青山公園でドイツフェスティバルは本当にあったのか?

  • 更新日: 2017/11/14

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ドイツの垂れ幕から漂う気配

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おはようございます。都です。
本日は、11月6日、月曜日の早朝です。
都立青山公園に来ております。




11月2日から5日にかけて、こちらでドイツフェスティバルというお祭りがあったと聞いて来ました。

でも、本当にそんな祭りはあったのでしょうか。

平日から4日間も祭りをやるのもあまり聞かないですし、青山とドイツの関係も不明です。
東京ドイツ文化センターの支部があるくらいでしょうか。



来る途中に見た外観が、奇しくもドイツ国旗と全く同じ配色でしたが、偶然でしょう。
中へ入りましょう。



プラスチックのコップが落ちていました。
祭りでよく見る使い捨てのものです。
でもこれだけでは、祭りがあった証拠には不十分ですね。



「たのしいあき」と書かれた花壇。
まさか、冬に来たら「さみしいふゆ」って書かれているのではないか。
花も全く生えてないのではないか。
すぐネガティブなことを考えてしまう。



仮設トイレです。
「Herren(紳士の皆さん)」「Damen(淑女の皆さん)」と書かれています。
何をドイツ語で。
ドイツの祭りがある訳じゃあるまいし。
男女とも黒色のアイコンなのは、ジェンダー的な配慮ですかね。



仮設トイレではない方のトイレに飾ってありました。
最短距離でかかる虹



おっ、インフォメーションセンターの跡地。
何か祭りと関係が?
後ろのテントも気になります。



うわー!看板がありました。
これは、うーん、決定的ですかね。
祭り、ありました。

ドイツフェスティバルは、2011年から始まったお祭りで、2017年で7回目を迎えました。
2011年は日独交流150周年の年で、そこから継続しているんですね。

「ドイツの食・文化・教育・スポーツなどあらゆる分野の情報を発信し日本とドイツの友好を深めるために開催される日本で唯一のフェスティバルです」と、看板に書いてありました。
本当に唯一か?とは思いますが、祭りの中身は非常に面白そうです。



謎の板。
でも佇まいから西洋っぽいのは分かる。
これがドイツかあ。



看板の骸です。
近くに置いてあるライトで、夜は照らしたんでしょうね。
ちらっと見える「17」は、2017年の17かなと推測します。



ドイツの大使館が出張してきていたようです。
こじんまりしてますね。
メルケルが一人で切り盛りしている焼き鳥屋があったとしたら、これくらいの大きさでしょう。
何を言っているんだ。

因みに、港区には「港区国際化推進プラン」という計画があり、幅広く国際交流活動に取り組んでいます。
その中に、大使館との連携という文言も盛り込まれているので、今回の出張もそれと関係しているかもしれません。



プレッツェルだ。
腕を組んでいる形に見えることから、腕を意味するラテン語(bracchium)から転じてそう呼ばれているらしいです。



貴重なパンフレットです。
そつがない出来栄え。



VORWERK(フォアベルク)社は、130年以上続くドイツの老舗メーカーです。
初期はカーペットメーカーとして始まり、現在は調理器や掃除機など様々な物づくりに着手しています。



飲食できるお店もけっこう出ていたようです。
プレッツェルとウインナーをぐいぐい押してくるなあ。



立て看板。
磯丸水産みたいなことしますね。



解体後の調理場です。
「ヒマワリってドイツで何か縁あるの?」と思って調べたのですが、ヒマワリの長さのギネス記録をドイツ人が持っていることしか分かりませんでした。



ビールの容器が積んでありました。
へへっ、ドイツらしいや。
エルディンガー・ヴァイスビアという種類みたいですね。



どういう状況でそうなったの?
乾かしてるの?
持ち主は、ちゃんと靴履いて帰れたの?



