【世田谷区街灯図鑑 vol.2】龍雲寺商店会、日大通り商店会、下馬親興会、桜丘三丁目商店会
- 更新日: 2019/06/27
日大通り商店会の街灯
こんにちは。王田です。
世田谷区の街灯2回目です。
前回は、桜新町、用賀近辺の街灯を5カ所回りました。今回はどこにしましょうか。先ずは、マップを見てみます。
引用: 世田谷区商店街マップ(平成30年1月時点)
前回は、自分が知らないエリアに行って、未知の街灯との出会いを楽しみました。
今回は逆に、知っているところへ行ってみたいと思います...
といっても結構あるし、もうちょっと絞り込む基準がほしいなあ。うーん。
そこで当社が注目した商品がこちら!ユーグレナです!
嘘です。凡例です!
凡例は、マップの下方に記載されています。
前回も少し触れましたが、地図上の商店街はそれぞれ赤、青、緑に色分けされています。
青と緑に書かれている「区商連」は略称で、それぞれの区には「商店街連合会」なるものがあるようです。
世田谷区のマップでは、そこに加入している商店街を青、加入していない商店街を緑で色分けしています。
前回は、いずれも赤と青の商店街を回りました。
今回は、どこにも属さない孤高の商店街、緑に手を出してみようと思います。
馴染みのある商店街で、緑を含んでいるエリア。2つの条件で決めたエリアがこちらです。
世田谷区のなかで真ん中東に位置しています。
緑色は4カ所。このエリアを行き当たりばったりに何カ所か回ってみたいと思います。
実はこの辺り、よく知っている道ですが、街灯を見た覚えがありません。半信半疑で向かってみますが...
ない!
やっぱりね。
前回の新町新和会と同じ、商店街ではあるけれども街灯がないというケースです。
街灯の代わりに、前々から気になっているスペースがあるので、撮ってみました。
防災器具倉庫。
なんですが、歩道橋の真下にあります。すごいロケーション。
てっぺんにあしらわれた室外機と右上の赤ランプ。キュートです。
せっかくなので、もう少し散策してみます。環七から一本、横道に入りました。
野沢ふれあいの家。
ふれあいの家を標榜していますが、門扉は固く閉ざされています。
心のキレイな人には開いて見えるんでしょうか。
汚れた心のまま、ここで一席ぶちたいと思います。
野沢銀座旭会と掛けまして、うろ覚えの検索ワードでググった人と解きます。その心は・・・
街灯(該当)がありません。
お後がよろしいようで。
Dragon Street
龍雲寺の名にあやかりつつ、洋風にアレンジしています。
ランプの横には、龍を模したプレート。こだわりを感じます。
シルエットは、ランプが1つだけでスッキリとしています。
アメリカの田舎町のようなプレート。味があります。
何というか、この龍雲寺商店会(ドラゴンストリート)は、伝説のドラゴン先生にあやかって龍推しをしてはみたものの、いまいち龍を持て余しているようで、そのバランスに愛おしさを覚えます。
街灯も、例えば柱全体に龍を巻き付けるみたいな、あからさまなことはせず、龍らしきものをちょっとあしらうにとどめています。
その一方で、プレートは「Dragon Street」とわざわざ商店街の名前を変えていて、ドラゴン先生にあやかるんだ!という強い意志を感じます。
いやぁ。ちょっと乙女みたいですね。
本当は高校デビューをして思いっきり髪を染めたい...でも、ちょっと恥ずかしいから眼鏡をコンタクトにするだけにしよっかな...みたいな。奥ゆかしいなぁ。
美容室ボンネット。
書体がやばい。めっちゃ毛羽立ってる。トリートメントしましょう。
商店街名の由来になっている龍雲寺です。
正式な名前は龍雲「禅」寺のようですね。ちなみに、バス停にも「野沢龍雲寺」というのがあります。
お寺にあったバラ園の案内。Googoleマップを印刷した地図が付いていて、ホスピタリティに溢れています。
ここの住職さんは、絶対にいい人だという気がします。
商店街の横道でとても魅力的な街灯を見つけてしまいました。
帽子のようなシルエットをした傘の部分が印象的です。
龍雲寺商店会の街灯とはデザインが違うので、はぐれ街灯ではなさそうです。白い柵の中は、公園になっていますが、周りに同じ街灯は見当たりません。
つまりこの街灯は、ひっそりと、一人でここに立っている訳です。孤独が似合いますね。
その孤独に寄り添うように、ぴたっとくっついた消火器もいい味を出していて、孤独に深みを加えています。
擬人化するなら、藤〇俊二風の洒脱なお爺さんと赤いワンピースの少女で決まり!
