稲城長沼を散歩しました
- 更新日: 2020/06/18
突然田んぼがある
立川で仕事があって南武線で向かっていたのですが、早く着きそうだったので途中の稲城長沼でちょっとだけ降りてみた。
最近、稲城市に興味を持っています。
今まで関わりがなさすぎて、遅ればせながら摂取している感じ。
子供の頃禁止された駄菓子をいま大人買いする感じ。
別に我が家は稲城市禁止されてなかったけど。
南武線で、稲城市内の駅は3つあります。
過去に矢野口、南多摩は降りたことがあって、ここ稲城長沼だけ降りたことがなかった。
だから若干、スタンプラリーみたいな感覚で降りたことは否めない。
ところで、南武線が稲城市を通過する、と知ったのは恥ずかしながらわりと最近でした。
川崎を出発した南武線は長いこと神奈川県川崎市を走って、南多摩駅を過ぎたあたりで多摩川を渡ります。
僕は、多摩川が県境と訓練されている川下の民なので、ここまでが神奈川で、ここから立川までが東京だと思っていた時期がありました。
車窓から多摩川を眺めながら「ほら~こっから東京だよ~!」なんて大声で子供に言ったこともある気がする。
実際には、川崎を出発した南武線は、多摩川を渡る前に一瞬、シュッ! と東京都稲城市を通過する。
シュッどころじゃねえわ。前述のとおり駅は3つあるので、わりと長いこと稲城市に滞在する。ちょっとした弁当なら食べきれるし、トムなら3、4回ジェリーにしてやられる。
しかもここ稲城長沼は駅名で「稲城」っておもっくそ言ってるじゃんね。なんで気付かなかったんだろうな。
あと、子供の知識まだ修正してないわ。
今までの駅前に絶対居たのが稲城なしのすけで、ここ稲城長沼にも案の定。
稲城にゆかりのあるメカデザイナー大河原邦男さんのデザインなのだそう。
コンセント盤 - 3 をしっかり守っている。
そういうミッションなんだと思う。
なしのすけだけでなく稲城長沼には大河原さんデザインのガンダムとシャアザクも居る。
コンセント盤 - 3 の防衛が厳しくなったらこっちが出ていくので全く問題ない。大河原ファミリーで守り切る。
ボトムズも居る。こちらは2020年の3月に出来たばかりらしい。
ただまあ、ボトムズは俺全然知らないので、何も言うことが無いな。
ちょっと調べたところ、いろんな人が「主人公が乗る特別な強いロボットみたいなのが無い」という点をほめてた。
ボトムズってのはVOTOMという戦車システムの一般名称で、稲城長沼にあるこいつはスコープドッグという量産機らしい。
だからまあ、これは誰が乗ってたかはよくわかんないけど現存しているものっていう解釈でいいのかな。
だからなんだろう、あれだ。雰囲気的には、D51がある公園、みたいな。
あと、駅前の地面にガラス窓があって、何だろうと思ったら
写真うまく伝わるだろうか、かなりたぷたぷの用水路だった。
多摩川流域は古くからの農地で、用水路が張り巡らされている。
だからといって足の下に突然たぷたぷの水があっていいことにはならないし本当に怖い。
この上で保険の勧誘されたら断れなさそう。
さっきの用水路が開渠になった。
ヤッターワンだ。これも大河原さんなんだな。徹底している。
ちゃんと寝られてる人の絵だ。こういうときに成功事例出してくるの珍しくない?
