綱島を散歩しました / 温泉街の痕跡を探したり探さなかったり
- 更新日: 2016/10/20
今日もやられた。
こんにちは、ヤスノリです。
今日は、東急東横線の綱島駅に来ています。

首都圏以外の人からすると「え? 綱島ってどこ?」みたいな感じだと思いますが、横浜市港北区にあります。Appleのアジア最大の研究施設が綱島に出来る、みたいな話があって、最近ちょっと聞く機会が増えてきた地名です。
パナソニック跡地に出来るとのことなので、Apple施設はきっとこのあたりですね。

ところで綱島と言えば、東京の奥座敷、なんて呼ばれていた温泉街だったんですね。戦前と、戦後もしばらくは多くの人で賑わっていたとか。
しかし、その後衰退してしまいます。よく言われている理由としては、交通網が発達して熱海とか箱根にお客さん取られちゃったっていう説。いまは日帰りの温泉施設が数件あるだけなんだそうです。
最後の楽園として有名だった「東京園」さんも、惜しまれつつ2015年に閉館してしまいました。
さて、そんな綱島に、特に用事もないけど降りてみました。

用事はありません。

駅前はいきなり商店街。

綱島西口商店街だそうです。

ちゃんとした商店街。これは住みやすい認定していいやつです。
ここは、温泉街時代、駅名が綱島温泉駅だった時代からずっとある通りです。そう考えると、ほら、おんせんまんじゅうが見えてこない? こないですか。

お地蔵さんが居ます。

お地蔵さんの罰が当たるとかではなく、通報という手段。

何ですかね。間違った銘柄のタバコ買った罰ですかね。

こっちにも居ました。こちらの方は、完全な球を目指しています。

2階にある飲食店が階段を活用してメニュー紹介するの、いいですよね。

おいしそうなパン屋さん。
昭和4年創業って書いてます。なんかちゃんと時代についていっててすごい。


四角形で囲った文字の座標が不安定。
これ、もしかして、もしかしてですけど、ワードで版下作ってませんかね。しかもシフトキーで細かく動かせるの知らずに。

絵柄を、統一しようや。

昭和の始めまで、綱島は桃で日本一だったんですって。へー。
だから、この花壇を「ピーチ花壇1」と名づけたんですって。
1って。
1の説明がないけども。
説明文の中では1いらなくね?

これは、リアルな竹箒をこうセットする想定で、作ったってことですよね。面白い。
いろいろ持たせたいな。コブラとか。

そうですか?

絶対うまい。この店は絶対うまいです。

綱島公園がありました。
山全体が公園になってる。

山道なのですが、奥にプールもあるので、髪の毛がビッショビショに濡れた子どもとかが通る。
これ以上カメラを持ってプールに近づくと、なんか通報される気がしたのでここで引き返します。そういう勘は当たる。

ちなみに、綱島公園はなぜか塀に囲まれていて、ちっとも見晴らしが良くない。
巨大プリズンか何かなのかしら。

散歩続けますね。

今日もやられている。

ポストの上で勝手に園芸をしている。

森林浴って書いてあった。

あの跨線橋で東横線を渡ります。

階段の途中でアスパラドリンクを飲んだ人がいる。
アイテムの良い使い方だと思う。

買い物メモが落ちてた。ちゃんと買えたか心配。

なるほど、線路向こうに東急スーパーがあるのね。せんたくのアミ、ちゃんと買えただろうか。

なんかありますね。

弁天さんっぽいけど、辿りつけない。お賽銭よりも防御を選んだ。

木が想定外の成長をしたので。

このあたりも古い道っぽい。

綱島街道に出ましたよ。

諏訪神社があるらしいですね。
ここは、武田家の家臣がつくった神社だそうで、諏訪大社と関係ありそう。

なんか遠そうだな……行かないです。

森に同化しているお宅。

すごい壁の穴。「ぽっかり」の挿絵にしたい。
んで、落書きのセンスが残念。せっかく魔界の入り口みたいな穴なんだから、もっとちゃんと遊んでほしい。「封」とか書いて欲しかった。

突然階段がありました。

綱島神明社だって。ここから0mって。その距離情報要る?

ちょっと登ってみます。これは落ちたら死ぬやつだ。

ついたけど、あれ。

神様にこんなこと言うのあれですけど。
思ってたやつと違う。

なんか飲み物が5種類もお供えされている。夏だし暑いからかな。

ちなみに、各飲料の水面はこんな感じでした。
神様はお酒全般が好き。水だと「富士山のおいしい天然水」が好みのようです。
ちなみに神様が一番飲まれていないハワイウォーターは横浜に本社があるトーエルの水です。ハワイで汲んだ水をウォーターサーバーなどで売っています。
まあ、日本の神様がハワイの水を好むイメージはないので、ハワイウォーターがまずい、ということではないと思います。

綱島街道に戻ってきました。
この「大家さん募集」ってのは、吹き出しにしては妙な形をしている。
時空の裂け目みたい。異世界から聞こえてきた声が「大家さん募集」

あ、ここ東京園があったとこですよね。もう更地になってます。

イラストに歯が出てこない。斬新。

このあたりの旅館は、なんか温泉街だったのと関係ありそう。

しかし、このあたり、綱島駅東口すぐのあたりなんだけど、古い道が残っている。素晴らしい。

飽きてる。

この高さ制限、要る?