ランプの模様はよく見ると、3パターンで構成されています。
上部は横縞、下部は縦縞、底の部分は同心円状。
柱の部分は石。
石の電柱に上部だけ取り付けられている街灯はよく見ますが、石で出来た街灯は珍しいです。昔は一般的だったんでしょうか。
龍雲寺商店会を後にします。
すぐ近くには、世田谷観音商和会、三栄会と2つの商店街があります。が...
いやぁ...まさかの2連続街灯ナシ。シドイよ!
前回の新町新和会で、街灯が無いというパターンがあることを初めて知りましたが、思っていたより多いのかもしれません。
ボンネット。からの、
ハニー。
これはお地蔵さんでしょうか。
石から直接切り出されているようで、3つ並んでおり、面白い形をしていました。
さて、街灯に戻ります。
どうしたものか。困ったときはマップですよ。
当初は、世田谷観音商和会から東に進んで、下馬親興会で終わりにしようと思っていました。が、ここはもうちょっと北へ進んで、日大通り商店会を目指すことにしました。
肉人(にくんちゅう)。
プレートの部分にお店の名前が入っているんです。
街灯自体も銀を基調としつつ、ランプの部分は黒。ガラスの部分には小さな凹凸があって、イケメンの部類でしょう。
街灯が並んでいる風景はこんな感じです。
プレートには商店街の名前が入っているのがオーソドックスですが、どうせならお店の名前を入れてしまえという発想は、理に適っていると思いました。
以上、王田土人(つちんちゅう)でした。
すごい曲がり方をした街灯がありました。電線との権力闘争に敗れたのでしょうか。
マリオランドにこんな形の土管があったような。
近くにある巨大な団地、下馬アパートで見つけた街灯。
下馬アパートは、時代の生き証人のようでありながら、わずかに生活感が残っており、なかなか凄まじいところでした。
1階部分はかつて店舗になっていたようで、前に張り出しており、面白い構造をしています。
1階部分を正面から撮る。
写真だと分かりづらいですが、ガラス扉の奥にスペースがあり、さらにその奥に木製の扉があって、扉が二重構造になっています。
「青空駐車」という言葉を初めて知った夏。
違反行為のくせに、スカッと、爽やかな感じがします。
ほかに知っている「青空」ワードといえば、「青空教室」、「青空文庫」くらい。
ラストは下馬親興会です。
街灯は非常にオーソドックスな作りですね。
あれ、この旗...どこかで見覚えがあるような。
「ふれあい みまもり 商店街」
そう。前回の「教育センター通り」で見た旗です。
写真だと風でめくれてしまっているんですが、旗の下のところ、青紫に白抜きで文字が書いてあります。なんと書いてあるかというと...
