【高架下めぐり】学芸大学駅の高架下 / GAKUDAI KOUKASHITA
- 投稿日: 2016/07/22
ちょうかっこいい高架下。
こんにちは。ヤスノリです。
突然ですが、みなさん、ガード下って、どんなイメージでしょうか。
東京近辺だと、10人入ると一杯になるような居酒屋がひしめいていたりして、探索しがいのあるスポットの一つでございます。郊外だと、汚い倉庫や雑な公園などに利用されていて、これはこれで趣深いんですね。
さて、今日ご紹介する学芸大学駅周辺の高架下にある「GAKUDAI KOUKASHITA」は、2012年に高架橋耐震補強工事に伴って出来た商業施設です。
横文字で表現されているように、今までのガード下、高架下のイメージをぶち壊す、お洒落スポットとのことなのです。
実はここ、以前は「東急ショッピングコリドール」という商業施設がありました。1971年からあるんですって。
高架下が商業エリアとしてアツい! ってのは、比較的昔からの共通認識で、東急も昔から高架下の開発をやってたんですね。
「東急ショッピングコリドール」には、飲食店街の「東急百味街」、食品専門店街の「東急名店街」があって、ある程度のテナントが入っていたのですが、まあ、あのちょっとね、昭和のスーパーのような雰囲気がありまして、こう俺みたいなのがたまに来て写真を撮るのには良いスポットなのですが、確かにハコの時代遅れ感は否めなかったんですね。
ここに当時の写真がいくつかありました。
んで、2010年に「東急百味街」が「学大横丁」にリニューアルしたのを皮切りに、食品専門の「東急名店街」が「学大市場」にリニューアル、あとは雑貨やサービス店舗が入店する商業施設「学大小路」ができました。
そんなGAKUDAI KOUKASHITAを、適当に紹介しようと思います。
降りました。学芸大学駅。
まずは碑文谷公園のほうへ伸びているKOUKASHITAを見にいきます。
こっちには、学大市場と学大小路があります。
サービス系のお店が入っている学大小径。うわーガード下なのにどさくさの匂いがしない!! 焼き鳥の煙とタバコの煙が混ざった匂いがしない!! あかるい!!! あかるいし気分が良いから保険の相談もしようかなってなる!!!
碑文谷公園へ抜ける道沿いだからか、人通りも多いです。
あと、学大市場の写真をいくつか撮ったはずなのに、なんでか消えていました。怖いですね。
惣菜屋さんとか、パン屋さんとか入ってて超綺麗なところなのであとで写真足します。ここがわりとメインなのにごめんね!!!
「学大横丁」が見えてきました。
ここは飲食店が中心。有名どころだと、中野の青葉とか入ってる。
こんな感じで、黒を基調とした同じような店構えが続いています。
カラオケ店とかスナックとかも入っている。
このカラオケパブは老舗らしいのですが、綺麗な画一的な建物なので歴史があんまり分からないですね。
ちなみに、高架下脇はこんな感じで、ザ・線路沿い(褒めてますよ!)という感じのお店が並んでいます。
あれ、KOUKASHITAが普通の高架下に戻ってしまった。魔法が解けた。
なんとなくもうちょっと進んでみます。
自転車・バイク兼用のシートだからか、自転車とバイクの絵が交互に描かれている。どっちでも行ける。
これ、多分それぞれが只のゴミなんだけど、組み合わせの妙で、ものすごく石碑っぽくなっている。誰かが捨てたジュースの空き缶もお供え物っぽさを出している。
数年後うっかりほこらになってないかなー。
もしかしたら、俺、神が生まれる瞬間を目撃したかもしれない。
正面から。うん。貫禄ある。いけるいける。
あれ、五本木商店街ですって。ここは前の学芸大学の散歩でも通ったな。
なんかちょっと高架下から離れてしまった。戻ろう。
なんだかパッとしない高架下が続く。普通高架下はパッとしないので全然良いんだけど、学芸大学駅がKOUKASHITAとかお洒落に言うからさ、期待しちゃうじゃないですか。学芸大学のせいだからね。
