで勝手に南行徳氏の人となりを妄想してみましょう。パッと見て思うのは、字の並びがわりとかっこいい。
苗字が漢字一文字で、名前が二文字。これがかっこいい。
それと、「徳」の字が強そう。
仏教的な強さと威厳を感じます。そして仏教的なのでこの人は多分、真面目です(暴論)。
謹厳実直、真面目で威厳がある。
何となくウチの伯父の顔が目に浮かびました。
伯父のイメージに引きずられながら、ビフォーの絵を描いていきます。
できた!
・謹厳実直な会社役員
・寡黙だが部下思いのため、会社では慕われている
・娘の大学受験が目下の悩み
・お酒は付き合い程度に嗜み、実は甘党
・南行徳(ぎょうとく)さんですよね?といじられた時の返し
「いえ。行徳(ゆきのり)です...」
さて実際に街歩きをすると、この南行徳像がどう変わるんでしょうか。楽しみです。
駅前~公園周辺
南行徳にやってきました。
なんと、隣は浦安でした。知らなかった。
東西線の路線図も見てみます。
南行徳の3つ隣の駅、「原木中山」という駅があります。お笑いコンビみたいな名前です…
と思いきや、「ばらき」と読むらしい。
改札の外に出ます。
かんどり、かけまま、声に出して読みたい町名が並びます。
「かけまま」は知らないと絶対読めないよなあ。鬼太郎の妖怪とかに出てきそう。
「父さん、アレは何です!?」
「うむ、アレは南行徳に棲む妖怪・かけままぢゃ!」(裏声)
※欠真間の皆さん、すみません(多分、後でもう一回使います)。
駅前はこんな感じでロータリーになっています 。
メトロセンター。
エキナカという言葉ができる前からありそうなエキナカ。
「Metro」で大暴れして、「Center」でちょっとしおらしくなるロゴ。
「e」の上にあるドットも謎。
「市川市市民憲章」
市が3つ。
ていうか浦安市じゃなかったのか。
憲章の3つ目。「教育と文化をそだて かおり高い まちをつくります」
この憲章だけちょっと詩的な感じがする。
ここでいう「かおり」は恐らく、「香り」ではなくて「薫り」ですね。分かります。
道路が広くて建物が低い。
南行徳の駅を降りた時から、ちょっとした旅情を感じていました。
都心から30分くらいで、こんなのどかなところに来れてしまうなんて!
と、マンションの広告みたいな感想を抱きつつ駅付近の大通りを歩いていきます。
真面目でカチッとした南行徳氏のイメージが、早くも素朴で親しみやすいものへと変わってきました。
「親切で あたたかい 」って市民憲章でも言ってるし。
大通りには、車関係のお店がやたらたくさんあります。
そして、どことなく南国っぽさを感じました。
この日は暑くて夏らしい天気だったんですが、夏らしさとはちょっと違うんです。南国らしさなんですよ。
ほら南国っぽい。
こんなんイルカが洗濯物びしゃびしゃにしますやん。
え、何これ?
諸般の事情を総合勘案した結果、自由研究でスライムを作っているという結論に至りました。
夏休みですし。
どっちみち緑が一本足りない。
これはひったくり無理やりねじ込んだよね。
お、公園を見つけたので、入ってみます。
ショートケーキのイチゴを取られた時みたいな顔。
街灯の三点盛り。
こんなところにも、プチ南国。
バス停を発見。
どうやら、この公園は「まんせい公園」と読むらしい。
わくわくバス。
部屋の間取りのようなフロントライトのデザイン。
オレンジ色はベランダ。だとすると、その中の小さい水色は…鳥小屋?
部屋から離れたところに水色の四角が2つ。あれはプールでしょうか。
夏休みですしね。
公園の先には巨大なイオンがありました。
しかも、右側の渡り廊下の先はヤマダ電機へと続いています。
このエリア、南行徳氏の生活を支えているところから、「南行徳の心臓」と言われています。いや知らんけど。
そして、2店を繋ぐ渡り廊下は「南行徳の大動脈」と言われています。いや知らんけど。
鉄塔~緑道
南行徳は、みんな大好き鉄塔もたくさんあります。鉄塔は案外身近なところにあるんだなあと最近思うんですが、南行徳の場合はデザインの違う鉄塔がいくつかあって、ちょっと珍しいんじゃないでしょうか。
なかなかの存在感。
メフィラス星人みたいでかっこいい。
これはもう、生活の方が鉄塔に溶け込んでいる感じ。
あぶない!!
このオウムはよく見るけど、やっぱりオウムじゃなきゃダメなんだろうか。例えばハトなんかじゃダメなんだろうか...
ここにハトの絵があります。
クルッポー!