この日に別のところで見つけたんだけど、こういうことよ。俺こういうこと言いたかった。
うおー。イオンタウンに車で入ると南武線と併走できるぞ。
やってみたいな。
ちなみにイオンタウンのラインナップはこんな感じであった。
でっかいイオンと違って、イオンタウンはネイバーフッド型ショッピングセンターに分類されるやつなので派手さはないんだけど、ケーズデンキとすた丼入ってるから有用だな。
周りのゴムひもが集中線の感じがして良かった。
川崎街道に出た。歩道が広い。
いい感じのセブン。でも何がいい感じだと思ったのかよく分からなくて考え込んでしまった。
二階の薔薇かなあ。
ツツジとアベリアくらいしか分からないけど、もっとたくさんの種類居るよな。
全部分かったら楽しいだろうな。
斜めに飛んでいるメガネは悪いメガネだったらいいな。
「暗いところで本読んじゃおうぜ」とか言ってたぶらかしてくる。
弱点が規則正しいと、草が規則正しく生える。
これ後から直したんだな。値下げしたのかな。
でも努力むなしく隣に400円のが出来てしまったのかな。
あれ、そういえば梨売ってるの今日初めて見た。
矢野口にはもっとたくさん梨園があった気がする。
ボトムズが見える。駅に戻ってきてしまった。
しかし、駅の南側に何もないから見通しが良い。
せっかくだからボトムズの尻でも接写しておくか。
あれ、この椅子、災害時七変化シリーズだ。
過去にはかまどになる椅子とか見たことがある。
これは、ふたを取るとトイレになるんだそう。
多分その、トイレ化した椅子を繋ぐところ。排水もしっかり考えられている。
しかしトイレが平時に椅子である必要あるんだろうか。
公衆トイレをこの広場の隅に作れば良かったりしない? トイレの維持が大変なのかな。
あと、災害のあと、ふつうの椅子に戻ってやっていけるのか心配じゃない?
あの椅子、トイレだったな……とか、俺はずっと思う。
あ、これが、かまどになるやつじゃない?
中で鍋を煮たりできるの。
違った。自信あったので、ちょっとびっくりした。
これは「災害時に使用する防災グッズ」が入っているのだそう。
何入ってるんだろう。ろくでもないもの入っててほしいな。ゴム製のタランチュラとか。
ちなみにかまどになる椅子はこんなやつだった。
高架潜って北側に来たけど、駅そば屋があるじゃないか。
あれ、北側が正解だったか。
ギャーッ! 北側が正解だったー!
長沼駅前飲食店街。ラーメンがやっている風だけど、入り口の闇深さよ。
いい歳の取り方をしている床屋。
飲食店街と繋がっていて、どうやら一つの大きな建物になっている。
あれ、こっちにも入り口があるな。こっちは少し明るいので入りやすい。
突き当たりを右に曲がると、さっきの「長沼駅前飲食店街」と書かれていた闇の入り口に繋がっていそう。
ご当地モールだ。最高。
表でみた床屋はここから入るのか。
ベルというか鈴だな……
突き当たりの角だけがやけに明るかった。三来軒。さっきのラーメンののぼりはここか。
それで今日はここに入ったんだけど、これが大正解で、家の近くにあったら通う感じの懐かしくて素晴らしい醤油ラーメンが出てきた。
緊急事態宣言明けの初外食にふさわしい。
ご主人は二代目で、ここで42,3年やっているとのことでした。
この建物はさらに古くて、ご主人のお父様はここに居抜きで入ってラーメン屋を開業したんだと。
昔はもっと店舗も入っていて賑わっていたらしい。
入り口にはケーキ屋があって、3年くらい前に閉めてしまったけどそこは本当に旨くて食べて欲しかった! と言われた。叶わないやつじゃんか。そんなこと言われたら食べたいわな。この建物はもっとはやく知るべきだった。
散歩続けますね。
北口は、古い道が残っている。
ダイエーもある。住みやすさレベルが上がるやつ。
そういえばイオンタウンもあった。稲城長沼、持ってんな。
そのわりにのどかなのが稲城長沼で。
ダイエーの向かい、空き地。
これは何だろうか。逆になんでイオンタウン、ダイエーは稲城長沼をチョイスしたのかは気になるな。
でかくね?
いい字。
ただ、猫は勝手にするから人に言うことでもないと思うんだよな。
クルンテープ。
隅が丸まったセロファンテープが浮かんだあと、違う、タイの首都バンコクの意味だ、と理性が打ち消しにかかる言葉。
毎度毎度、セロファンテープの足がめっちゃ速くて理性が追いつかない。
この小径は何だろう。
ちょっと行ってみる。
なぜか水の音がじゃんじゃかするので溝蓋の穴を覗いてみたら、小径の下、溢れんばかりの水が流れている。
たぷたぷの水怖い。2回目よ、足元に突然のたぷたぷの水は。何なの稲城長沼。3回目はないわよ。
小径を行くと景色が開けて突然の田んぼ! 家々に隠され、検地をくぐり抜けた隠し田のよう。
小径の下を流れるたぷたぷの水は、田んぼに入れる水であった。
ところで、このあたりは昔から田んぼ多かったと思うんだけど、同じ稲城市でも隣駅の南多摩、矢野口を歩いたときは田んぼは一度も見なかった気がする。
一方で、稲城長沼では田んぼをいくつも見た。
用水もなんというか、勢いがあるというか、景観のために残しているというよりはマジ使いというか、長沼というのは、なんかそんな感じがした。
気のせいかもしれません。
用水路の脇に雁追橋の石碑が建っていました。
この橋のあたりに美しい女の人が住んでいて、男が仲良くなりたくて雁のように群れるがすぐに追い返されてしまう、ということでついたらしい。なんだその話。
しかも、いなぎかるたの「め」が、この話をもとても有り難がっている。
通り抜けできるようになったの?