水吸って重くなるし、燃えないからね。

看板の真ん中がごっそりなくなっているんだけど、意味が通じる。
逆に言えば、真ん中には何があったんだろう。

目だし穴開けてもいいか、みたいな。

川のにおいがします。

鶴見川です。

護岸ブロックに何か書いてあるけど読めない。
向こう岸からは読めるんだろうな。
多分向こう岸の悪口が書いてあると思う。
「うんちっち集落のみなさんこんにちは」とか。

うんちっち集落のみなさん

そうそう、鶴見川では、よくバクの絵を見ます。

理由が、「流域がバクの形だから」なのですが、流域の形ってのが解せない。その、特に源流のあたりの形とかはさあ、どうにでもなるじゃん。

のどかでございますね。

川沿いにひっそりと稲荷があったりします。

綱島街道の橋。大綱橋です。

あっちに東横線が見えます。
そろそろ駅に戻りますね。

湯けむりの庄のパイロン、おしゃれ〜
ちなみに湯けむりの庄綱島は、2016年に出来ました。ちょっと綱島駅から遠いのですが、駅からシャトルバスも出てるそうです。
なんだろ、終わりゆく温泉街に、あたらしいタイプの温泉施設が出来るのって、なんか面白い。

バス停留所のフォントが素晴らしい。

そんなこんなで綱島駅に戻ってきました。
今日は行ってないですけど、大橋渡ったあたりに、温泉が初めて出た記念碑があるんだそうです。
いまの綱島といえば、普通にいい商店街があって、とても良い街なのです。
あとねえ、これわりと重要だと思うんだけど、住宅エリアが平地。高台は唯一、綱島公園があるあたりのみで、あとは鶴見川が削った平野なんですよね。
だいたい高台にはお殿様が住むので高級住宅街が出来たりするのですが、綱島にはそれが無い。でもそれがいい。いまの綱島は、のんびりした下町なんですよ。
というわけで、綱島でした。またねー。
今日は、東急東横線の綱島駅に来ています。
首都圏以外の人からすると「え? 綱島ってどこ?」みたいな感じだと思いますが、横浜市港北区にあります。Appleのアジア最大の研究施設が綱島に出来る、みたいな話があって、最近ちょっと聞く機会が増えてきた地名です。
パナソニック跡地に出来るとのことなので、Apple施設はきっとこのあたりですね。
ところで綱島と言えば、東京の奥座敷、なんて呼ばれていた温泉街だったんですね。戦前と、戦後もしばらくは多くの人で賑わっていたとか。
しかし、その後衰退してしまいます。よく言われている理由としては、交通網が発達して熱海とか箱根にお客さん取られちゃったっていう説。いまは日帰りの温泉施設が数件あるだけなんだそうです。
最後の楽園として有名だった「東京園」さんも、惜しまれつつ2015年に閉館してしまいました。
さて、そんな綱島に、特に用事もないけど降りてみました。

用事はありません。

駅前はいきなり商店街。

綱島西口商店街だそうです。

ちゃんとした商店街。これは住みやすい認定していいやつです。
ここは、温泉街時代、駅名が綱島温泉駅だった時代からずっとある通りです。そう考えると、ほら、おんせんまんじゅうが見えてこない? こないですか。

お地蔵さんが居ます。

お地蔵さんの罰が当たるとかではなく、通報という手段。

何ですかね。間違った銘柄のタバコ買った罰ですかね。

こっちにも居ました。こちらの方は、完全な球を目指しています。

2階にある飲食店が階段を活用してメニュー紹介するの、いいですよね。

おいしそうなパン屋さん。
昭和4年創業って書いてます。なんかちゃんと時代についていっててすごい。


四角形で囲った文字の座標が不安定。
これ、もしかして、もしかしてですけど、ワードで版下作ってませんかね。しかもシフトキーで細かく動かせるの知らずに。

絵柄を、統一しようや。

昭和の始めまで、綱島は桃で日本一だったんですって。へー。
だから、この花壇を「ピーチ花壇1」と名づけたんですって。
1って。
1の説明がないけども。
説明文の中では1いらなくね?

これは、リアルな竹箒をこうセットする想定で、作ったってことですよね。面白い。
いろいろ持たせたいな。コブラとか。

そうですか?