緊張感がまるでない。
やっぱりクチバシが小さいのが原因でしょうか。
鳥繋がりで野鳥観察舎の看板です。
何とも言えない、いい顔をしています。
暫定MVPです。
この辺りには面白いものがたくさんありました。
ふた昔くらい前の信号。
今よりも形が丸くて、色味も若干違うんですよね。
実は序盤の車屋さんに写っている信号もこれと同じタイプでしたが、家で画像を整理するまで気がつきませんでした。まあ夏休みですしね。
南行徳はきっとこんな感じで、何気ないところに旅情を感じさせるたくさん要素が潜んでいて、街全体にノスタルジーを醸し出しているんだなあと思いました。
鳥に挟まれて肩身の狭そうなたこ
向こう側が神々しい感じがする団地。
神々しい感じがする団地の神々しい地図。
この地図カッコイイなあ。Tシャツとかにして欲しい。
そして、この地図からはアドベンチャーの香りがします。
いや、薫りがします。
こんなところにキディランドが。
隣にビッグトイがあるので、間違いなくこれは原宿キディランドの2号店でしょう。
ご近所のヤマダ電機に負けず頑張ってほしいですね。最近は、家電量販店でもおもちゃ売ってますし。
下にはクロックタワー。
確か、そんな名前のホラーゲームがあったような。ゾンビから逃げながら塔を登っていくやつ。
ライトウェルライトウェルライトウェルライトウェルライトウェル・・・
無数のライトウェル。行く手を阻むライトウェルを突破した先にあるもの。それは!!
バーベキューガーデン!
ライトウェルは、クロックタワーで開発されたクローンの戦闘マシーンか何かで、キディ・ランドが実はおもちゃ屋の裏で武器商人をやっているんですよ。で、キディ・ランドから調達した武器を駆使して、立ち塞がるライトウェルの大群をなぎ倒し、めでたくライトウェルを撃破したあかつきには、バーベキューガーデンで陽気に肉でも焼こうぜ!ヒャッハー!みたいな大団円が待っているんですよ。
ああ楽しい!この地図だけで一生遊んでいられそう。
団地の隣には緑道があります。こっちも面白そう。
中へ入ってみます。
かつて、南行徳に住んでいた剣豪が斬ろうとしてヒビが入ったものの、ついぞ断ち斬ることができなかった岩…かもしれない。
これがその剣豪…かもしれない。
あ、これは!モンスターファームのやつ!
CDを入れるとモンスターが生まれてくる神殿!南行徳にあったのか!
ほら、真ん中だけ色違うじゃん。絶対これ、CDを嵌め込むとこだよ!
再び公園~メトロセンター内部
緑道を抜けると、再び公園。
ちょっとホラーテイストの防災倉庫。
ほら恐いじゃん!
いたずらするな!絶対するな!
リズミカルな遊具。
これどうやって遊ぶんだろう。
グー!
チョキ!
パー!
あ、なるほど。ジャンケンするんだね!
と思ったら白鳥出てきましたお手上げですありがとうございました。
手負いのトラ
ファンシーなゾウ
やっぱり公園って面白い!行けば必ず何か見つかります。
すしや。
前回の街灯図鑑では、「お地蔵さま」という石碑が立ったお地蔵さまを見つけましたが、このシリーズは探せば結構あるのかなあ。
駅前に戻ってきました。
メトロセンターを横から見ると、なかなかの迫力です。
中へ入ってみましょう。
都心から30分、駅から0分でこのワンダーランドですよ。
案内図。
これも団地のマップに劣らず、いい味を出しています。
このマップはTシャツよりも、カバンにしたいかな。
「季節料理 庭」、「銘菓処 乙女堂」辺りも気になりますが、「ナグラカメラ」の押韻っぷりが目を引きますね。
でもやっぱり、「GALLERY & BOUTIQUE 美安土美」でしょ。これは「ビーアンドビー」と読むのが正解でしょうか。
しかも、ロッテリアも松屋もしれっと混ざっていて、こういうテイストで書かれると、まるで個人商店のようです。俺は騙されないからな!
あ、ホコ天の貼り紙が。
地元の人は「南行」って略すのね。
「みなぎょう」でいいんでしょうか。とすると、「みなみゆきのり」バージョンは「みなゆき」?
アナ雪みたい...とうだうだ考えてたら、「nangyo」って書いてあった。
南行徳氏(after)
さて、そろそろ要素が出揃ってきたので、南行徳氏の人格形成に関係しそうなものを拾い上げてみましょう。メトロセンター、市川市憲章、車、南国、緑道、野鳥、そして鉄塔
こんなところでしょうか。
アフターの南行徳氏を描いていきます。
完成!
・アロハシャツがトレードマークの学者
・南国の鳥類について研究している(フィールドワークがメイン)
・車が趣味
・最近では、研究で使う機会が多いことから写真にも興味を持ち、鉄塔の写真を撮ることにもハマっている
・明るく親しみやすい性格だが、鉄塔を見ると強烈なノスタルジーを感じるなど、心に少しだけ隙間を抱えている
・南行徳(ぎょうとく)さんですよね?といじられた時の返し
「いやいやいや!行徳(ゆきのり)じゃん!」
では隣に並んでもらいましょう。
うーん。南行徳氏、大胆にハジケましたね。
中年デビューといった感じでしょうか。
それなりに劇的なビフォーアフターだったんじゃないでしょうか。
今回はここまでにしましょう。
ちなみに、人名っぽい駅名を募集しています(実はまだ3件しか見つかってない)。
有力な情報を提供してくださった方には、5,000GP(人名ポイント)を贈呈いたします。
◎おまけ
妖怪かけまま
・防災倉庫に上がっていたずらする子供の背後に現れて、クロックタワーへ連れ去ってしまう。