鵜の木を散歩しました / 賑わい商店街と謎の池

  • 更新日: 2017/03/09

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多摩川対岸のライバル、武蔵小杉。


こんにちは、ヤスノリです。
今日は、東急多摩川線の鵜の木に来ております。



多摩川線とか縁のない人が殆どな気がするので、まずは多摩川線について軽く説明しましょうか。東急の多摩川駅と蒲田駅を結ぶ短い路線で、駅は7つしかありません。心理学では、人間がすぐに記憶できる情報の数は7個までと言われているので、多摩川線の駅はすぐに覚えられます。良かったですね。
その名の通り、多摩川に大体沿って走っています。だって、これで荒川とかに沿って走ってたらみんな怒るでしょう?
あと、多摩川線は全区間が東京都大田区です。

ところで、川むこうの神奈川県には、同じ感じで南武線が走っています。
ちなみに、緯度的に、対岸の南武線の駅は、駅前に高層マンションが林立する武蔵小杉です。

ここに「武蔵小杉 VS 鵜の木」という構図が成立します。

よりによって、住みたい街ランキングの上位ランカーであるところの武蔵小杉と当たってしまった鵜の木。
2015年度の一日乗降者数だけで比較すると、

武蔵小杉、171,333人。
鵜の木、18,498人。

ハハハ。会場から失笑が漏れる。ウノキ〜イ! シッカリシロヨ〜ウノキ〜イ!

なんですけど、俺ねえ、どっち住みたいかって言ったら断然鵜の木です。
あの、先に言ってしまいますと、鵜の木は隣の下丸子と合わせて非常に住みやすい、隠れた人気エリアなんですよ。



にぎやかな商店街あり、



昔ながらの店構えあり、



ちょっと歩くと多摩川あり、



北東は坂、坂、坂。

みたいな風景が、非常にコンパクトにまとまっている駅、それが鵜の木なんです。
君は他に何を求めるの? カジノ? それなら蒲田経由で羽田行ってください(電車で40分です)(超便利)。

あと、歩いているうちに光明寺に謎の池があることが分かりましたので、そのあたりもあとで出てきます。

というわけで、鵜の木、スタートです。

鵜の木駅前



降りました。
例のごとく、用は無いです。




駅前は、鵜の木名店街で、亀屋万年堂やキャンドゥなどが入っています。名店です。間違いない。




鵜の木東口商店街。




花屋とか定食屋もある。「おばら」のロゴがいい。




駅の反対側には、東京あげパン。あげパンは、なんと、ここ鵜の木発祥。
鵜の木にある「大田区立嶺町小学校」で戦後に開発されたメニューで、学校給食コンクールで優勝したことで全国に広まったんですって。
ここ情報。
俺タイムスリップしたらポン・デ・リングとか出して優勝かっさらって歴史を操作する。




それよりもこの店構え見てくださいよ。喫茶店「よし乃」です。こんなのが駅向かいにあるの最高じゃないですか。




こちらの商店街は平和会。








ドラッグ&コスメチック。地元のお店が元気でいいですね。
まあ、商店街はこんな感じで、褒めるところしかないですので、そろそろ脱出して……


鵜の木の東側



多摩堤通りに出ました。多摩川の側道で、蒲田から調布のほうまで抜けられます。




今このへん。




向かいに完全に仕上がっているお店が見えますね。山陽。




招き猫を中央として、右大臣カレー、左大臣チャーハン。
一番いい位置にカレーが置いてある。特製カレーって書いてますしね。カレーがイチオシなんだろうか。




横手やきそばもやっている。
しかもちゃんと認定を受けているので、正統な横手やきそばが鵜の木で味わえるのである。




ということで、イチオシであろうカレー食べてみた。まあ普通の和風カレーなんだけど、確かに旨い。毎日食える。
ちょっとピリッとするのが強いので、辛味を足してんのかな。

ところで、なんで横手やきそばがあるのかっつー話なんですけど、実は「全国鵜の木まつり」というのがあり、「鵜の木」という地名を持つ12の商店街が集まってお祭りをやってるんだそうです。
秋田にも「鵜木」がありまして、秋田とも交流があるんだと。




大好き!