ほおずきみたいなチロリアンランプが咲く季節。
防犯掲示板に「防犯」って書いてある。
こっちは「防音」だ。
しかし、低くない? ダダ漏れの感じがする。
この一角、この花がめちゃくちゃ繁殖してた。
めんそーれバス停。
ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!
ちゃんかちゃんかちゃんかちゃんか!
クールダウンの壁。
チョコがけのデザートだったら嬉しい部分だ。
車のサスペンダー。
電柱になりたいんだろうか。
分かっている犬と
分かってない犬。
また用水路だ。
もういいかな、と思ったんだけど、
橋の名前がプール橋と言うのです。
プール橋って何。
そういえば等々力の谷沢川に架かるゴルフ橋というのがあって、かつてその先にはゴルフ場があったことでつけられたのでした。
従って、プール橋を渡ると、プールがあるのでした。
稲城市民プール。
「プ」にツバメが巣を作っています。
ところで、「プ」はツバメの巣の土台として最良だったのかは気になる。
僕がツバメなら「ル」の鋭角か、「稲」の皿のように優しく湾曲しているところを使う気がするな。
まあ、何でもいいか。多摩川だ。
堤政橋は相変わらずかっこいいな。
南多摩の散歩のときに行ったので今日は渡らないけど。
そういえばDÉ DÉ MOUSEのbe yourselfに堤政橋が出てきて、とても良かった。
こんなところにまで「密集するな」とのお達しが貼られている。
人っ子一人居ないけども。
唯一キャプテンっぽいの居たので、こいつでお別れです。
さよなら稲城長沼、また改めて。
最近、稲城市に興味を持っています。
今まで関わりがなさすぎて、遅ればせながら摂取している感じ。
子供の頃禁止された駄菓子をいま大人買いする感じ。
別に我が家は稲城市禁止されてなかったけど。
南武線で、稲城市内の駅は3つあります。
過去に矢野口、南多摩は降りたことがあって、ここ稲城長沼だけ降りたことがなかった。
だから若干、スタンプラリーみたいな感覚で降りたことは否めない。
ところで、南武線が稲城市を通過する、と知ったのは恥ずかしながらわりと最近でした。
川崎を出発した南武線は長いこと神奈川県川崎市を走って、南多摩駅を過ぎたあたりで多摩川を渡ります。
僕は、多摩川が県境と訓練されている川下の民なので、ここまでが神奈川で、ここから立川までが東京だと思っていた時期がありました。
車窓から多摩川を眺めながら「ほら~こっから東京だよ~!」なんて大声で子供に言ったこともある気がする。
実際には、川崎を出発した南武線は、多摩川を渡る前に一瞬、シュッ! と東京都稲城市を通過する。
シュッどころじゃねえわ。前述のとおり駅は3つあるので、わりと長いこと稲城市に滞在する。ちょっとした弁当なら食べきれるし、トムなら3、4回ジェリーにしてやられる。
しかもここ稲城長沼は駅名で「稲城」っておもっくそ言ってるじゃんね。なんで気付かなかったんだろうな。
あと、子供の知識まだ修正してないわ。
稲城長沼駅前
そんなわけで東京都稲城市・稲城長沼ですよ。今までの駅前に絶対居たのが稲城なしのすけで、ここ稲城長沼にも案の定。
稲城にゆかりのあるメカデザイナー大河原邦男さんのデザインなのだそう。
コンセント盤 - 3 をしっかり守っている。
そういうミッションなんだと思う。
なしのすけだけでなく稲城長沼には大河原さんデザインのガンダムとシャアザクも居る。
コンセント盤 - 3 の防衛が厳しくなったらこっちが出ていくので全く問題ない。大河原ファミリーで守り切る。
ボトムズも居る。こちらは2020年の3月に出来たばかりらしい。
ただまあ、ボトムズは俺全然知らないので、何も言うことが無いな。
ちょっと調べたところ、いろんな人が「主人公が乗る特別な強いロボットみたいなのが無い」という点をほめてた。
ボトムズってのはVOTOMという戦車システムの一般名称で、稲城長沼にあるこいつはスコープドッグという量産機らしい。
だからまあ、これは誰が乗ってたかはよくわかんないけど現存しているものっていう解釈でいいのかな。
だからなんだろう、あれだ。雰囲気的には、D51がある公園、みたいな。
あと、駅前の地面にガラス窓があって、何だろうと思ったら
写真うまく伝わるだろうか、かなりたぷたぷの用水路だった。
多摩川流域は古くからの農地で、用水路が張り巡らされている。
だからといって足の下に突然たぷたぷの水があっていいことにはならないし本当に怖い。
この上で保険の勧誘されたら断れなさそう。
さっきの用水路が開渠になった。
ヤッターワンだ。これも大河原さんなんだな。徹底している。
ちゃんと寝られてる人の絵だ。こういうときに成功事例出してくるの珍しくない?