病理の早見表ですって。小さくて見難いですけど、8,9,10番目の背骨、ヒステリーとか癇癪に関係があるんですって。近くにヒステリックな人が居たら、8,9,10番目の背骨をゴリゴリやったらいいんですかね。
にぎやかな園芸。
室外機の上もにぎやか。ワンピースとかあるので、わりと最近。
いきなり店があった。というか実はこれを見に来た。
STREAMER COFFEE COMPANY。ラテアートで有名なコーヒーショップです。
GAKUDAI KOUKASHITAの目玉としてよく紹介されているので、駅から連続する高架下ショップ街の中にあるのかと思っていたのですが、途中で駐輪場とか工事現場とかわりと寂しいエリアを挟んでの登場でした。初めて来るときには注意です。
良く言えば、ここまで駅から離れると、そこまで人も居ないので、わりとゆったりできる。近くに住んでたらここ通うだろうなー。駅から遠いカフェだーいすき。
ちなみにここは、事務所用の建物だったのを2014年に改装したんだそうです。
正しい線路脇のスナックの感じ。KOUKASHITAには組せず、みたいな。
東横線の線路に沿って、この辺りまで来ました。
実はここ、学芸大学駅と祐天寺駅のちょうど間くらい。なので、このまま祐天寺まで高架下を観察しようと思います。
と息巻いたものの、このあたりは線路沿いに道が無くて、高架下の直接観察が不可能に。早速出鼻をくじかれる。
できるだけ線路に近そうな路地を進みます。
古代中国料理……怖い……
早速線路を見失っておりますが、私は元気です。
古い住宅街に迷い込んだ。
誰に言ってるんだろう。さっきの古代中国料理屋かな。
意味がわからないし怖い。
にょきにょき。
遠くに小学校が見える。五本木小学校です。
おもっくそ休み時間で、児童がたくさん校庭で遊んでいまして、このタイミングでバチバチ写真撮ったら完全に職業を聞かれる感じだったので、小学校の写真は無いですけど、五本木小学校です。
よし高架下捉えた。でももうKOUKASHITAの見る影もないな。
かわりにZAIMOKUYAがありました。
JINJYAもありました。
十日森稲荷神社。
誰かの家の庭にあった屋敷神を神社にしたんですって。
大層立派な神社だけど、
脇に家がある。いまだにここ、誰かの庭なんですかね。
狐も立派だけど、
後ろのぐるぐる気になるなー。狐撮ろうとすると絶対入ってくる、このぐるぐる。
高架脇に戻ってまいりました。
この辺のKOUKASHITAはKOUJICYUです。
なんか、すごくいいカーブ。心地よい。ボーリングの玉転がしてカーブかけたい。
地図で見ても心地よい。
ただ、このカーブのせいで、この地点の高架下がどうなっているのか全く確認することができない。
そう考えると、このカーブ、人為的だしめちゃくちゃ怪しい。
もしかしたら高架下に闇カジノでもあるのかもしれない。
これどうなってるの? 手品?
あんずとかどうでもいいけど、幹のあれどうなってるの? 手品?
レンガは、重い。
いい店構えの定食屋。
なんか道に出そう。
昭和通り。これは祐天寺の散歩で行ったやつ。もう祐天寺駅近いですね。
今このへん。
だんだん人も多くなってきました。このあたりの高架下はタイムズです。
このまま祐天寺駅行こうと思ったのですが、タイムズ脇に路地を見つけてしまったので、行かざるを得ない。
ここ、北に細い路地があるの分かるでしょうか。この道に、ピンのとこから行けました。
一定区間でマンホールあるので、ドブ川を埋めたんですかねえ。
地図で確認すると、この細道はずーっと続いていて、「蛇崩川支流緑道」のあたりに通じてるんです。もしかしたら、蛇崩川の何かか、蛇崩川に合流してた何か、かもしれないです。
こんな感じで続いてる。すごーく行きたいのですが、なんかここ行くと駅遠ざかるし高架下関係なくなるので、今日は行かないです。
目黒けいさつだけに黒目ってこと?