絶対うまい。この店は絶対うまいです。

綱島公園がありました。
山全体が公園になってる。

山道なのですが、奥にプールもあるので、髪の毛がビッショビショに濡れた子どもとかが通る。
これ以上カメラを持ってプールに近づくと、なんか通報される気がしたのでここで引き返します。そういう勘は当たる。

ちなみに、綱島公園はなぜか塀に囲まれていて、ちっとも見晴らしが良くない。
巨大プリズンか何かなのかしら。

散歩続けますね。

今日もやられている。

ポストの上で勝手に園芸をしている。

森林浴って書いてあった。

あの跨線橋で東横線を渡ります。

階段の途中でアスパラドリンクを飲んだ人がいる。
アイテムの良い使い方だと思う。

買い物メモが落ちてた。ちゃんと買えたか心配。

なるほど、線路向こうに東急スーパーがあるのね。せんたくのアミ、ちゃんと買えただろうか。

なんかありますね。

弁天さんっぽいけど、辿りつけない。お賽銭よりも防御を選んだ。

木が想定外の成長をしたので。

このあたりも古い道っぽい。

綱島街道に出ましたよ。

諏訪神社があるらしいですね。
ここは、武田家の家臣がつくった神社だそうで、諏訪大社と関係ありそう。

なんか遠そうだな……行かないです。

森に同化しているお宅。

すごい壁の穴。「ぽっかり」の挿絵にしたい。
んで、落書きのセンスが残念。せっかく魔界の入り口みたいな穴なんだから、もっとちゃんと遊んでほしい。「封」とか書いて欲しかった。

突然階段がありました。

綱島神明社だって。ここから0mって。その距離情報要る?

ちょっと登ってみます。これは落ちたら死ぬやつだ。

ついたけど、あれ。

神様にこんなこと言うのあれですけど。
思ってたやつと違う。

なんか飲み物が5種類もお供えされている。夏だし暑いからかな。

ちなみに、各飲料の水面はこんな感じでした。
神様はお酒全般が好き。水だと「富士山のおいしい天然水」が好みのようです。
ちなみに神様が一番飲まれていないハワイウォーターは横浜に本社があるトーエルの水です。ハワイで汲んだ水をウォーターサーバーなどで売っています。
まあ、日本の神様がハワイの水を好むイメージはないので、ハワイウォーターがまずい、ということではないと思います。

綱島街道に戻ってきました。
この「大家さん募集」ってのは、吹き出しにしては妙な形をしている。
時空の裂け目みたい。異世界から聞こえてきた声が「大家さん募集」

あ、ここ東京園があったとこですよね。もう更地になってます。

イラストに歯が出てこない。斬新。

このあたりの旅館は、なんか温泉街だったのと関係ありそう。

しかし、このあたり、綱島駅東口すぐのあたりなんだけど、古い道が残っている。素晴らしい。

飽きてる。

この高さ制限、要る?

水吸って重くなるし、燃えないからね。

看板の真ん中がごっそりなくなっているんだけど、意味が通じる。
逆に言えば、真ん中には何があったんだろう。

目だし穴開けてもいいか、みたいな。

川のにおいがします。

鶴見川です。

護岸ブロックに何か書いてあるけど読めない。
向こう岸からは読めるんだろうな。
多分向こう岸の悪口が書いてあると思う。
「うんちっち集落のみなさんこんにちは」とか。

うんちっち集落のみなさん

そうそう、鶴見川では、よくバクの絵を見ます。

理由が、「流域がバクの形だから」なのですが、流域の形ってのが解せない。その、特に源流のあたりの形とかはさあ、どうにでもなるじゃん。

のどかでございますね。

川沿いにひっそりと稲荷があったりします。

綱島街道の橋。大綱橋です。

あっちに東横線が見えます。
そろそろ駅に戻りますね。

湯けむりの庄のパイロン、おしゃれ〜
ちなみに湯けむりの庄綱島は、2016年に出来ました。ちょっと綱島駅から遠いのですが、駅からシャトルバスも出てるそうです。
なんだろ、終わりゆく温泉街に、あたらしいタイプの温泉施設が出来るのって、なんか面白い。

バス停留所のフォントが素晴らしい。

そんなこんなで綱島駅に戻ってきました。
雑感
えっと、綱島ね。温泉街の痕跡はもう殆ど残ってないよねえ、でも、東口のビジネス旅館のあたり怪しいな。今日は行ってないですけど、大橋渡ったあたりに、温泉が初めて出た記念碑があるんだそうです。
いまの綱島といえば、普通にいい商店街があって、とても良い街なのです。
あとねえ、これわりと重要だと思うんだけど、住宅エリアが平地。高台は唯一、綱島公園があるあたりのみで、あとは鶴見川が削った平野なんですよね。
だいたい高台にはお殿様が住むので高級住宅街が出来たりするのですが、綱島にはそれが無い。でもそれがいい。いまの綱島は、のんびりした下町なんですよ。
というわけで、綱島でした。またねー。