この日に別のところで見つけたんだけど、こういうことよ。俺こういうこと言いたかった。
稲城長沼駅の南側
うおー。イオンタウンに車で入ると南武線と併走できるぞ。
やってみたいな。
ちなみにイオンタウンのラインナップはこんな感じであった。
でっかいイオンと違って、イオンタウンはネイバーフッド型ショッピングセンターに分類されるやつなので派手さはないんだけど、ケーズデンキとすた丼入ってるから有用だな。
周りのゴムひもが集中線の感じがして良かった。
川崎街道に出た。歩道が広い。
いい感じのセブン。でも何がいい感じだと思ったのかよく分からなくて考え込んでしまった。
二階の薔薇かなあ。
ツツジとアベリアくらいしか分からないけど、もっとたくさんの種類居るよな。
全部分かったら楽しいだろうな。
斜めに飛んでいるメガネは悪いメガネだったらいいな。
「暗いところで本読んじゃおうぜ」とか言ってたぶらかしてくる。
弱点が規則正しいと、草が規則正しく生える。
これ後から直したんだな。値下げしたのかな。
でも努力むなしく隣に400円のが出来てしまったのかな。
あれ、そういえば梨売ってるの今日初めて見た。
矢野口にはもっとたくさん梨園があった気がする。
ボトムズが見える。駅に戻ってきてしまった。
しかし、駅の南側に何もないから見通しが良い。
せっかくだからボトムズの尻でも接写しておくか。
あれ、この椅子、災害時七変化シリーズだ。
過去にはかまどになる椅子とか見たことがある。
これは、ふたを取るとトイレになるんだそう。
多分その、トイレ化した椅子を繋ぐところ。排水もしっかり考えられている。
しかしトイレが平時に椅子である必要あるんだろうか。
公衆トイレをこの広場の隅に作れば良かったりしない? トイレの維持が大変なのかな。
あと、災害のあと、ふつうの椅子に戻ってやっていけるのか心配じゃない?
あの椅子、トイレだったな……とか、俺はずっと思う。
あ、これが、かまどになるやつじゃない?
中で鍋を煮たりできるの。
違った。自信あったので、ちょっとびっくりした。
これは「災害時に使用する防災グッズ」が入っているのだそう。
何入ってるんだろう。ろくでもないもの入っててほしいな。ゴム製のタランチュラとか。
ちなみにかまどになる椅子はこんなやつだった。
稲城長沼駅の北側
高架潜って北側に来たけど、駅そば屋があるじゃないか。
あれ、北側が正解だったか。
ギャーッ! 北側が正解だったー!
