仲木戸駅があるうちに

  • 更新日: 2019/03/28

仲木戸駅があるうちにのアイキャッチ画像

京急東神奈川駅になるってよ


仲木戸駅が来年改名するらしい。
「京急東神奈川駅」になる。

仲木戸は京急東神奈川、花月園前は花月総持寺に

 京浜急行電鉄(東京都港区)は1月25日、2020年3月に京急線の4駅の駅名を変更することを発表した。


仲木戸駅というのは京急の駅で、JR東神奈川駅まで徒歩2分、お互いは陸橋で結ばれている。



これは京急の仲木戸駅を降りたときの光景だけど、目の前のビルが既に、JR東神奈川駅。
もちろん乗り換え検索サービスでは同じ駅として認識される。
京急蒲田とJR蒲田は徒歩10分くらい離れてるくせに、密結合したこいつらが同じ名前ではなかったという不思議。

名前を統一するとして、どちらに寄せるか。
歴史的には、仲木戸のほうがはやく出来た駅らしい。
まあでも、天下のJRが仲木戸に寄せる見込み、ゼロじゃないですか。
JRが仲木戸駅に寄せる見込みのことを想って、インド人はゼロを発明したらしいですからね。

というか、そもそも今回の駅名変更は、京急創立120周年を機に駅名を公募したことから始まっているので、京急が勝手に変われ、という話ではある。
そういうわけで「仲木戸駅」が「京急東神奈川駅」になるのは、ある意味とてもスッキリする。

一方で、京急ユーザとしては、仲木戸という名前が無くなるのは悲しい。
僕は戸部の家から北品川の職場まで数年間通っていて、仲木戸というちょっと引っかかりのある駅名を聞くと、なんとなく帰ってきた感じがする。
その音を聞くと、臭い鼠色のドブ川にかかる木の板がいつも頭に浮かぶ。
実際は、仲木戸とは神奈川御殿という将軍の宿泊施設にあった木の門のことらしい。今調べた。全然違った。臭くなかったし将軍だった。

とにかくそれで仲木戸という響きは、今もなんとなく、ホームの響きなのです。

あと、仲木戸が東神奈川に改名すると、このあたりの駅は"神奈川"の連続になるのもちょっと残念。

神奈川新町 - 仲木戸 - 神奈川

改め、

神奈川新町 - 東神奈川 - 神奈川

普通だ。とても普通で、なんかツルッとしちゃう。高層ビル素手で登っちゃう人も諦めるレベルのツルツル感。
そう考えると仲木戸はとてもいいを仕事していたし、神奈川というビッグネームに挟まれて、今までよく腐らずにやってきた。

労いたい。
そう、労いたい。



ということで、仲木戸駅があるうちに、仲木戸駅に降りました。
例によって、用は無いです。


仲木戸駅前



仲木戸駅の2Fで降りると陸橋に出ます。
10年前に降りたことがあるけど、ここまで整備されていなかったような気がする。
陸橋はJR東神奈川駅だけでなくいろいろ接続している。



かなっくホールに接続している。



自由な丘や立呑み龍馬に接続している。
自由な丘?



自由な丘のドアが手動だった。自由~。



そう、ここはかなっくシティ、すべてが叶う街。



三角形で「お に ぎ り」と書かれた文字が良かった。
おにぎり文字だ。



三角形ではない「お 弁 当」もおにぎり文字で書かれていた。
脳が若干混乱する。
ほかにも「バ ナ ナ」とか「せ ん そ う」とか書いてほしい。


仲木戸駅の東側



第一京浜の方へ。




お隣の神奈川もそうだけど、このあたりは旧東海道が通っていて、かつてはその一本東がすぐ海でした。
それで、実は仲木戸も海の街ではあります。



このあたりはもともと海だったところかな。
土地の使われ方が埋め立てっぽいでしょう。無からやったシムシティ感。
グリフィンというのは横浜近辺でよく見る、陽光都市開発が手がけるマンションシリーズ。
でっかく「グリフィン」と書かれていてとてもわかりやすい。たぶん落としてもすぐかえってくる。




この階段いいな。
巻き貝みたい。




挟まれた民家。




幽遊白書の時雨が使う武器じゃん。



時雨が使う武器を作る工場じゃん。




これは、何だろう。



ちぎり絵?
ハッ、これは、山下……山下画伯?



画伯~! 山下画伯~!



当の本人は次の街へ行っているパターン。




突然神社。熊野神社だって。



狛犬がめちゃくちゃでかい。



なんか指いっぱいあるし。




いや、いい神社なんすよ。




文明が無ければ既に死んでいるような木が居ました。
どこ向かってんの?



平和な世で良かったですね。




遊具と遊具の間が開きすぎた公園。
宇宙が膨張しつづけている証拠として提出したい。


旧東海道っぽいもの



このあたり、なんとなく松が植えてあって、これ多分旧東海道、のように見える。



街道沿いには寺も多い。



消火器も多い。



消火器の会社だった。ボーサイメッセ。メッセって幕張メッセ的な? ドイツ語で見本市という意味を持つあの?




高札場だって。
殿様のお触れを書くところ。




どれどれどんなお触れが、と思って見たら、高札場の説明が書いてあった。
自己言及。




こっちはマジっぽいお触れが書いてあったけど全く読めなかった。
世が世なら、読めないからお触れを破って殺される。
読み書きそろばん超大事!




