【床質散歩】ダンサー目線で根岸駅から新杉田駅まで歩く
- 更新日: 2022/07/07
ブレイクダンスあるある「手の決まった位置にタコができる」
こんにちは。実はブレイクダンサーのFTDです。とはいってもここ数年は運動がてらたまに踊るぐらい。
いきなりですがダンサーって床質をとても気にします、ブレイクダンス(Breaking)の場合は特に。全身を使って床を這いずり回るので、滑りが悪いとスピン系の動きがやりにくいしガタガタだと怪我もしやすいです。写真のようなコンクリートはキツい。
そのためストリートで練習するダンサーは床の状態を気にしています。たまに海外の元気なダンサーがコンクリート上で素頭なのにグルグル回ったりしてますが、正直あれは無理をしていると思います。皮膚がズタボロになる。ちなみに私の知り合いには、(物理的に)頭を酷使しすぎて変形してしまった人がいます。
そんなブレイクダンス出身の私がダンサー目線で散歩するとどうなるか記事にしてみたいと思います。路上で踊るのはどうなのよというマナー的な意見もありそうですが、今回はあくまで散歩中のダンサーにはどう景色が見えているかという話だけなのでご了承いただけると。散歩ルートは神奈川県横浜市磯子区にある根岸駅から新杉田駅としました。湾岸エリアが好きなので。
電車を乗り継いでJR根岸駅に到着。ENEOS根岸製油所が近くにあるらしく緑色のタンク車が停まっていました。
さっそく駅構内の床をチェック。これはだいぶ踊りやすそうですね。凹凸も少ないしタイル間の溝がありますが小さいのでそこまでダンスの支障にはなりにくそうです。
改札を出てみました。ちょっとした広場的なスペース。
床質的に踊れなくはないけど意外とザラザラしておりスピン系は難しいかも。というかこの記事を書きながら思ったのですが、写真だけだと分からない床の感触ってありますね。これが手や足を通して伝わるリアルなのか。わずかな記憶を頼りに記事を書いています(メモを残しておくべきでした)。
駅前の様子。ちなみに撮影日は雨上がりの午後でした。
こちらは駅横にある商店前の床。けっこう良い感じなのですが狭いのでダンスの練習には不向きかも。
まずは根岸駅と新杉田駅の間にある磯子駅へ向かいましょう。こういう集合住宅の1Fにあるお店みたいなの良いですよね。ソファー席で大盛りナポリタンが食べられる個人経営のカフェがあると住みたいなとなります。
床もチェックします。こちらも質は良い感じですが斜めなのでダンスには不向き。
駅周辺はなんだかレトロな雰囲気の建物が多くて面白いです。私は平成生まれなのですが昭和感を感じます。この昭和感ってどこから来るのでしょう。
この床質も悪く無いな……ただただ狭すぎる。
公園もありました。地面は砂利になっていますがダンスには超不向きです、石ころが手の肉に突き刺さる。それより切り株の存在感が不自然すぎて面白い。
こちら、タイル自体はそこまで悪くないのですが溝がけっこう深いです。肉を抉り取る形をしている。
堀割川を渡ります。ニトリ店内でダンス練習したら冷房も効いてるし疲れたらベッドで休めるので良さそう。もちろん怒られるのでしませんが。
たまに歩道でみかけるやつ。中に何が入っているのかは知りません。床質的にはそこまで悪くないです、ただし歩道のど真ん中なので現実的ではありません。
監視社会の様子。
高架下って謎の広いスペースありますよね。ただ地面的にブレイクダンスは厳しそうです。こういう場所はスケーターがいるイメージ。
新たなる公園に来ました。海が見えるらしい。
周辺は駅からちょっと離れた工場エリアです。
床質をチェック。ザラつきが強くてダンスは厳しそう。公園と聞くとダンスやスポーツにちょうど良いのではと思われることもあるのですがそんなことはない。
でもトイレがあるのは助かるな……
ウッドデッキはダンサー間でも評価が別れるような気がしている。普通に練習している人もいるし滑りが悪いから使わない人もいる。それとは別にここのウッドデッキはちょっとささくれ立ってそうなので個人的には怖い。あと尋常では無い量の羽虫がいました、寂しさを紛らわすことはできるかも。
たしかに海が見える。
さらに工場エリアを進みます。仮にここでブレイクダンスすると床質以前に海へ落ちそう。
あそこで踊りたいねえ!(その1)
重力の向きが90度ズレていたら壁の上で踊れたかも。
水管橋というやつですかね?この上に立つだけでも大変だ。
土を覆っているゴワゴワのやつです。意外と肌触りが良いのですよ、ちょっと踊れるかもしれない。
緑に囲まれた休憩所だ。
この道をまっすぐ進むと磯子駅らしい。
ラブホの駐車場みたいですが凹凸が少なそうで踊れるかも……ただ経験則として駐車場はめちゃ黒い煤で汚れます。
また公園だ。石がゴツゴツしておりキツそうです。
ゴツゴツの極み。ミニ古墳ですか?
