千石を散歩しました

  • 更新日: 2018/01/09

千石を散歩しましたのアイキャッチ画像

ギャフン!


今日は文京区、千石です。
千石ご存じない? ほんと? 三田線で、ほぼ巣鴨です。巣鴨はご存じですよね。場所的にはほぼ巣鴨です。



ただまあ、巣鴨は豊島区、こちらは文京区ということで、雰囲気は落ち着いた文京区のそれです。
千石っていうからなんかそのくらいの石高の大名の土地だったみたいなイメージありますけど、全くそういうの関係なくて、現在暗渠になっている千川の千と小石川の石で千石だそうです。石を千個食ったことがあるおじさんが居るとかでもありません。

さて、そんな千石。ここには何があるかと申しますと、



有名どころとしては六義園でございますね。
柳沢吉保の庭園なんですけど、これがむちゃくちゃ見事だったということで将軍綱吉も良く通っていたとか。柳沢吉保としてはどうなんだろ。自分のために作った庭に将軍がすごく来ちゃう。相手が将軍だと帰れって言えないしなあ。「お前ん家居心地いいわー」って毎週来ちゃう怖い先輩みたいな感じでしょうか。やだなあ~。予定入れたら来ないかなってめちゃくちゃバイト入れたりしてね。そしたら「いいよ、待っとくから。鍵かしてよ」とか。鍵貸したら終わりじゃないですか。絶対コピーするし。何だよあいつは。同級生と遊べよ。
何の話でしたっけ。そう、柳沢家の六義園ね。その後六義園は三菱財閥の岩崎弥太郎が買い取り、昭和になると東京都に寄付されて現在に至ります。

そんな感じの千石です。今回もフワッフワの知識でスタート。

千石駅前



降りました。



いきなり駅に呪詛みたいの書いてますけど。大丈夫でしょうか。



駅前は白山通りですね。春日のあたりの白山通りは10階くらいのビルがびっしり生えてるんですけど、このあたりは空が広いな。しかもこれ年末に行ったからか、青が綺麗。



全国的に有名な巣鴨に近くても心は文京区。隣エリアの文京区白山と仲が良い。


千石駅の西側



白山通りを西に折れると、文京区あるあるのしっとりとした路地が広がってます。



張ったね~。



八割くらいが緑の鉢。
緑の鉢が途中で廃番になっちゃったのか、それとも、途中からお手頃価格の緑鉢を見つけて乗り換えの最中か。




結局口頭で説明している。




急にまっすぐ開けた道になりました。



この道は昔からあります。それより「徳川邸」ってのが見えますね。明治以降も一橋徳川家の邸宅があったそうですよ。



今はマンションになってる。なんと徳川家の城に住めるのである。



城の感じはそんなにないけど。大奥は何号室だろうな。



ただ管理者はお殿様ですからね。
そう考えると注意の貼り紙の意味が重い。規則を破ったら打ち首獄門です。




お隣は千石緑地という緑地になっておりまして、ここももともと徳川邸だったところです。
看板によれば、第十二代徳川宗敬氏が都に寄付したと。




看板の洪水。




赤い下敷きで勉強したいなって思った。




中はこんな感じ。こぢんまりとした林になっています。



一橋徳川家の家紋かと思って撮って家に帰って調べたら全然違ったやつです。


千石駅の北側



徳川マンションを北へ行くと不忍通りに出ます。



古い時計屋さんがあったりプリッとしたスパイダーマンが居たりします。




その脇に北側へ向かって千石本町通り商店街ってのが続いてましてな、ちょっと入ってみます。



フクロウは文京区のそれか、それともこの商店街のマスコットかしら。




静かな商店街でやってたりやってなかったりなんですけど、巣鴨に近いところではやってる。



和菓子の田月堂。大原麗子さんの実家だそうです。



洋菓子屋さんもある。




徐行の看板が馬車だった。




このくらいの変更では作り直さないぞ、という信念。




送水口を使う人は送水口を知ってると思うし、送水口を使わない人は興味すら無いと思うんだけど、誰かが送水口を紹介していました。




あれ、白山通りに戻ってきてしまった。



レベル上がり過ぎちゃって、ふつうの鍵とかもうつまんないんだろうな。




あら、酉の市ですって。これはもう巣鴨ですねえ。
巣鴨はとげぬき地蔵も有名ですけど、巣鴨大鳥神社は酉の市も有名です。もう終わってるはずだけどちょうちんだけ残っている。



ちょうちんは大鳥商店街へ続く。



鳥に刺さっていた。大鳥神社、酉の市でいい度胸だな!