なんだか知らないけどペンキ垂らしたまま曲がった車がいる。




これ辿ったら犯人分かるんじゃなかろうか。
東海道にペンキ垂らすとか、弥次喜多もやってないからな!




旧東海道通ってるとこういうのすぐ出てくる。
成仏寺にはヘボン式ローマ字で有名なヘボンが住んでたんだって。
ヘボ~ン。
最後のはへぇの意味で使いました。



しかし成仏寺って、なんか、いいの?
成仏ってものすごく使う言葉だから「あっその名前私的に使っちゃう?」みたいなやつじゃない?
キリスト教でいうところのアーメン聖堂くらいの。



その成仏寺が入れなかった。成仏できない。




散歩つづけますね。




この穴なんだろう。




検針員への思いやりだった。




ペンキは右折している。
でも右折すると駅のほうへ戻ってしまうので、ペンキとはここでさよならする。



滝の川



ここで滝の川という川に出る。




この川沿いが良いので、これに沿って海のほうを目指したい。




柔術っぽくないビルで柔術の生徒を募集してた。




この建物すごくいい。パワポで書きたい




どばし。土橋かなあ。



そうだった。




カモ軍。



それを上から見下ろすウミネコ軍。



ウミネコ一斉に飛んだ怖い怖い怖い怖い!!!
まじでこいつら人間とか考慮しない。




梅が咲いていた。そういえば、あたたかくなりましたね。




ああいう放水路いいですよね。どこからきたの? どこ水?
いま、どこ中? のノリで聞いてみました。




第一京浜の押しボタン、爪が長すぎる奴がなかなかボタン押せなかったのかな。




和牛の芸術品。肉巻きおにぎりのこと?




高そうな店構えの時計屋さんの、



選抜選手たちがとても良かった。




変わった花見のスタイル。


横浜市場がある



そう。このあたりといえばふ頭のほうに市場があるんだった。




海の方へ。




なんとなく業者向けのお店が増えてくる。









お、これ市場で乗り回すやつじゃん。いいな。
ハンドルが遊園地のコーヒーカップみたいで楽しそう。




万代橋を渡ると、



そこはMarket。



そうだな。



そうだ。



そうね。

みんな、そうだな、と思うことしか言わないな。
もっと、賛否両論あるようなこと言ったら?
ナスは食っても無駄! みたいなこと。




こちらは横浜市中央卸売市場本場青果部。



道の反対側は横浜市中央卸売市場本場水産物部。



市場関係者だけが行き来できる橋。野菜と魚をいったりきたりできる。
野菜と魚をいったりきたり。
字面だけ見ると、模範的な食べ方みたい。




突然の子供らしい絵。市場っぽくない。



ただ、トリトンのコンテナに描かれているというのが市場っぽくて良かった。




市場センタービルには郵便局もある。ゆうぱっくで野菜送れる。




歯医者もある。市場歯科。




市場はいっぱい車くるから駐車場のカウンタがぶっこわれてていいな。




まっすぐが「関係車両のみ」となってしまった。ここまでか。
あれ、斜め右がみなとみらい?



ほんとだ、みなとみらいのビル群たちが蜃気楼のように……
グランドインターコンチネンタルホテルと観覧車。一番高いのはランドマークタワー。
お、おまえたち……
キン肉マンにこんなシーンあった気がする。




実はここまでくるとみなとみらいマジで近い。みなとみらいから帰ったほうが早いくらい。



部外者はここまで。市場交差点。


どっかの路地と水路



市場へ続く道の裏通りも良かった。



いいビル。室外機が上階で君臨している感じもいいな。



全く同じ感じのビルを別の場所で見つけた。
こっちは庇がいい。
家が2個あるみたい。




水が染みこんだ街。



え、これ入江川なの? 入江川って大口のほうを流れている川で、全然ピンとこない。



正確には入江川第二派川というらしい。
地図を見たところ、海岸線に平行してむりくり運河にしてこちらまで引っ張っている。




そこに浮島のようにある工場。




このあたりには神奈川台場跡というのがある。
殆どは発掘できてないらしいけど、横浜開港の翌年に出来た砲台。



現在は、近くでゴルフボールを打ちっぱなしていた。
黒船に届くだろうか。




まずこれに違反するために船を持つ必要がある。
僕には違反する資格すらない。




そうだ、浦島太郎は神奈川のこのあたり発祥という説がある。
浦島町があって、浦島地蔵がある。




東高島駅。そんな駅知らないじゃないですか。



貨物専用の駅です。




だから貨物が通る。




橋脚よ。



使われなくなった線路がそのまま残されていた。



運河の向こうに霞むビル群。
今日はこのあたりでおしまい。


仲木戸という名前は無くなってしまうんだけど、きっと看板がすげ替えられるだけで、ここらはなんも変わらないんでしょ。
それでいいなと思いました。


ちなみに調べたところ仲木戸駅は明治38年の開業時は「中木戸」駅だった。
なので、今回初めての改名というわけでもなかった。なんだよ。解散解散。






このサイトの最新記事を読もう

twitterでフォローFacebookでフォロー

ヤスノリ

街の歪み研究家。1年に100駅以上降りる。駅を制覇する系のアプリは本気出せば結構なとこまでいくと思うのだけど、毎回起動を忘れる。

関連する散歩

フォローすると最新の散歩を見逃しません。

facebook      twitter      instagram      feedly