こぢんまりして可愛い郵便局です。こぢんまりして可愛い郵便局の写真集を作りたい。
仮想空間で暮らす人たち。
楽しすぎる地形だ、一方でダンスには不向きすぎる。修行には向いているかもしれません。
おお、このウッドデッキはけっこう綺麗めです。ダンスもほどほどにできそう(まあ怒られるやつだと思いますが)。ここで愚痴を1つ。こういう区民センター的なやつってスタジオや運動室もあってダンスにも良さそうなのに、基本的に利用するには団体登録が必要なんです。限界独身ダンサーはいつも悲しい思いをしているのでした(おわり)。
ゴツゴツの極みをさらに超えてきたな……
歩道橋の上。緑のつぶつぶが痛そうです。
ここが磯子駅前かあ。京浜東北線ユーザだったときは駅名だけよく耳にしてました。
磯子駅前の広場です。花たちがペットボトルから水を飲んでいる(現代っ子)。床質はちょっとキツそうですが……
この踊り場的スペースはけっこう良いですねえ。もっと広いと嬉しいなあ。
ちょっと駅前のサイゼリヤにて休憩しました。写真は無のスープ。
サイゼリヤの床も踊りやすそう……
次は新杉田駅へ向かいます。写真は駅横にある飲食店前の床。狭いけどまあまあ良い。
パッと見た感じ踊れそうな床は見当たらないなあ。
あそこで踊りたいねえ!(その2)
奴の専用駐車場……だれ?
ここの電線、鳥がたくさんとまっておりフンを大量投下してました。ダンス練習するには屋根もあった方が良い。
この床もまあまあかなあ。ショーウィンドウのガラスってダンサーにとっての鏡代わりになるんですよね。
あれ、もう新杉田駅に着いちゃいました。地図上でも1本道でそんなに離れてないのですね。ちなみにこちらはシーサイドラインの入り口です。Beansのデカさに怯えているようにも見える。
駅舎内にも入ってみました。この床、めちゃくちゃ質良いです(今日見てきた中で一番)。へんな溝も無いし滑りも程良くて最高。やっぱり駅ってダンサーにとって必要なものが全部揃っているんですよねえ……ダンサーをよく見かけるのはそういう理由なんだなあ。
駅舎を出まして、併設されている商業施設の入り口の床。屋根もありけっこう良い感じなので、お店が閉まった後なんかはほんとにダンサーが生息しているかもしれない。
商業施設を抜けるとちゃんとした駅前広場でした。シーサイドライン側と全然違う。目的地だった新杉田駅に着いてしまいましたが、せっかくなので湾岸エリアをもう少し散策してみたいと思います。
歩道橋に埋め込まれていた鳥。絵の縁が皮膚を削り取る形をしており危険です。後から気付いたのですが、ヤスノリさんの記事にも登場しており笑いました。
大きな公園だ。
レストハウスなるものを発見。入ってみましょう。
このタイル、一見すると溝が多くて肉が削られるタイプだと思うじゃないですか。しかし実際に触ってみると、角が丸みを帯びておりスベスベしてけっこう踊りやすそうなのです。屋根もトイレもあるので最強。実際に踊るとおそらく怒られます。
芝生だ。踊りやすくはないですがアクロバットなど危ない系の技を練習するのには良きです。
隠れポリス。
コウベじゃないよ、ゴウドバシ?