「世田谷区商店街連合会」
これ、凡例にあった「区商連」です。
下馬親興会は「区商連」に加盟している商店街です。青で色分けされた商店街は、この旗を掛けているんでしょうか。
これまで回ってきた商店街で青のところは、ここを含めて5カ所。
そのうち2カ所は街灯ナシ。2カ所はこの旗を掛けています。残りの1カ所、弦巻商店会は旗を掛けていませんでした。
今のところ法則性は見えてきません。今後も要観察です。
で、この下馬親興会にはもう1つ重要な街灯があります。商店街の入り口に立っている街灯に注目してみます。
先ほどの街灯と見比べてみてください。
若干、こちらの方が豪勢になっています。頂点に街灯が一つ追加され、ランプの下にちょっと装飾が増えています。プレートもこちらの方が高級感があります。
商店街の入り口には、普通よりちょっとデザインを盛られている街灯が立っていることがあります。こうした街灯には、商店街の始点を示す役割があります。
通常の街灯と見比べてみると結構面白いです。これがもっと進化して、盛りに盛られ盛られまくり盛られ倒し盛られハザードを起こすなどすると、左右の街灯がつながってゲート状になっていきます(写真右下などはほぼゲートになっています)。
誠に勝手ながら、こういうタイプの街灯を「ゲー灯」と名付けることにしました。
街灯とゲートの中間に位置付けられ、街灯の形を保ちながら、ゲートの域に片足を突っ込んでいる。
語感はもの凄くダサいですが、機能はちゃんと表しているので取り合えずはこれで行こうと思います。
さらにこの下馬親興会、もう一つ隠し玉を持っていて、地図を見てみます。
なんと、飛び地があるんです。地図によると、住所は下馬4丁目23の一角です。
行ってみたんですが、商店街らしき感じはしません。
街灯も、立っていなかったです。
どうしてここが飛び地なのか。本当に商店街の一部なのか。謎が残ってしまいました。
さて今回は、緑色の商店街を初めて回ってみました。街灯を見つけられたのは、龍雲寺商店会と日大通り商店会の2カ所だけでした。
どちらも独自路線を行っていると感じたので、緑色の商店街は注目かもしれません。
で、エリア的にはこれで終わりなんですが...
何か物足りない。
結局のところ、昨日見つけられたのは3件だけじゃないか。
飛び地の謎も解けない。旗のことも分からない。
もう1件行ってみるか。
せっかくなら、ものすごーく中途半端な場所にあって、他と一緒に回るのが大変なところがいい。
ここだ!桜丘三丁目商店会!
来ちゃった///
「ふれあい みまもり 商店街」
出たなっ!ここも「青」の商店街でした。
個人的にはプレートを推したいですね。
その昔、梅ジャムという駄菓子がありましたが、そんな感じでかわいい色をしています。
文字は金属質の強い銀色で、マットな質感の街灯に対して、いいアクセントを加えています。
この商店街、世田谷通り沿いとその横道が商店街になっていて、1粒で2度美味しい構成になっています。
やっぱり、商店街は横道に入ったちょっと狭い方が落ち着くなあ。
特にこの道は、街灯の大きさや配置されている間隔、道路の幅など、どれも理想的で並んでいて、美しいなあと思います。
夜に来たら、妖しさ爆発サクラヤだと思います。
早速、2つ目のゲー灯にも出会えました。
こちらは下馬親興会のものより控えめで、普通の街灯と似ていますが、プレートのサイズが大きくなり、色合いも違っています。
さて、今度こそ終わりです。
飛び込みでねじ込んだ桜丘三丁目商店会ですが、個人的にはかなり好きなバランスで、ゲー灯も旗も見つけることが出来たので、行って良かったと思います。
最後に、街灯図鑑を載せて終わりにしたいと思います。それでは。
【獲得したGP】
・孤独に佇む街灯を見つける・・・・2GP
・下馬アパートで街灯を見つける・・2GP
・これまでの累計GP・・・・・・・・5GP
合計・・・・9GP
※世田谷区の商店街マップに関しては、世田谷区HPに記載の「世田谷区商店街マップ」を複製または一部改変して利用しています。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示 2.1
世田谷区の街灯2回目です。
前回は、桜新町、用賀近辺の街灯を5カ所回りました。今回はどこにしましょうか。先ずは、マップを見てみます。
引用: 世田谷区商店街マップ(平成30年1月時点)
前回は、自分が知らないエリアに行って、未知の街灯との出会いを楽しみました。
今回は逆に、知っているところへ行ってみたいと思います...
