「エコ」と「エゴ」が共存する街【新江古田】〜人気駅の隣駅さんぽ〜
- 更新日: 2021/03/25
理想的な休日
こんにちは、生年月日です。
今日は練馬駅のお隣【新江古田】に来ました。知名度はあまり高くないですが、「エコ」と聞くとなんだかサステイナブルな予感がしますよね。

ところがどすこい。
実はこの駅名(しんえごた)と読むんです。西武池袋線には江古田という駅がありますが、こちらは(えこだ)です。
もともと【江古田】は中野区の地名で、(えごた)と呼ぶらしいのですが、どういうわけか練馬区では(えこだ)読みがバズってしまい、定着したそう。※ 諸説あり
建物やバス停でもこの読み方の違いは確認できます。暇な人は確認してみてください。
今回はそんな二面性を携えた【新江古田】周辺をウロウロしていきます。

目の前に通っているのは【目白通り】
とても大きい道路です。九段下のあたりまで続いてます。

歩道橋があったので登ってみました。特に目新しい発見はありません。強いていうなら、あんまりエコ感はない。

やや!?
「しゃぶ葉」がありますよ!コスパ凄くて大好きです。高校生の時からフアンです。

階段を降りるとそこには100円自販機がありました。胸がときめきます。

む...。

ちょっと甘いな。500mlが100円じゃなければ、消費者は満足しない。多分。

大通りから外れて、路地を歩きます。

「持ち帰る」だけ痕跡があって怖いですね。大きい怪物にさらわれそう。「オレ...オマエ...モチカエル...」とか言ってね。フフ。

今のところ、街情報も小ボケも不発気味です。まあ、お花も咲いている事ですし、見逃していただきたい。

ちょっと惜しい「駐意書き」

団地に迷い込みました。これは参った。

団地内を彷徨っていると、建物の間に【ゆたか緑地】なるものがありました。

その実、あんまりゆたかではありません。

おや、注意書きがありますね。

ギリギリ人面でしょうか。

ちなみに、練馬区のロゴはアメコミのヒーロー感があります。

ディスタンスを意識したモダンな配置。

読みにくいですねぇ。発音がJAS規格じゃない。

【豊中通り】に辿り着きました。

【江古田の森公園】ですか。気になりますね。非常にエコっぽい出立ちです。

橋の下にはスレンダーな川が流れています。

おや...あれは?

猫ですね。ケツをベロベロ舐めています。

天才的だなぁ。枯葉にうずくまる猫。
絵に描いたような休日です。

小鳥のさえずりに興味を持ったようです。
追い込まれた時には捕食するのでしょう。

デカ哺乳類が近くに寄ってくるのもストレスだろうから、ここらでサヨウナラ。

広場にはヒトがたくさんいます。玉遊びに興じている方がほとんどです。玉遊びできる公園て最近少ないですから、こういうスペースは貴重ですね。

うわっ、丸見えタイプの公衆便所だ。カワヤハラスメント。
ここで用を足す勇気をください。

人のいない方へ流れましょう。

この公園の成り立ちが書いてあります。
江戸時代にはタカ狩り場、明治には茶や桑の生産地に、大正時代には結核療養所として使用されていたみたいです。
その後、結核患者のために空気をより澄んだものにしようと、療養所の周りに植物の苗が植えられたそう。
のちに「野方苗圃」(のがたびょうほ)と呼ばれたこの地から、ハナミズキなどの木が全国各地に旅立っていったんですって。

なるほど、空気が健やかですね。ニヤニヤしてしまいます。
おや...?

ハトが寝そべっています。

うわ、飛んだ。
新宿のハトとはワケが違いますね。警戒心がとんでもない。

レンズに光が反射してますね。参った。

おや...。
あのぶら下がっているのが何かわかりますか。

カマキリさんの卵ですね。
春になるとここから300匹くらい幼虫が出てきます。ビッグダディの比じゃありません。

カイデーなマツが立っています。立派ですね。
ここまで大きいのに支柱がないのも珍しいんじゃないでしょうか。かっこいい。

江古田の森が終わってしまいました。
おそらくここが「エコ」のピークかと思いますが、暇なのでもうちょっと歩くことにします。

【東京総合保健福祉センター江古田の森】なるものがあります。
さっきの看板の情報からして、かつての結核患者はこちらで療養していたのでしょうか。
ところで、【フィトンチッド】ってご存知ですか?
樹木などが傷つけられた際に放出する揮発性の化学物質のことを指すんですが、微生物の活動を抑制したり、殺菌力を持つことで知られています。
だから森の中を歩いていて「空気がおいしい」と感じるのは、単なる気分の問題ではなく、実際に空気中の成分が都会とは違っていることに由来している可能性もあるんです。
ちなみに、寿司屋で木のまな板やわさびを使用するのは、この【フィトンチッド】を利用してネタに雑菌が繁殖するのを抑えるためだとする説もあるんです。

春の訪れですねー。最近ポカポカしてきましたもんね、昼。

何すかこの草。

見たことありますか?パンジーみたいな柄してますけど。なんすかコレ??