これはひとつの建物なのかな。
日本料理とミュージックパブ両方やりたい! みたいなことでしょうか。




これも良い建物。お寿司屋さん。


鵜の木駅の西側



さて、こちらは駅北なんですけど、ここも賑やかな商店街になってます。銀嶺会。
むしろこっちのほうが活気あるかもしれない。




100円ショップ。店名がミーツで、運営会社がワッツ。




洗う。わかりやすい。




マンションの一階、旬市場。




中は個人商店の連合で、花屋、服屋、惣菜屋、奥は肉屋。
こういう勝手なモールは面白いですよね。もともと細かく仕切るような作りじゃないから、電灯も、広いエリア用の長い蛍光灯だったり。




製麺所なんかもある。




裏で立ち食いのお店もやってる。絶対うまいやつじゃないですか。カレー食べてなければ行った。






これは、穴を塞ぐ意図もある気もする。




おばあちゃんのものと思われるカートが落ちてた。




だんだん住宅街になってきます。そういえば、さっきから、低階層の建物しか無いのね。
だから圧迫感が全然ない。




花とかすごい可愛らしい感じだけどよく見たら処置している絵だった。




いい字。




住宅街の一角にまいばすけっと。住みやすさが上がるやつ。




粉末。




無断駐車の罰金、3万円とか5万円とか決めうちのことが多いけど、ここは倍率が示されている。
インフレにも対応した良い方法だと思う。




このへんは静かな住宅街。綺麗なお宅が多め。っていうか、さっきから高校生がすごくたくさん通るんだけど、




東京高等学校でした。EXILEのMAKIDAIの出身校だそうです。




ほかにも、何やらわかんないけど、なんかすごそう。




その向かいは、本日初めて見るでっかいマンション、パークハウスです。多摩川を一望できる高級マンション。




パークハウスと東京高校の間の道はさくら。これ春はトンネルになりそう。




その脇のトイレも「さくら亭」
鵜の木は、トイレに名前をつける習慣があるの?




さくらの道の先は……




多摩川でーす!
向こうのビル群は武蔵小杉。




川上には、シン・ゴジラにぶっこわされた丸子橋も見えます。






河川敷には野球グラウンド。
意外にも、このグラウンドは東京高校ではなく東京実業高校の専用地。




腰に巻いて引っ張るタイヤでしょうか。
みんながヒイヒイいいながらタイヤを引っ張るなか、賢い野球部員が「タイヤを立てると摩擦が少なく転がるぞ!」とか気づかないかしら。
車輪の発明である。




もいっこグラウンド作るんでしょうか。
というか、この地面均すやつ楽しそうだなー。


鵜の木駅の南側



ちょっと多摩川の土手を南に歩いて、鵜の木駅のほうに戻ったところです。
まだパークハウス。




公園がありました。




大田区立くすのき公園。




文化と緑を守る会。名前だけ聞くとすごく壮大。




これは抑揚があって子供が喜ぶタイプの滑り台です。いいですぞ。






雨どいがこわれるからだそうです。




なんとなくおちつかないベンチには、誰も座っていませんでした。




この辺はちょっとおもしろい雰囲気。この建物はもともと店舗だったんだろうなあ。






こういう古い街並みもあれば、




突然新しい家があったり。




植え込みがマスクしてた。




でっかいオリンピックもあるんですよ。この辺はもう下丸子なんですけどね。




オリンピックの前にライフの看板。それよりライフ行こうよ!