湾岸エリア特有のこういう雰囲気の道。
公園(緑地)です。これが本日最後の公園になりそうだ。
謎のステージです。スピン系はキツそうですがパフォーマンスには向いています。
大中小のクレーンがたくさんある。右奥には私の大好きなガントリークレーン(海キリン)もあるな。クレーンに書いてある社名で調べるとたくさんの船舶情報が見れて面白かったです。おっと、床質散歩のはずがクレーン散歩になりかけていました。危ない×2……
高台です。古墳だったら嬉しいな。
眺め良きです。ベンチも良い感じ。床質はザラザラでキツい。
各々の日常だ。
以上、根岸駅から新杉田駅までの床質散歩でした。予想していましたが駅とその周辺が練習場所としては最強ですね。なぜか良い床が集まりやすい。
念のため補足しますと、世の中にはちゃんと許可を取って使用しているストリートの練習場所もあります(取ってないのもあります)。もっと言うとマナーの良い人もいれば悪い人もいます。ストリートカルチャーを全部許せとは決して言わないのですが、まあこんな目線のやつらもいるんだなと思っていただけたら幸いです。
近くを散歩されていた犬さんの写真を撮らせてもらいました。磯子区の散歩者としては私よりおそらく先輩です。根岸湾を見て何を思うのか。
いきなりですがダンサーって床質をとても気にします、ブレイクダンス(Breaking)の場合は特に。全身を使って床を這いずり回るので、滑りが悪いとスピン系の動きがやりにくいしガタガタだと怪我もしやすいです。写真のようなコンクリートはキツい。
そのためストリートで練習するダンサーは床の状態を気にしています。たまに海外の元気なダンサーがコンクリート上で素頭なのにグルグル回ったりしてますが、正直あれは無理をしていると思います。皮膚がズタボロになる。ちなみに私の知り合いには、(物理的に)頭を酷使しすぎて変形してしまった人がいます。
そんなブレイクダンス出身の私がダンサー目線で散歩するとどうなるか記事にしてみたいと思います。路上で踊るのはどうなのよというマナー的な意見もありそうですが、今回はあくまで散歩中のダンサーにはどう景色が見えているかという話だけなのでご了承いただけると。散歩ルートは神奈川県横浜市磯子区にある根岸駅から新杉田駅としました。湾岸エリアが好きなので。
根岸駅から磯子駅まで
電車を乗り継いでJR根岸駅に到着。ENEOS根岸製油所が近くにあるらしく緑色のタンク車が停まっていました。
さっそく駅構内の床をチェック。これはだいぶ踊りやすそうですね。凹凸も少ないしタイル間の溝がありますが小さいのでそこまでダンスの支障にはなりにくそうです。
改札を出てみました。ちょっとした広場的なスペース。
床質的に踊れなくはないけど意外とザラザラしておりスピン系は難しいかも。というかこの記事を書きながら思ったのですが、写真だけだと分からない床の感触ってありますね。これが手や足を通して伝わるリアルなのか。わずかな記憶を頼りに記事を書いています(メモを残しておくべきでした)。
駅前の様子。ちなみに撮影日は雨上がりの午後でした。
こちらは駅横にある商店前の床。けっこう良い感じなのですが狭いのでダンスの練習には不向きかも。
まずは根岸駅と新杉田駅の間にある磯子駅へ向かいましょう。こういう集合住宅の1Fにあるお店みたいなの良いですよね。ソファー席で大盛りナポリタンが食べられる個人経営のカフェがあると住みたいなとなります。
床もチェックします。こちらも質は良い感じですが斜めなのでダンスには不向き。
駅周辺はなんだかレトロな雰囲気の建物が多くて面白いです。私は平成生まれなのですが昭和感を感じます。この昭和感ってどこから来るのでしょう。
この床質も悪く無いな……ただただ狭すぎる。
公園もありました。地面は砂利になっていますがダンスには超不向きです、石ころが手の肉に突き刺さる。それより切り株の存在感が不自然すぎて面白い。
こちら、タイル自体はそこまで悪くないのですが溝がけっこう深いです。肉を抉り取る形をしている。
堀割川を渡ります。ニトリ店内でダンス練習したら冷房も効いてるし疲れたらベッドで休めるので良さそう。もちろん怒られるのでしませんが。
たまに歩道でみかけるやつ。中に何が入っているのかは知りません。床質的にはそこまで悪くないです、ただし歩道のど真ん中なので現実的ではありません。
監視社会の様子。
高架下って謎の広いスペースありますよね。ただ地面的にブレイクダンスは厳しそうです。こういう場所はスケーターがいるイメージ。
新たなる公園に来ました。海が見えるらしい。
周辺は駅からちょっと離れた工場エリアです。
床質をチェック。ザラつきが強くてダンスは厳しそう。公園と聞くとダンスやスポーツにちょうど良いのではと思われることもあるのですがそんなことはない。
でもトイレがあるのは助かるな……
ウッドデッキはダンサー間でも評価が別れるような気がしている。普通に練習している人もいるし滑りが悪いから使わない人もいる。それとは別にここのウッドデッキはちょっとささくれ立ってそうなので個人的には怖い。あと尋常では無い量の羽虫がいました、寂しさを紛らわすことはできるかも。
たしかに海が見える。
さらに工場エリアを進みます。仮にここでブレイクダンスすると床質以前に海へ落ちそう。
あそこで踊りたいねえ!(その1)
重力の向きが90度ズレていたら壁の上で踊れたかも。
水管橋というやつですかね?この上に立つだけでも大変だ。
土を覆っているゴワゴワのやつです。意外と肌触りが良いのですよ、ちょっと踊れるかもしれない。
緑に囲まれた休憩所だ。
この道をまっすぐ進むと磯子駅らしい。
ラブホの駐車場みたいですが凹凸が少なそうで踊れるかも……ただ経験則として駐車場はめちゃ黒い煤で汚れます。
また公園だ。石がゴツゴツしておりキツそうです。
ゴツゴツの極み。ミニ古墳ですか?