長沼駅前飲食店街。ラーメンがやっている風だけど、入り口の闇深さよ。
いい歳の取り方をしている床屋。
飲食店街と繋がっていて、どうやら一つの大きな建物になっている。
あれ、こっちにも入り口があるな。こっちは少し明るいので入りやすい。
突き当たりを右に曲がると、さっきの「長沼駅前飲食店街」と書かれていた闇の入り口に繋がっていそう。
ご当地モールだ。最高。
表でみた床屋はここから入るのか。
ベルというか鈴だな……
突き当たりの角だけがやけに明るかった。三来軒。さっきのラーメンののぼりはここか。
それで今日はここに入ったんだけど、これが大正解で、家の近くにあったら通う感じの懐かしくて素晴らしい醤油ラーメンが出てきた。
緊急事態宣言明けの初外食にふさわしい。
ご主人は二代目で、ここで42,3年やっているとのことでした。
この建物はさらに古くて、ご主人のお父様はここに居抜きで入ってラーメン屋を開業したんだと。
昔はもっと店舗も入っていて賑わっていたらしい。
入り口にはケーキ屋があって、3年くらい前に閉めてしまったけどそこは本当に旨くて食べて欲しかった! と言われた。叶わないやつじゃんか。そんなこと言われたら食べたいわな。この建物はもっとはやく知るべきだった。
散歩続けますね。
北口は、古い道が残っている。
ダイエーもある。住みやすさレベルが上がるやつ。
そういえばイオンタウンもあった。稲城長沼、持ってんな。
そのわりにのどかなのが稲城長沼で。
ダイエーの向かい、空き地。
これは何だろうか。逆になんでイオンタウン、ダイエーは稲城長沼をチョイスしたのかは気になるな。
でかくね?
いい字。
ただ、猫は勝手にするから人に言うことでもないと思うんだよな。
クルンテープ。
隅が丸まったセロファンテープが浮かんだあと、違う、タイの首都バンコクの意味だ、と理性が打ち消しにかかる言葉。
毎度毎度、セロファンテープの足がめっちゃ速くて理性が追いつかない。
この小径は何だろう。
ちょっと行ってみる。
なぜか水の音がじゃんじゃかするので溝蓋の穴を覗いてみたら、小径の下、溢れんばかりの水が流れている。
たぷたぷの水怖い。2回目よ、足元に突然のたぷたぷの水は。何なの稲城長沼。3回目はないわよ。
小径を行くと景色が開けて突然の田んぼ! 家々に隠され、検地をくぐり抜けた隠し田のよう。
小径の下を流れるたぷたぷの水は、田んぼに入れる水であった。
ところで、このあたりは昔から田んぼ多かったと思うんだけど、同じ稲城市でも隣駅の南多摩、矢野口を歩いたときは田んぼは一度も見なかった気がする。
一方で、稲城長沼では田んぼをいくつも見た。
用水もなんというか、勢いがあるというか、景観のために残しているというよりはマジ使いというか、長沼というのは、なんかそんな感じがした。
気のせいかもしれません。
用水路の脇に雁追橋の石碑が建っていました。
この橋のあたりに美しい女の人が住んでいて、男が仲良くなりたくて雁のように群れるがすぐに追い返されてしまう、ということでついたらしい。なんだその話。
しかも、いなぎかるたの「め」が、この話をもとても有り難がっている。
通り抜けできるようになったの?
ほおずきみたいなチロリアンランプが咲く季節。
防犯掲示板に「防犯」って書いてある。
こっちは「防音」だ。
しかし、低くない? ダダ漏れの感じがする。
この一角、この花がめちゃくちゃ繁殖してた。
めんそーれバス停。
ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!
ちゃんかちゃんかちゃんかちゃんか!
クールダウンの壁。
チョコがけのデザートだったら嬉しい部分だ。
車のサスペンダー。
電柱になりたいんだろうか。
分かっている犬と
分かってない犬。
また用水路だ。
もういいかな、と思ったんだけど、
橋の名前がプール橋と言うのです。
プール橋って何。
そういえば等々力の谷沢川に架かるゴルフ橋というのがあって、かつてその先にはゴルフ場があったことでつけられたのでした。
従って、プール橋を渡ると、プールがあるのでした。
稲城市民プール。
「プ」にツバメが巣を作っています。
ところで、「プ」はツバメの巣の土台として最良だったのかは気になる。
僕がツバメなら「ル」の鋭角か、「稲」の皿のように優しく湾曲しているところを使う気がするな。
まあ、何でもいいか。多摩川だ。
堤政橋は相変わらずかっこいいな。
南多摩の散歩のときに行ったので今日は渡らないけど。
そういえばDÉ DÉ MOUSEのbe yourselfに堤政橋が出てきて、とても良かった。
こんなところにまで「密集するな」とのお達しが貼られている。
人っ子一人居ないけども。
唯一キャプテンっぽいの居たので、こいつでお別れです。
さよなら稲城長沼、また改めて。