謎の池について

さて、鵜の木って、殆どがもと田んぼで、あとから区画整理されただけありまして、道路が非常にまっすぐなんです。






ですので、オリンピックの前の道がくねっているのを見たとき、あれっ? て思ったんですよ。



この道。先がくねっているし、なにより、ほかの道と方向が合わないんです。
普段ならなんてことない道なんですけど、鵜の木ではこの道は非常に目立つ。
あと歩道が太いのも怪しい。



古地図を見ると、やっぱり川でした。
光明寺に長方形の池があって、そこから流れていた川のようです。川は多摩川へ流れていました。

んで、なんと、地図を見ると池は残っている。




湾曲した川の道もわかりやすい。

こうなったら、「川の道」を辿って、池を見にいくしかないじゃないですか。



というわけで、光明寺のほうへ向かいます。
この右側、水流れてそうだなー。




親水公園がある。暗渠あるあるですね。




これはなんだろう。






絶対5兆円入ってる。俺ならこういうところに隠す。






切実な人がいる。




今頃公園の名前が分かった。下丸子余情公園でした。
昔ここらに川っぺりがあったよっていうことでしょうか。




いい美容室。時期にはバラが咲くんでしょうか。




線路にぶちあたりました。





今ここですね。んー。ぐるっと行かなければ光明寺着かない。




行きますけど。






線路沿いは路上園芸が似合う。




こんなところにパン屋がある。




お楽しみ袋。下の段と中身一緒だったりして。




あれっ、あの煙突は、銭湯ですかね。




銭湯でした。都湯さんです。




その向かいの刺繍屋さんのドアが良い。




違うわ。俺は光明寺の池に行くんだった。線路渡ります。




ここは最初のほうにきた多摩堤通りですね。こんなところにコメダ珈琲がある。





ここまで来たんだけど……



この右。何人たりとも入らせないみたいな雰囲気がすごい。






池を見せる気ゼロだな。

まあ、まあまあ、こっちは寺の側面で、道側から誰か池に入って溺れたりしたら確かに危ないですよね。
そしたら、お寺の中からのんびりと池を鑑賞しましょうか。




ぐるっと反対側に回って、環八沿いの光明寺の正門まで来た。



立派なお寺なんだけど……




こっちからもNGなの??
地蔵の背景がトタンって初めて見たよ??




なぜこうも池を隠すんだ……




何があるんだ、池……

まあ、調査は以上なんですけど、鵜の木・下丸子に、見せてくれない池がある、という話でした。


鵜の木一丁目の山感が素晴らしい



さて、そろそろ鵜の木駅に帰ります。
環八から鵜の木駅に戻るとき、一山超えるんですよ。これがまた雰囲気素晴らしいのでお伝えしたい。



ALSOKに守られた増明院の脇を上ります。




この道も、区画整理したにしては曲がってるなーって思うじゃないですか。




はい。これも古道です。




これなんかも、昔は山道の地蔵だったんじゃないでしょうか。




頂上を過ぎて、下っていきます。これ車で通るの大変だな。






この蓋(排水装置)に車が乗ると壊れるから乗り入れるなっていう貼り紙なんですけど、いやー、この空き地、車をかわすのに使っちゃいますよねえ。
乗り入れるなってのが無理なつくり。




こういう山道って綺麗な家が多いんですよね。昔から高台は殿様が住むと決まってる。





ここまで下ってきました。
実は、増明院を囲うようにYの字の山道になってまして、




今通ってこなかったほうの道も風情あるんですよ。




んで、これガチなんですけど、そこで振り返ると突然この風景です。最初に見た、駅前の商店街。
山を超えると突然この賑わい。狐かな?




そんなこんなで、鵜の木駅に戻ってまいりました。


雑感

さて、鵜の木ね。
ほどよく賑やかないい街です。そういう意味では下丸子と近いんだけど、下丸子より若干落ち着いてて、ゴミゴミした飲み屋街は無いです。多摩川と裏山のおかげで自然度も高いですし、非常にいい街だなあと俺は思います。
まあ、街に何を求めるかって人それぞれなので全然参考にならないかもしれませんが、俺はこういうコンパクトな街が好きです。同じような街として尾山台とか等々力とかが浮かびます。

というわけで、鵜の木でした。またねー。


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ヤスノリ

サンポー編集長。1年に100駅以上降りる。駅を制覇する系のアプリは本気出せば結構なとこまでいくと思うのだけど、毎回起動を忘れる。

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