大きな病院の横を歩いていきましょう。

生き埋め欄干を見つけました。かわいそうに...。

江古田の道路めちゃくちゃ雰囲気いいですね。人は少ないのにコンビニとかは結構あって、非常に暮らしやすそうです。

犬の白骨みたいな遊具がありますね。

山の音楽家の歌のやつ?
どうでもいいんですけど、山の音楽家の「わたしゃ音楽家、山の子リス」って部分を「わたしゃ音楽、加山の子リス」だと勘違いしていた時期があったんですが、
冷静に考えてみると何なんですか、「加山の子リス」って。
山というより海が好きそうな感じはします。

【豊中通り】に帰ってきました。

また100円自販機か。

がっかりさせないでくれよ。こちとら銭なし若人。

おっ!興奮しますね。
上段の500ml缶が100円です。素晴らしい。消費者歓喜。

この道を真っ直ぐ行くと環七に出るっぽいです。

昭和な注意書きがあります。
つり投げ...?? 何その遊び、わからないけど野蛮そう。
というか、よく見たらマリ投げでした。マリ......!?

環七っていいですよね。環状線いいですよね。
幼少期に両親と遠出した帰り道とか。18になって免許取り立ての友人にドライブに連れて行ってもらった思い出とか。
何というか、僕にとって環状線は、感情線っていうか。

でもやっぱり、横道に惹かれます。

地味な道路の楽しさは、整っていないところにあるんだと思います。
手入れが行き届いていない乱雑さが、帰って居心地がいいんですよね。あ、ほら見てください。

「グランド」と「野方」がザ・ノンフィクションみたいなフォントですよ。
「マンション」がなんでスタンダードなんでしょうか、費用の問題?オーナーのこだわり??

そんなことはどうでもいいんです。歩みを進めます。

あらら、野方の森公園にあった蕾にときめいてたのに。みだりに咲きすぎだこっちは。

気がついたら都立家政に辿り着いてました。
新江古田、大変のどかで気持ちの良い街でした。
知らないうちに15,000歩くらい歩いていたみたいなので、帰って寝ます!
それではまた!
今日は練馬駅のお隣【新江古田】に来ました。知名度はあまり高くないですが、「エコ」と聞くとなんだかサステイナブルな予感がしますよね。

ところがどすこい。
実はこの駅名(しんえごた)と読むんです。西武池袋線には江古田という駅がありますが、こちらは(えこだ)です。
もともと【江古田】は中野区の地名で、(えごた)と呼ぶらしいのですが、どういうわけか練馬区では(えこだ)読みがバズってしまい、定着したそう。※ 諸説あり
建物やバス停でもこの読み方の違いは確認できます。暇な人は確認してみてください。
今回はそんな二面性を携えた【新江古田】周辺をウロウロしていきます。
さっそくお散歩開始

目の前に通っているのは【目白通り】
とても大きい道路です。九段下のあたりまで続いてます。

歩道橋があったので登ってみました。特に目新しい発見はありません。強いていうなら、あんまりエコ感はない。

やや!?
「しゃぶ葉」がありますよ!コスパ凄くて大好きです。高校生の時からフアンです。

階段を降りるとそこには100円自販機がありました。胸がときめきます。

む...。

ちょっと甘いな。500mlが100円じゃなければ、消費者は満足しない。多分。

大通りから外れて、路地を歩きます。

「持ち帰る」だけ痕跡があって怖いですね。大きい怪物にさらわれそう。「オレ...オマエ...モチカエル...」とか言ってね。フフ。

今のところ、街情報も小ボケも不発気味です。まあ、お花も咲いている事ですし、見逃していただきたい。

ちょっと惜しい「駐意書き」

団地に迷い込みました。これは参った。

団地内を彷徨っていると、建物の間に【ゆたか緑地】なるものがありました。

その実、あんまりゆたかではありません。

おや、注意書きがありますね。

ギリギリ人面でしょうか。

ちなみに、練馬区のロゴはアメコミのヒーロー感があります。

ディスタンスを意識したモダンな配置。

読みにくいですねぇ。発音がJAS規格じゃない。

【豊中通り】に辿り着きました。
江古田の森公園に到着

【江古田の森公園】ですか。気になりますね。非常にエコっぽい出立ちです。

橋の下にはスレンダーな川が流れています。

おや...あれは?