絵が捨ててある。
そんなこんなで、
祐天寺駅に着きました。
体験やテーマでぐいぐい来る企画が多いなか、学芸大学のKOUKASHITAは、あくまでも東急が、地元の商業施設の枠内でやっているのだなあ、というイメージはある。古くからやっている「東急ショッピングコリドール」のリニューアルなので、まあそうなんだけど。
こう、夢をたくさん詰め込んだ未来の高架下っていうわけではなくて、圏内に住んでいる人が便利に使える高架下のショッピングスポットなんですね。
というわけで、学芸大学駅の高架下(GAKUDAI KOUKASHITA)でした。またねー。
突然ですが、みなさん、ガード下って、どんなイメージでしょうか。
東京近辺だと、10人入ると一杯になるような居酒屋がひしめいていたりして、探索しがいのあるスポットの一つでございます。郊外だと、汚い倉庫や雑な公園などに利用されていて、これはこれで趣深いんですね。
さて、今日ご紹介する学芸大学駅周辺の高架下にある「GAKUDAI KOUKASHITA」は、2012年に高架橋耐震補強工事に伴って出来た商業施設です。
横文字で表現されているように、今までのガード下、高架下のイメージをぶち壊す、お洒落スポットとのことなのです。
実はここ、以前は「東急ショッピングコリドール」という商業施設がありました。1971年からあるんですって。
高架下が商業エリアとしてアツい! ってのは、比較的昔からの共通認識で、東急も昔から高架下の開発をやってたんですね。
「東急ショッピングコリドール」には、飲食店街の「東急百味街」、食品専門店街の「東急名店街」があって、ある程度のテナントが入っていたのですが、まあ、あのちょっとね、昭和のスーパーのような雰囲気がありまして、こう俺みたいなのがたまに来て写真を撮るのには良いスポットなのですが、確かにハコの時代遅れ感は否めなかったんですね。
ここに当時の写真がいくつかありました。
んで、2010年に「東急百味街」が「学大横丁」にリニューアルしたのを皮切りに、食品専門の「東急名店街」が「学大市場」にリニューアル、あとは雑貨やサービス店舗が入店する商業施設「学大小路」ができました。
そんなGAKUDAI KOUKASHITAを、適当に紹介しようと思います。
学大市場と学大小路
降りました。学芸大学駅。
まずは碑文谷公園のほうへ伸びているKOUKASHITAを見にいきます。
こっちには、学大市場と学大小路があります。
サービス系のお店が入っている学大小径。うわーガード下なのにどさくさの匂いがしない!! 焼き鳥の煙とタバコの煙が混ざった匂いがしない!! あかるい!!! あかるいし気分が良いから保険の相談もしようかなってなる!!!
碑文谷公園へ抜ける道沿いだからか、人通りも多いです。
あと、学大市場の写真をいくつか撮ったはずなのに、なんでか消えていました。怖いですね。
惣菜屋さんとか、パン屋さんとか入ってて超綺麗なところなのであとで写真足します。ここがわりとメインなのにごめんね!!!
学大横丁
今度は駅から祐天寺側へ伸びている学大横丁を覗いてみます。「学大横丁」が見えてきました。
ここは飲食店が中心。有名どころだと、中野の青葉とか入ってる。
こんな感じで、黒を基調とした同じような店構えが続いています。
カラオケ店とかスナックとかも入っている。
このカラオケパブは老舗らしいのですが、綺麗な画一的な建物なので歴史があんまり分からないですね。
ちなみに、高架下脇はこんな感じで、ザ・線路沿い(褒めてますよ!)という感じのお店が並んでいます。
あれ、KOUKASHITAが普通の高架下に戻ってしまった。魔法が解けた。
なんとなくもうちょっと進んでみます。
自転車・バイク兼用のシートだからか、自転車とバイクの絵が交互に描かれている。どっちでも行ける。
これ、多分それぞれが只のゴミなんだけど、組み合わせの妙で、ものすごく石碑っぽくなっている。誰かが捨てたジュースの空き缶もお供え物っぽさを出している。
数年後うっかりほこらになってないかなー。
もしかしたら、俺、神が生まれる瞬間を目撃したかもしれない。
正面から。うん。貫禄ある。いけるいける。
あれ、五本木商店街ですって。ここは前の学芸大学の散歩でも通ったな。
なんかちょっと高架下から離れてしまった。戻ろう。
なんだかパッとしない高架下が続く。普通高架下はパッとしないので全然良いんだけど、学芸大学駅がKOUKASHITAとかお洒落に言うからさ、期待しちゃうじゃないですか。学芸大学のせいだからね。
病理の早見表ですって。小さくて見難いですけど、8,9,10番目の背骨、ヒステリーとか癇癪に関係があるんですって。近くにヒステリックな人が居たら、8,9,10番目の背骨をゴリゴリやったらいいんですかね。