こぢんまりして可愛い郵便局です。こぢんまりして可愛い郵便局の写真集を作りたい。
仮想空間で暮らす人たち。
楽しすぎる地形だ、一方でダンスには不向きすぎる。修行には向いているかもしれません。
おお、このウッドデッキはけっこう綺麗めです。ダンスもほどほどにできそう(まあ怒られるやつだと思いますが)。ここで愚痴を1つ。こういう区民センター的なやつってスタジオや運動室もあってダンスにも良さそうなのに、基本的に利用するには団体登録が必要なんです。限界独身ダンサーはいつも悲しい思いをしているのでした(おわり)。
ゴツゴツの極みをさらに超えてきたな……
歩道橋の上。緑のつぶつぶが痛そうです。
ここが磯子駅前かあ。京浜東北線ユーザだったときは駅名だけよく耳にしてました。
磯子駅前の広場です。花たちがペットボトルから水を飲んでいる(現代っ子)。床質はちょっとキツそうですが……
この踊り場的スペースはけっこう良いですねえ。もっと広いと嬉しいなあ。
ちょっと駅前のサイゼリヤにて休憩しました。写真は無のスープ。
サイゼリヤの床も踊りやすそう……
磯子駅から新杉田駅まで
次は新杉田駅へ向かいます。写真は駅横にある飲食店前の床。狭いけどまあまあ良い。
パッと見た感じ踊れそうな床は見当たらないなあ。
あそこで踊りたいねえ!(その2)
奴の専用駐車場……だれ?
ここの電線、鳥がたくさんとまっておりフンを大量投下してました。ダンス練習するには屋根もあった方が良い。
この床もまあまあかなあ。ショーウィンドウのガラスってダンサーにとっての鏡代わりになるんですよね。
あれ、もう新杉田駅に着いちゃいました。地図上でも1本道でそんなに離れてないのですね。ちなみにこちらはシーサイドラインの入り口です。Beansのデカさに怯えているようにも見える。
駅舎内にも入ってみました。この床、めちゃくちゃ質良いです(今日見てきた中で一番)。へんな溝も無いし滑りも程良くて最高。やっぱり駅ってダンサーにとって必要なものが全部揃っているんですよねえ……ダンサーをよく見かけるのはそういう理由なんだなあ。
駅舎を出まして、併設されている商業施設の入り口の床。屋根もありけっこう良い感じなので、お店が閉まった後なんかはほんとにダンサーが生息しているかもしれない。
商業施設を抜けるとちゃんとした駅前広場でした。シーサイドライン側と全然違う。目的地だった新杉田駅に着いてしまいましたが、せっかくなので湾岸エリアをもう少し散策してみたいと思います。
歩道橋に埋め込まれていた鳥。絵の縁が皮膚を削り取る形をしており危険です。後から気付いたのですが、ヤスノリさんの記事にも登場しており笑いました。
大きな公園だ。
レストハウスなるものを発見。入ってみましょう。
このタイル、一見すると溝が多くて肉が削られるタイプだと思うじゃないですか。しかし実際に触ってみると、角が丸みを帯びておりスベスベしてけっこう踊りやすそうなのです。屋根もトイレもあるので最強。実際に踊るとおそらく怒られます。
芝生だ。踊りやすくはないですがアクロバットなど危ない系の技を練習するのには良きです。
隠れポリス。
コウベじゃないよ、ゴウドバシ?
湾岸エリア特有のこういう雰囲気の道。
公園(緑地)です。これが本日最後の公園になりそうだ。
謎のステージです。スピン系はキツそうですがパフォーマンスには向いています。
大中小のクレーンがたくさんある。右奥には私の大好きなガントリークレーン(海キリン)もあるな。クレーンに書いてある社名で調べるとたくさんの船舶情報が見れて面白かったです。おっと、床質散歩のはずがクレーン散歩になりかけていました。危ない×2……
高台です。古墳だったら嬉しいな。
眺め良きです。ベンチも良い感じ。床質はザラザラでキツい。
各々の日常だ。
以上、根岸駅から新杉田駅までの床質散歩でした。予想していましたが駅とその周辺が練習場所としては最強ですね。なぜか良い床が集まりやすい。
念のため補足しますと、世の中にはちゃんと許可を取って使用しているストリートの練習場所もあります(取ってないのもあります)。もっと言うとマナーの良い人もいれば悪い人もいます。ストリートカルチャーを全部許せとは決して言わないのですが、まあこんな目線のやつらもいるんだなと思っていただけたら幸いです。
おまけ
近くを散歩されていた犬さんの写真を撮らせてもらいました。磯子区の散歩者としては私よりおそらく先輩です。根岸湾を見て何を思うのか。