猫ですね。ケツをベロベロ舐めています。

天才的だなぁ。枯葉にうずくまる猫。
絵に描いたような休日です。

小鳥のさえずりに興味を持ったようです。
追い込まれた時には捕食するのでしょう。

デカ哺乳類が近くに寄ってくるのもストレスだろうから、ここらでサヨウナラ。

広場にはヒトがたくさんいます。玉遊びに興じている方がほとんどです。玉遊びできる公園て最近少ないですから、こういうスペースは貴重ですね。

うわっ、丸見えタイプの公衆便所だ。カワヤハラスメント。
ここで用を足す勇気をください。

人のいない方へ流れましょう。

この公園の成り立ちが書いてあります。
江戸時代にはタカ狩り場、明治には茶や桑の生産地に、大正時代には結核療養所として使用されていたみたいです。
その後、結核患者のために空気をより澄んだものにしようと、療養所の周りに植物の苗が植えられたそう。
のちに「野方苗圃」(のがたびょうほ)と呼ばれたこの地から、ハナミズキなどの木が全国各地に旅立っていったんですって。

なるほど、空気が健やかですね。ニヤニヤしてしまいます。
おや...?

ハトが寝そべっています。

うわ、飛んだ。
新宿のハトとはワケが違いますね。警戒心がとんでもない。

レンズに光が反射してますね。参った。

おや...。
あのぶら下がっているのが何かわかりますか。

カマキリさんの卵ですね。
春になるとここから300匹くらい幼虫が出てきます。ビッグダディの比じゃありません。

カイデーなマツが立っています。立派ですね。
ここまで大きいのに支柱がないのも珍しいんじゃないでしょうか。かっこいい。

江古田の森が終わってしまいました。
おそらくここが「エコ」のピークかと思いますが、暇なのでもうちょっと歩くことにします。

【東京総合保健福祉センター江古田の森】なるものがあります。
さっきの看板の情報からして、かつての結核患者はこちらで療養していたのでしょうか。
ところで、【フィトンチッド】ってご存知ですか?
樹木などが傷つけられた際に放出する揮発性の化学物質のことを指すんですが、微生物の活動を抑制したり、殺菌力を持つことで知られています。
だから森の中を歩いていて「空気がおいしい」と感じるのは、単なる気分の問題ではなく、実際に空気中の成分が都会とは違っていることに由来している可能性もあるんです。
ちなみに、寿司屋で木のまな板やわさびを使用するのは、この【フィトンチッド】を利用してネタに雑菌が繁殖するのを抑えるためだとする説もあるんです。
ぶらぶら散歩再開

春の訪れですねー。最近ポカポカしてきましたもんね、昼。

何すかこの草。

見たことありますか?パンジーみたいな柄してますけど。なんすかコレ??

大きな病院の横を歩いていきましょう。

生き埋め欄干を見つけました。かわいそうに...。

江古田の道路めちゃくちゃ雰囲気いいですね。人は少ないのにコンビニとかは結構あって、非常に暮らしやすそうです。

犬の白骨みたいな遊具がありますね。

山の音楽家の歌のやつ?
どうでもいいんですけど、山の音楽家の「わたしゃ音楽家、山の子リス」って部分を「わたしゃ音楽、加山の子リス」だと勘違いしていた時期があったんですが、
冷静に考えてみると何なんですか、「加山の子リス」って。
山というより海が好きそうな感じはします。

【豊中通り】に帰ってきました。

また100円自販機か。

がっかりさせないでくれよ。こちとら銭なし若人。

おっ!興奮しますね。
上段の500ml缶が100円です。素晴らしい。消費者歓喜。

この道を真っ直ぐ行くと環七に出るっぽいです。

昭和な注意書きがあります。
つり投げ...?? 何その遊び、わからないけど野蛮そう。
というか、よく見たらマリ投げでした。マリ......!?
環七に到着

環七っていいですよね。環状線いいですよね。
幼少期に両親と遠出した帰り道とか。18になって免許取り立ての友人にドライブに連れて行ってもらった思い出とか。
何というか、僕にとって環状線は、感情線っていうか。

でもやっぱり、横道に惹かれます。

地味な道路の楽しさは、整っていないところにあるんだと思います。
手入れが行き届いていない乱雑さが、帰って居心地がいいんですよね。あ、ほら見てください。

「グランド」と「野方」がザ・ノンフィクションみたいなフォントですよ。
「マンション」がなんでスタンダードなんでしょうか、費用の問題?オーナーのこだわり??

そんなことはどうでもいいんです。歩みを進めます。

あらら、野方の森公園にあった蕾にときめいてたのに。みだりに咲きすぎだこっちは。
そろそろ帰ろう

気がついたら都立家政に辿り着いてました。
新江古田、大変のどかで気持ちの良い街でした。
知らないうちに15,000歩くらい歩いていたみたいなので、帰って寝ます!
それではまた!