といっても結構あるし、もうちょっと絞り込む基準がほしいなあ。うーん。
そこで当社が注目した商品がこちら!ユーグレナです!
嘘です。凡例です!
凡例は、マップの下方に記載されています。
前回も少し触れましたが、地図上の商店街はそれぞれ赤、青、緑に色分けされています。
青と緑に書かれている「区商連」は略称で、それぞれの区には「商店街連合会」なるものがあるようです。
世田谷区のマップでは、そこに加入している商店街を青、加入していない商店街を緑で色分けしています。
前回は、いずれも赤と青の商店街を回りました。
今回は、どこにも属さない孤高の商店街、緑に手を出してみようと思います。
馴染みのある商店街で、緑を含んでいるエリア。2つの条件で決めたエリアがこちらです。
世田谷区のなかで真ん中東に位置しています。
緑色は4カ所。このエリアを行き当たりばったりに何カ所か回ってみたいと思います。
野沢銀座旭会
先ずは環七沿いにある野沢銀座旭会を目指すことにしました。実はこの辺り、よく知っている道ですが、街灯を見た覚えがありません。半信半疑で向かってみますが...
ない!
やっぱりね。
前回の新町新和会と同じ、商店街ではあるけれども街灯がないというケースです。
街灯の代わりに、前々から気になっているスペースがあるので、撮ってみました。
防災器具倉庫。
なんですが、歩道橋の真下にあります。すごいロケーション。
てっぺんにあしらわれた室外機と右上の赤ランプ。キュートです。
せっかくなので、もう少し散策してみます。環七から一本、横道に入りました。
野沢ふれあいの家。
ふれあいの家を標榜していますが、門扉は固く閉ざされています。
心のキレイな人には開いて見えるんでしょうか。
汚れた心のまま、ここで一席ぶちたいと思います。
野沢銀座旭会と掛けまして、うろ覚えの検索ワードでググった人と解きます。その心は・・・
街灯(該当)がありません。
お後がよろしいようで。
龍雲寺商店会
しょーもないこと言ってないで、龍雲寺商店会へ向かいます。ここは、ちょっと街灯がユニークなところです。Dragon Street
龍雲寺の名にあやかりつつ、洋風にアレンジしています。
ランプの横には、龍を模したプレート。こだわりを感じます。
シルエットは、ランプが1つだけでスッキリとしています。
アメリカの田舎町のようなプレート。味があります。
何というか、この龍雲寺商店会(ドラゴンストリート)は、伝説のドラゴン先生にあやかって龍推しをしてはみたものの、いまいち龍を持て余しているようで、そのバランスに愛おしさを覚えます。
街灯も、例えば柱全体に龍を巻き付けるみたいな、あからさまなことはせず、龍らしきものをちょっとあしらうにとどめています。
その一方で、プレートは「Dragon Street」とわざわざ商店街の名前を変えていて、ドラゴン先生にあやかるんだ!という強い意志を感じます。
いやぁ。ちょっと乙女みたいですね。
本当は高校デビューをして思いっきり髪を染めたい...でも、ちょっと恥ずかしいから眼鏡をコンタクトにするだけにしよっかな...みたいな。奥ゆかしいなぁ。
美容室ボンネット。
書体がやばい。めっちゃ毛羽立ってる。トリートメントしましょう。
商店街名の由来になっている龍雲寺です。
正式な名前は龍雲「禅」寺のようですね。ちなみに、バス停にも「野沢龍雲寺」というのがあります。
お寺にあったバラ園の案内。Googoleマップを印刷した地図が付いていて、ホスピタリティに溢れています。
ここの住職さんは、絶対にいい人だという気がします。
商店街の横道でとても魅力的な街灯を見つけてしまいました。
帽子のようなシルエットをした傘の部分が印象的です。
龍雲寺商店会の街灯とはデザインが違うので、はぐれ街灯ではなさそうです。白い柵の中は、公園になっていますが、周りに同じ街灯は見当たりません。
つまりこの街灯は、ひっそりと、一人でここに立っている訳です。孤独が似合いますね。
その孤独に寄り添うように、ぴたっとくっついた消火器もいい味を出していて、孤独に深みを加えています。
擬人化するなら、藤〇俊二風の洒脱なお爺さんと赤いワンピースの少女で決まり!