にぎやかな園芸。
室外機の上もにぎやか。ワンピースとかあるので、わりと最近。
いきなり店があった。というか実はこれを見に来た。
STREAMER COFFEE COMPANY。ラテアートで有名なコーヒーショップです。
GAKUDAI KOUKASHITAの目玉としてよく紹介されているので、駅から連続する高架下ショップ街の中にあるのかと思っていたのですが、途中で駐輪場とか工事現場とかわりと寂しいエリアを挟んでの登場でした。初めて来るときには注意です。
良く言えば、ここまで駅から離れると、そこまで人も居ないので、わりとゆったりできる。近くに住んでたらここ通うだろうなー。駅から遠いカフェだーいすき。
ちなみにここは、事務所用の建物だったのを2014年に改装したんだそうです。
正しい線路脇のスナックの感じ。KOUKASHITAには組せず、みたいな。
駒沢通りを超えて
東横線の線路に沿って、この辺りまで来ました。
実はここ、学芸大学駅と祐天寺駅のちょうど間くらい。なので、このまま祐天寺まで高架下を観察しようと思います。
と息巻いたものの、このあたりは線路沿いに道が無くて、高架下の直接観察が不可能に。早速出鼻をくじかれる。
できるだけ線路に近そうな路地を進みます。
古代中国料理……怖い……
早速線路を見失っておりますが、私は元気です。
古い住宅街に迷い込んだ。
誰に言ってるんだろう。さっきの古代中国料理屋かな。
意味がわからないし怖い。
にょきにょき。
遠くに小学校が見える。五本木小学校です。
おもっくそ休み時間で、児童がたくさん校庭で遊んでいまして、このタイミングでバチバチ写真撮ったら完全に職業を聞かれる感じだったので、小学校の写真は無いですけど、五本木小学校です。
よし高架下捉えた。でももうKOUKASHITAの見る影もないな。
かわりにZAIMOKUYAがありました。
JINJYAもありました。
十日森稲荷神社。
誰かの家の庭にあった屋敷神を神社にしたんですって。
大層立派な神社だけど、
脇に家がある。いまだにここ、誰かの庭なんですかね。
狐も立派だけど、
後ろのぐるぐる気になるなー。狐撮ろうとすると絶対入ってくる、このぐるぐる。
高架脇に戻ってまいりました。
この辺のKOUKASHITAはKOUJICYUです。
なんか、すごくいいカーブ。心地よい。ボーリングの玉転がしてカーブかけたい。
地図で見ても心地よい。
ただ、このカーブのせいで、この地点の高架下がどうなっているのか全く確認することができない。
そう考えると、このカーブ、人為的だしめちゃくちゃ怪しい。
もしかしたら高架下に闇カジノでもあるのかもしれない。
これどうなってるの? 手品?
あんずとかどうでもいいけど、幹のあれどうなってるの? 手品?
レンガは、重い。
いい店構えの定食屋。
なんか道に出そう。
昭和通り。これは祐天寺の散歩で行ったやつ。もう祐天寺駅近いですね。
今このへん。
祐天寺駅近く
だんだん人も多くなってきました。このあたりの高架下はタイムズです。
このまま祐天寺駅行こうと思ったのですが、タイムズ脇に路地を見つけてしまったので、行かざるを得ない。
ここ、北に細い路地があるの分かるでしょうか。この道に、ピンのとこから行けました。
一定区間でマンホールあるので、ドブ川を埋めたんですかねえ。
地図で確認すると、この細道はずーっと続いていて、「蛇崩川支流緑道」のあたりに通じてるんです。もしかしたら、蛇崩川の何かか、蛇崩川に合流してた何か、かもしれないです。
こんな感じで続いてる。すごーく行きたいのですが、なんかここ行くと駅遠ざかるし高架下関係なくなるので、今日は行かないです。
目黒けいさつだけに黒目ってこと?
絵が捨ててある。
そんなこんなで、
祐天寺駅に着きました。
雑感
高架下ってまた再注目されていて、例えばものづくりをテーマにした御徒町の「2k540 AKI-OKA ARTISAN」とか、アンテナショップ街と化している秋葉原の「CHABARA」とか。体験やテーマでぐいぐい来る企画が多いなか、学芸大学のKOUKASHITAは、あくまでも東急が、地元の商業施設の枠内でやっているのだなあ、というイメージはある。古くからやっている「東急ショッピングコリドール」のリニューアルなので、まあそうなんだけど。
こう、夢をたくさん詰め込んだ未来の高架下っていうわけではなくて、圏内に住んでいる人が便利に使える高架下のショッピングスポットなんですね。
というわけで、学芸大学駅の高架下(GAKUDAI KOUKASHITA)でした。またねー。