中くらいの太さの赤ストロー。
ドイツでストローを使う飲み物?
日本の祭りと違って経験値が乏しいため、全然想像がつかないです。



Die Maus…。
ねずみって女性名詞だったんですね。
自分がオスのねずみだったら肩身狭いだろうなあ。



ワークショップのスケジュールです。
アロマケアの連投がすごい。
ターゲットは、20代~40代の女性という感じがします。



出た、外国っぽい絵と字がちょこちょこ書いてある、かわいい奴だ。
同級生でこういうの好きだった女子いました。



使い終わった資材が整然と並べられてました。
ドイツのキチッとした部分が、ここに出たのでしょうか。



スコッチモルトもビールですね。
鹿と大仏のシールを見て奈良の会社かと思って調べたら、普通に板橋に所在してました。
じゃあ何なんだ。



チュリトスは、チュロスの商品名で、ここのジールハウスという会社が商標登録しています。
バンドエード(絆創膏)やセロテープ(セロハンテープ)と同じノリですね。



ステージも特設されていました。



ステージの内部。
ドイツ国旗の色って、あんなグラデーションっぽくしていいんですかね。



クラブ・メイト?
どうやらクラブ・マテという名前で、ドイツ産の微炭酸飲料らしいです。
マテ茶をベースにしているため、コーラに比べて低カロリーで炭酸を楽しめるんですって。



辛いっぽいソースが捨てられていました。
チョリソーか?チョリソーだな。



電力供給装置です。
いつもお疲れ様です。
祭りの跡地を見すぎて、これを見るとホッとするようになってしまった。



角材が細かい。



パンの欠片の現物です。
ドイツのパンだからか、けっこう固そうに見えます。
フランスパンといい、何か西洋のパンって固いイメージがあります。



んん?串?
ウインナーを刺したの?
それとも私のまだ知らない食べ物?



ステージ用でしょうか。
ぼんぼり状の大きい電飾です。



ステージスケジュールがありました。
ドイツ4文字穴埋めクイズが気になりますね。
ウイーン、ドナウ川、三国同盟、マルクス、けっこうありそう。



ドアの隙間から見えた調理器具。
収納部分といい、けっこう設備が充実していますね。



手書きの材料表、味わい深いですね。
カレー粉を「カレーコ」としているのもいいですし、シナモンスティック4袋、食塩3袋と具体的な中に、トレーたくさんと急に抽象的な数字が飛び込んでくるのも好きです。



出たー、ビール看板。



食事の看板もありました。
つまみながらビールが飲める感じなんですね。



高さ15cm超えなんですよね?
じゃあ、毎日食べたくはないです。



ド、ドイツ食堂?
一瞬で生活に戻されるような、所帯じみたネーミングです。
アイネ・クライネ定食とかミュンヘン炒め蕎麦とか売っててもおかしくない。



やったー!大きい氷だー!
キッチンで使ったんでしょうね。



大きい冷蔵庫。
温度計つきなのが、保存の厳密さを表している感じがしていいですね。



フォークが落ちていました。
これでドイツ食堂の皿を食べたんでしょうか。



ダルマイヤーコーヒーの試飲もできたんですね。
ダルマイヤーは、300年以上の歴史を持つ軽食用の飲食店です。
1900年頃には、その高い品質からバイエルン王室やドイツ帝国皇帝にも親しまれていました。
伝統ある奴ばっかだな。



帰り際にも看板を見つけました。
山肌のピンクが映えますね。

でも冬に来たら、耐え忍ぶだけの冬とかになってるんですかね。
またそういうこと考える!


まとめ

以上です。
小さめのスペースながら、新鮮なドイツ文化に触れられるお祭りだったことが偲ばれました。

あと、落ちているゴミが極端に少なかったです。
来ている人のモラルが高いのか、運営の清掃がしっかりしていたのか。
ビールのお店が多かったので、ビール好きならより楽しめるかもしれませんね。

参考資料(URL最終確認は、2017/11/7)
『ドイツフェスティバル2017』http://www.deutschlandfest.com/
『wikipedia プレッツェル』https://ja.wikipedia.org/wiki/プレッツェル
『VORWERK』http://www.vorwerk.co.jp/
『Dallmayr』https://www.dallmayr-jp.com/
『ClubMate』https://www.clubmate.jp/
『港区国際化推進プラン2015年度~2020年度』2015 港区産業・地域振興支援部 国際化・文化芸術担当



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