ランプの模様はよく見ると、3パターンで構成されています。
上部は横縞、下部は縦縞、底の部分は同心円状。
柱の部分は石。
石の電柱に上部だけ取り付けられている街灯はよく見ますが、石で出来た街灯は珍しいです。昔は一般的だったんでしょうか。
龍雲寺商店会を後にします。
すぐ近くには、世田谷観音商和会、三栄会と2つの商店街があります。が...
世田谷観音商和会
街灯ナシ三栄会
街灯ナシいやぁ...まさかの2連続街灯ナシ。シドイよ!
前回の新町新和会で、街灯が無いというパターンがあることを初めて知りましたが、思っていたより多いのかもしれません。
ボンネット。からの、
ハニー。
これはお地蔵さんでしょうか。
石から直接切り出されているようで、3つ並んでおり、面白い形をしていました。
さて、街灯に戻ります。
どうしたものか。困ったときはマップですよ。
当初は、世田谷観音商和会から東に進んで、下馬親興会で終わりにしようと思っていました。が、ここはもうちょっと北へ進んで、日大通り商店会を目指すことにしました。
日大通り商店会
急遽行ってみることになった、日大通り商店会。ここの街灯もなかなか珍しげになっていまして、肉人(にくんちゅう)。
プレートの部分にお店の名前が入っているんです。
街灯自体も銀を基調としつつ、ランプの部分は黒。ガラスの部分には小さな凹凸があって、イケメンの部類でしょう。
街灯が並んでいる風景はこんな感じです。
プレートには商店街の名前が入っているのがオーソドックスですが、どうせならお店の名前を入れてしまえという発想は、理に適っていると思いました。
以上、王田土人(つちんちゅう)でした。
すごい曲がり方をした街灯がありました。電線との権力闘争に敗れたのでしょうか。
マリオランドにこんな形の土管があったような。
近くにある巨大な団地、下馬アパートで見つけた街灯。
下馬アパートは、時代の生き証人のようでありながら、わずかに生活感が残っており、なかなか凄まじいところでした。
1階部分はかつて店舗になっていたようで、前に張り出しており、面白い構造をしています。
1階部分を正面から撮る。
写真だと分かりづらいですが、ガラス扉の奥にスペースがあり、さらにその奥に木製の扉があって、扉が二重構造になっています。
「青空駐車」という言葉を初めて知った夏。
違反行為のくせに、スカッと、爽やかな感じがします。
ほかに知っている「青空」ワードといえば、「青空教室」、「青空文庫」くらい。
下馬親興会
ラストは下馬親興会です。
街灯は非常にオーソドックスな作りですね。
あれ、この旗...どこかで見覚えがあるような。
「ふれあい みまもり 商店街」
そう。前回の「教育センター通り」で見た旗です。
写真だと風でめくれてしまっているんですが、旗の下のところ、青紫に白抜きで文字が書いてあります。なんと書いてあるかというと...