大鳥商店街は古い商店街なんだけど、なんか上品な気がする。


千石駅の西側



さて、白山通りを渡って西のエリア行ってみようと思ったらうさこちゃんが居た。福音館書店がある。




ああ、そうだ。千石という字面はものすごく居酒屋っぽい。
これ多分地元のお店なんだけど、めちゃくちゃ流行ってるチェーンの感じがする。




見せたいものがありすぎて何も読めない。




千石自慢ラーメン。ここは有名ですかね。



なってそうですよ。




出る杭は打たれる。




不忍通りを六義園のほうへ行ってみる。
左側のフェンスは用地買収していて確保している土地。不忍通りを拡張する計画があるそうです。




入賞のやつがいっぱい張ってあるんだけど、全部理系の謎の大会で運動系が一切無い。勉強できるオーラがすごい。
ここは都立小石川中等教育学校だって。もともと名門の都立高で、中高一貫校になっても偏差値が高い上に公立なので人気があると。




六義園の壁があった。この壁は、三菱財閥の岩崎家が庭園を買収してから作られたんだって。そういや湯島で見た岩崎邸もこんな壁だったな。こういうの好きなのかな。




向かいのマンションも六義園を意識してか、レンガ調なので、視界が全体的に茶色い。
景観を意識してるんだろうな。でも茶色すぎる気もする。じゃあお前は何色が良いんだっていわれると特に無いんだけど。まあ、いろいろ考えた結果、茶色にするだろうな。




六義園着いた。



思ってた六義園と違う。



と思ったらここは六義公園だって。一字違い。
一応もと岩崎家の敷地内ではあるんだけど、ここは子供の遊び場。庭園のある六義園はまだ向こうだってさ。



ギャフン。




あ、こんどこそ六義園ですよ。



でもちょっと待って、あれ、六義園の真正面、アンパンマンシリーズの出版社フレーベル館なのか!!



お店も併設されている。




違うわ。六義園の話だった。



ここの庭園の何が素晴らしいって、和歌に歌われた名勝を庭園で再現する、という試みをしているんですって。
和歌に詠まれる景色と云えば、その名の通り、和歌山県。



つまりここは和歌山を小さなスケールで再現した和歌山ランドなんですよ。
今でいうと東北ニュージーランド村みたいなもんです。
そんなことより見てくださいよ、ビルが入り込まないんです。TOKYOでそんな芸当ができるの!?

実はこのあたりは古くからの高級住宅地で大正時代には「大和郷(やまとむら)」と呼ばれ、岩崎家が分譲したものだそう。今でも景観を守る努力をしています。ここはちょっと珍しいのだけど、一般社団法人大和郷会という町会を担う法人があるんだって。




付近には、大和郷の名前が入っているマンションがあったりする。
そろそろ駅のほうに歩いて帰る。



家の前で糞をされると嫌だけど、家の前に糞という文字があっても嫌なのではないだろうか。




華おくりの儀。何だろうと思ったら、お花を贈ることであった。




そんなこんなで、千石駅に戻ってきました。



ちなみに駅階段の隣は連結送水管仕切弁仮泊所倉庫でした。世の中にはまだ知らないものがいっぱいある。


雑感

えっと、千石。文京区の殿(しんがり)をきっちりとお勤めになっていらっしゃいますね。
実はこのあとちょい北の西巣鴨(豊島区)へ行ったんですけど、同じ白山通りなのに全然違うからね。区が変わると雰囲気がらっと変わる。
あ、今回六義園しれっと入りましたけど、あそこお金かかるんですよ、300円握って行ってください。僕はお金持っていなかったので六義園前で「六」と書いた色紙を外国人に売って工面しました。

というわけで、千石でした。またねー。



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ヤスノリ

街の歪み研究家。1年に100駅以上降りる。駅を制覇する系のアプリは本気出せば結構なとこまでいくと思うのだけど、毎回起動を忘れる。

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