「世田谷区商店街連合会」
これ、凡例にあった「区商連」です。
下馬親興会は「区商連」に加盟している商店街です。青で色分けされた商店街は、この旗を掛けているんでしょうか。
これまで回ってきた商店街で青のところは、ここを含めて5カ所。
そのうち2カ所は街灯ナシ。2カ所はこの旗を掛けています。残りの1カ所、弦巻商店会は旗を掛けていませんでした。
今のところ法則性は見えてきません。今後も要観察です。
で、この下馬親興会にはもう1つ重要な街灯があります。商店街の入り口に立っている街灯に注目してみます。
先ほどの街灯と見比べてみてください。
若干、こちらの方が豪勢になっています。頂点に街灯が一つ追加され、ランプの下にちょっと装飾が増えています。プレートもこちらの方が高級感があります。
商店街の入り口には、普通よりちょっとデザインを盛られている街灯が立っていることがあります。こうした街灯には、商店街の始点を示す役割があります。
通常の街灯と見比べてみると結構面白いです。これがもっと進化して、盛りに盛られ盛られまくり盛られ倒し盛られハザードを起こすなどすると、左右の街灯がつながってゲート状になっていきます(写真右下などはほぼゲートになっています)。
誠に勝手ながら、こういうタイプの街灯を「ゲー灯」と名付けることにしました。
街灯とゲートの中間に位置付けられ、街灯の形を保ちながら、ゲートの域に片足を突っ込んでいる。
語感はもの凄くダサいですが、機能はちゃんと表しているので取り合えずはこれで行こうと思います。
さらにこの下馬親興会、もう一つ隠し玉を持っていて、地図を見てみます。
なんと、飛び地があるんです。地図によると、住所は下馬4丁目23の一角です。
行ってみたんですが、商店街らしき感じはしません。
街灯も、立っていなかったです。
どうしてここが飛び地なのか。本当に商店街の一部なのか。謎が残ってしまいました。
さて今回は、緑色の商店街を初めて回ってみました。街灯を見つけられたのは、龍雲寺商店会と日大通り商店会の2カ所だけでした。
どちらも独自路線を行っていると感じたので、緑色の商店街は注目かもしれません。
で、エリア的にはこれで終わりなんですが...
何か物足りない。
結局のところ、昨日見つけられたのは3件だけじゃないか。
飛び地の謎も解けない。旗のことも分からない。
もう1件行ってみるか。
せっかくなら、ものすごーく中途半端な場所にあって、他と一緒に回るのが大変なところがいい。
ここだ!桜丘三丁目商店会!
来ちゃった///
「ふれあい みまもり 商店街」
出たなっ!ここも「青」の商店街でした。
個人的にはプレートを推したいですね。
その昔、梅ジャムという駄菓子がありましたが、そんな感じでかわいい色をしています。
文字は金属質の強い銀色で、マットな質感の街灯に対して、いいアクセントを加えています。
この商店街、世田谷通り沿いとその横道が商店街になっていて、1粒で2度美味しい構成になっています。
やっぱり、商店街は横道に入ったちょっと狭い方が落ち着くなあ。
特にこの道は、街灯の大きさや配置されている間隔、道路の幅など、どれも理想的で並んでいて、美しいなあと思います。
夜に来たら、妖しさ爆発サクラヤだと思います。
早速、2つ目のゲー灯にも出会えました。
こちらは下馬親興会のものより控えめで、普通の街灯と似ていますが、プレートのサイズが大きくなり、色合いも違っています。
さて、今度こそ終わりです。
飛び込みでねじ込んだ桜丘三丁目商店会ですが、個人的にはかなり好きなバランスで、ゲー灯も旗も見つけることが出来たので、行って良かったと思います。
最後に、街灯図鑑を載せて終わりにしたいと思います。それでは。
【獲得したGP】
・孤独に佇む街灯を見つける・・・・2GP
・下馬アパートで街灯を見つける・・2GP
・これまでの累計GP・・・・・・・・5GP
合計・・・・9GP
※世田谷区の商店街マップに関しては、世田谷区HPに記載の「世田谷区商店街マップ」を複製または一部改変して利用しています。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示 2.1